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仮面ライダークウガRe:


絶望への始まり

「ふふふ・・・・あの情報がダミーだということには気づいていないようだな・・・」
「ああ。警備が手薄になった隙に我々が奴らの拠点を制圧すればこちらの勝利だ・・・!!」
堀の言葉に仲間の1人がそう答えていると、もう1人が慌てた様子で入ってくる。
「大変だ!制圧に向かった連中と奴らが戦闘になったって連絡が入ったぞ!!」
その言葉を聞き、周りに居た者達は慌てはじめる。
「どういうことだ!!何で情報が漏れたんだ!?」
周りがそうざわついている中、堀は苦々しく呟く。
「奴め・・・情報を漏らしたな・・・・!!」
そう呟いた後、堀は周りにいた者達に告げる。
「こうなったら俺達も出るぞ。お前は仮面ライダークウガが戻るのを少しでも遅らせろ!」
1人にそう指示を出すと、全員が戦闘の場に向かっていった―――。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

クウガがストライクチェイサーを猛スピードで走らせていると、目の前に12人もの人物が立ちはだかっているのに気づく。
「お前たちは私達12星座の力を宿した私達宇宙仮面ライダー部が倒す!!」
1人がそう言って手にしていたゾディアーツスイッチを押すと、黒煙と共に双子座が出現し煙が晴れるとジェミニ・ゾディアーツが姿を現した。
残った人物たちも一斉にスイッチを押し、残りのホロスコープスが姿を現す。
「覚悟しろォォォォ!!」
ジェミニ・ゾディアーツの掛け声とともにホロスコープスたちが各々の武器を手にクウガ目がけて突っ込んで行く。何故かタウラス・ゾディアーツは杖と共に誓約書のようなものも掲げていたが。
そんなホロスコープスたち目がけてストライクチェイサーを走らせるクウガの元へ上空からゴウラムが飛来すると、体のパーツが分離しストライクチェイサーと合体しストライクゴウラムへと姿を変える。
そのまま2本の角の部分に電撃と炎を纏ったままクウガは突進していく。ホロスコープスたちはストライクゴウラムに跳ね飛ばされ、引かれるなどして全員が地に倒れ込むとそのまま一斉に爆散する。
クウガはその光景を見届けることなく合体により速度の上がったストライクゴウラムで急いで極東本部へと向かっていった。

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「雄介の連絡通りに仕掛けて来たな・・・・」
ペルセウスが攻撃を仕掛けてきている黒影トルーパーやダスタード、下級インベスとゾディアーツの群れの動きを見ながらそう呟く。
「そう簡単に制圧できると本気で思ってるのかねぇ・・・あいつらは」
ペルセウスに同意するかのようにサガが続けて言う。そんなサガに手にした槍を突き出そうと黒影トルーパーがジャンプして仕掛けてくるが、その槍に鞭を巻きつけると流れた高圧電流で槍を破壊する。
武器を失ったトルーパーに対し、サガはさらにビームガンからビームを放ちトルーパーを撃破する。

「ウォォォォォ!!」
一方総司は新たに受領したライダーシステム、ネクサスの対艦刀で飛行している下級インベスやフォーゼアームズを纏っているトルーパーを両断する。
チラリと別の方向を見ると、総司に変わってコスモを使用することになった美穂がインベスとゾディアーツたちに対したちまわっている。
怪我の心配が無いようなのでホッと一息をついたネクサスの隙をついて、ブドウアームズを纏ったトルーパーが手にしたハンドガンからエネルギー弾を放ち攻撃する。
しかしネクサスは腕に備え付けられた小型の盾からビームシールドを発生させると、その攻撃を完全に防ぎきる。その後、背後に備え付けられたビーム砲を展開し引き金を引いてトルーパーを複数体纏めて撃ち抜く。
何とか射程から外れたトルーパーは槍を構えて突っ込もうとするが、セイバーフォルムにチェンジしたコスモの対艦刀で切り裂かれていた―――。


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「失礼します」
そう言いながら一真と巧、志保、真魚、美徳はそろって野島の元へ訪れていた。
「一体どうしたんだいそろって?」
「・・・野島一佐。先ほど保志三尉によって拿捕された宇宙仮面ライダー部構成員があなたとの関わりを話しました」
「なっ、何を言ってるんだい?ぼ、僕がそんな奴らと関わるわけがないだろ?」
「野島一佐、往生際が悪いですよ」
志保が有無を言わさない口調でそう言うと、野島はぐッと黙ると急に一真達を押しのけて逃走を図る。
咄嗟の事に反応の遅れた一真達は慌てて野島を追う。

野外に出た野島を追って、一真達も野外に出ると野島を守るかのように下級インベスが襲撃してくる。
「野島一佐!投降しろ!!」
美徳が拳銃を構えながら野島に対しそう言うと、野島も拳銃を構えながら言い放つ。
「悪いが僕は捕まらない!ここは通らしてもらう!!」
その言葉を合図にするかのように下級インベス達は拳銃を構えた一真達に襲い掛かろうとすると―――

「させるかァァァ!!」
そう言いながらストライクゴウラムに跨ったクウガが下級インベス達をなぎ倒していく。クウガはしばらく進んだ後、バイクを止めながら野島に言い放つ。
「野島一佐・・・何でこんなことを・・・!!」
「この組織を考えての事だ!戦う相手がいなくなればこの組織の存在意義に問われることになる!!だからこそ・・・」
「あなたの行ったことは・・・犠牲になった人たちに対する冒涜だ!!それを分かってるんですか!?」
「それを君が言うのか?多くの犠牲の数々を生み出してきた君が!?」
「・・・・・だからこそ、あんな犠牲を二度と生み出さないためにこうして戻ってきたんだ・・・!!」
クウガはそう言うと変身を解除し、雄介の姿に戻ると懐から拳銃を取り出す。
「野島一佐・・・情報漏洩の嫌疑あなたを逮捕します・・・」

「来るな!撃つぞ!?」
「拳銃程度で死ぬ程度なら、とうの昔に俺は戦死してますよ・・・」
そう言いながら雄介は野島の元へ歩み寄る。野島の意識のピークが拳銃に集中したのを感じ取ると、拳銃を空中に置くように手を放す。
その直後、雄介は野島の目の前で柏手をする。
まともに音波の波を浴びた野島はそのまま倒れ込む。そのまま雄介は野島の手に手錠をかけた。
「すまん雄介。助かった」
「いや、とにかく間に合ってよかった」
駆け寄ってそう言った一真の言葉に雄介がそう返していると、突如ストライクゴウラムに通信が繋がる。
「どうした?」
『雄介さん!?今すぐこっちに来てください!!』
「何があったのさ!?」
『堀が0号の遺体で作られたライダーシステムを使ったんですけど・・・・』
美穂の声でそう通信が繋がっているが、それに混じって叫び声のような物と共に大きな爆発音も聞こえてくる。
「くそッ!!」
そう言うと雄介はクウガへと姿を変え、背中のウイングを展開し戦闘の場へと飛び立つ。



「ウオォォォォォ!!」
美穂たちが戦闘を続けている場で、白い体に円形のバックパックを背負ったライダーが叫び声を上げながら攻撃を続けていた。
しかし、その攻撃はキバやサガだけでなく自身の味方であるはずのトルーパーやインベス達にも攻撃を続けていた―――。
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