小説を書くに当たって。みたいな。
2011年3月17日 22時40分24秒 (Thu)

……早苗ちゃんのせいですよ?

……はい?

前回、早苗ちゃんがあんな事言ったせいですからね。

あの、話が見えないんですけど。

前回早苗ちゃんが、ラノベの話を少し出した時に
言ったじゃないですか。
「これで次のネタが~」
って。

そうですね。
でも、それがどうかしましたか?

おかげでお問い合わせにこんな質問が紛れ込んでいましたよ。
「どうしたら小説って巧く書けるようになるんですか?」

明らかに聞く相手を間違えた質問じゃないですか。
どうするんですか。

でも、あきさんだって物書きの端くれじゃないですか。
そこまでおかしな質問じゃないと思うんですけど。
ほら、絵描きさんのサイトにある「イラスト講座」みたいな。

端くれも端くれ。端っこの更に端っこですけどね。
プロでもないですし。
ま、それを言ったらイラスト講座を開いてる方全員がプロって
訳でもないですけど。

……よく分かりませんけど。
取り敢えず、詳しい話は下の
「続きを読む」
からお願いします。

先にお伝えしますが、今回は別に技術的なお話、或いは
小説を書くプロセスのお話などはいたしません。
どちらかと言えば心構え的なものです。
その点はご了承ください。

さてと。
それで、具体的には何が問題なんですか?
端の端であれアマチュアであれ、書きたいと思ってる人が
実際に書いてる人に尋ねるのは普通だと思うのですが。

純粋に基礎が出来ていないからですよ。
出来てないのは私の方ですが。

……それは、物書きとしてまずアウトだと思います。

正確に言えば、基礎を教わっていない、と言う感じです。
講座サイトを見たわけでもなければ、所謂ハウツー本を
読んだ事も無いですし。
そういう方面を専攻してたわけでもありません。

ちょ、それでどうやって書いてるんですか!?
文字並べれば良いって問題でもないですよ?

ノリ、でしょうか。
一応、自分なりに文体を整えたりはしていますが。

ノリで書くとか、傍から見ると天才肌ですけど。
あきさん文系ですか?

どうなんでしょうね。
得意分野は国語科系全般と数学系全般。
後は物理でしょうか。
基本的に理屈っぽいのはこの辺が影響してるんだと思います。

判断に困りますね。
文系と言えば文系だし、理系と言えば理系です。

ま、どちらにしろ高校レベルの話ですけどね。
専門知識があるかと言われれば全くないです。
本当に。

とは言え実際問題、書ける様になるきっかけは有りますよね?

だから特別見聞きした事はないんですって。
強いて言えば、基本的に文学が好きだったので、昔から
本を読み漁っていたくらいでしょうか。

……それだけ、ですか?

それだけですね。
強いて小説の書き方を教わったものがあるとするなら、
今まで読んできた小説だと思います。

やっぱり天才肌と言うか。
うーん。
才能か自慢かと叩かれそうな発言です。

それで巧ければそうかも知れませんけどね。
私はそういう訳じゃあないですし。
ただ、やっぱりよくそういう風には言われますね。

やっぱり。

そうは言っても、結局は捉え方の問題では、とも思いますけど。

捉え方、ですか?
書き方の?

いや、小説そのものの、です。
「小説とはこうあるべきだ」
と捉えるのか、
「こうあるものが小説なのだ」
と捉えるのか。

すみません。
違いが全く分からないのですが。

要は考え方ですよ。
小説はこうでなくてはならない、という理想像を追うのが前者。
存在している物が小説だ、という理屈を追うのが後者。
それがそのまま書き手に反映されるのではないか。
そう思っているんですよ。

そこが違うと何か問題でもあるんですか?
自分の作品が受け入れられないとか?

そうですね。それもあるかも知れないです。
ですが、話の流れでいえば違います。
もっと分かり易く言いましょう。
小説と言う「形」に拘るか文章と言う「羅列」に拘るか。

……全然分かり易くないです。
回りくどいのは物書きの性ですか?

そういうつもりは無いんですけどね。
うーん。
数式が解ける人と解けない人の差って分かりますか?

ああ、聞いたことありますね。
確か公式が当てはめられるかどうか。
つまり他の公式を持って来れるかどうかですよね?

そうです。
ここで一番ネックになっているのは、別に公式が
分からないことじゃないんですよ。
ただ、公式と問題文を切り離して考えられないんです。

問題文と同一視というか、ワンセットに考えすぎて、
どう抜き取っていいのか分からない。
他の問題にどう当てはめていいか分からない。
ってことですか?

よく出来ました。
小説も同じだと思うんです。
別に小説を読んでも書けないって言う訳じゃなくて、
小説と言う完成した形、として見てしまうのではないかと。

理想像として出来上がってしまっているから、
部分単位で抜き出せない。或いはそういう思考にならない?
で、それってただのパクリじゃないですか。
コピペですよ?

文章をそのまま抜き出せば確かにそうですけど。
それが形に拘るって事ですよ。
公式を抜き出すときに例題に付いてる数字まで一緒には
抜き出して当てはめはしないでしょう?

……それは、まぁ。
当たり前ですよね。

小説も同じですよ。
文章として抜き出そうとするからいけないのです。
表現技法や文法として見て、転用するのです。

なるほど。
でも、それって結局他人の書き方ですよね?
自分の文章ではないじゃないですか。
書きたい人が望んでる答えと違う気がします。

そうですね。
このままではただ書いているだけです。
でも、初めはそんなものですよ。
ハウツー本を読んだって最初はなぞるだけでしょう?

どちらが良いとは言いません。
1から10まできちんと聞いて理解する人もいれば、
私と同じやり方で試行錯誤でやる人もいます。

でも、基礎で間違えたら意味が無いです。
そこから矯正するのは難しいですよ?

そこから先は次のステップの話ですよ。
最初は、書いてて楽しいって思えるようにするのが大切。
最初に合わないやり方をして、続かないなら同じですよ。

どの道、そこから先はひたすら試行錯誤です。
巧くなるのに才能も近道もありません。
沢山書いて、その都度直す。それだけです。

イラストなんかだとよく聞きますよね。
巧くなるには数を書くしかないって。
でも、仮に百作書いたとして、本当に巧くなれますか?

数を書く、の意味を履き違えてますね。
ただ遮二無二百作書いたって巧くはなりませんよ。
当たり前です。

ならないんですか!?

試行錯誤だって言ってるじゃないですか。
ただひたすら作品を書いたって、同じ文章を設定を変えて
書いてるだけです。
進歩が無ければ伸びません。当然です。

じゃあどうすればいいんですか~。

別に難しく考える必要は無いですよ。
仮に一作作ったとして、まずは1日以上置いて見直す。
そこで何がよくて何が悪いのかを考えましょう。

えっ?
1日置くんですか?
どうして?

達成感が入るからですよ。
それ自体は今後も書いてく上で必要なことです。
だけど、その高揚感があるとミスって気付けないんですよ。
「出来たーっ!」っていう喜びの方が大きすぎて。

そんなに影響するものなんですか?
正直実感が沸かないんですけど。

そうですねー。
ほら、テストなんかで思ったよりもすらすら答案が埋まると
すげー、出来たー。
みたいに思うじゃないですか。
結果は別として。

確かにありますけど。
後になって冷静になると、しまった、公式間違えたー。
スペル間違えたー。
ってなるんですよね。

ね。普段やってるはずのテストですらこうなんです。
より時間のかかる小説やイラストならその効果もひとしおです。
だから、冷静に見る為に日を置く必要があるんです。

そう言われると、納得できるような。
それからはそうするんですか?

後は簡単ですよ。
よかった部分は、どうしたらもっと引き立つかを考える。
悪かった部分は、どうしたら良く見えるかを考える。
その上で、次に書く時に直していくんです。

そうやって試行錯誤を繰り返すことが大事ですよ。
自分なりに繰り返していくうちに、自分の文章に
変わっていくんですから。

いい感じにまとめに入りましたね。
いっそこのまま小説講座でも開いたらどうですか?

いやいや、いっその意味が分かりません。
その辺はまぁ、気が向いたらにしますよ。
現状、小説の書き方講座は沢山ありますしね。

じゃあ、早くページを作らないといけませんね!

だから話が早いですって。繋がってないですし。
まだやるなんて言ってませんよ。

まあ、そういう事にしておきましょう。

さて、次こそはきっとライトノベルのお話です。
それではまた次回っ!
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断固男です。 - 血液型
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- 腹黒いとか毒舌とか散々です。
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