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コーラル・アーツ・ソサイアティが第23回定期演奏会を開く

2015年5月25日 8時53分37秒 (Mon)

 コーラル・アーツ・ソサイアティが第23回定期演奏会を開きブルックナーの「ミサ曲第3番ヘ短調」を演奏した。5月24日(日)午後1時30分からすみだトリフォニーホールで演奏した。またコンサートの前半ではにブラームスの「運命の女神の歌」を演奏した。
 昨年バッハの「ヨハネ受難曲」を演奏したが創立22年を迎えた本年はブルックナーの「ミサ曲第3番」を演奏し、今年秋には第9回目のドイツ演奏旅行を行い、この曲をドイツで演奏する予定となっている。
 今回の指揮はドイツから招聘したヨアヒム・ノイガルト氏で、氏の指揮する合唱団からも7人のメンバーが友情出演して合唱に加わった。
 前半のブラームスの「運命の女神の歌」は混声6部合唱で人間を支配する神の非常さを表現しているが、最後は人間の悲しみを神に受け止めてもらう安らかさで結んでいる。ブラームスの雰囲気を存分に引き出し、15分の短い曲であるが50歳になろうとするブラームスの熟練した技術が会場に伝わってきた。
 15分の休憩の後、後半のブルックナーの「ミサ曲第3番」の演奏はブルックナーの堅実で壮大な曲想を遺憾なくフォローして、合唱団の確実な訓練の成果を十分に発揮した演奏であった。1,800人収容の響きの良いホール一杯に強弱の変化の激しい音楽を普段の厳しい練習に耐えてきた1年間の成果を出していた。ピアニッシモから壮大なフォルテッシモまで乱れない歌唱と情熱が観客に伝わってきた。各パートには全曲暗譜して歌っておられる団員もいてそれだけ練習を重ねてきたものと心から敬服したい。全部で1時間40分の演奏会であったが大ホールを十分に響かせた中身の濃いコンサートであった。ドイツでの演奏も同じように頑張って欲しいと期待している。

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