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仮面ライダークウガRe:


天空の雄介

二体のクウガがもつれないながら地面に向かっていく中、雄介が変身したクウガが白いクウガを蹴り飛ばして距離を取る。白いクウガは距離を取ったクウガに対し掌から連続で火炎弾を打ち出す。
その攻撃をクウガは背中のウイングを広げながら地面すれすれを仰向けの状態で移動しながら躱し続ける。
それを見て白いクウガは円形状をバックパックから砲塔「を射出して連続でビームを放ち続ける。絶え間なく放ち続けられる弾幕を、クウガは自身の機動力や左手に所持しているシールドを使って躱し続ける。

仕留めきれないことに業を煮やした白いクウガは両掌の間にエネルギーを収束させ始める。隙だらけになっている白いクウガだったが、何故かクウガはその隙をつこうとしない。
「クウガァァァァァ!!」
白いクウガはエネルギーを収束させ終わると雄叫びを上げながらそのエネルギーの塊をクウガ目がけて解き放つ。クウガはそれを確認すると右手に持っていたビームライフルと左手のシールドをその塊目がけて投げつける。さらに、背のウイング内に収納されていたビーム砲と腰のレールガンを前方に展開すると、その塊と激突する瞬間に同時に発射する。
爆発が発生し、その爆炎によってクウガの姿を見失った白いクウガは動きを止める。すると――


「・・・・!?」
その爆炎を切り裂いてクウガが飛び出す。白いクウガは飛び出したクウガに対し拳を突き出すが、クウガは寸前で制動をかけその攻撃を空振りに終わらせる。
「ハァッ!!」
クウガはそのまま回し蹴りの要領で蹴り飛ばす。蹴り飛ばされ地面に激突した白いクウガは空中を浮遊していた砲塔をクウガ目がけて飛ばす。
先ほどと同じように絶え間なく撃ち放たれ続けるビームの嵐だったが、クウガはそれを難なく躱し続けるとウイング内部のビーム砲と腰のレールガンでそれらすべてを撃ち落していく。
全ての砲塔を撃ち落すとクウガはそのまま白いクウガへと向かっていく。起き上がった白いクウガはそれぞれの掌に大きめの火炎弾を生成し始めるが、クウガはそれよりも早く両手それぞれに金の紫の姿で使用する大剣を作りだし、一気に白いクウガの両手に振り下ろす。

「グアァァァァァ!?」
両手を斬り落とされ、叫び声を上げる白いクウガに対しクウガは大剣を投げ捨てると右手に炎を纏わして殴りつける。勢いそのまま後ろに吹っ飛ばされ倒れ込む白いクウガを持ち上げると、そのまま上空目がけて投げ飛ばしながらクウガも飛び上がる。
「ウオォォォォォォ!!」
「グハァッ!?」
両腕を失い対処手段の無くした白いクウガに対し、クウガは炎を纏った右足で飛行しているスピードそのままで蹴り込む。
白いクウガは右足が命中した胸部に刻印を浮かび上がらせながら後ろに吹っ飛ばされる。
「クウ・・・・・ガァァァッ・・・・!!」
最後にそう声を上げると、刻印から発生したエネルギーがベルトに到達して白いクウガは上空で大爆発を起こして果てたのだった―――――。




「終わったか――――」
上空で起きた爆発を見ながら変身を解除した翔一は後ろを見やる。そこにはフォーゼの変身を解除させられて捕縛されている残りの宇宙仮面ライダー部の構成員たちがいた。
しかし翔一の顔はすぐれなかった。どれだけ敵を捕縛しようとも、失われた者が返ってくることは無いからだ。改めてそのことを認識した翔一は本部に通信を繋いだのだった―――。
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