endless memories [リメイク版]
第34話
超人力
戦いに終わりを迎えられない彼等。 出会いはいい加減で、別れは次の戦いを予言するものであった。
カリウス「うああぁぁぁぁ!!!!」
兵士「あ、あれは・・・!?」
ガトー「何だ・・・?」
ドロイゼン「・・・白く光って・・・」
アイク「カリウス・・・!」
あの時と同じだった。
サンサルバシオンでネオスと戦ったあの時のような現象が、今カリウスに
起こっていた。
ガトーたちは初見、アイクたちは二度目である。
彼等の気配よりカリウス一人の気が勝っている。自然と周囲に風が吹く。
現実からかけ離れている力が今、カリウスをまとっていた。
レイ「あれは・・・!」
ガトー「どうした、それで強くなったつもりか・・・?」
カリウス「・・・」
強くなったのは・・・身体だけじゃない。
ガトー「・・・?」
ガトーはまたすぐにカリウスに向かって攻撃をしかける。
だが何度刀を振っても全て寸前でかわされてしまう。逆にカリウスが攻撃をすると、
ガトーは押される立場となった。
ドロイゼン「ぱ、パワーが・・・さっきと違う・・・!」
アイク「覚悟しろ!!」
ドロイゼン「くっ・・・!」
兵士「させるか!!」
フィル「カリウス・・・!」
メロディ「気が・・・増幅していく・・・!!」
こんなこと・・・あり得るの・・・!?
ガトー「所詮貴様とは価値観が違うようだな!!」
カリウス「何だと・・・!?」
ガトー「吾々の計画を邪魔する者は吾々の標的になる。分からんのか!」
カリウス「それでも構わない」
ガトー「!?」
お前たちを・・・止められるのなら!!
カリウス「うああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
また周囲に突風が吹く。
カリウスはその奇妙な現象に飲み込まれているのではなく、逆に
操っていたのだ。
自分でも何が起きているか詳しくは分かっていなかったが、明らかに違う
自分の感じを利用していたのだ。
ガトー「この程度で・・・!」
カリウス「てえぇぃぃっ!!!」
ガトー「くぅっ・・・!」
ガトーの持っていた刀がカリウスの一振りで砕け散ってしまう。ガトーは
刀の持ち手から微妙に伸びて残っている刀の破片をカリウスに投げつける。
その破片の刃はカリウスの右肩に直撃し、刺さったままになる。
だがカリウスはそれを気にすることはせず、すぐにガトーを殺そうと刀を振る。ガトーは
何とかその攻撃をかわし、自分で持っていた手榴弾をその場に落とす。
カリウス「っ・・・!」
ガトー「・・・確か貴様、カリウスと言ったな・・・?」
二度と忘れん・・・。
カリウス「あっ!」
手榴弾が起爆し、辺りは爆風に見舞われる。
皆一斉に地面に伏せ、その爆風に耐えていた。音と風が
弱まってきた頃、彼等はもう一度立ち上がる。だが既にガトー、ドロイゼン、もう一人の兵士は
その場にはいなかった。
カリウス「はぁ・・・はぁ・・・んくっ」
カリウスから白いオーラが消えていく。カリウスはその場に片膝で座る。
アイクとレイがその場に駆け寄る。
アイク「大丈夫か・・・!?」
カリウス「うん、大丈夫。二人は?」
アイク「何とか、切り抜けられたぜ」
レイ「こっちも大丈夫だよ。それより・・・その破片」
カリウス「ん?」
いつの間に・・・。
カリウスは力尽くでその刃を抜き取った。
また出血してくるが、駆けつけたメロディが包帯をカリウスの右肩に巻く。
カリウス「んっ・・・!」
メロディ「痛いけど我慢してね・・・?」
カリウス「分かってるよ」
アイク「それにしても・・・二度目だな、お前さんのその妙な現象」
カリウス「ホント奇妙だよ。どうして突然そんな力を発揮できるのか・・・」
アイク「知りたくなってきたぜ」
こいつは・・・あの状況の時、戦闘力が格段に増大している・・・。
どうやってそんなことが出来るようになるんだ・・・?
カリウス「さぁ、取り敢えず・・・古都ミラノに戻ろう。車、返さなきゃ」
フィル「大分傷ついちゃったんだけどね?」
カリウス「良いさそれでも。直せばまた使える・・・メロディ、運転頼むよ」
メロディ「任せて」
帰ってきた悪夢。
ダウブルク平原における戦いで、ガトーたちの掲げる星の屑作戦が決行。
核弾頭による攻撃を行い、各国に甚大な被害をもたらした。中でも被害が大きかったのが
エルジア王国軍陸戦部隊であった。出征した兵力の8割強をこの戦いで失い、
部隊の再編成を余儀なくされた。
ギガント公国軍も5割の損害を受け、本国へと撤退した。
核弾頭炸裂直前に別れを告げたワーレンやその部隊は生きて帰ることが出来た。
一方で、この戦いの中心となる勢力が四つに分けられた。
エルジア王国がその中心から外れたことにより、「多国籍軍」「アスカンタ王国」
「サザンビーク王国」「ソロモン連邦共和国」の四つが中心となった。
また、カリウスとガトーの話は世界中に広がった。
彼等の戦いは終わりを見せることがない。どちらか一方が消えて無くなるまで。
戦いにおける全ての真実が、曲げられた。
Act.2 nucleus
The End
The End
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- 戦乱の覇者
- the Last HEROES 【完】
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プロフィール
- name
- 『かくれメタル』です。
性別:男 - blood
- A型
- birth day
- 西暦1994年(平成6年)8月15日
- address
- 北海道の何処か
- occupation
- 今年(H25)で大学生です。
- introduce
- 当ホームページでは小説を中心に書かせてもらっています。
更新はまちまちだけど、是非見ていって下さい。
よろしくお願いします(・へ・)
