平成28年度愛知県道場連盟「近藤杯」争奪剣道大会
2016年10月17日 22時36分06秒 (Mon)
10月15日(土)。朝4時半、まだ真っ暗な宝達中学校に宝達志水町武道館の小・中学生が集合、平成28年度愛知県道場連盟「近藤杯」争奪剣道大会に出場するため、愛知県小牧市に向けて出発しました。当初は宝達剣道教室も一緒に行く予定でしたが、学校行事と重なったということで、今年も志雄少剣と宝達中剣道部で参加です。昨年は小学生高学年、中学生男子、中学生女子の3チームでの参加でしたが、今年は低学年の強化も視野に入れて小学生は低学年、高学年で各1チーム、中学生は昨年の倍、男・女各2チームのエントリー。計6チーム・30名の選手と指導者、保護者も合わせて45名での遠征となりました。先週は合同合宿がありましたが、その練習で学んだことを意識して試合に臨んでほしいものです。

15日は交流試合です。全て申し合わせの錬成試合が行われます。今年から参加条件が道場連盟加盟団体のみとなったためか、参加チームや人数は昨年に比べてちょっと少なめな気がしました。ですから会場がゴチャゴチャなのは相変わらずなのですが、心なしか昨年より試合場、待機スペースは広かったようです。その試合の合間にある、14時からの開会セレモニーでは、夏の道場連盟大会の小学生優勝チーム・昭島中央剣友会、中学生優勝チーム・東松館道場の紹介があり、毎年恒例の太鼓の演舞を見ました。


交流試合では、昨年は9試合ほどの練習試合の中で結構強豪チームとも試合させていただきましたが、今年、高学年は13試合して10勝3敗。今年のチームレベルに応じたお相手と数多くの試合をこなすことができ、よかったと思います。欲を言えば、1、2試合ほどは全国上位クラスのチームと試合したかったですが…そんなチームは人気があって、なかなか順番は回ってきませんしね。それでもお相手していただいた各チームのみなさんには、本当にいい試合経験をさせていただき、感謝です。

17時に試合を終了して宿舎に移動。昨年は名古屋市内で移動にも時間がかかり、泊まった部屋は指導者の男性大人三人で寝ると全く隙間がなくなるような狭いお部屋で、これもいい思い出だねとみんなで笑ってましたが、今年は会場から10分ほどの移動時間、部屋は昨年より広くて、指導者・保護者の男性大人4人で寝てもまだ隙間がありましたよ(笑)晩ご飯もエビフライやきしめんなど、名古屋名物が出されて、昨年を経験している保護者の方々も「ご飯おいしかった、よかった」と喜んでおられました。その後、指導者と男性保護者はちょっと宿を抜け出して、近くにあった「風来坊」で手羽先を食べました。久しぶりに食べたかったんだなぁ、これ!さあ、これで元気出して明日の試合に臨もう!ってことで、宿に帰って風呂に入り、就寝です。


16日、「近藤杯」本番。この大会の1、2回戦は、1分30秒の試合時間の中で一本取り放題。逆に取られ放題になることもありますが、勝っても負けても時間いっぱい試合することができます。3回戦以降は三本勝負です。昨年、高学年は一回戦敗退でしたが、今回はどうなるでしょうか。昨日の交流試合ではチームの数も人の数も例年より少ないように感じましたが、今日は会場に到着した時にはすでに会場入りを待つ長蛇の列…なんじゃこりゃ。中に練習場所はすでになく、外でアップをしました。ほんと、天気がよくて何よりでしたけどね。

まず最初に低学年の試合がありました。低学年は一剣(岐阜県)との対戦です。先鋒戦、煌星は積極的に勝負に行きますが、メンを取られて一本負け。次鋒の彗那、中堅の征紀は、惜しいところ、危ない場面もありましたが、互いに一本を取れずに引き分けとなります。0-1で迎えた副将戦、蒼太は少し引き気味に試合してしまい、場外に出て反則となってしまします。そしてその後、ライン際で思い切ってドウに飛び込んだのはよかったもののそのまま場外に出て反則2回、一本あり。そのまま一本負けとなり、チームは負けとなってしまいました。後で聞いたところ、蒼太は自分がなぜ一本取られたのか分かってなかったようで…ちゃんとルールも勉強しましょうね。大将戦、昊生にはせめて一矢報いてほしいところですが…いかんせん相手が強かった…必死で向かっていくものの結果は八本負け。試合後、昊生も泣いていましたが、応援していた恭典も昊生の必死の姿に「泣けてきた」と泣いていました。これも昊生のふだんの頑張りを認めているからこそで、キャプテンの意外な優しさが見えました。


高学年は初戦、修徳館日比野道場B(愛知県)と対戦しました。先鋒戦、新星は積極的に攻めますが互いに決め手に欠き、そのまま引き分けとなります。次鋒戦、森介は少々引き気味ではありますが善戦し、引き分けとします。0-0で迎えた中堅戦、魁清は開始早々に引きメンで一本を取ります。しかしその後の試合運びはちょっとバタバタになり、危なっかしい所もあってヒヤヒヤしましたが、何とか一本勝ちを収めます。これで1-0。副将戦、和紀には何とか有利な状況で大将につないでほしいところでしたが、開始早々に場外反則、そしてその後、出遅れてメンを取られます。直後にもう一本相メンで競り負け、さらにもう一本メンを取られて痛い三本負けを喫します。これで勝数は1-1ですが、本数は1-3なので大将戦は勝たなくてはなりません。大将・恭典にすべてを託します。試合前半は恭典の動きも少しかたく、少々攻めあぐねているようでしたが、試合中盤、相手の足が止まって手元が上がったところに恭典のコテが決まります。そしてそのまま一本勝ち。チームも2-1で勝利し、「近藤杯」で初の初戦突破となりました。


2回戦は小曽根剣友会B(大阪府)と対戦です。全員5年生とはいえ、全国でも有名な強豪道場のBチームです。先鋒戦、新星は1回戦よりも動きがよく、いいペースで試合を進めます。そして中盤、新星が放ったメンが相メンとなりましたが、決まった!ように見えました。しかし、主審はこちらの方に上がったままでしたが、なぜか副審の旗は相手の方に上げ直され…合議となりましたがそのまま相手のメンありとなってしまいました。審判の判定に不服申し立てはできませんが、その所作や見る位置も含めて、少しすっきりしない所はありました。でも、相手に上がったのには理由があるのです。それも含めて自分の試合を反省しなければいけませんし、その判定に不満を感じた自分もまた、修行が足りないなぁと反省です。なんだかんだで次鋒戦、森介は頑張りますがメン二本を取られて勝負あり。続く中堅・魁清は積極的に取りに行くものの、一本決めることができないまま引き分け。副将・和紀も初戦より動きはよかったのですが、取り切れず引き分け。この時点でチームの敗退が決定。大将・恭典にはせめて一矢報いてほしいところですが、初太刀でコテに飛び込んだところを上手く返されてメンを打たれ一本取られてしまいます。そして結局取り返せないまま一本負け。チームは0-3で敗退となってしましました。これが今のチームの実力です。それでも選手はそれぞれに自分の持ち味も出していたと思います。まだまだこれから、この試合を反省して次に生かしましょう。


ちなみに中学生Aは昭島中央剣友会B(東京都)に善戦しながらも1-2で敗れ、中学生Bは強豪・飛騨清見聖心道場(岐阜県)に0-3で敗れました。また、中学生女子Aは0-1で修武館(愛知県)に敗れました。ただ、中学生女子Bは安城東部祥学館に2-0で勝ち3回戦進出。次戦では岐阜の強豪、緑苑剣道少年団に0-3で敗れましたが、よく頑張りました。


小学生は昨年の1回戦負けから一歩前進の初戦突破を果たしましたが、敗れた試合は悔しいものでした。それは低学年も同じです。しかしこの大会での経験は非常に大きなものだと思います。大なり小なりそれぞれの選手は感じるものがあったと思いますし、その経験と思いを大切にして今後の稽古に励み、次の試合に生かしてほしいものですね。また来年、もう一歩前進できるように頑張りましょう!

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