日本刀の基礎知識
真剣日本刀の所持というと、法律や危険なイメージなどの理由から多くの人にとっては、なかなか敷居が高く、身近なものではないと感じられるかもしれません。しかし、我が国は長い歴史の大部分を刀と共に歩んできたのです。
武士の威厳の象徴である日本刀は、大東亜戦争での敗北を契機に武器としての役割を終えました。
現代においては、美術品や武道具として誰でも正当に所持できるのですが、世間ではその事があまり知られていないようです。
また、日本刀と言っても歴史のある骨董品だけでなく、新作も存在します。刀鍛冶や刀装具の職人は、現在も全国各地で活動しており、刀剣店やインターネットでも日本刀を購入することができます。
近年、アニメや映画等の影響で、若い世代にも日本刀の魅力が注目されております。しかし、崇高な日本刀の敷居が下がり過ぎてしまった感もあり、なんとも複雑な心境です。古典芸能などの厳格なジャンルの世界でよく見られるのが、後継者不足の解消や消費者需要の拡大のために、ポップなイメージを用いて「敷居を下げる活動」にシフトし、認知度のアップを図ろうとするケースです。これは、一時的な対策としては有効なのかもしれませんが、敷居が下がったその状態が常態化してしまうのではないかと懸念しております。
日本刀は単なる武器としてだけではなく、一族の血を守る霊器としての存在意義もあります。ですから、日本刀のうわべしか知らない外国人や愚かなYouTuberなどが、乱暴に振り回したり、モノに斬りつけたりしている粗野な振る舞いを見ると、我が国古来の文化を汚されているような、怒りと悲しみが入り混じったような気持ちになります。
○刀 部位の名称

○刀の分類と定義
・刀=刃長が二尺(約60cm)以上あるもの。
・太刀=刃を下に向けた時、差表に銘がある刀。
・脇差=刃長二尺未満のもの。
・短刀=刃長が一尺(約30cm)以下のもの。

○日常のメンテナンスについて
現代において日本刀は美術品として扱われており、とくに刀身の美しさは他に類を見ません。
また、柄や鍔、鞘などの外装(拵え)にもそれぞれの職人の技術の高さが垣間見えます。
ただし、我々にとっての日本刀は武具です。
美術品として飾っておくならば問題ありませんが、常にガタつきや緩みのないように、点検を怠らないようにしたいものです。
とくに注意しておきたいのが、目釘の傷みです。目釘とは、柄と刀身をつなぐ竹製の釘で、まさに「要(かなめ)」と言える重要な部品です。目釘が痩せたり、折れたりしていないか、稽古の都度確認することで事故防止になります。形居合はもちろん、試し斬りを行うと、とくに目釘の消耗が早くなりますので、目釘の側面が凹みはじめたら、早めに交換する事をおすすめします。目釘の替え頃のサインが「鍔鳴り」です。鍔がカチャカチャなり始めたら、切羽を増やして鍔鳴りを止めるのではなく、まずは目釘を交換してみましょう。切羽の厚みで、鍔鳴りの処置をすると柄とナカゴの目釘穴の位置にズレが生じてしまうため、そのまま目釘を打ち込むと柄の穴を傷めてしまいます。
さて、目釘は竹製であると上述しましたが、竹ならばなんでも良いわけではありません。コンビニの竹割箸は南方の竹でできており繊維が詰まっておらず強度不足のためNGです。煤竹が丈夫で好ましいですが身近ではなく、なかな入手できませんので、壊れてしまった竹刀を削って作ると良いでしょう。
もしかすると、剣道具屋さんから譲ってもらえるかもしれませんので、問合せてみるのも良いかもしれません。
つづいて、注意しておきたいのが、鯉口の緩みです。鯉口は鞘の入口にあり、鎺(ハバキ)をきつく包み込むことで、鞘から刀身が不用意に飛び出さないようにする機構です。鯉口が緩んでいると、何かの拍子に刀身が滑り出でて、ケガをする恐れがあります。鞘を逆さにしても、刀身が落ちずに保持されているのが理想的な状態です。鯉口の刃側(または棟側)に薄く削った経木や鉋屑などを貼り付けてください、もしも、きつくなりすぎてしまったらヤスリで少しづつ削って調整してみてください。
武士の威厳の象徴である日本刀は、大東亜戦争での敗北を契機に武器としての役割を終えました。
現代においては、美術品や武道具として誰でも正当に所持できるのですが、世間ではその事があまり知られていないようです。
また、日本刀と言っても歴史のある骨董品だけでなく、新作も存在します。刀鍛冶や刀装具の職人は、現在も全国各地で活動しており、刀剣店やインターネットでも日本刀を購入することができます。
近年、アニメや映画等の影響で、若い世代にも日本刀の魅力が注目されております。しかし、崇高な日本刀の敷居が下がり過ぎてしまった感もあり、なんとも複雑な心境です。古典芸能などの厳格なジャンルの世界でよく見られるのが、後継者不足の解消や消費者需要の拡大のために、ポップなイメージを用いて「敷居を下げる活動」にシフトし、認知度のアップを図ろうとするケースです。これは、一時的な対策としては有効なのかもしれませんが、敷居が下がったその状態が常態化してしまうのではないかと懸念しております。
日本刀は単なる武器としてだけではなく、一族の血を守る霊器としての存在意義もあります。ですから、日本刀のうわべしか知らない外国人や愚かなYouTuberなどが、乱暴に振り回したり、モノに斬りつけたりしている粗野な振る舞いを見ると、我が国古来の文化を汚されているような、怒りと悲しみが入り混じったような気持ちになります。
○刀 部位の名称

○刀の分類と定義
・刀=刃長が二尺(約60cm)以上あるもの。
・太刀=刃を下に向けた時、差表に銘がある刀。
・脇差=刃長二尺未満のもの。
・短刀=刃長が一尺(約30cm)以下のもの。

○日常のメンテナンスについて
現代において日本刀は美術品として扱われており、とくに刀身の美しさは他に類を見ません。
また、柄や鍔、鞘などの外装(拵え)にもそれぞれの職人の技術の高さが垣間見えます。
ただし、我々にとっての日本刀は武具です。
美術品として飾っておくならば問題ありませんが、常にガタつきや緩みのないように、点検を怠らないようにしたいものです。
とくに注意しておきたいのが、目釘の傷みです。目釘とは、柄と刀身をつなぐ竹製の釘で、まさに「要(かなめ)」と言える重要な部品です。目釘が痩せたり、折れたりしていないか、稽古の都度確認することで事故防止になります。形居合はもちろん、試し斬りを行うと、とくに目釘の消耗が早くなりますので、目釘の側面が凹みはじめたら、早めに交換する事をおすすめします。目釘の替え頃のサインが「鍔鳴り」です。鍔がカチャカチャなり始めたら、切羽を増やして鍔鳴りを止めるのではなく、まずは目釘を交換してみましょう。切羽の厚みで、鍔鳴りの処置をすると柄とナカゴの目釘穴の位置にズレが生じてしまうため、そのまま目釘を打ち込むと柄の穴を傷めてしまいます。
さて、目釘は竹製であると上述しましたが、竹ならばなんでも良いわけではありません。コンビニの竹割箸は南方の竹でできており繊維が詰まっておらず強度不足のためNGです。煤竹が丈夫で好ましいですが身近ではなく、なかな入手できませんので、壊れてしまった竹刀を削って作ると良いでしょう。
もしかすると、剣道具屋さんから譲ってもらえるかもしれませんので、問合せてみるのも良いかもしれません。
つづいて、注意しておきたいのが、鯉口の緩みです。鯉口は鞘の入口にあり、鎺(ハバキ)をきつく包み込むことで、鞘から刀身が不用意に飛び出さないようにする機構です。鯉口が緩んでいると、何かの拍子に刀身が滑り出でて、ケガをする恐れがあります。鞘を逆さにしても、刀身が落ちずに保持されているのが理想的な状態です。鯉口の刃側(または棟側)に薄く削った経木や鉋屑などを貼り付けてください、もしも、きつくなりすぎてしまったらヤスリで少しづつ削って調整してみてください。
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プロフィール

- 団体名
- 真剣道稽古会 鞘起舘
- 活動拠点
- 福島県郡山市
- @mutan.23
- 自己紹介
- 福島県を拠点に、踊りや曲芸そしてスポーツではない真の武道を目指し、「真剣道」の稽古を週二回程度行っております。
年に数回、加盟団体の大会や演武会に参加し、日頃の稽古の自己確認の場としております。
※本会は反社会的勢力ならびにジャンク居合道団体、我が国の発展を阻害する団体及び個人との関わりは一切ございません。純粋に武道を追究する道場ですので安心して稽古に励めます。 - 一言
- 本会は反ANBFの団体です。
武はスポーツでもビジネスでもエンターテインメントでもないことを肝に命ずるべし。 - 座右の銘
- 臥薪嘗胆
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