endless memories [リメイク版]
第12話
襲撃と目的
カリウス一行はギルド襲撃時にその街にいたが、核弾頭を奪っていった 奴等を倒すことは出来なかった。ギガント公国とのコンタクトを取った 彼等は、あることをしてほしいと頼まれる。
ギルド襲撃事件。後世の歴史家は口を揃えて「歴代トップクラスの事件」と言っていた。
街は破壊され隠されていた核弾頭が奪われた。これはその街のことだけではなく、
世界中で危険を生み出したことになるのだ。
彼等もギルドの街にいて、核弾頭強奪を阻止しようと抵抗を試みるも及ばなかった。
そんな彼等を尋ねたのがギガント公国であった。
エルジア王国と同等の巨大国家で軍備が整っていて最新鋭の武器などを持つ。
「大公」という名で知られており、幾度となく行われる戦いの中に、必ずギガント公国が
加わっていたのである。
ギレン「さ、此処まで来てもらったんですし、そろそろ本題に移りましょう」
グランバート王国のソウル城が破壊されたのを知ったのは、今から三日前のことです。
突然過ぎる訃報だったので、吾々も焦りました。そしてこの大陸で連携を取っている王国が
一つ無くなってしまうだけで、状況はかなり悪化しているのです。
キシリア「ただでもなく戦火は今世界中へ広がろうとしています。その中・・・あの核弾頭を
起爆させられては、黙っている国などいなくなるでしょう。世界大戦が始まってしまいます・・・!」
アイク「そいつぁ避けたいところだな」
ギレン「そこで・・・お願いがあるのです。危険を承知で話しますが、道化師ネオスを追うと共に
ガトーたちの陰謀を阻止してほしいのです」
カリウス「吾々が?」
無論ギレンも正気であった。彼等は今道化師ネオスを追っている。
ギガント公国の工作員がそれを確かめていたのである。
ギレン「今貴方たちは道化師ネオスを追っていることは吾々も知っています。吾々の確認した
情報によると、ネオスは海を渡り隣のオーク大陸へと出たはずです」
そこまでもう・・・知っているのか・・・。
ギレン「吾々は既に準備を整えています。ガトーたちに、三日後奇襲を掛け核弾頭を
奪還する予定です。その時に・・・貴方たちも奇襲作戦に加わってほしいのです」
彼等の答えは決まっていたがそれぞれの意見を聞いてみたかった。
アイク「俺ぁ構わないぜ」
レイ「同じく僕も」
カリウス「私も同じです」
フィル「参加します」
メロディ「私も」
ギレン「そうですか・・・助かります」
それを確認した上でギレンは奇襲作戦の全貌を明らかにさせた。
ギレン「この場合軍の力も重要ですが、最大の重要点は《濃霧》です」
カリウス「濃霧・・・」
ギレン「実は・・・この城から南に10km以上離れると、夜明けから視界が全く遮られる
ほどの濃霧が発生するのです。その時、吾々はガトーたちに奇襲を掛けます」
アイク「でもそれじゃぁ俺たちだって危険だよなぁ?」
キシリア「賞賛はありますよ。ギレン元帥は天候だけを考えているのではなく、
相手の状態や自分たちの軍備をしっかりと理解したうえで、奇襲を掛けるつもりなのです」
アイク「う、あぁ・・・なるほどな」
ギレン「奴等は強敵です。吾々が苦戦するように・・・此処は一つよろしくお願いします。
このまま奴等を放っておく訳にはいかない。国家のためにも世界のためにも・・・」
一つの大事件が起こり、一つの悲劇が始まった。
この流れはあのネオスが現れた時から、彼等の周りに渦巻いていた。
今その状況が彼等から、グランバート王国から、全世界に移り変わっていく。
その日の夜・・・。
メロディ「ねぇカリウス・・・私たち、本当に大丈夫かな・・・?」
メロディがそう心配そうに声を掛けた。他の人は既に疲れを癒すための眠りについていた。
カリウスとメロディが未だに起きており、布団にくるまりながら話をしていた。
既に23時を過ぎている。
カリウス「やってみなきゃ分からないさ」
メロディ「でもこれ・・・《戦争》だよ・・・?」
戦争は今から50年も昔から未だに続いている。
その流れは決して途絶えることが無く、人々の間を通り抜けながら世界中に
戦火を撒き散らしている・・・。
巨大国家エルジア、グランバート、ギガント・・・。
長い間続いてきた戦争に、ようやく脱出の兆しが見え始めていたのである。それは巨大国家が
出現したことによるが、それは即ち国家同士の戦争であり、
大量の血が流されることは避けられないものであった・・・。
カリウス「あぁ・・・確かに《戦争》だ。本当は俺たちが出るような幕ではないのかもしれない。
でも・・・自分たちは戦っていけるだけの知識や力はあるのに、それを戦争終結に
使わないのは、卑怯じゃないかと思ったんだ。俺たちは死んでしまうかもしれない。だけど
死んだらそこまでなんだ。それまでの人生だったんだ、ということになる。そうならないためにも
一生懸命生きるために戦わなくてはならない・・・俺はそう思うよ」
メロディ「ちゃんと、考えを持っているんだね」
私・・・いろいろとカリウスに伝えていないことがあるんだな・・・。
メロディ「・・・この戦いの中で、私たちは何を得られるだろう?」
カリウス「・・・」
カリウスは既に眠りについていた。
メロディ「・・・今日の自分にお疲れ様。明日の自分頑張れ」
つづく
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プロフィール
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- 『かくれメタル』です。
性別:男 - blood
- A型
- birth day
- 西暦1994年(平成6年)8月15日
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- 北海道の何処か
- occupation
- 今年(H25)で大学生です。
- introduce
- 当ホームページでは小説を中心に書かせてもらっています。
更新はまちまちだけど、是非見ていって下さい。
よろしくお願いします(・へ・)
