endless memories [リメイク版]
第44話
阻止限界点
阻止限界点。絶対防衛ラインとも称され、地球へ墜ちてくる ミサイルがこのラインを超えると、頼みの綱は一つしか無くなる。残り210分。彼等は・・・。
ガトー「えぇいっ・・・!!」
連邦軍、サザンビーク軍による侵攻作戦は苛烈さを増しながら
続けられる。両軍が激しく多国籍軍を攻撃し、「王の谷」と呼ばれる巨大な基地を
攻め続けている。爆発や光が至る所で発生し、その度多くの人命が
失われる。戦争とは人命の失われる行為でその流れを変えることが出来ていない。
もしこの流れが変えられるのであれば、今まで何度もその機会が
あったのだ。
だが歴史はそれを拒んだ。
ミサイルが阻止限界点を通過するまで30分というところ。
彼等も既に王の谷の中へ入っていき、向かってくる多国籍軍兵士を
次々に倒しながら、ミサイル軌道修正を目指して奥へ奥へと進んでいた。
メロディ「はぁっ!!」
兵士「うぐっ!!」
アイク「このぉっ!!」
兵士「ふんっ!!」
レイ「カリウス!単独行動は危険だ!!」
カリウス「・・・分かっている!敵の数が多い・・・ふんっ!!」
「出来る兵士たち」によって侵攻を阻まれ中々先へと
進むことの出来ない彼等。
こうしている間にも、阻止限界点到達までの時間は狭まっていく。
メロディは魔道の力を解放させ、術を使って敵を翻弄していた。カリウス、アイク、レイの
三人はそれぞれが持つ武器を頼りに敵を薙ぎ倒し続けていた。
中でもカリウスは気を増大させ、圧倒的な強さで戦いを続けている。
兵士「こいつ等少佐の・・・!?」
アイク「どけ!!!」
カリウス「時間が・・・無いんだ!!」
カリウスたちは急いで奥へと進んでいく。
そしてようやく道を出たと思ったら、目の前にはミサイルの発射台が
見えていた。
恐らく地球に向けて墜ちてくるミサイルはこの発射台を使って飛ばされたのであろう。
しかしこの空間には三つの軍事勢力が入り乱れていた。
すると突然横からカリウスの頬を銃弾が掠めていく。カリウスもそれに気付き、
何も持っていない左手を撃ってきた兵士に構え、そして光弾を射出する。それが兵士に
直撃した瞬間その周辺が爆発を起こし、跡形もなく消え去る。
カリウス「施設は・・・あれか!!」
阻止限界点通過まで残り三分。
レイ「時間がない!此処は僕たちが引き受けるから先へ行ってくれ!」
カリウス「頼む!」
カリウスは決心し、此処を彼等に任せて先へ進むことを決意し
動き始める。だが暫くしてすぐカリウスも兵士の多さに捕まり、倒し続けなければ
ならない状況が生まれてしまった。
メロディ「うっ・・・ふ、フィルは!?」
レイ「何?」
アイク「消えたのか!?うわぁっ!!」
メロディ「嘘でしょ・・・こんな時にどこへ行ったのよ・・・!!」
兵長「仕留めろ!!」
兵士たち「うおおぉぉぉぉ!!!!!」
カリウス「邪魔するな!!!!!!」
再びカリウスが大きく気を上げて激しい力を引き出し、
その気迫だけで突風を作り出して兵士を飛ばしていく。その時前から突然
矢が殺意を持ってやってきた。カリウスはそれも瞬時に反応し、刀で弾いて
しまった。
カリウス「くっ・・・うああああぁぁぁぁぁ!!!!!!」
レイ「んっ・・・?」
アイク「な、何だ・・・!」
メロディ「・・・止まった・・・」
辺りに高い機械の音が鳴り響く。
それはそこにいた全軍に、ミサイルが阻止限界点を通過したということを
明かした。
カリウス「阻止限界点を・・・超えた・・・」
フィル「・・・」
残された希望はただ一つ。
【ソーラーシステム】
つづく
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- 戦乱の覇者
- the Last HEROES 【完】
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プロフィール
- name
- 『かくれメタル』です。
性別:男 - blood
- A型
- birth day
- 西暦1994年(平成6年)8月15日
- address
- 北海道の何処か
- occupation
- 今年(H25)で大学生です。
- introduce
- 当ホームページでは小説を中心に書かせてもらっています。
更新はまちまちだけど、是非見ていって下さい。
よろしくお願いします(・へ・)
