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仮面ライダークウガRe:


回想X探索X発見

「ライダーロケットドリルキーック!!」
「ホアチャーァァァ!!」
右手にロケット、左足にドリルを備え付けた白い体をした者と、青いエネルギーを纏った左右非対称の頭部をした者が、緑色の蛹のような姿をした者を貫き、爆発させる。
その様子を着地した後、ガッツポーズを取りながら眺める2人を余所に――
「父さん、母さん!?」
制服を着た学生の集団に取り押さえられながら、1人の少年がその光景を見ながら叫び声を上げる。その光景を目にした少年の妹だろうか、1人の少女が目から涙を流しながら先ほど爆発した者と同じ姿――ワームのサナギ体へと姿を変える。
「お前・・・怪人だったのか!?」
「だったら俺達が倒す!!行くぞ、フォーゼ!!」
青い姿の者――メテオの呼びかけに「おおっ!!」と、相槌を打ちながら一つのアストロスイッチを取り出す。
「今から俺達は、もっと強くなる!!」
『コズミック・オン』
『メテオストーム!』
フォーゼの元へ36個のアストロスイッチが集まり、メテオの周りに竜巻が巻き起こりやがて姿を変えていき、コズミックステイツとメテオストームへと姿を変える。
「喰らえ!!」
フォーゼの叫びと共に、メテオストームのストームトッパーがワームへ放たれるとその体を切り刻む。そして――
『リミットブレイク』
「ライダー超銀河フィニィィィッシュ!!」
手にした剣から放たれた斬撃を受けて、ワームが爆発する。
「樹花ァァァ!?」
そう叫ぶ少年に、取り押さえている学生たちが声をかける。
「良かったわね!あなたの家族の敵は私たち宇宙仮面ライダー部がとったわよ!!」
「ああ。これで君の家族も喜んでくれるはずだ!」
無神経としか言いようのない学生たちの言葉を体を小刻みに震わせながら聞いたが、顔を挙げると姿を徐々に変えていく。
「な!?こいつも・・・怪人・・・!?」
「一家族ごと入れ替わっていたのか!?」
取り押さえていた学生を振り払うと、フォーゼとメテオに向かっていく。しかし、もともと非力な子供のためか簡単にあしらわれる。
「がっ・・・!!?」
「怪人が・・・・生きていい世界なんて無いんだ!!」
『ロケット・オン』
手にした剣にロケットスイッチを装填し、胸のタッチパネルのうち一つを選択すると、刀身に電撃を纏った状態で斬りかかっていた――

~~~~~~~

「・・・おーい、起きろ!」
車内で海之が総司に対しそう声をかけると、総司が「ん・・・・?」と、声を出しながら目を覚ます。
「もう・・・着いたんですか?」
「ああ・・・にしても良く寝てたな、お前」
苦笑しながらそう言う海之に、「すみません」と総司が返す。すると横から「総司起きた?」と、ストライクチェイサーに乗っている雄介が声をかける。
「じゃあ、さっさと調べ終えようよ」
雄介はそう話している間にクウガへと姿を変える。それを見て2人は腰に巻いたベルトを操作し、総司はコスモに、海之はNGMR-X04 サガスレイヤーへと姿を変えていた。


「にしても見るからに怪しい建物だなぁ・・・」
キバのそれに似た複眼をしたマスクに覆われた頭部のサガが、目的の建物を見てそう呟く。
3人は長野支部の人間が発見した何かの研究施設に、先んじて捜索するためにここに訪れていた。
「じゃあ・・・入るよ・・・」
クウガが施設の扉を押すと、放置されてからだいぶ時間が経っているのか、扉が嫌な音をたてながら開く。そして中に入る際、クウガは万が一に備えて紫の姿へ変えると、ベルトの右側部からスラッシュダガーを取り出し、それを剣へと錬成する。そして、先頭を歩くクウガの後にコスモとサガが続く。
放棄されてからだいぶ時間が経っているのか、通路にはかなりの埃がたまっている。
「かなり前に放棄されたみたいだな・・・」
「そう・・・ですね・・・」
周りに注意しながら歩く3人は、やがて一室に入る。すると入ってすぐに目に入った異様な光景を見て息を呑むことになる。
「・・・!?」
「これは・・・!?」
3人が目にした物・・・・それは――

「何だよ・・・・これ・・・!?」

それは、大量のガラス瓶の中に標本として入れられた、ヒトの胎児のものだった・・・・。

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