2017年6月 アーカイブ
2017年6月11日 2時10分34秒 (Sun)
「信長貴富編曲作品の様々な貌」に参加して
今回のイベントへの参加は初めてでしたが、合唱指揮者中館伸一先生からお話を頂き、2つ返事で参加させて頂きました。4/29の紅白合唱合戦を聴いて下さった信長先生のご希望もあったと伺い、これは何が何でも参加しなければと思った次第です。
さて、信長先生の編曲はNekkoとしては初めて取り組んだ訳ですが、曲が作られた時代背景を踏まえた、妥協を許さない厳しさを感じていましたので、信長先生の解説も興味深く拝聴しました。
信長先生は解説の冒頭、編曲は作曲に比べて下に見られる傾向にあるとおっしゃっていました。
正直なところ、専門家になればなるほど、そういう思いはお持ちなんだろうと思っています。
しかし例えばムソルグスキーの展覧会の絵を有名にしたのは、ラベルの編曲の功績が大きいように、作曲はダイヤの原石を創る活動、編曲はそれを磨いて光り輝く魅力を引き出す活動なんだと改めて思った次第です。
今回Nekkoが演奏した「ヨイトマケの唄」と「若者たち」。
昭和40年代前半、日本が未だ高度成長期に入る前で東京オリンピックの余韻が社会に未だ残る中の作品です。
当時はテレビがあるのはお金持ちだけ。洗濯機もエアコンも、ましてや携帯電話など現代の日常生活で欠くことのできないものは何も無い時代。
なぜ母親が土方と呼ばれる土木作業に従事しているか、ということすら分かっていないメンバーも多いのだろうと思っています。
歴史を振り返る重要性は分かっていながら、忙しい日常でそういう時間は作れていません。
このように歌を通じて、半分強制的にではありますが、時代、歴史とつながることの幸せを感じながら、9/11の演奏会に向けて頑張ろうと思います。
プロフィール

- Nekko Male Choir
- 藤井宏樹音楽監督と共に、理想とする音楽づくりに取り組む熱意があれば、誰でも参加できる男声合唱を目指してます。
2009年11月から活動を開始し、2010年夏、東京都合唱祭にて「Nekko Male Choir」としてデビューしました。「Nekko」 には、男声は合唱の「根幹=根っこ」を成すとの藤井音楽監督の願いがこめられています。
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