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リベンジポルノ尊厳奪った性暴力

 三鷹ストーカー殺人 池永被告に懲役22年判決
2014年8月2日 朝刊
 
 東京都三鷹市で昨年十月、高校三年の女子生徒=当時(18)=が刺殺されたストーカー事件で、殺人などの罪に問われた元交際相手の池永チャールストーマス被告(22)の裁判員裁判の判決が一日、東京地裁立川支部であった。林正彦裁判長は「被害者に落ち度はなく、犯行動機はあまりに一方的で身勝手。同情の余地はごく乏しい」として懲役二十二年(求刑無期懲役)を言い渡した。
 判決理由では「強固な殺意に基づく執拗(しつよう)で残忍な犯行。高い計画性も認められる」と指摘。犯行後、女子生徒のプライベートな画像をインターネット上で拡散させたことを「極めて卑劣」と述べた。「母親のネグレクト(育児放棄)など成育歴の影響が背景にあるとはいえ、反省を深めていると認められず、被害者や遺族に謝罪の言葉すら述べていない」とする一方、「若くて更生可能性がある」として有期刑が相当とした。
 池永被告は半袖ワイシャツに黒のズボン姿で座って判決を聞き、最後に裁判長に一礼した。
 女子生徒の両親は被害者参加制度を利用して判決公判に参加し、ついたてによる遮蔽(しゃへい)措置がとられた。代理人によると、両親は喪服で出廷し娘の写真を前に置いて判決を聞いたという。
 死刑を求めていた両親は「判決に失望した。なんでこんなに軽いのか、全く理解できない。ストーカー殺人や(元交際相手の画像をネット上に公開する)リベンジポルノを今以上に厳しく取り締まり、処罰する法制度が必要だ」とのコメントを出し、検察に控訴を要請した。
 判決によると、池永被告は昨年十月八日午前、女子生徒の自宅に侵入。夕方帰宅した生徒を自宅敷地内や路上まで追い掛け、首や腹などをナイフで刺して失血死させた。

8月2日 共同通信


尊厳奪った「性暴力」

三鷹ストーカー殺人判決

ネット拡散 救済に壁
交際中に撮ったプライベートな画像を別れた腹いせにインターネット上にばらまく−。
若者の間に深刻化するま「リベンジ(復讐)ポルノ」と呼ばれる嫌がらせは、東京・三鷹のストーカー事件などをきっかけに社会問題として顕在化した。拡散すると完全に削除するのは難しく、対策は急務だ。「ネットの性暴力」の被害を防ごうと、国会では新法制定を目指す動きも本格化してきた。
▽2度殺害
「判決はリベンジポルノの犯罪の本質、被害の本質、被害の大きさを理解していない。今以上に厳しく取り締まり、処罰する法制度が必要です」2014年8月1日、三鷹事件で殺害罪などに問われた池永チャールストーマス被告(22)に懲役22年を言い渡した東京地裁立川支部判決後、殺害された高校3年女子生徒の両親は落胆のコメントを公表した。7月29日、結審を前に意見陳述した生徒の母親は、こう訴え、極刑を求めていた。「娘は人目にさらされたくない画像をネットで流され、絶望していた。被告が犯した罪は殺人だけではない。娘を2回殺したのです」公判で、画像流出の動機を「付き合った事実を半永久的に残すため」と語った被告。判決は、「極めて卑劣」と断じたが、選んだのは、有期刑だった。
▽拡散の不安
三鷹事件が起きた昨年10月以降、全国webカウンセリング協議会(東京)には中高生ら未成年を中心に、こうした画像流出の相談が急増した。今年6月までの9ヶ月間で256件に上り、前年同期の18倍だ。「学校をやめようか・・・」相談者の1人、都内の高校1年の女子生徒は、以前交際していた同じ学校の男子生徒に「誰にも見せないから」と頼まれて送った胸などの画像が、他の男子生徒の間でLINEで広がっていると知り、ショックを受けた。その後、状況を知った学校は、男子生徒を退学処分とし、受信した生徒に画像を削除させた。だが「拡散したのでは」との不安は消えない。全国ICTカウンセラー協会の安川雅史代表理事は、「ネットで好奇の目にさらされ続けるのは、性暴力被害に遭うのと同じ」と指摘する。対策を強化している警察庁は、脅迫や強要などの容疑で容疑者を摘発して画像の流出を防ぐとともに、流出した画像はプロバイダーに削除を要請している。相談者は、「被害者には速やかにネットから消してほしいという要望が強い」と話すが、海外にサーバーがある場合には削除が容易ではない場合もあるという。
▽泣き寝入り
自民党は2月にリベンジポルノ対策特命委員会を設置。秋の臨時国会で被害者救済を図る法案の提出を目指している。被写体となった人の同意なく性的な画像を公表する行為に罰則を設け、流出した画像の速やかな削除や、被害者の相談窓口整備などを盛り込むことを検討している。2002年施行のプロバイダー責任制限法は、削除要請を受けたプロバイダーやサイト管理者が発信者に同意を求めてから7日間反論がない場合、削除しても賠償責任を負わないと定めている。
しかし、特命委員会事務局長の三原じゅん子参議院議員は、「7日間では画像は拡散してしまう」と指摘。「今のネット社会では誰でも被害者になりうる。泣き寝入りしている人もたくさんいる。抑止力になる法律か必要だ」と話している。

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安川雅史が任命された委員等

●東京都知事付属機関青少年問題協議会委員

●文部科学省学習指導要領 教育の情報化の手引き検討委員

●東京都港区子ども・若者支援対策検討委員

●総務省青少年インターネットワーキンググループ構成委員

●文部科学省ネット安全安心全国推進会議委員

●横浜市子ども若者支援協議会検討委員

●東京都子どもネット・ケータイヘルプデスクトータルアドバイザー

●東京都公立学校非公サイト調査・削除要請トータルアドバイザー

●東京都教育相談センタートータルアドバイザー

●参議院国会議員政策担当秘書研修出講

●内閣府ユースアドバイザー養成プログラムテキスト作成委員

●文部科学省ネット安心安全全国推進委員

●文部科学省学校における情報モラル教育の推進事業企画委員

●文部科学省青少年を取り巻く有害環境対策推進事業企画委員

●国立奈良教育大学教育学部特別講師

●文部科学省先端情報通信技術を活用した教育・学習に関する調査検討委員

●文部科学省情報モラル指導者研修ハンドブック制作協力

●文部科学省子どもを守り育てる有識者会議、衆議院青少年に関する特別委員会にて

意見陳述。

 2015年2月17日(火)読売新聞2面「顔」
ネットで子供の悩みを聞く活動が10年目を迎えた教育評論家・安川雅史
http://www2.hp-ez.com/hp/revengeporn/page36
2015年2月20日(金)朝日新聞2面「ひと」
(ひと)安川雅史さん ネットのいじめに立ち向かう元高校教師
http://www2.hp-ez.com/hp/revengeporn/page35


2017年10月18日(水曜日)TONE MOBILE(TSUTAYAの格安スマホ)
教育×スマホを考えるsome-write
どうしたら子供を「LINEいじめ」から守れるか。加害者にも被害者させないために親ができること|TONEモバイル-TSUTAYAのスマホ
https://tone.ne.jp/column/education/line-bullying/ 

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◇問い合わせ先:全国ICTカウンセラー協会
代表理事 安川雅史
 
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