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endless memories [リメイク版]


第19話

escape

崩れていたのは遺跡だけでなく、島全体であった。 揺れと脅威が彼等に襲いかかる。そんな中・・・。




・・・さぁ来い・・・怨恨のみの憎き同士よ・・・!



五人は急いで崩れてくる遺跡から脱出する。
結局ネオスを取り逃がしてしまった。どこかへ消えてしまったので、もう
この島に用はなかった。
遺跡だけが崩れているのではなく、この島全体が崩れ始めていた。それに気付いた
彼等は急いで船に戻ることにした。

だがまだネオスが作り出したと思われる兵士たちは、彼等の前に
立ちはだかる。


レイ「ここを乗り越えなければ・・・!」
アイク「分かってる!!」


そうして再び激しい戦闘が始まる。
地面が大きく揺れているため、非常に戦いづらかった。恐らくネオスが作ったであろう
その兵士たちは刀だけでなく、魔力も使って攻撃をしてくる。
流石に彼等も焦っていた。五人の中で本格派魔力を使うのはメロディのみ。だが
メロディの力を使っても、相手の魔力を封じ込めるようなことは出来なかった。


カリウス「此処は任せろ!先にいる敵を頼む!」
アイク「おっけい!任せろ!」

兵士「喰らえええぇぇぇ!!!!」
カリウス「何!?」

ある兵士が自分の手に大きな力を溜め込んでいた。
そして一気にその力を解放する。それは魔道の力であった。

メロディ「何この気は!?」

その兵士の繰り出した魔道の力が形となって現れる。白色の光線となり大きく膨張し、
カリウスのいるすぐ近くの地面に直撃する。
その瞬間大きく爆発を起こし、カリウスはそこから生まれた地割れに飲み込まれてしまう。

レイ「しまった・・・!」
アイク「カリウス!!」
兵士「もう一回・・・ぶるああああ!!!!」


カリウス「くっ・・・結構下まで落ちたな」

上がるのは無理か・・・。

カリウス「ん・・・?」


地割れに巻き込まれたはずなのに、目の前には空洞の世界が広がっている。
その先には光も見えていた。


カリウス「此処を乗り越えれば・・・」

レイ「戻るぞ!」
アイク「しかしカリウスが!!」
レイ「必ず戻ってくる!地割れから出てきそうなポイントを海上から探すんだ!!」


カリウスは光のさしてくる方向へ走り続けた。
その道の途中でも兵士は出てくる。

兵士「止まれ!撃つぞ!!」
カリウス「・・・!」

その兵士がカリウスに向かって発砲する。それはカリウスの額を掠めていった。
その場でカリウスは停止する。まるで強い意志を持ち睨むように兵士を見た。
自分の口が血で溢れ始める。カリウスはその場に血を吐き捨て、刀を抜いて
再び猛烈な勢いで走る。
幾人もの兵士の壁を突破して。


アイクたちはようやく巡航艦に辿り着き、緊急発進する。
そして島の周囲を航行し始めた。そこで空洞を発見する。

フィル「あれって・・・!」
メロディ「空洞?どこに繋がってるんだろう?」

銃声がいくつも聞こえてくる。
そこで四人はハッキリと理解した。

アイク「あの中にカリウスがいる・・・近づける!!」


カリウス「くっ・・・やはり行き止まりか・・・!」

だがその時、カリウスの視点の中に巡航艦が入ってくる。さらに耳に彼等の
声が届いてきた。

メロディ「カリウス!飛び込んで!!」
カリウス「・・・!」


メロディがそう叫ぶとカリウスはそれに答えてその場から飛び降りる。
その数秒後にはカリウスを追っていた兵士が崖に到達する。そしてゆっくりと構え
カリウスに向かって銃弾を放つ。

アイク「あの部分に砲弾を撃ち込め!!」
メロディ「カリウス!・・・あっ!」


カリウス「・・・!」

しまった・・・っ・・・。


カリウスの身体を一発の銃弾が通過していった。
誰もがその光景を見ていた。
そのまま流れるようにしてカリウスの身体は巡航艦の甲板に落下し、停止する。


メロディ「カリウス・・・!?」



つづく
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プロフィール

name
『かくれメタル』です。
性別:男
blood
A型
birth day
西暦1994年(平成6年)8月15日
address
北海道の何処か
occupation
今年(H25)で大学生です。
introduce
当ホームページでは小説を中心に書かせてもらっています。
更新はまちまちだけど、是非見ていって下さい。
よろしくお願いします(・へ・)

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