第2回演奏会アルバム
歌と花籠(男声版)
会場で観て聴いて下さった方、残念ながらお越し頂けなかった方、簡単な解説付きでご紹介します。雰囲気をお楽しみ頂ければ幸いです。
オープニング
ビジネスやゲーム、SNS等スマホの世界だけで周りとの交流がない中、日常が流れているこの現代を表現しています。
スマホケースにアルミホイルを巻いて、ペンライトを張り付けたものを使っています。
203高地
日露戦争で壮絶な戦いの一つとなった203高地。この一つの小山を獲得するための攻防に、日本兵が身を隠すところもなく、突撃を繰り返し、多くの戦死者を出した戦いの場面です。この後、戦死、負傷、様々な喪失感の中、故郷を思い出し「故郷」を歌いました。
故郷自慢①
故郷自慢。故郷にもいろいろありますが、まず出てくるのが食べ物自慢。
鳥取の梨、石川のゴーゴーカレー、博多のラーメン、もつ鍋などお国自慢に花が咲きます。
故郷自慢②
いろんな食べ物がある中、いつもいつもコロッケばかりというコメディです。
この二人、両方女系じゃないか?という声も。
蓄音機
最近は音楽は携帯で聴くのが主流。これまで時代をさかのぼるとCD、MD、LD、カセットテープ、ラジオ等ありましたが、当時は蓄音機でレコードを聴くのが最高の贅沢でした。この蓄音機自慢をした若者はレコードを知らず、レコードに針を落とすやり方も分からず、演技で何枚レコードを割り、針をダメにしたことか。。。練習中のおじさん達の突っ込みが凄かったです。
君恋し
突如現れるスゥイングの帝王、フランク永井。おそらく花籠を通じて一番の二枚目。
バックコーラスにもこだわり、前川清&クールファイブをイメージしています。
名司会
司会では右に出る者がいない。十八番は昭和天皇。
影を慕いて
藤山一郎による影を慕いて。東京芸術大学で声楽を勉強しながら、内緒で出したレコードが売れ、実家の借金を返済することができたというエピソードも紹介しています。
国境の街
戦場を直接訪れ、兵士を勇気づけたのが慰問団。東海林太郎もその一人。
この場面では慰問に訪れるも、その歌で兵士の郷愁(涙)を誘ってしまい、詫びるシーンが描かれています。
隣組
戦時中は紙を回覧板に挟み、隣組という単位で情報を共有していました。
ただこれは相互監視体制で、密告等も行われたということです。
この歌はド、ド、ドリフの大爆笑!という替え歌が有名になりましたが、そもそものオリジナルを知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。
東京ラプソディ
昭和モダン末期といわれる昭和11年、藤山一郎が歌い大ヒットし、本人が出演する映画にもなりました。
海ゆかば
日本は敗戦を受け入れ、藤山一郎は南方戦地の慰問中にそれを知りました。日本に帰ってくるのに2年程度要したということですが、現地のイギリス兵の心を癒す歌も歌っていたという逸話もあります。
特攻隊の戦果を国民に知らせる際、ラジオで流された曲ということで、現在でも辛い記憶となっている人もいらっしゃいます。最初は2部で、最後は斉唱で終わりました。
拝啓大統領殿
この歌はおじさん達も知りませんでした。フランス人の作家ボリス・ヴィアン氏の作品。徴兵を拒否する若者の心情を切々と歌った曲で、Nekkoメンも大好きな曲になりました。ソロも上手く、心に染み入る曲だったのではないでしょうか。
かへり船
田端義夫が戦後の外地から帰還する復員船を歌う、哀愁漂う曲です。
おなじみの小脇に抱えたギターは、ベニヤ板に弦まで張る力作。これにしまさんが塗装をして本物のギターそのものになりました。
「ギターじゃないよ。板でできているからイターって言うんだよ。」
りんごの歌
藤山一郎から最後を奪い取って歌い、のど自慢大会で鐘一つ。
下手に歌うことの難しさ、、、は彼にとっては自然なこと(笑)
異国の丘
戦後、外地に残され、強制労働等で酷使された兵士たちの愛唱歌です。
ヨイトマケの歌
突然、のど自慢大会で指名され、自分の歌を探す若者。
そこで母ちゃんの歌こそ世界一、という歌です。ヨイトマケとは「土方」と言われる労働者のこと。
今のように重機などがないため、穴を掘ったり埋めたりするのは全て手作業で人力でした。
綱を引っ張る姿を表現しています。
若者たち
君の行く道は希望へと続く
若者たちにエールを贈る応援歌です。
一人、二人と歩き始め、最後は全員で前に向かって歩みを進める表現をしています。
9.11テロ
2001年9月11日NYのワールド・トレードセンター、ワシントンのペンタゴンにハイジャックされた民間旅客機が乗客を乗せたまま突っ込むテロがありました。まさに今回の演奏会が9/11であり、運命的なものを感じました。
ここから時代は太平洋戦争末期の特攻隊に遡り、最後は。。。
番外編①
「若者よ」と呼びかけ、導いていたのは我がNekkoの代表。
普段からぼそぼそと喋り、聞き取れないことも多いのですが、今回はその殻を破った?!
と思ったら、レセプションではやっぱりぼそぼそ喋ってました。
番外編②
人の命と毎日向き合う多忙な中、時間をやり繰りして駆けつけてくれるNekko一の頑張り者。
彼の優しさ、明るさ、行動力にみんな勇気をもらっています。
プロフィール

- Nekko Male Choir
- 藤井宏樹音楽監督と共に、理想とする音楽づくりに取り組む熱意があれば、誰でも参加できる男声合唱を目指してます。
2009年11月から活動を開始し、2010年夏、東京都合唱祭にて「Nekko Male Choir」としてデビューしました。「Nekko」 には、男声は合唱の「根幹=根っこ」を成すとの藤井音楽監督の願いがこめられています。
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