endless memories [リメイク版]
第39話
宇宙(そら)への進出
襲撃もあったが何とか無事にヒルラの街まで辿り着いた。 その日の晩、凄腕情報屋と呼ばれる男はこの街に帰ってきていた。そこで聞くことになる、新たな情報とは。
「俺の名は“ジェリド”だ。死ぬまでの間、覚えておいてもらおう!!」
あの男・・・ジェリドと言ったな。
ヒルラへの旅路の途中、突然襲われたカリウス、メロディ、フィル。
兵士にも見えたその男たちのリーダーとも思える存在が、自ら自分の名を名乗った。
そしてジェリドと呼ばれる男は、カリウスの存在を知っていた。
ダウブルクでの戦闘以来世界中で名を轟かせている、ガトーとカリウスの名。
そのせいかもしれない。
・・・何故俺たちを狙ってきたんだ。
ジェリドと残った兵士たちは南の方角へと逃げていった。
それさえも明確な理由が明らかになっていない。南にジェリドの所属する軍の
基地があるのだろうか、とカリウスは考えていた。
・・・ジェリド。
今後厄介な相手になりそうだな・・・。
しつこい感じにも思えた。
今は夕方。
スロースピードで進行していたせいか、到着するのがそのくらい
遅くなってしまった。
三人の視界の中に街が見え始める。中心部がとても賑わっていて、その周囲は
そうでもなく、一戸建てが並んでいる。
フィル「やっと着いたー」
メロディ「結構長かったね!」
古都ミラノからは既に30キロ以上離れているのか・・・。
レイ「おーいみんなー!」
アイク「待ちくたびれたぜ」
レイとアイクが三人を呼んだ。
二人は前から近付いてきて、出迎えをしてくれた。
カリウス「やぁ、すまないね遅くなって」
アイク「ま、良いってことよ。俺たちの方こそすまんな。荷物任せちまって」
カリウス「いいや良いよ。それに持つ量が多かったのは、メロディとフィルだから」
レイ「ありがとう」
メロディ「良いよー!」
フィル「じゃぁまず荷物置きに行こ!」
カリウス等三人はアイクに誘導され、確保した宿の一室に辿り着く。
意外と広く、ベッド・シャワールームもついている。
カリウス「お前、結構高い部屋選んだな?」
アイク「金なんてありすぎたら使い道に困るだろ?たまには豪勢に行こうぜ」
カリウス「まぁ、それも良いか」
メロディ「わーい久々にベッドで寝られる!」
フィル「やったねメロディ!」
レイ「それより、随分到着が遅かったようだけど、何かあったの?」
カリウス「あぁそれなんだが・・・」
カリウスはジェリドたちに遭遇したときのことを思い出しながら、
レイに話をし始めた。
カリウス「妙な人たちに出会ってね。突然襲われた」
レイ「何・・・!?」
アイク「どんな奴等だった?」
カリウス「10人くらいで攻められたが・・・そのうちの一人はジェリドと、自分で名乗っていた」
アイク「ジェリド・・・?」
レイ「聞かない名だね」
ということは、差ほど有名な軍人ではないということか。
もっとも、軍人であると確証できるようなものは何もないが・・・。
だがあの戦い方・・・。
カリウス「結構強かったな。何とか乗り切れたって感じだったよ」
アイク「そうか・・・」
レイ「ガトーたちの残存兵力の一部かな?」
カリウス「分からない・・・その可能性はあると思う。とにかく新しい情報を集めないと」
メロディ「まぁまずは夕食にしようよ」
レイ「そうだね。カリウスたちは移動し終えたばっかりだし」
アイク「まだ、焦ることもねぇか!」
その後彼等はその宿のバイキングで食事をする。食事後メロディとフィルは
部屋に戻ってパソコンの調整をした。身体が疲れていると思うので、カリウスは
「無理はするなよ」と言ってある。一方のカリウスはレイと一緒に、宿内のバーで
話をしている。
アイクはあの情報屋のところを訪れていた。帰ってきているか分からない状態で。
だが家の電気は付いていた。
アイク「お?いるのか」
アイクは家をノックし、声が聞こえたので中へと入っていった。
情報屋「もしかして、留守中に訪れたというのは貴方ですか?」
アイク「あぁ、そうだぜ」
情報屋「それは申し訳ありませんでした。私、情報屋を務めています、グラッドと言います」
アイク「俺はアイク。今日はよろしく頼むぜ」
グラッドはアイクという名前を聞いた瞬間
驚いた目をした。
グラッド「貴方がアイクさん・・・もしかして、カリウスさんと一緒に行動している・・・」
アイク「あぁ、その通りだ。流石分かってるな」
グラッド「そうですか!一行が此処に来ていたのですね」
アイク「といっても、全員が揃ったのは今日だけどな」
グラッド「なるほど・・・それで、今日はどんなことを聞きに来たのですか?」
アイク「俺とカリウスを知ってるんだ。俺たちが何を追っているのか、分かってるだろう?」
グラッド「えぇもちろん。道化師ネオス、そしてガトーですね?」
アイク「あぁ。奴等を手探りで探しているがどーも見つからねぇ。何かないか?その手の情報」
グラッドは数秒間だけ考えた。
頭の中では既にどんなことを言うか考えついていたが、
それをアイクに言って良いのかどうか、それで迷っていた。
情報屋としては情けない話だからだ。
グラッド「正直・・・これから話す内容は確証が取れていません。
それでも、ヒントとして扱っていただけるのであれば、話します」
アイク「全然良いぜ。大物追ってるんだから、間違いねぇって情報は少ないだろうしな」
グラッド「えぇ・・・では、話しましょう」
つづく
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プロフィール
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- 『かくれメタル』です。
性別:男 - blood
- A型
- birth day
- 西暦1994年(平成6年)8月15日
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- 北海道の何処か
- occupation
- 今年(H25)で大学生です。
- introduce
- 当ホームページでは小説を中心に書かせてもらっています。
更新はまちまちだけど、是非見ていって下さい。
よろしくお願いします(・へ・)
