糸島クリーンセンターについて
【糸島クリーンセンターのごみ焼却場】
6月の一般質問で
「糸島クリーンセンター」のごみ焼却場について質問致しました。
趣旨は、「糸島クリーンセンター」では毎年10億円以上の経費がかかっています!
市民の皆様から徴収された大切な税金です。
なんとか、経費を節減できないものかと思い質問致しました。
今回は、一般廃棄物専門の先生[九州大学の教授と福岡大学の教授]にお話を伺ったり、
糸島市と同じ溶融炉を持つ自治体の視察をしてまいりました。
そこで、私なりに課題を3点に絞りました!
①糸島クリーンセンターでは、毎年10億円以上の経費がかかり、
予算を占める割合が大きいため財政を圧迫する原因の一つになっている!
②随意契約のために競争原理が働きにくく、経費の節減ができにくい!
③溶融炉の実稼動率が低く、ごみ処理量に対して過大な焼却施設になっている!
200t(100t×2炉)
予算を占める割合が大きいため財政を圧迫する原因の一つになっている!
②随意契約のために競争原理が働きにくく、経費の節減ができにくい!
③溶融炉の実稼動率が低く、ごみ処理量に対して過大な焼却施設になっている!
200t(100t×2炉)
平成12年度~平成25年度までの「ごみ搬入実績」
現在は、1日90tのごみを焼却していますが、
溶融炉は2炉あり、1炉のみの運転で賄えています。
建設当初の平成12年度の年間ごみの搬入実績は2万6691tで、
建設当初から1炉運転のみでした。
もう片方の炉は予備炉として遊ばせていることになります。
糸島市としての回答は、故障などに備えて2炉にすることは
妥当であったと言われていました。
しかし、疑問点もあります!
ごみの処理能力を大幅に上回る炉を選定してしまった結果なのでは?
などありますが、資料が残っていないため確認が出来ませんでした
なので、糸島市の現在のごみ搬入量で計算した施設規模を算定してみました。
その結果が下記の通りです!
糸島市の算定施設規模は、110t(55t×2炉)になります!
施設規模=計画年間日平均処理量÷実稼働率÷調整稼働率
(109.6t=80.7t÷0.767÷0.96)
・計画年間処理量 2万9461t÷365日=80.7t
・実稼働率 280日÷365日=0.767
(補修整備機関等によって年間85日停止するため280日)
・調整稼働率 故障修理等で一時停止(約15日間を想定)により、
能力低下することを考慮して0.96
・年間停止数 整備補修期間30日+補修点検15日×2回+全停止期間7日+
(起動に要する日数3日×3)+(停止に要する日数3日×3回)
※算定基準は「ごみ処理施設整備の計画・設計要領2006年度改定版に基づき算定
施設規模=計画年間日平均処理量÷実稼働率÷調整稼働率
(109.6t=80.7t÷0.767÷0.96)
・計画年間処理量 2万9461t÷365日=80.7t
・実稼働率 280日÷365日=0.767
(補修整備機関等によって年間85日停止するため280日)
・調整稼働率 故障修理等で一時停止(約15日間を想定)により、
能力低下することを考慮して0.96
・年間停止数 整備補修期間30日+補修点検15日×2回+全停止期間7日+
(起動に要する日数3日×3)+(停止に要する日数3日×3回)
※算定基準は「ごみ処理施設整備の計画・設計要領2006年度改定版に基づき算定
現在の糸島クリーンセンターは、200t(100t×2炉)です。
算定施設規模と90tもの差があることになります。
大事なことは、まず過大な施設であるとの認識をもつべきで、
今後もこの施設を使用しなければならないということです!
炉が大きければ、それだけで維持費がかかります。
だからこそ、どうすれば経費を節減できるのかを考えなければなりません。
毎年の維持管理は、メーカーの子会社に委託しています。
理由は、メーカーの技術なのでメーカーの機種メンテナンスに精通した者
でなければ管理できないということです。
随意契約には反対ではありません。
公共施設は大事に至らないことが重要です。
管理する側がメーカー以外の会社が運営して惨事になる危険を
回避することは当然のことですが、
問題は、
明確な維持管理の積算基準がまだないため、委託料の妥当性ができにくい!
溶融炉の実績はまだ浅く、全国でのシェアは新日鉄の一人勝ちになっているため、
どうしても主導権はメーカー側あり、交渉が上手にできないことが多いのです。
そこで、経費を節減できそうな策を提案しました!
①すべてをメーカーに任せるのではなく、市の業務としてできることはないのか?
②メーカー側は、「特殊技術を必要とするので・・・・・」と
言われているがきちんと説明を受けるべきではないのか?
「今後は、同メーカーの施設をもった自治体との連携を深めていただきたい、
そして、更なる経費の節減に向けて交渉をおこなってほしいです。」
最後の市への質問です。
「将来のごみ処理に対するお考えをお聞かせください。」
回答は、
「今後の中間改修工事によって炉の延命(15年)を図り、使用し続けます。」
との回答と頂きましたが、私の考えは、
もちろん現施設は使用し続けなければなりません。
しかし、私は、
「将来のごみ処理の中長期計画を作成して、
広域化による、ごみ処理も考察しなければならない」と進言いたしました。
- 焼却施設は百数十億円という莫大な費用がかかること
- 将来、国からの補助金も期待できないこと
- 最終処分場の確保が非常に難しくなっていること
広域化によって処理できれば、自治体の負担を大幅に軽減することができます!
広域化をすすめている凡例をあげると、
■福岡都市圏南部環境事業組合が、春日市に4市1町で焼却場を建設しています
(福岡市・太宰府市・春日市・大野城市・那珂川市)
■柳川市とみやま市が共同で焼却場を平成32年に完成させる予定です!
| 場 所 | 人 口 | 焼却施設規模 |
| 柳川市と みやま市 (合同) | 約 10万9000人 | 100t ( 50t×2炉) |
| 糸島市 | 約 9万9800人 | 200t (100t×2炉) |
福岡市西区にある焼却施設西部工場が建設から22年が経過しており、
4~5年先には次の新焼却場建設に向けて計画が予定されています。
糸島クリーンセンターの経費が節減できれば、
その財源を他の施策に活用できます。
特に、福祉関係は、これからも多額な予算が必要になってきます。
糸島市の厳しい財源を見直し、糸島クリーンセンターはもちろんですが、
その他の経費節減にも目を向けて財源の確保に努めることが必要だと思っています!
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岡村 一伸

- 【プロフィール】
- 無所属(自民党員)
岡村 一伸
おかむら かずのぶ
昭和29年11月30日生まれ
出身:北九州市小倉
自宅:糸島市本1837-10
電話:092-332-8413
携帯:090-3733-3870
事務所:糸島市波多江288-2
趣味:車、温泉
特技:マジック
資格:船舶免許
乙4類危険物免許
調理師
上級食育指導士
- 【糸島での活動】
- ■いとしま地域資源循環協議会会長
(株)アースブリッヂ
糸島市の小中学校から廃油を回収し、バイオディーゼル燃料を製造。CO2の削減に取り組んでいます。
■いとしま心と体の健康食育協議会会長
■川上六所神社氏子総代・会計
【ボランティア】
老人施設や保育園などで「マジック」をしています。
- 【経歴】
- 三井グループ企業に14年間勤め、その後、独立起業し現在に至る。経営に携わった経験を市政に生かしていきたいと一念発起、平成26年度の市議会議員選挙にて初当選。
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