仮面ライダークウガRe:
禁忌の力
「もしもし、私だ」
ストライクチェイサーの反応を追っていた美徳たちに突如連絡が入る。それに出た美徳だったが、入ってきた情報に顔色を変える。
「おい!それは本当なのか!?・・・・分かった・・・」
「どうしたんだ・・・?」
美徳の横で車を運転していた翔一は、美徳に対し質問すると美徳は少しためらう様子を見せた後、語りはじめる。
「東京から連絡があって・・・・ゴウラムが・・・・変色し始めたそうだ・・・」
「!?・・・・分かった急ぐぞ・・・!!」
そういうと、翔一は車体の屋根にパトライトを乗せる。
「すんません。ゴウラムが変色し始めたのがが何か問題でもあるんですか・・・・?」
重い空気が漂う車内で、1人だけ話についていけてない総司が2人に質問する。すると、運転しながら翔一が答え始める。
「―――ゴウラムは超古代人が製作したクウガの支援機ってことは知っているな・・・?」
「まぁ・・・」
「だったら、ゴウラムに砂に変化して消滅するプログラムが仕込まれていたことは知っているか?」
「!どういうことですかそれ・・・・!?」
総司が驚きの声を上げると、翔一は重い口を開き始める。
「本来クウガの最強形態とされる凄まじき戦士の形態は、目覚めてはならない禁断の力なんだそうだ」
「禁断の・・・・力・・・!?」
「敵に対する怒りや憎しみ・・・・そう言った負の感情が発端となっていたる暴走形態ともいえるその形態の力に――世界を滅ぼしかねないその力に恐れを抱いた超古代人は、悪用を恐れそういったプログラムを組み込んだんだと思われてるんだ」
「じゃあゴウラムに異変が起きたってことは・・・・!?」
「・・・・もしもの時は俺達が雄介を相手にしなければならないかもな・・・」
もしもの時は、自分たちが雄介を―――、そう言った覚悟を秘めながら語る翔一と美徳に対し、総司は不安の色を濃くしていた・・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「グアァァッ!?」
そんな叫びをあげながら鎧武が地面に転がる。すぐさま起き上がると、手にしていたドリノコを投げつける。が、手の甲でいとも簡単に弾かれる。
(何故だ・・・・!?何故この姿になったのに劣勢になっているんだ・・・・!?)
そう思いながら、鎧武は先ほどまでの事を思い出していた――――
真魚の胸を刺し貫いた無双セイバーを引きぬくと、首を掴んでいた手を放し地面に転がす。
「これで・・・新たな一歩を・・・・!!」
感慨深げにそう独り言をつぶやいていた鎧武だったが、背後から聞こえた呻き声に振り向く。
「オォォォォッ・・・・!!」
クウガは血を吹き出しながら右肩に刺さっていたバナスピアーを引きぬくと、右肩を押さえながら鎧武と対峙する。
「ハァハァハァ・・・・!」
「無駄だ・・・この力の前ではクウガなど全くの無力だ!!」
そう話す鎧武の声を無視するかのように、クウガは右手を前に突き出し、左手を腰に当てながらポツリと呟く。
「本当なら・・・この姿には二度となるつもりはなかった・・・・」
「何・・・・?」
「俺の金の力は未確認生命体4号(クウガ)のものと違って、無理に抑えつけている状態だ・・・」
そう言いながらクウガの周りから放電現象を起こしながら黒い靄が立ち上りはじめる。
「本来は目覚めてはならない禁断の力にあたるあの姿は・・・下手に扱えば世界そのものを滅ぼしかねない脅威となる」
「何を・・・言っている・・・!?」
「だからこそもう二度とならない覚悟をしていた・・・。だけど――」
一旦そこで言葉を切ると、ひときわ覆う靄が強くなる。
「お前だけは・・・・俺の手で始末する・・・・!!」
そう言い放つと、覆っていた靄が晴れる。するとそこに立っていたのは先ほどまでのクウガとは全く印象の異なる姿をしたクウガだった。
赤い複眼こそ共通するものの、4本のコントロールクラウンと棘状のパーツを持つアーマー、漆黒の体全体に浮き出た金の血管状の組織――。
超古代人が禁忌する姿として碑文に残していた形態がそこにはいた。
「ついになったか・・・如月先生を倒したその姿に!」
『ブドウ龍砲!』
鎧武がそう叫びながら極キーを回すと、ブドウの意匠を持つハンドガンが現れる。そしてすぐさまクウガ目がけて発砲する。が――
「・・・・・・」
「な・・・!?」
クウガは片手を弾道上にかざす。すると、放たれたエネルギー弾はクウガに届くことなく途中で停止し、消滅する。
「くそッー!!」
クウガ目がけてブドウ龍砲を連射する鎧武だったが、放たれるエネルギー弾は当たりすらしない。さらにクウガはブドウ龍砲目がけて指先からプラズマイオンを放つ。
寸分たがわず放たれた光弾は、ブドウ龍砲に命中し破壊される。
「くそっ!!」
『キウイ撃輪!』
鎧武はチャクラムに似た刃物を2本呼び出し斬りかかるも、いとも簡単に一方の片手で止めると、もう一方を肘打ちで砕き折る。一瞬ひるんだすきを突き、クウガは鎧武を掴むと、そのまま投げ飛ばしていた――
~~~~~~~~~~~~~~~~
「ゼェゼェゼェ・・・・・!!」
息も荒く両膝をついている鎧武をクウガは冷ややかに見降ろしている。
「何故だ・・・・!?この姿は神の領域に至った姿の筈だ・・・・!!それなのに何故・・・!?」
「――大した神の力だな・・・・」
皮肉を含ませながら言い放つクウガに対し、鎧武は極キーを回しクルミボンバーを呼び出しクウガ目がけて放つ。が、クウガは正拳を突き出し簡単に破壊する。
「無駄だな足掻きだな・・・・」
パラパラと舞い落ちるクルミボンバーの破片を見ながらクウガはそう呟く。
「まだだ・・・。まだ終わってない・・・!!」
クルミボンバーを囮にして鎧武はいつの間にかクウガから距離を取っていた。それを見ながらクウガは冷ややかに言い放つ。
「そんな状態でどうするつもりなんだ?」
クウガの言うように、鎧武のアーマーはいたるところにひびが入り、頭部のキワミブレードも一部が欠けている。
「状態なんて関係ない俺には・・・俺達宇宙仮面ライダー部にはやるべきことがある!!」
『無双セイバー!』
『火縄大橙DJ銃!』
『極オーレ!』
そう言い放ちながら鎧武は剣と銃を呼び出し、2つを合体させる。そしてベルトのカッティングブレードを二回倒し、刃に炎状のエネルギーが纏われる。
それを見てクウガは黒いカラーリングのライジングタイタンソードを創り出すと、鎧武目がけて駆ける。
「剣1本でどうするつもりだ!?俺達は全ての怪人を倒して、真の人類の平和を築く!!」
鎧武はそう言いながら、クウガ目がけて斬撃を飛ばす。
この時点では鎧武は勝利を確信していた。が――
「ハァッ!!」
クウガは剣を持っていない腕でいともその攻撃を払いのける。驚きの声を上げる鎧武を見ながらクウガは続けて言う。
「言ったはずだ、お前は俺の手で始末すると・・・。俺がそう言った以上――」
クウガは剣を両手で握り、地面を大きく踏みながら言い放つ――。
「その言葉は絶対だ・・・・!!」
――その瞬間、鎧武目がけて複数の斬撃が叩き込まれたいた・・・・・。
ストライクチェイサーの反応を追っていた美徳たちに突如連絡が入る。それに出た美徳だったが、入ってきた情報に顔色を変える。
「おい!それは本当なのか!?・・・・分かった・・・」
「どうしたんだ・・・?」
美徳の横で車を運転していた翔一は、美徳に対し質問すると美徳は少しためらう様子を見せた後、語りはじめる。
「東京から連絡があって・・・・ゴウラムが・・・・変色し始めたそうだ・・・」
「!?・・・・分かった急ぐぞ・・・!!」
そういうと、翔一は車体の屋根にパトライトを乗せる。
「すんません。ゴウラムが変色し始めたのがが何か問題でもあるんですか・・・・?」
重い空気が漂う車内で、1人だけ話についていけてない総司が2人に質問する。すると、運転しながら翔一が答え始める。
「―――ゴウラムは超古代人が製作したクウガの支援機ってことは知っているな・・・?」
「まぁ・・・」
「だったら、ゴウラムに砂に変化して消滅するプログラムが仕込まれていたことは知っているか?」
「!どういうことですかそれ・・・・!?」
総司が驚きの声を上げると、翔一は重い口を開き始める。
「本来クウガの最強形態とされる凄まじき戦士の形態は、目覚めてはならない禁断の力なんだそうだ」
「禁断の・・・・力・・・!?」
「敵に対する怒りや憎しみ・・・・そう言った負の感情が発端となっていたる暴走形態ともいえるその形態の力に――世界を滅ぼしかねないその力に恐れを抱いた超古代人は、悪用を恐れそういったプログラムを組み込んだんだと思われてるんだ」
「じゃあゴウラムに異変が起きたってことは・・・・!?」
「・・・・もしもの時は俺達が雄介を相手にしなければならないかもな・・・」
もしもの時は、自分たちが雄介を―――、そう言った覚悟を秘めながら語る翔一と美徳に対し、総司は不安の色を濃くしていた・・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「グアァァッ!?」
そんな叫びをあげながら鎧武が地面に転がる。すぐさま起き上がると、手にしていたドリノコを投げつける。が、手の甲でいとも簡単に弾かれる。
(何故だ・・・・!?何故この姿になったのに劣勢になっているんだ・・・・!?)
そう思いながら、鎧武は先ほどまでの事を思い出していた――――
真魚の胸を刺し貫いた無双セイバーを引きぬくと、首を掴んでいた手を放し地面に転がす。
「これで・・・新たな一歩を・・・・!!」
感慨深げにそう独り言をつぶやいていた鎧武だったが、背後から聞こえた呻き声に振り向く。
「オォォォォッ・・・・!!」
クウガは血を吹き出しながら右肩に刺さっていたバナスピアーを引きぬくと、右肩を押さえながら鎧武と対峙する。
「ハァハァハァ・・・・!」
「無駄だ・・・この力の前ではクウガなど全くの無力だ!!」
そう話す鎧武の声を無視するかのように、クウガは右手を前に突き出し、左手を腰に当てながらポツリと呟く。
「本当なら・・・この姿には二度となるつもりはなかった・・・・」
「何・・・・?」
「俺の金の力は未確認生命体4号(クウガ)のものと違って、無理に抑えつけている状態だ・・・」
そう言いながらクウガの周りから放電現象を起こしながら黒い靄が立ち上りはじめる。
「本来は目覚めてはならない禁断の力にあたるあの姿は・・・下手に扱えば世界そのものを滅ぼしかねない脅威となる」
「何を・・・言っている・・・!?」
「だからこそもう二度とならない覚悟をしていた・・・。だけど――」
一旦そこで言葉を切ると、ひときわ覆う靄が強くなる。
「お前だけは・・・・俺の手で始末する・・・・!!」
そう言い放つと、覆っていた靄が晴れる。するとそこに立っていたのは先ほどまでのクウガとは全く印象の異なる姿をしたクウガだった。
赤い複眼こそ共通するものの、4本のコントロールクラウンと棘状のパーツを持つアーマー、漆黒の体全体に浮き出た金の血管状の組織――。
超古代人が禁忌する姿として碑文に残していた形態がそこにはいた。
「ついになったか・・・如月先生を倒したその姿に!」
『ブドウ龍砲!』
鎧武がそう叫びながら極キーを回すと、ブドウの意匠を持つハンドガンが現れる。そしてすぐさまクウガ目がけて発砲する。が――
「・・・・・・」
「な・・・!?」
クウガは片手を弾道上にかざす。すると、放たれたエネルギー弾はクウガに届くことなく途中で停止し、消滅する。
「くそッー!!」
クウガ目がけてブドウ龍砲を連射する鎧武だったが、放たれるエネルギー弾は当たりすらしない。さらにクウガはブドウ龍砲目がけて指先からプラズマイオンを放つ。
寸分たがわず放たれた光弾は、ブドウ龍砲に命中し破壊される。
「くそっ!!」
『キウイ撃輪!』
鎧武はチャクラムに似た刃物を2本呼び出し斬りかかるも、いとも簡単に一方の片手で止めると、もう一方を肘打ちで砕き折る。一瞬ひるんだすきを突き、クウガは鎧武を掴むと、そのまま投げ飛ばしていた――
~~~~~~~~~~~~~~~~
「ゼェゼェゼェ・・・・・!!」
息も荒く両膝をついている鎧武をクウガは冷ややかに見降ろしている。
「何故だ・・・・!?この姿は神の領域に至った姿の筈だ・・・・!!それなのに何故・・・!?」
「――大した神の力だな・・・・」
皮肉を含ませながら言い放つクウガに対し、鎧武は極キーを回しクルミボンバーを呼び出しクウガ目がけて放つ。が、クウガは正拳を突き出し簡単に破壊する。
「無駄だな足掻きだな・・・・」
パラパラと舞い落ちるクルミボンバーの破片を見ながらクウガはそう呟く。
「まだだ・・・。まだ終わってない・・・!!」
クルミボンバーを囮にして鎧武はいつの間にかクウガから距離を取っていた。それを見ながらクウガは冷ややかに言い放つ。
「そんな状態でどうするつもりなんだ?」
クウガの言うように、鎧武のアーマーはいたるところにひびが入り、頭部のキワミブレードも一部が欠けている。
「状態なんて関係ない俺には・・・俺達宇宙仮面ライダー部にはやるべきことがある!!」
『無双セイバー!』
『火縄大橙DJ銃!』
『極オーレ!』
そう言い放ちながら鎧武は剣と銃を呼び出し、2つを合体させる。そしてベルトのカッティングブレードを二回倒し、刃に炎状のエネルギーが纏われる。
それを見てクウガは黒いカラーリングのライジングタイタンソードを創り出すと、鎧武目がけて駆ける。
「剣1本でどうするつもりだ!?俺達は全ての怪人を倒して、真の人類の平和を築く!!」
鎧武はそう言いながら、クウガ目がけて斬撃を飛ばす。
この時点では鎧武は勝利を確信していた。が――
「ハァッ!!」
クウガは剣を持っていない腕でいともその攻撃を払いのける。驚きの声を上げる鎧武を見ながらクウガは続けて言う。
「言ったはずだ、お前は俺の手で始末すると・・・。俺がそう言った以上――」
クウガは剣を両手で握り、地面を大きく踏みながら言い放つ――。
「その言葉は絶対だ・・・・!!」
――その瞬間、鎧武目がけて複数の斬撃が叩き込まれたいた・・・・・。
45/57
- 更新履歴
- 更新履歴(2016年1月以降~)
- 仮面ライダークウガRe:
- うちトコX仮面ライダー スピンオフ
- 仮面ライダークウガRe: ~序章~
- クウガRe:外伝 MISSING RIDER
- クウガRe:外伝 追憶ノ章
- 仮面ライダークウガ 2078最終章
- 仮面ライダークウガ完結編 THE FINAL LEGEND
- ASSASSINATION WIZARD~希望を繋ぐ暗殺者~
- リンク
- ブログ
- 掲示板
- お問合せ
カテゴリー
最近のコメント
アーカイブ
2013年
携帯用QRコード