2019年3月 アーカイブ

2019年3月30日 21時19分55秒 (Sat)

ウイスキーと桶屋

img_20190330-122053.jpgimg_20190330-122123.jpg

 先日、九州の有名な焼酎会社から 特別な形状の鋸の注文が入りました。刃通りが、うちわの様に張っています。数年前にも ウイスキ一会社から同じ様な注文がありました。。樽の内側に溝を切るための鋸です。その溝にはフタがピツタリと はまらなければなりません。ウイスキーや焼酎のコク、香りの6割は樽で決まると言われています。その樽を作るのが樽職人、桶屋です。桶屋さんは、この鋸がなくては仕事ができませんが 現在、この鋸を作ることができるのは日本に数人しかいないと思います。うまく作れば 日本の酒造りに貢献できてうれしいです。。今,妻の作った梅酒を飲みながらブログを書いていますが,妻は芋焼酎が大好きです。
 ところで,私が小学6年生まで住んでいた家の隣りの隣りは桶屋さんで時々,その作業を見に行きました。杉板を組む、タガを締める,カンナで削る・・・広い作業場には細く割った長い竹と微妙な形の杉板の香りが漂っていました。いろいろな形の銑がいくつも壁にかかっていました。その家には私より5つ位年上の少しインテリのターちゃんがいました。隣りには 町に知らない者はいないガキ大将のTがいました。私は子分で この二人によく仕えていました。後年,風の便りにΤさんが校長先生になったという話を聞いた時には 子供の時代を知っているだけに驚きました。時代に流された桶屋で育ったターちゃんは郵便局を退職され幸せな日々を過ごしておられるということです。
 「プラスチックの洗面器が出てから桶屋はダメになった。のりも何にも使わないで水が漏れないようにするのは面倒なんだ。」とターちゃんのオヤジさんが言っていたのを思い出します。

2019年3月24日 23時31分17秒 (Sun)

踏み踏み



img_20190324-143503.jpgimg_20190324-143357.jpg
 シルクは 何を思ったか、 私のくつ下を何分もかじったり,引っぱったりしています。くつ下は洗いたてのものなのですが きっと おいしい魚だと思っているのでしよう。

2019年3月23日 23時01分20秒 (Sat)

嫁戻り鎌、値上げ

img_20190323-140319.jpg
 ガス代,夫婦鋲,砥石代,等の値上げのため
 4月1日より 嫁戻り鎌の価格を改定いたします。
 刃渡りの長さも変更します。

 大 (100ミリ)・・・・・¥1404
 小 (80ミリ)・・・・・¥1404
 ミニ(50ミリ)・・┘・・¥1296 (税込み)

開発から7年も経ちましたが やっと思う様な品質の鎌が出来ました。いろいろな製造工程の秘密もありますので、それは、そう簡単に話す訳にはいきません。焼きが充分でなかったり、折れたり、厚すぎたり、使いにくかったり さまざまな問題点が見つかりましたが そのつどあきらめなかったことが今日の嫁戻り鎌の完成に繋がりました。ただ,これまでかかった費用、約100万円(うち溶接機関係で70万円)を回収できるかどうかはこれからです。随分、鋸の製造を犠牲にしましたが これで鎌と鋸のニ枚看板ができました。

嫁戻り鎌の利点は次のようです。
 ◎ひし形のヤスリを利用しているので早く研磨して刃を付けることができ その分 価格を下げる事が可能です。
 ◎首部分が長いので柄の上部が地面にあたりません。
 ◎硬い全鋼製なので裏面,表面どこを研いでも刃が付きます。
 ◎先が細くなっているので狭い所も刃が入いっていき便利です。
 欠点は硬いので手で研ぐのはなかなか時間がかかります。電動式回転砥石やベルトサンダーであれば約10秒で刃付けができます。
 草は景気に関係なく毎年、生えてきます。少子高齢化で田舎では日中、人の姿は全く見かけませんが 道端にしゃがんで草取りをするおばあさんだけは よく見かけます。その手には必ずカマを握っています。

2019年3月17日 21時33分21秒 (Sun)

人間わざ


      はんにゃの大きさは10ミリもありません。
      茎の太さはO、5ミリくらいしかありません。
      これらを一つの木から彫り出すのです。
img_20190320-130925.jpgimg_20190320-130959.jpgimg_20190320-131035.jpgimg_20190320-131100.jpg

 昨日、お仏壇の欄間を彫刻する仕事をされている方が 再度来店されました。当店の直柄らんま挽き鋸の柄を曲柄にして欲しいという御要望でした。その際、趣味で作った極小の根付けを見せて頂きました。これは果たして人間わざなのかと驚きました。細い細い彫刻刀で彫るのですが 外国の方にいい値段で買ってもらえるそうです。「オレの弟でしは現代の名工に認定されたがウデでは決して負けてないつもりだ。」と言われました。私は「これに比べれば ミニ鋸は、まだまだ小さいうちに入いらないな。」と思いました。


 追記

 このお客様は 最初、来店の対応をした私の妻のことを私の娘だと思っていたようで 後でその事を妻に話したら「あなたがそれだけ、おじいさんに見えたということだ。」と返されて がっかりしましたが、内心は喜んでいるようでした。







 

2019年3月17日 20時10分43秒 (Sun)

お疲れ~  猫には関係ないにゃん

img_20190317-111117.jpg
img_20190317-111138.jpg
img_20190317-111204.jpg
img_20190317-111235.jpg
img_20190317-111314.jpg
img_20190317-111348.jpg
img_20190317-111419.jpg
img_20190317-111544.jpg 
img_20190317-111626.jpg
img_20190317-111656.jpg
img_20190317-111722.jpg
やっと気づいた~🎵
 風呂上がりの体はあったかいことをシルクは知っているのでいつも来ます。ネコではなくて妻が来ればいいのに・・・・・
 今日は結婚31周年記念日なので ちょっぴりお色気記事にしました。

プロフィール

プロフィール画像
自己紹介
新潟県長岡市在住の鋸職人・東賢一郎
3代目中屋長二郎

ブログ Blog

日月火水木金土
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

アーカイブ

2026年
2025年
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
QRコード
携帯用QRコード
アクセス数
ページビュー数