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1.とにかくリーチ

 麻雀の中でもっとも基本的な役であり、もっとも出現頻度の多い役と言ったらなんでしょうか。 
平和?断ヤオ?もちろん違います。
リーチですね(タイトルみればわかる(^^;;)
 なぜ、リーチが頻出するかと言えば、 面前で聴牌さえすればもっとも簡単に1翻増やすことができるからです。 そして、その他に他家に牽制をかけ、自由
に手作りさせないという理由があります。
 しかし、麻雀を覚えたての人や初心者の人には、その2つのメリット以外にそれ以上のメ
リットがあります。
 まず、あがるためには聴牌をしなければいけないということが、 リーチをかけるという行為によってはっきりと認識できるということです。
 また、リーチをかけるためには面前でなければならないので、鳴くことができません。 麻雀を始めたばかりころは、 とにかく4面子1雀頭つくろうと鳴きまくったりするものですが、初心者の方に鳴きはお勧めできません。 鳴けば鳴くほど自由に使える手牌が減っていきますし、 鳴いたからといって向聴数があがるというわけではありません。 ある程度慣れるまでは、できるだけ面前で勝負することをお勧めします。
 そして、リーチをかける最大の理由は、多少役を覚えていなくても、 あやふやであってもちゃんと聴牌さえしていればあがることができるということです。 あがるということは当たり前のことですがもっとも重要なことです。
 また、リーチというのは麻雀の中でもっとも単純かつ最大の攻撃です。 どんなスポーツ、ギャンブルでも、 攻めより守りの方が面白いと感じる人はほとんどいないと思います。
 あがることや攻めていると感じることが、より麻雀自体を面白く感じさせてくれるはずです。 面白いと思えば、もっと強くなりたいと思うことでしょう。 そのためには役や符計算、セオリーをもっと覚えたいと思
うのもごく普通のことだと思います。
 つまり、麻雀の面白さを実感するためにも、他の役やセオリーを覚えようという気を起こ
させるためにも、 リーチは重要だということです。
 もちろん、リーチをかけてさえいれば、あがれたり、勝てたりするほど麻雀は甘くはないですが、 麻雀の面白さを実感するにはリーチほど簡単で有効なも
のはないと思います。 

2.刻子より順子

 前回はリーチをとにかくかけろといいましたが、 今回は早く聴牌するにはどうすればいいかを説明したいと思います。
 まず、麻雀はいかに早く高い手をあがり、いかに振り込まないかというゲームだということです。 しかし、言うのは簡単ですが、実際に高い手を作ったり、 他家に振り込まないようにするのはかなり難しいです。
 それに比べると聴牌スピードを早くするのはそれほど難しくないので、 まず聴牌スピードあげることを覚えて欲しいと思います。
 では聴牌スピードを上げるにはどうしたらいいでしょうか。それには対子よりも塔子を大事にしろということです(面前で手作りすることが前提です)。
 麻雀を始めたばかりの頃は順子よりも刻子の方が大事に思いがちです(自分がそうだっただけかも)。
 おそらく刻子には符がつくのに順子には符がつかないので、そのようなことを思うのだと思いますが、 実際は符がついてもたいして点数は増えません。 そ
れなら、面子になりにくい対子よりも塔子の方を大事にした方がいいということです。ではここで、本当に順子の方ができやすいのか検証してみま
しょう。
 対子を刻子にするためには対子と同一牌をもってくる必要がありますが、 自分ですでに2牌使っているので残り1種2牌ということになります。 塔子の方はどうかといえば、嵌張、辺張どちらも順子にするための牌は1種4牌あります。 両面を順子にするための牌2種8牌あります。
 つまり、嵌張、辺張の塔子を順子にする確立は、 対子を刻子にする確立の2倍ということになり、 両面を順子にする確立は対子を刻子にする確立の4倍ということになります。
 これでいかに刻子をつくるよりも順子をつくるほうが簡単であるかおわかり頂けたと思います。 そして、面子が簡単にできるということは、それだけ早く
聴牌できるということです。
 実際の感覚でも三暗刻や四暗刻、対々和よりも平和の方が、はるかにできやすいことからも納得して頂けると思います。     


3.字牌より数牌

 前回は対子よりも塔子を大事にした方がいいということをいいましたが、 今回は孤立牌(1牌だけ浮いている牌)について説明したいと思います。
 まず、字牌はどんなにがんばっても塔子にはできないので、対子にしなくてはなりません。 そして、字牌を対子にするための牌は3牌しかないということです。 つまり、字牌を活用できる牌は3牌しかないということです。
 一方、数牌は対子にも塔子にもなります。 数牌の場合も対子にするための有効牌は3牌ですが、 塔子にするための有効牌の数が圧倒的に多いということです。
 では萬子を例にして説明していきたいと思います。
 まず、1萬(9萬も同様)については2萬か3萬引けば塔子になります。 ということは1萬の場合、対子にできる1種3牌(1萬) と塔子にできる2種8牌(2萬、3萬)で、有効牌が3種11牌あるということになります。
 2萬(8萬も同様)については1萬、3萬、4萬を引けば塔子になります。 つまり、2萬の場合、対子にできる1種3牌(2萬)と塔子にできる3種12牌 (1萬、3萬、4萬)の計4種15牌が有効牌になるということです。
 3萬(4~7萬も同様)については1萬、2萬、4萬、5萬を引けば塔子になります。 つまり、対子にできる1種3牌(3萬)と塔子にできる4種16牌(1萬、2萬、4萬、5萬)の5種19牌が有効牌になるということです。
 以上の説明でおわかりだとは思いますが、字牌は有効牌が3牌しかないのに対して、 数牌は1萬、9萬でも有効牌は4倍近くの11牌あります。 3萬~7萬だと有効牌は字牌の6倍以上の19牌もあります。
 これで早く聴牌するためには字牌よりも数牌を大事にした方がいいということが、 おわかり頂けたと思います。
 しかし、最初のうちは数牌(特に1,9)よりも役牌(翻牌、風牌)を大事にしてしまいがちです。 手牌全部を使ってちまちまと手役をつくる平和、断ヤオ等よりも、 役牌の方が役が簡単にできるからだとは思いますが、 最初のうちこそ面前での聴牌スピードをつけた方がいいと思いますので、 やはり数牌をより大事にすることをお勧めします。

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