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endless memories [リメイク版]

Act.0  序章

全ての始まり

50年と経過し、未だに続いている「戦乱の時代」 人々の心に陰りが見え、徐々に闇が世界を包み込もうとしていた。 そして此処に、一つの伝説が始まる。



地球。
太陽系の水の惑星であり、数多くの文明が栄える惑星。
その中で誕生した「人類」
初めは一つの国家にも満たない、数少ない人類であった。だが徐々に技術を発展させて、
資源を取り始めるようになった。
男と女で結び合い、子供を作り始めるようになった。次第に男と女の性別による身体の違いが
明らかとなっていった。そうして人類は増え続け、多くの文明が開花した。
それは、今から数千年も前の話である...。

「ソウル大陸」が発見されてから数百年後。
地球上最初の大陸とされていたソウル大陸。文明の発達と人類の移民活動が続き、
そこに大きな国家が誕生することとなった。
だがその頃、ある一人の歴史上の人物が、新たな大陸を発見する。

『オーク・エドモンド』

西暦1927年から航海を続けていたエドモンド。翌年1928年2月21日。
彼は前に自分が立っていた陸地とは別の陸地に立っていることに気がつく。
そして見渡してみると、それは島ではなく「大陸レベルの巨大な陸地」であることが分かった。
エドモンドはこの世紀の大発見を、ソウル大陸で大々的に知らせる。

そして、彼の名に因んで発見されたのが、現存する「オーク大陸」である。

人類が火を使い始めてから既に千年は経過する。
多くの文明が更なる発展を遂げ、人類の生活に欠かせない道具や数式を次々と
作り上げていく。国家は次々と肥大化していき、二つの大陸の中に小さいものも大きいものも
合わせて、数十個の国家が誕生した。
国家一つ一つで生活の仕方が異なっていた。

時は経ち2027年。当時から既に有名であった『ゴールドバウム王朝』
国家の規模こそ小さいものであったが、この王朝がキッカケで、世界中に「軍隊」という
組織が誕生する。各国は戦闘用の武器を開発していった。
この時、巨大な王国「グランバート」が誕生する。人々は世界の行き方に感心を抱く。

更に時は経過し、2130年。
この年遂に炎が世界中を包み込むこととなる。
数多くの国家が存在する中、地球上三番目の大陸「アスカンタ」が人類の手によって
発見されたのだ。
豊富な資源を持つアスカンタ大陸を手に入れようと、遂に各国の軍隊が動き出す。
だがアスカンタ大陸には、「アスカンタ」と「サザンビーク」という二つの王国が存在している
ことを、後に知ることとなったのである。文明の発達がどの国にも劣らぬ二つの王国。

当時オーク大陸内最大の王国と呼ばれていた「エルジア」は、これを知って。
隣国の「サビン連邦共和国」と和親条約を結び、共に二つの王国に対して宣戦布告を行った。
この宣戦布告により、果てしなく長い戦いが始まることとなった。
グランバート王国もアスカンタ大陸を狙っており、それが邪魔だと思っていた。
サビンとエルジアは、同時にグランバートにも侵攻しようと考えていた。

グランバート王国は、挟撃の形を取られてしまったのである。


そして現在に至り、西暦2180年。



endless memories





ソウル大陸北部 グランバート王国ソウル城
王家が直接統括するこの巨大な面積の中に、また大きい城が一つ聳え立つ。
その中で兵士を務めている、一人の若者がいた。

彼の名は「カリウス」
現在18歳であり、兵士の中では年少クラスに入っている。
年少クラスという呼び方はされないが、カリウスがあまりにも若いからそう思われている
のである。城の警備をしている最中、別の兵士が彼を呼んだ。

兵士「おーいカリウスー!」
カリウス「んっ?」

カリウスは振り返ってその兵士を見る。
自分よりも年上だが階級は同じ。

兵士「さっき『メロディ」というメイドが探していたぞ。お前さんの友人だろう?」

メロディが?
カリウスは心の中でそう言った。
メロディとはこのソウル城の中で様々な仕事をしている、メイドのような存在。
自分と同じ18歳である。

カリウス「分かった。探してみるよ」
兵士「たぶん大広間にいるぞ!」

そして彼は城の大広間と呼ばれる場所に行く。
この空間にはこれといって目立つようなものは何もないが、時々兵士たちが
この空間を使って修行をしていたりもする。大きな庭園がそこにあるのに、室内に
拘る兵士も中にはいる。物好きな連中が集まっているな、とカリウスは思っていた。
大広間の中にメロディと呼ばれる女子がいた。

メロディ「あ、カリウスー!さっき大臣が呼んでたんだけど・・・あれ?」
カリウス「大臣が俺に何の用かな?」
メロディ「分からないけど・・・たぶん玉座の間にいると思うよ!」

玉座の間。
この城を象徴するかのような大きな空間。客人を迎えるための空間でもあり、
他の空間より綺麗に保たれている。新鮮な空気が漂うこの空間に、カリウスが入っていく。

カリウス「失礼します。メイドのメロディが私を呼んでいたと伝えてくれましたので・・・」
大臣「すまないね、職務中に」
カリウス「いいえ」

大臣は王様である『デラーズ』の側近のような存在で、参謀も務めている。
参謀とは作戦を立案したり検討したりする、国家の中では重要な役割を担っている役職だ。

大臣「カリウスはこの城の4階にある『杖』を知っているだろう?」
カリウス「はい」
大臣「その警備を、今度からカリウスに任せたいと思うのだ。危険は大きいがやってくれるか?」
カリウス「分かりました。・・・ですが、何かに狙われているとか?」

王であるデラーズが椅子から立ち上がり、話し始める。

デラーズ「最近妙な噂が城下町とその周辺の街や村に出回っている。奇妙な「道化師」のような
奴が、この城周辺を歩き回っていると・・・だから、念のためだ」

カリウス「了解しました。杖の方はお任せ下さい」

デラーズは横にある引き出しから、予め用意していた何かの紙を取り出し、
それをカリウスに手渡す。

デラーズ「カリウス。貴官を正式に親衛隊員に任命する。これに伴い昇進させ、
軍曹にする。・・・まぁ、このような形式を取らずとも、お前にとっては良いかもしれぬが、
これも軍務の一部なのでな。受け取ってくれ」

カリウスは辞令を受け取り、下がろうとする。

大臣「あぁそうだ。警備は親衛隊長にも任せてある。お前とほぼ同じ年齢だし、
何とかなるだろう。それからメイドのメロディには4階の仕事に就かせることにした。
何かあった時は、遠慮無く申し出ると良いだろう。メロディ!」

メロディ「はい」
大臣「親衛隊員カリウスを部屋まで案内させてやってくれ」
メロディ「かしこまりました」


こうしてカリウスは城の宝の一つである「杖」の警備を任されていた。
この時から既に、あの「禍々しい」気がグランバート周辺を取り囲んでいた...。


つづく
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プロフィール

name
『かくれメタル』です。
性別:男
blood
A型
birth day
西暦1994年(平成6年)8月15日
address
北海道の何処か
occupation
今年(H25)で大学生です。
introduce
当ホームページでは小説を中心に書かせてもらっています。
更新はまちまちだけど、是非見ていって下さい。
よろしくお願いします(・へ・)

diary

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