新年恒例!第37回加賀能登少年剣道大会
2016年1月10日 22時20分37秒 (Sun)
1/10(日)、毎年新年恒例の加賀能登少年剣道大会が宇ノ気体育館で行われました。
代表が志雄少剣の指導に携わるようになって8年、一昨年ようやく初めて予選突破を果たしてベスト16入り、昨年はベスト8進出と、一歩ずつ一歩ずつ前進している大会ですが、今年はどうなることでしょうか。河邉監督が子どもたちに与えた今日のテーマは「つなぐ」。最後まであきらめず、チームのつながりを大切に、ということです。試合前の子どもたちの様子は割とリラックスした感じでしたが、果たして…?

まず試合は団体予選からスタートです。開会式直後の第一試合からの試合となりました。最初の試合はやはりその日を占う重要なものですが、緊張と寒さと開会式直後という条件がどう試合に影響するかちょっと心配でした。しかし、子どもたちは割と普段通りの力を発揮できたようで、初戦の寺井少剣さんには6-1で危なげなく勝利することができました。
続く2戦目の相手は津幡少剣さんでした。いい動きをする選手がいるので気をつけないといけないと思っていましたが、なんとか4-0で勝つことができ、団体予選は2勝。これにより3年連続決勝トーナメント進出を果たすことができました。こうなれば目標は昨年のベスト8の壁を破ることですが、選手にプレッシャーとなってはいけないと思い、代表はその思いを口に出さずに見守ることにしました。
団体予選終了後はすぐに個人戦が始まりました。志雄少剣の代表は朱華です。初戦(2回戦)はいつも仲良くしていただいている九思の松原選手との対戦でしたが、メン二本で朱華が勝利しました。続く3回戦は鶴ヶ丘の吉本選手との対戦。コテを先取され苦しい展開でしたが、メン二本を取りかえして勝利、ベスト8進出です。準々決勝の相手は県選抜で一緒に稽古してきた川北深武館の角選手です。角選手はこの一年の成長が著しく、かなり強い選手になった印象があります。試合は朱華がメンに合わせてしまったところを見事に二本のられてしまい敗退となりました。しかし、動きそのものは悪くなかったように思います。

団体の決勝トーナメント1回戦は川北深武館さんとの対戦となりました。昨年は予選で対戦し、かろうじて勝利することができたのですが、今年はかなり苦しい展開になるのではないかと予想していましたが…
先鋒戦、相手は個人準優勝の角選手です。負けることは覚悟の上でしたが、なんと魁清は善戦!コテを取られた後すぐにメンを取り返します。これでベンチはわきました!その後メンを取られて魁清は敗れましたが、なんとなくチームにはがっかり感はなかったですね。続く次鋒の新星が返しドウ二本で今大会初勝利を挙げると、チームは勢いづいたのでしょうか、五将の達瑠、中堅の恭典も勝って勝利に王手をかけます。試合を決めたのは、なんとこの大会がAチーム初レギュラーの和紀!今大会のラッキーボーイ的活躍で予選も負けなし。ここでも普段見たことないようないいメンを打って二本勝ちし、団体勝利を確定しました。その後光紀は引き分け、朱華は勝ち、なんと5-1という快勝でした。子どもたちが非常に伸び伸びと試合をしている…いい雰囲気で試合ができていると思いました。
準々決勝は游神館さんとの対戦。草深大会では敗れている相手、強敵です。いずれにしても苦しい試合にはなるだろうなと思いました。先鋒戦、本当にいつも魁清は魁清らしい剣道をしてくれます。まずは二本勝ちで先勝しました。続く次鋒戦は一本負け、五将戦は一本勝ち。1勝リードして迎える中堅戦が試合の鍵を握ると感じました。中堅戦、前回草深大会では自分が敗れたことで責任を感じていた恭典は、かなり気合いを入れて試合に臨んでいたようです。その気迫は見ているこちらにも伝わってきました。そして積極的な試合運びで見事二本勝ちし、勝利に王手です。しかし、続く三将戦、和紀は時間間際でドウを取られて一本負け、副将・光紀に勝負がかかりました。副将戦は序盤に引きメンを奪われピンチ!ここで敗れて大将戦になると勝負はどう転ぶか分かりません。苦しい展開となりましたが、光紀はあきらめずに積極的に攻めます。その結果中盤でメンを取りかえして勝負となり、さらにもう一本相メンに打ち勝って逆転勝ち!大将戦は一本負けしてしまいましたが、チームとしては4-3で勝利!これで志雄少剣初のベスト4進出が決定しました。
代表として志雄少剣の指導に関わって8年……「宝達志水町武道館」として宝達剣道教室との合同チームでは道場連盟やスポ少での入賞はありましたが、「志雄少年剣道教室」として初めての県大会での入賞は、やはり感慨深いものがありました。時代を経て選手は入れ替わっていますが、この8年での子どもたちの成長ぶりを思うと胸が熱くなり、準々決勝の試合が終わった瞬間、涙が出ました。ま、誰にも知られないようにしましたけど(笑)
準決勝はこちらも新進気鋭、勢いに乗ってる鶴来少剣さんでした。ここ最近の選手の伸び具合は目を見張るものがあります。強敵ですが、今日のテーマ「つなぐ」を大切に試合に臨みます。先鋒戦、魁清は一本返されましたが二本勝ちで先勝、続く新星は惜しくも一本負け。そして達瑠も今日初めての二本負けを喫します。しかし中堅の恭典が相メン二本で相手を制し、試合を五分に戻します。そして和紀は一本を取られた直後にいいメンを放ちますが惜しくも旗が割れて相手のメンありとなって二本負け。またリードされてしまいます。しかし志雄少剣は粘ります。副将の光紀は開始早々メンを先取。すぐ直後に出ばなコテで取りかえされてしまいますが、それでもあきらめずに攻め続け、最後にメンを取って勝ち!大将につなぎました。ここで勝敗は3-3、ただし本数は相手が一本リードしており、引き分けでは負けという状況です。運命の大将戦、相手は当然勝負に来ない状況で一瞬の隙を突いて朱華の引きメン炸裂!一本となります。このまま時間が来れば勝ち、勝った!……と、指導陣にも心の隙が生まれましたね。次の瞬間、朱華が相メンに出たところ相手に乗られてメンを奪われてしまいました。朱華は積極的に勝負にいきますが、当然もう相手は乗ってきません。そのまま時間切れとなり引き分け…3-3の本数負けとなり、惜しくも決勝進出はなりませんでした。

接戦で敗れたのは悔しい!勝ちたかった!選手たちも当然そういう思いはあるでしょう。指導陣も当然そうです。しかし3位入賞は本当に立派!今までの先輩たちが果たせなかったことを彼らはやり遂げたのですから。そしてとにかく、敗れてもおもしろい試合でしたし、久しぶりに興奮しました!
ただ、この結果はあくまで通過点にすぎません。これをまた糧に、みんなで努力していきましょう。時間はかかるかもしれませんが、正しい努力は確実に実を結ぶはずですから。

保護者の方々もいつも応援ありがとうございます。この入賞は志雄少剣が一丸となって試合に臨めたおかげだと思っております。特に陰ながらいろいろご尽力いただいている保護者の皆様方には本当に感謝してもしきれません。今後も子どもたちの成長のためお手伝いをよろしくお願いします。
【北陸中日新聞 1月11日(月)付 朝刊 より】
代表が志雄少剣の指導に携わるようになって8年、一昨年ようやく初めて予選突破を果たしてベスト16入り、昨年はベスト8進出と、一歩ずつ一歩ずつ前進している大会ですが、今年はどうなることでしょうか。河邉監督が子どもたちに与えた今日のテーマは「つなぐ」。最後まであきらめず、チームのつながりを大切に、ということです。試合前の子どもたちの様子は割とリラックスした感じでしたが、果たして…?

まず試合は団体予選からスタートです。開会式直後の第一試合からの試合となりました。最初の試合はやはりその日を占う重要なものですが、緊張と寒さと開会式直後という条件がどう試合に影響するかちょっと心配でした。しかし、子どもたちは割と普段通りの力を発揮できたようで、初戦の寺井少剣さんには6-1で危なげなく勝利することができました。続く2戦目の相手は津幡少剣さんでした。いい動きをする選手がいるので気をつけないといけないと思っていましたが、なんとか4-0で勝つことができ、団体予選は2勝。これにより3年連続決勝トーナメント進出を果たすことができました。こうなれば目標は昨年のベスト8の壁を破ることですが、選手にプレッシャーとなってはいけないと思い、代表はその思いを口に出さずに見守ることにしました。
団体予選終了後はすぐに個人戦が始まりました。志雄少剣の代表は朱華です。初戦(2回戦)はいつも仲良くしていただいている九思の松原選手との対戦でしたが、メン二本で朱華が勝利しました。続く3回戦は鶴ヶ丘の吉本選手との対戦。コテを先取され苦しい展開でしたが、メン二本を取りかえして勝利、ベスト8進出です。準々決勝の相手は県選抜で一緒に稽古してきた川北深武館の角選手です。角選手はこの一年の成長が著しく、かなり強い選手になった印象があります。試合は朱華がメンに合わせてしまったところを見事に二本のられてしまい敗退となりました。しかし、動きそのものは悪くなかったように思います。

団体の決勝トーナメント1回戦は川北深武館さんとの対戦となりました。昨年は予選で対戦し、かろうじて勝利することができたのですが、今年はかなり苦しい展開になるのではないかと予想していましたが…
先鋒戦、相手は個人準優勝の角選手です。負けることは覚悟の上でしたが、なんと魁清は善戦!コテを取られた後すぐにメンを取り返します。これでベンチはわきました!その後メンを取られて魁清は敗れましたが、なんとなくチームにはがっかり感はなかったですね。続く次鋒の新星が返しドウ二本で今大会初勝利を挙げると、チームは勢いづいたのでしょうか、五将の達瑠、中堅の恭典も勝って勝利に王手をかけます。試合を決めたのは、なんとこの大会がAチーム初レギュラーの和紀!今大会のラッキーボーイ的活躍で予選も負けなし。ここでも普段見たことないようないいメンを打って二本勝ちし、団体勝利を確定しました。その後光紀は引き分け、朱華は勝ち、なんと5-1という快勝でした。子どもたちが非常に伸び伸びと試合をしている…いい雰囲気で試合ができていると思いました。
準々決勝は游神館さんとの対戦。草深大会では敗れている相手、強敵です。いずれにしても苦しい試合にはなるだろうなと思いました。先鋒戦、本当にいつも魁清は魁清らしい剣道をしてくれます。まずは二本勝ちで先勝しました。続く次鋒戦は一本負け、五将戦は一本勝ち。1勝リードして迎える中堅戦が試合の鍵を握ると感じました。中堅戦、前回草深大会では自分が敗れたことで責任を感じていた恭典は、かなり気合いを入れて試合に臨んでいたようです。その気迫は見ているこちらにも伝わってきました。そして積極的な試合運びで見事二本勝ちし、勝利に王手です。しかし、続く三将戦、和紀は時間間際でドウを取られて一本負け、副将・光紀に勝負がかかりました。副将戦は序盤に引きメンを奪われピンチ!ここで敗れて大将戦になると勝負はどう転ぶか分かりません。苦しい展開となりましたが、光紀はあきらめずに積極的に攻めます。その結果中盤でメンを取りかえして勝負となり、さらにもう一本相メンに打ち勝って逆転勝ち!大将戦は一本負けしてしまいましたが、チームとしては4-3で勝利!これで志雄少剣初のベスト4進出が決定しました。
代表として志雄少剣の指導に関わって8年……「宝達志水町武道館」として宝達剣道教室との合同チームでは道場連盟やスポ少での入賞はありましたが、「志雄少年剣道教室」として初めての県大会での入賞は、やはり感慨深いものがありました。時代を経て選手は入れ替わっていますが、この8年での子どもたちの成長ぶりを思うと胸が熱くなり、準々決勝の試合が終わった瞬間、涙が出ました。ま、誰にも知られないようにしましたけど(笑)
準決勝はこちらも新進気鋭、勢いに乗ってる鶴来少剣さんでした。ここ最近の選手の伸び具合は目を見張るものがあります。強敵ですが、今日のテーマ「つなぐ」を大切に試合に臨みます。先鋒戦、魁清は一本返されましたが二本勝ちで先勝、続く新星は惜しくも一本負け。そして達瑠も今日初めての二本負けを喫します。しかし中堅の恭典が相メン二本で相手を制し、試合を五分に戻します。そして和紀は一本を取られた直後にいいメンを放ちますが惜しくも旗が割れて相手のメンありとなって二本負け。またリードされてしまいます。しかし志雄少剣は粘ります。副将の光紀は開始早々メンを先取。すぐ直後に出ばなコテで取りかえされてしまいますが、それでもあきらめずに攻め続け、最後にメンを取って勝ち!大将につなぎました。ここで勝敗は3-3、ただし本数は相手が一本リードしており、引き分けでは負けという状況です。運命の大将戦、相手は当然勝負に来ない状況で一瞬の隙を突いて朱華の引きメン炸裂!一本となります。このまま時間が来れば勝ち、勝った!……と、指導陣にも心の隙が生まれましたね。次の瞬間、朱華が相メンに出たところ相手に乗られてメンを奪われてしまいました。朱華は積極的に勝負にいきますが、当然もう相手は乗ってきません。そのまま時間切れとなり引き分け…3-3の本数負けとなり、惜しくも決勝進出はなりませんでした。

接戦で敗れたのは悔しい!勝ちたかった!選手たちも当然そういう思いはあるでしょう。指導陣も当然そうです。しかし3位入賞は本当に立派!今までの先輩たちが果たせなかったことを彼らはやり遂げたのですから。そしてとにかく、敗れてもおもしろい試合でしたし、久しぶりに興奮しました!
ただ、この結果はあくまで通過点にすぎません。これをまた糧に、みんなで努力していきましょう。時間はかかるかもしれませんが、正しい努力は確実に実を結ぶはずですから。

保護者の方々もいつも応援ありがとうございます。この入賞は志雄少剣が一丸となって試合に臨めたおかげだと思っております。特に陰ながらいろいろご尽力いただいている保護者の皆様方には本当に感謝してもしきれません。今後も子どもたちの成長のためお手伝いをよろしくお願いします。

【北陸中日新聞 1月11日(月)付 朝刊 より】
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