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第70回草深甚四郎慰霊剣道大会

2016年10月24日 22時17分37秒 (Mon)

img_20161117-221211.jpg近藤杯の愛知県遠征から1週間。10/23(日)、川北総合体育館で開催された第70回草深甚四郎慰霊剣道大会に出場しました。例年、相性が悪いこの大会。志雄少剣は昨年、一昨年とベスト16(三回戦敗退)、これまでの団体最高位は平成25年度と平成22年度のベスト8ですが、毎年この壁を破ることを目標に挑戦しています。もちろん今年もベスト4以上進出に挑戦です。
今月は試合続きで、その疲れもあるかもしれませんが、ここは子どもたちにとっては頑張りどころですね。開会式に続いては、毎年恒例の深甚琉の形演舞も行われました。
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img_20161117-221643.jpgまず最初に個人戦からです。志雄少剣からは代表として恭典が出場しました。準々決勝までは一本勝負、準決勝からは三本勝負です。一本勝負では気を抜けばあっさりやられかねませんし、番狂わせなど起こりやすいものです。恭典にはしっかり集中して試合に臨むようアドバイスしました。初戦は動きに多少かたさが見られましたが、恭典は2回戦、3回戦をなんとか勝ち上がり、準々決勝では一ノ宮少年剣道教室の野口選手と対戦。石川犬鷲剣道部の選抜選手同士として、互いに何度も練習しているだけに、簡単に攻め崩すことはできません。長い延長の末、相手が居ついたところ、コテからメンと渡ってメンありで一本。準決勝に進出です。
準決勝の相手は、同じ石川県選抜として都道府県大会で活躍した森本少剣の和住選手です。やはり互いによく知っているだけに慎重になっているのか、決め手がなく延長へ。しかし恭典は2、3回戦より落ち着いているように見えます。そして、延長に入ってすぐ、相手が下がったところに恭典の飛び込みメンが決まり、決勝進出となりました。
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決勝戦の相手は、準決勝で大崎剣道教室の指本選手に勝った宇ノ気剣道教室の澤野選手。澤野選手もまた石川犬鷲剣道部で何度も一緒に練習している相手です。しかし、恭典は徐々に調子を上げてきており、試合運びも冷静で相手がよく見えているようです。序盤から試合は恭典のペースで進みます。そして延長に入り、恭典が攻め入った瞬間、澤野選手は得意のメン返しドウに出ようとしますが、それを読んでいた恭典がそこを出ばなのコテにとらえ、一本!この大会の個人では、恭典の兄、龍樹が準優勝になったのが最高でしたが、兄が逃してしまった優勝を弟が見事に成し遂げてくれました。これは志雄少剣初の快挙でした。

img_20161117-223322.jpgそして個人戦後、すぐに団体戦となりました。志雄少剣は1回戦シードで、2回戦は勝ち上がってきた津幡少年剣道教室さんとの対戦です。先鋒、次鋒が勝利して2-0でリードします。続く中堅戦で魁清は引き分けに終わりますが、試合がバタバタしすぎて一本取りきれなかったところが気になります。副将・和紀はきっちり二本勝ちで勝利して、この時点でチームの勝ちが決まりました。しかし大将戦、先に恭典は一本取りますが、個人戦後ということで気持ちに緩みが生じたのかコテをすり上げ損ねて一本取られます。そしてさらに、体勢が崩れたままメンにいってしまったところを逆にメンを打たれて勝負あり。チームは3-1で勝ちましたが、恭典はチームの大将としてやってはいけない試合をしてしまいました。個人戦の優勝直後で気が抜けたのかとも思いますが、それは理由になりません。少し厳しく指導して、次戦に備えさせます。
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3回戦は警察学校少年剣道教室さんとの対戦。今のチーム力はほぼ五分五分かなと思っていましたので、気を抜かず集中しなければ勝てない相手でした。先鋒戦で新星は引きドウで先に一本取りますが、二本目開始直後、相手のメンに合わせてしまい、すぐに取り返されます。次第に焦ってとりきれないまま、最後も相手のメンに出遅れてしまい逆転で敗戦。志雄少剣としては痛い。次鋒戦、森介はねばってねばって引き分けに持ち込みます。ここで魁清には取ってきてほしいところですが、どうも取りきれません。そのまま引き分けとなります。0-1のまま副将戦に入りますが、和紀がこの試合はいい動きをします。先にメンで一本先取すると、コテを取り返されたものの、もう一本メンに飛び込んで決めてきました!これで試合は五分五分で大将戦となります。先の試合では精彩を欠いた恭典でしたが、この試合には自信を持って臨んでいました。試合中盤で相手が下がったところを追い込んでメン!これが一本となり、そのまま一本勝ち。チームは逆転で2-1で勝利、準々決勝にコマを進めました。
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img_20161117-223812.jpgベスト4進出をかけた準々決勝の対戦相手は游神館さん。実は昨年も3回戦で対戦し、志雄は大将戦の末1-2で敗れています。ここ最近はいろいろな試合で游神館さんに惜敗することが多く、ある意味嫌な相手ですが、乗り越えるべき壁として勝負です。先鋒戦、新星は先にメンを取りますが、ドウを取り返されそのまま引き分け。先鋒戦は取りたいところでしたが仕方ありません。次鋒戦、森介には粘ってほしいところでしたが、メンを続けざまに決められ二本負けでリードされます。中堅の魁清は、この試合もやはり取りきれず引き分けに終わり、志雄少剣としては苦しい展開です。副将戦の和紀は惜しいところも危ないところもありましたが、互いに決め手のないまま引き分けとなってしまい、勝負は大将戦となります。勝数1勝、本数二本をリードされたままの大将戦は、二本勝ちしないと代表戦に持ち込めず、かなり苦しい状況ですが、恭典にチーム全員の期待が集まります。その気持ちを受けて臨んだ恭典は、積極的に一本を取りにいき、まず引きドウで一本!もう一本…みんなが期待する中、二本目開始直後、相メンの打ち合いとなり…無情にも相手のメンあり。かなり惜しいメンでしたが仕方ありません。それでも最後にきっちりとコテを決めて勝利し、大将として試合を締めてくれました。ただ、残念ながらチームは勝数1-1の本数3-4で本数負け。残念ながら、昨年に続いてまたしても游神館さんに惜敗し、ベスト8の壁を突破することはできませんでした。
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img_20161117-224904.jpg悔しいですね…恭典は団体試合が終わって悔しさで涙していました。恭典は個人優勝することができましたが、やはり団体で勝ちたい気持ちが強かったので、うれしさ半分、悔しさ半分といったところですね。志雄少剣にも個々に力のある選手はいるわけですが、強い選手をそろえてもなかなか団体は勝てません。河邉監督が試合後に言っていましたが、「個人戦」を五試合していてもだめだということです。「団体」としての「一つの試合」を作り上げていくという選手個々の意識と気持ちのつながりが、やはり大切だと思います。団体としてもっとレベルアップしたいですね。この敗戦を次に生かし、次は本当の「チーム」として試合できるよう、みんなで頑張りましょう!保護者の皆様は、朝早くから最後まで、応援ありがとうございました!
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                     【北國新聞 10/24付 朝刊 より】

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