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endless memories [リメイク版]


第41話

ソーラーシステム

ソーラーシステムという強大な兵器の存在を知らされた彼等。 そして彼等はガトーたちが核弾頭を射出した時以来の、大きな作戦に 出ようとしていることを知らされる。確証も生まれた。



「王の谷はかつてミサイル発射基地として機能していました」

「何・・・じゃぁまさか・・・!!」


「・・・そうです。彼等は近日中に別の強力な兵器を積んだミサイルを
発射する可能性があります」



凄腕情報屋と呼ばれているグラッドから聞かされたその話。
本当であるかどうかは定かではない。グラッドですら、この件に関しては
確証を得られていないのだ。
だが王の谷の存在やソーラーシステムのことを、無視することは出来ない。
警戒を付けるという意味でも、確証のない情報をいち早くアイクに伝えた。
アイクは宿に戻ってその話を皆にする。

レイ「王の谷?」
カリウス「動くのか・・・奴等!」
アイク「確証はない。だが・・・その可能性はある」

彼等は驚いた。
既にダウブルクでの核攻撃から三ヶ月は経過している。
このタイミングでガトーたちが動くとなれば、星の屑作戦が最終局面に
入っていると考えてもおかしくはなかった。


カリウス「決まりだ。王の谷っていうところへ行こう」
アイク「準備は万全にしておかければならない。此処から北に数百キロの距離にあり、
渓谷地帯だ。戦いによる命の危険以外にも、自然や地形の問題で命の危険に
晒されることになる」

フィル「そうだね・・・準備はしっかりしておかなくちゃ・・・」

カリウスは一瞬空気が入れ替わるのを感じた気がした。
今のフィルの言葉で。

カリウス「どうかした?フィル」
フィル「え?あ、いや何でもないよっ」
カリウス「・・・そうか」
レイ「装備や食料など調達には若干時間がかかる。三日後に出発出来るように、
準備を進めておこう」


カリウス「・・・ソーラーシステム、か」


二日後の夜。
既に全ての準備を整えており、明日の早朝に宿を出ていくということで
予定を立てていた。
だが、そこでようやく多国籍軍に動きがあった。

キャスター「現場近くの目撃情報では、光のようなものが上がっていったということでした。
繰り返しお伝えいたします。オーク大陸北部を震源とするやや強い地震がありました。
この地震による津波の影響はありません」

カリウス「光のようなもの・・・」
アイク「気になるな」


その瞬間。
室内にあった内線電話が鳴り響く。
それはホテルのロビーからの連絡だった。
アイクがそれを受け取り話を聞く。どうやらグラッドが面会を
求めているらしい。彼等はグラッドを室内に通した。


カリウス「グラッドさん。どうしたんですか?」

グラッドはまず部屋の中のテレビを確認した。
既に地震の情報が流れているので、確認したと確信した。

グラッド「アイクさん。動き出しましたよ、奴等が!」
アイク「何・・・!?」
メロディ「それは一体・・・!」

グラッド「キャスターの話にもあった、光のようなものが上がっていったという話。
それがまさにミサイルです!」


五人は驚愕した。
既に計画は完成し、実行に移されていた。

カリウス「・・・時間が、ない・・・」



<ソロモン連邦共和国 宇宙航空センター 作戦司令室>

そこでは既に多国籍軍、つまりガトーたちがミサイルを発射するのではないかという
話が取り上げられていた。
ソーラーシステムについてのことも話されていた。


准将「遂に動き出したな奴等が」
中佐「そうですね・・・」

少将「ミサイルの軌道を変えるには、ミサイルが地球の大気圏へ突入する前に
軌道修正を行わなければならない。その時に、ミサイルに残っている推進装置で
落着地点を定める。そこで・・・軌道修正して落着させられる前に、吾々は
ソーラーシステムを使いミサイルごと破壊する」

中佐「なるほど・・・だが近すぎるとソーラーシステムは全滅してしまいます」
少将「そこで吾々に与えられた条件が、この《阻止限界点》を超える前にソーラーシステムの
エネルギーを使って、ミサイルを破壊することだ」

准将「阻止限界点?」

少将「このラインだ。このラインを越えてしまえば、あのミサイルの質量を止める術は
無くなってしまう」

准将「では仮に・・・核が入っていたとして、ミサイルが着弾したら・・・」
少将「この間の核弾頭よりも倍に強ければ、大陸の三分の一が壊滅状態に陥り、
大陸全体が放射能汚染の危機に晒される・・・」


その前に、何とかソーラーシステムを展開させなければ・・・。



つづく


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プロフィール

name
『かくれメタル』です。
性別:男
blood
A型
birth day
西暦1994年(平成6年)8月15日
address
北海道の何処か
occupation
今年(H25)で大学生です。
introduce
当ホームページでは小説を中心に書かせてもらっています。
更新はまちまちだけど、是非見ていって下さい。
よろしくお願いします(・へ・)

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