仮面ライダークウガRe:
査問会
「何とかならないんですか!?」
真魚が珍しく声を荒げながら朔也に尋ねる。それに対し朔也は難しい顔をしながら答える。
「難しいだろうな・・・少なくとも今査問会に出てる上層部の面子はそんな気が無いみたいだしな・・・」
そう言うとさらに朔也は続ける。
「しかも上層部にとっては雄介は厄介な存在だしな」
「それは・・・・第二次ライダー大戦の事ですか・・・?」
埼玉が恐る恐る尋ねると、朔也が無言で頷く。
「上層部にとってはあいつの経歴は拭い去りたいもの以外の何物でもないからな・・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「これが新型のライダーシステムですか・・・・」
机の上に置かれたベルトを見ながら総司が澄子に尋ねる。
「そうよ。セカンドシリーズのデータを基にさらなる改良を施した新型機で、現段階で製作されたライダーシステムの中では最高のカタログスペックを誇るわ」
澄子はそう言いながら手元の資料を総司に渡す。
「けど・・・何でこれを俺に・・・?」
「コスモの稼働データ見たんだけど、機体の反応がそろそろ追いつかなくなりつつあるのよ」
資料を見ながら澄子に尋ねる総司に対しそう答える澄子は「それから」と続ける。
「それから雄介君と翔一君からの推薦でもあるのよ」
それを総司の横で聞いていた美穂は「別にあの2人でもいいような」とボソッと呟く。そんな美穂を総司がジロリと横目で睨んだ時―――
「「「!!」」」
突如響き渡る警告音に反応する3人。澄子はすぐさま近くの端末で通信を繋ぐ。
「何があったの!?」
『警戒中の警務部から連絡があって逃走中の宇宙仮面ライダー部の構成員を発見したそうよ』
通信で栞がそう答える。
『こっちでなんとかしてみるからそっちは調整を急いでちょうだい』
栞がそう返すと通信が切れた。
「話は聞いたわね?雄介君はストライクチェイサーで今すぐ出撃しt」
「それはできない相談だね」
通信を切った後、栞が雄介にそう指示を出そうとしときその指示を遮るように野島が姿を現す。
「できないってどういうことですか!?」
「冷静に考えれば分かるだろ?査問を受けてる奴が出撃できるとでも思っているのかい?」
野島に喰ってっかかる真魚だったが野島が語った理由を聞いて言葉に詰まる。そして自身のディスクに座っている雄介に対し冷ややかに告げる。
「こうなっては大戦の英雄も形無しだね。査問の後にどんな処分が下されるのか見ものだよ」
その言葉にカチンときたのか、真魚たちが何か言おうとした時―――
「いい加減にしたまえ。今はそんな事を言っている場合ではない筈だ」
「ほっ、本郷総監!?」
野島に対しそう言いながら入ってきた人物に対し野島は目に見えて慌てはじめる。さらに本郷の言った言葉にさらに慌てる。
「保志三尉を先行して出撃させる。これは総監命令だ」
「しょ、正気ですか!?彼は現在査問を受けてる身ですよ!?」
「私は正気だ。彼を信頼しているからこそ行かせるんだ」
本郷がそう言った後、「君もここで油を売っていないで今やるべきことをやったらどうだ?」と言われたため、苦々しい顔をしながら出ていく。
「総監、お手数をかけました」
「構わんさ。私の立場が役に立つのならな」
朔也が本郷に近寄りながら礼を言うのを見ながら、雄介はディスクから立ち上がると黙って一礼しながら部屋を出ていく。
その後ろ姿を見送りながら本郷と朔也は話を続ける。
「それから・・・・内通していると思わしき人物に見当がついた。やはりあいつだ」
「そうですか・・・。後は証拠ですね」
「ああ。だがそこが巧妙に隠されてるんだ・・・。何とか大事になる前に終わらせればいいんだがな・・・」
本郷は小さくそう呟いていた。
真魚が珍しく声を荒げながら朔也に尋ねる。それに対し朔也は難しい顔をしながら答える。
「難しいだろうな・・・少なくとも今査問会に出てる上層部の面子はそんな気が無いみたいだしな・・・」
そう言うとさらに朔也は続ける。
「しかも上層部にとっては雄介は厄介な存在だしな」
「それは・・・・第二次ライダー大戦の事ですか・・・?」
埼玉が恐る恐る尋ねると、朔也が無言で頷く。
「上層部にとってはあいつの経歴は拭い去りたいもの以外の何物でもないからな・・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「これが新型のライダーシステムですか・・・・」
机の上に置かれたベルトを見ながら総司が澄子に尋ねる。
「そうよ。セカンドシリーズのデータを基にさらなる改良を施した新型機で、現段階で製作されたライダーシステムの中では最高のカタログスペックを誇るわ」
澄子はそう言いながら手元の資料を総司に渡す。
「けど・・・何でこれを俺に・・・?」
「コスモの稼働データ見たんだけど、機体の反応がそろそろ追いつかなくなりつつあるのよ」
資料を見ながら澄子に尋ねる総司に対しそう答える澄子は「それから」と続ける。
「それから雄介君と翔一君からの推薦でもあるのよ」
それを総司の横で聞いていた美穂は「別にあの2人でもいいような」とボソッと呟く。そんな美穂を総司がジロリと横目で睨んだ時―――
「「「!!」」」
突如響き渡る警告音に反応する3人。澄子はすぐさま近くの端末で通信を繋ぐ。
「何があったの!?」
『警戒中の警務部から連絡があって逃走中の宇宙仮面ライダー部の構成員を発見したそうよ』
通信で栞がそう答える。
『こっちでなんとかしてみるからそっちは調整を急いでちょうだい』
栞がそう返すと通信が切れた。
「話は聞いたわね?雄介君はストライクチェイサーで今すぐ出撃しt」
「それはできない相談だね」
通信を切った後、栞が雄介にそう指示を出そうとしときその指示を遮るように野島が姿を現す。
「できないってどういうことですか!?」
「冷静に考えれば分かるだろ?査問を受けてる奴が出撃できるとでも思っているのかい?」
野島に喰ってっかかる真魚だったが野島が語った理由を聞いて言葉に詰まる。そして自身のディスクに座っている雄介に対し冷ややかに告げる。
「こうなっては大戦の英雄も形無しだね。査問の後にどんな処分が下されるのか見ものだよ」
その言葉にカチンときたのか、真魚たちが何か言おうとした時―――
「いい加減にしたまえ。今はそんな事を言っている場合ではない筈だ」
「ほっ、本郷総監!?」
野島に対しそう言いながら入ってきた人物に対し野島は目に見えて慌てはじめる。さらに本郷の言った言葉にさらに慌てる。
「保志三尉を先行して出撃させる。これは総監命令だ」
「しょ、正気ですか!?彼は現在査問を受けてる身ですよ!?」
「私は正気だ。彼を信頼しているからこそ行かせるんだ」
本郷がそう言った後、「君もここで油を売っていないで今やるべきことをやったらどうだ?」と言われたため、苦々しい顔をしながら出ていく。
「総監、お手数をかけました」
「構わんさ。私の立場が役に立つのならな」
朔也が本郷に近寄りながら礼を言うのを見ながら、雄介はディスクから立ち上がると黙って一礼しながら部屋を出ていく。
その後ろ姿を見送りながら本郷と朔也は話を続ける。
「それから・・・・内通していると思わしき人物に見当がついた。やはりあいつだ」
「そうですか・・・。後は証拠ですね」
「ああ。だがそこが巧妙に隠されてるんだ・・・。何とか大事になる前に終わらせればいいんだがな・・・」
本郷は小さくそう呟いていた。
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