endless memories [リメイク版]
第25話
覚醒
サンサルバシオンの中での死闘。 遂にカリウスの力が、限界を超えた。
・・・メロディ・・・!
レイとフィルがすぐにメロディのところへ駆けつける。
ナイフは彼女の脇腹に刺さっていた。既に意識を失っていて、危険な状態であった。
レイ「まずい・・・病院に連れて行かないと!」
フィル「でもこの近くの病院なんて・・・!」
ネオス「フッハッハッハッ・・・私のパワーは遙かにお前たちより超えている・・・ハハハッ・・・」
ん・・・?
カリウス「・・・き・・・貴様・・・」
ネオスはその時、今日初めて驚きそして危機感を感じた。
カリウス「・・・ゆ、許さん・・・よくも・・・よくもっ・・・くぅぅぅっ・・・!!」
ネオス「・・・!?」
急に瓦礫の下から揺れのような、また衝撃波のようなものを感じた。
それはネオスだけでなく、その周辺にいたレイやフィル、アイクにも感じられた。
アイクは動きを止めて、結構な距離先にいるネオスとカリウスを見た。
カリウスの様子が明らかにおかしかった。
ネオス「な・・・なんだ・・・?」
カリウス「・・・よくも・・・よくもッ・・・うくっ・・・ぐっ・・・!!」
ネオスには、この男の気と力がどんどん増大していっているのがすぐに分かった。
そして強く警戒した。
カリウスの様子が明らかにおかしい。拳を強く握り締めている。すると今度は
地面からひびが入り始める。
フィル「・・・!?」
レイ「ま、魔道の力・・・か・・・!?」
アイク「・・・カリウス・・・!」
カリウス「んくっ・・・うううううああああぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
一つの叫びと共に大きな衝撃波が周囲を襲い掛かった。
衝撃波は風という形になって現され、周囲に突風が吹く。衝撃波が収まってきた頃には、
カリウスの身体の周りに白いオーラのようなあった。
誰もが驚愕するその光景。
ネオス「何っ・・・!?」
カリウス「・・・」
冷静で、鋭く睨むカリウスの姿は、まるで彼自身が「覚醒」したかのような
光景だった。
カリウス「・・・レイ」
レイはかなり遠くにいるのに、レイにはその言葉が伝わってきた。
カリウス「・・・メロディを、どこでも良いから安全な場所に運んでやってくれ」
レイ「い、いやしかし・・・」
カリウス「俺の理性が壊れないうちに・・・早く、運んでやってくれ!」
レイ「・・・わ、分かった!」
レイはメロディを抱えてすぐにその場を去っていく。
フィルもレイに続いて去っていく。
残されたのは、カリウス、アイク、そしてネオス。
ネオス「・・・!?」
カリウス「・・・もう許さないぞ・・・お前は・・・」
ネオス「フン、いくらあがこうと私には敵わぬ」
何・・・!?
何とすぐ傍にカリウスがいたのだ。
いつの間にネオスの前に現れたカリウス。
物凄い速さだった。
カリウスはゆっくりと歩行し、徐々にカリウスに近付いていく。
ネオス「ば・・・馬鹿な・・・たああああぁぁぁ!!!!」
ネオスは手をカリウスの心臓の方へ向ける。
そしてその瞬間、ネオスの手の中から黒い球体がいくつも発せられる。
カリウスがすぐに刀を抜いて、その球体を弾き始めた。
いくら飛んできても、当たることもなく、ただただ空へ弾き飛ばされていく黒い球体。
誰が見ても信じられない光景であっただろう。
アイク「・・・!」
もしかしたら・・・カリウスは・・・!
ネオスも本気になって、瞬時にカリウスの後ろに移動した。
だがカリウスはそれに気付いていた。ネオスが杖を使ってカリウスを刺そうとする
ところをカリウスはよけ、腹に強烈な蹴りを入れた。
ネオス「うぉぉおおおっ!!!くぅぅっ・・・」
な・・・何故だ・・・!?
何故・・・ここまで気を・・・力を・・・!
カリウスは更にゆっくり歩いて、ネオスに近付く。
ネオスですら恐怖を感じていた。
あまりにも強くなった、カリウスのその姿に。
カリウス「てええいいっ!!」
ネオス「ぐおおぉわぁぁっ!!」
今度は顔面にパンチを食らわせた。たった一撃で、ネオスを瀕死にまで
追いやった。
だがカリウスはまだ近付いていく。
ネオス「馬鹿な・・・この私が、たった一撃で・・・はああぁぁぁ・・・んっ!?」
カリウス「いい加減にしたらどうだ、ネオス」
今のお前に、俺には勝てない。
ネオス「あ・・・あぁっ・・・はっ・・・!!」
まるで瞬間移動したかのように、カリウスは再び目の前に現れて、
右腕を光らせていたネオスのその腕を掴んで静止させていた。速過ぎる、そう感じたネオス。
カリウス「・・・俺たちのうち一人だけが、魔道の力を操れると思ったら大間違いだぞ・・・ネオス」
ネオス「・・・!?」
このままでは・・・殺られる・・・!
ネオス「くぅっ!!」
ネオスは物凄い力を入れてその場から離れて、カリウスの後方につく。
ネオス「・・・私は更なる力を・・・究極の身体にして引き出す・・・くぅっ!」
その瞬間その周囲が光った。
カリウスはその瞬間微妙に走ったが、その時には既に光は消えていた。
また、彼の視界には無惨なサンサルバシオンが入ってくる。
此処でようやくアイクが駆けつける。
その時にはカリウスを包んでいたオーラも消えていた。
アイク「か、カリウス・・・!?」
カリウス「・・・アイクの言いたいことは分かってる。・・・いや、分かってるつもりだよ」
ん・・・いつもの彼奴に戻っていやがる・・・。
カリウス「だから・・・あえて聞かないでほしい。俺にも、分からないところは多々ある」
アイク「そ、そうか・・・いやすまんな」
カリウス「謝ることなんて何もないよ。・・・そ、それよりレイたちを、追いかけよう!」
アイク「あ、あぁ!そうだな!!」
つづく
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- the Last HEROES 【完】
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プロフィール
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- 『かくれメタル』です。
性別:男 - blood
- A型
- birth day
- 西暦1994年(平成6年)8月15日
- address
- 北海道の何処か
- occupation
- 今年(H25)で大学生です。
- introduce
- 当ホームページでは小説を中心に書かせてもらっています。
更新はまちまちだけど、是非見ていって下さい。
よろしくお願いします(・へ・)
