楽天市場
[無料でホームページを作成] [通報・削除依頼]

endless memories [リメイク版]


第3話

響く音

彼等はリーザス村で一泊した後、その村を離れる。彼等は道化師を 追い、次なる場所へと向かった。その途中・・・。



事の経緯をしった彼等。フィルなりに考えはあったようだが、やはりフィルにとって
家族という存在は大きい。それは過去でも現在でも、そして未来でも変わらないであろう。
だがその時カリウスは考えた。自分には親といる時間がなかった。
自分は、家族と何をしていたんだろうか、と。
翌日。すっかり元気になったフィルが一番早く起きて、朝ご飯を作っていた。
カリウスが二番目に起きてきた。その時カリウスはフィルにこう声を掛けた。
「無理はするな」と。フィルにはその言葉がしんみり来る言葉であったが、表情には
出さなかった。朝食を済ませた後、彼等は準備を整える。

アイク「カリウスー!準備OKだ!」
カリウス「よし、じゃぁ行こうか!」


リーザス村を出て行く一行。
フィルにとっては懐かしき故郷であった。他の三人にとっては、いろいろと
考えさせられる土地であった。

だが、フィルが再びこの村に戻ってくることはなかった。


カリウス「皆が寝ている時に色々聞いた話では、このリーザス村に道化師の格好をした奴は来ていないそうだ。となれば、一体奴は何処へ行方を晦ましたのか・・・」

アイク「いつの間にそんなことしてたんだ」
カリウス「あ、そうだフィル。・・・指輪」
フィル「えっ?」
カリウス「付けなよ」

フィル「・・・うん・・・!」

メロディ「この近くには『ヴェラルーシェ』という村があるよ。北西に20km進んだ辺りかな」
アイク「あぁヴェラルーシェか!名前が呼びにくい村だな」
メロディ「リーザスよりは大きいみたいだね。寄ってみる?」
カリウス「あぁ。情報を集めるのには良いだろう」

彼等はヴェラルーシェと呼ばれる村へ向かい始めた。
その時既に空の天候状況が悪くなっていたので、若干急ぎ足で向かった。
だがその途中に事は起こった。

アイク「ん?」
カリウス「・・・強い。近くに何かいる!」
フィル「え?」

メロディ「・・・確かに・・・!」

その瞬間一発の銃声が鳴り響く。彼等は辺りを見回す。
するとカリウスが一番先にその存在に気付き、皆に伏せろと言い放つ。
この辺りの高低差を考え、今の狙撃は自分たちよりも高い位置からの狙撃であった。

フィル「でも一体誰が・・・?」
メロディ「下がってて。大丈夫だよ」

すると凄い勢いで飛び上がってきた兵士を確認した。
カリウスに斬りかかろうとする。カリウスはそれに瞬時に気付き、身体を転がせて、その後
剣を抜く。アイクも素早く斧を取り出し、攻撃態勢に入る。

カリウス「(・・・手強いか・・・!)こいつは任せろ!他の奴を頼む!」
アイク「OK!とぅぅらぁぁぁ!!!」

だが幾度か遭遇しているエルジア軍の正規兵ではないと、カリウスとアイクは悟った。
妙に手強いことと、エルジアの兵士と格好が違った。
だが攻撃を受けているので反撃しない訳にもいかなかった。すると兵士は下がっていく。

アイク「下がるか・・・どこかに本命がいるぞ・・・!」
???「此処だぁ!!!」
カリウス「何っ!?」

カリウスは後ろからの攻撃を受けた。背中を斬られ出血を起こす。カリウスは
その場でバク転し、もう一撃をかわす。アイクが前に立って、鍔迫り合いを起こす。

アイク「何者だてめぇ!?」
???「『今は』まだ話すつもりはない!」
カリウス「くっ・・・!」

その男は飛び上がって後ろへ下がる。
すると両手で何かを包み込む。するとその手の中から光りが放たれて、それが
カリウスに命中する。

アイク「カリウス!!」
???「状況は確認できた!退くぞ!」
兵士たち「はっ!」

兵士たちは素早く退いていく。逃げ足も迫って来る速度も速かった。

カリウス「・・・はぁはぁ・・・」
アイク「大丈夫か?斬られるといい受けるといい・・・ん?」

アイクはカリウスの背中を確認する。アイクはそれを見て驚いた。斬られたはずの
部分からの出血が止まっていたのだ。身体をもう一度確認してみると、斬られた跡すら
残っていない。

アイク「でもさっき確かに斬られたよな?」
カリウス「うん」

まさか・・・あの光の玉で治したのだろうか・・・。

メロディ「大丈夫?」
アイク「あぁ大丈夫だ。しかしさっきの奴等は一体なんだ?」
カリウス「・・・今までの奴等とは違ったね」

メロディは二人に水を渡す。

カリウス「・・・強敵ってやつかな?」

・・・でも何となく、敵とするには殺意が無かったような・・・。


つづく
8/66

プロフィール

name
『かくれメタル』です。
性別:男
blood
A型
birth day
西暦1994年(平成6年)8月15日
address
北海道の何処か
occupation
今年(H25)で大学生です。
introduce
当ホームページでは小説を中心に書かせてもらっています。
更新はまちまちだけど、是非見ていって下さい。
よろしくお願いします(・へ・)

diary

日月火水木金土
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031