仮面ライダークウガRe:
第3章
悪夢への序章
――――夢を見ていた。
直感的に、これは夢なのだと、すぐに感づいた。そして一瞬にして戦慄が体を支配した。忘れるはずもない・・・否、忘れたくとも忘れることが出来るはずもない自身の記憶なのだから・・・・。
ある日の夜、紫の鎧を身に纏った異形の者と向き合う、1人の女性。女性が、異形の者に何か語りかけると、語りかけられた異形の者は、振り向くとともに、手にしていた大剣を手から落とす。
―――そうだ・・・これが彼女との出会いだった―――
――雪の中、異形の者は攻撃を受けていた。既に何者かに襲われていたのか、その体には無数の傷を負っており、体を覆うアーマーもかなりの損傷を受けていた。動きも、普段の彼の戦い方を知る者が見れば、目を見開くほど単純に、そして愚直とも言えるほどに手にしている剣を振りかざしている。
しかし、体力に限界が来たのか、立ち止まり、肩で大きく息をついている。その様子を見ていた敵は、止めを刺すべく、一気に近づく。
動きに気付いた異形の者は、手にした大剣を間に立っていた女性ごと(・・・・・・・・・・・)切り裂いていた――
~~~~~~~~~~~~~
「!!?」
そこまで見た雄介は飛び起きる。そして時計を確認すると、寝始めてからまだ2時間も経っていない。時間を確認すると、荒い息を繰り返しながら「夢か・・・」と呟く。
(最近・・・あの時の光景がよく夢に出てくる・・・・。アークルが何か伝えようとしているのか・・・それとも、彼女がまだ俺の事を・・・・?)
雄介はそう考えながら左頬に手を当てる。この時、雄介以外誰もいなかったため、雄介の左頬にうっすらと傷が浮かび上がっていたことは、誰も気が付かないでいた。
~~~~~~~~~~~~~
時を同じくして、科学警察研究所の通路を1人の人間が歩いている。服装こそ違和感が無いものの、その眼は異様に冷たい光を放っている。
その者はやがて、関係者以外の立ち入りを禁じている一室の前で歩みを止める。ドアノブに手をかけるが、鍵がかかっているのか、ドアノブは動かない。
すると、その者は扉へ手をかざす。すると、カチッと音が鳴る。そして、ドアノブに手をかけると、先ほどまで鍵がかかっていたはずの扉が開いてしまう。
鍵を開けたあとにその一室に入り、室内を一瞥する。すると、一つの装置のような物に気付く。歩み寄り、その装置のラベルに書かれた文字を見ると、その者はニヤリと笑みを浮かべていた。
~~~~~~~~
翌日、その部屋には『KEEP OUT』と書かれた黄色いテープが張られていた。
1人の刑事が関係者らしき者の話を聞くと、顔色を青ざめさせながら上司の元へ向かう。
「それは本当か!?」
上司らしき男は、顔色を変えながら部下に聞き返す。それが事実だと分かると、「マズイことになったぞ・・・!!」と呟いていた。
この一室の中の装置で、一番厳重に調べられている装置がある。中は空だが、元々は中に何か入っていたようだった。
そして、その装置のラベルにはこう書かれていた・・・・
――――未確認生命体0号
直感的に、これは夢なのだと、すぐに感づいた。そして一瞬にして戦慄が体を支配した。忘れるはずもない・・・否、忘れたくとも忘れることが出来るはずもない自身の記憶なのだから・・・・。
ある日の夜、紫の鎧を身に纏った異形の者と向き合う、1人の女性。女性が、異形の者に何か語りかけると、語りかけられた異形の者は、振り向くとともに、手にしていた大剣を手から落とす。
―――そうだ・・・これが彼女との出会いだった―――
――雪の中、異形の者は攻撃を受けていた。既に何者かに襲われていたのか、その体には無数の傷を負っており、体を覆うアーマーもかなりの損傷を受けていた。動きも、普段の彼の戦い方を知る者が見れば、目を見開くほど単純に、そして愚直とも言えるほどに手にしている剣を振りかざしている。
しかし、体力に限界が来たのか、立ち止まり、肩で大きく息をついている。その様子を見ていた敵は、止めを刺すべく、一気に近づく。
動きに気付いた異形の者は、手にした大剣を間に立っていた女性ごと(・・・・・・・・・・・)切り裂いていた――
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「!!?」
そこまで見た雄介は飛び起きる。そして時計を確認すると、寝始めてからまだ2時間も経っていない。時間を確認すると、荒い息を繰り返しながら「夢か・・・」と呟く。
(最近・・・あの時の光景がよく夢に出てくる・・・・。アークルが何か伝えようとしているのか・・・それとも、彼女がまだ俺の事を・・・・?)
雄介はそう考えながら左頬に手を当てる。この時、雄介以外誰もいなかったため、雄介の左頬にうっすらと傷が浮かび上がっていたことは、誰も気が付かないでいた。
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時を同じくして、科学警察研究所の通路を1人の人間が歩いている。服装こそ違和感が無いものの、その眼は異様に冷たい光を放っている。
その者はやがて、関係者以外の立ち入りを禁じている一室の前で歩みを止める。ドアノブに手をかけるが、鍵がかかっているのか、ドアノブは動かない。
すると、その者は扉へ手をかざす。すると、カチッと音が鳴る。そして、ドアノブに手をかけると、先ほどまで鍵がかかっていたはずの扉が開いてしまう。
鍵を開けたあとにその一室に入り、室内を一瞥する。すると、一つの装置のような物に気付く。歩み寄り、その装置のラベルに書かれた文字を見ると、その者はニヤリと笑みを浮かべていた。
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翌日、その部屋には『KEEP OUT』と書かれた黄色いテープが張られていた。
1人の刑事が関係者らしき者の話を聞くと、顔色を青ざめさせながら上司の元へ向かう。
「それは本当か!?」
上司らしき男は、顔色を変えながら部下に聞き返す。それが事実だと分かると、「マズイことになったぞ・・・!!」と呟いていた。
この一室の中の装置で、一番厳重に調べられている装置がある。中は空だが、元々は中に何か入っていたようだった。
そして、その装置のラベルにはこう書かれていた・・・・
――――未確認生命体0号
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