仮面ライダークウガRe:
疾走
1人の少女が海岸沿いで膝を抱えてうずくまっている。その視線は水平線を飛んでいる白い鳥に向けられている。
「まだ、ここにいんの?」
すると1人の少年が歩いて来ていた。その後ろには、さらに1人の青年がいる。
「・・・・うみ」
「ん?」
「見てるの。すき・・・・だから」
その様子を見ていた1人の青年が口を開く。
「お呼びがかかったぜ、あいつらから」
「え?」
そう言われたとたん、少女はパッと笑顔になって立ち上がった。
「ってことは、また戦闘だねー。ま、俺ら、それがシゴトだしぃ?」
少年が少し嬉しそうに言っていると、少女も「うん!」と答える。
「今度は何人殺せるかなぁ?」
「うんっ!」
上機嫌で少年が言い、少女も勢い込んで頷く。そして、波の音を背後に置き去り、彼らはどこかに歩き去った。
~~~~
―何なんだ、アレは!?
下半身をバイクのような物に変化させ逃走を続けているアームズ・ドーパントは思わず毒づく。その答えはすぐに判明した。
「ハッ!!」
ストライクチェイサーに乗ったクウガが障害物を飛び越えてくる。少しでも逃走に有利にしようと下半身のバイク化を解除しながら、バイクでは通りにくそうなルートを選んだにも関わらずクウガはバイクを手足のように扱いながら難なく突破する。
「だったら・・・!!」
その様子を見たドーパントはこのままでは逃げ切れないと思い、バイクで突入できないであろう建物の中に入り込もうとする。すると―
「トオッ!!」
クウガはバイクから前方宙返りしながら飛び出す。すると、ストライクチェイサーはホイールが90度回転し、ボディもスライドして変形する。クウガがそこに着地すると、爆発的な速度でドーパントを追い抜く。そして、すぐさまUターンして戻ってくると、その速度を利用して前へ飛び出すと右手ストレートを繰り出す。
「グアァッ!?」
クウガの右ストレートをもろに食らい、吹き飛ばされると同時に下半身のバイク化が解ける。クウガは空中でエールパッカーを装着すると、スラスターを吹かしてスピードを殺して着地する。
「このぉ・・・・!!」
ドーパントが立ちあがった際に背後から銀色のオーロラが発生すると、オーロラの中から黒影トルーパーが大量になだれ込んできてクウガを周りを囲む。
「今だ、かかれ!!」
ドーパントの声と共に黒影が一斉に飛び掛かる。しかし、クウガは焦る様子も無くソードパッカーを転送し、対艦刀「グングニル」を手に取ると、一気に黒影トルーパーを切り裂く。
「な、何ィ!?」
大量にいた黒影トルーパーが一撃で全滅したことに驚くドーパントだったが、気を取り直して両腕を銃に変化させると乱射する。しかし、クウガはシールドを転送して全て防ぎきる。そればかりかスラスターを吹かしてドーパントへ向かって突っ込んで来る。それを見てドーパントは片腕を斧に変えると突き出されたシールドを真一文字に切り払う。が、そこにはクウガの姿が無かったため、唖然として周りを見渡したドーパントは不意に視線を上に向ける。そこではすでにエールパッカーを装着していた金の紫のクウガが切っ先に金の装飾の付いた大剣を振り下ろそうとしていた。
「クッ・・・!!」
すぐさまドーパントは銃にしたままだった片腕を盾に変えるとその攻撃を防ごうとするが、落下速度に金の紫の姿での腕力に剣自体の重さも加わった攻撃の防ぎきれるはずもなく、ドーパントは盾ごと切り裂かれる。
「グアァァァァァッ!!?」
爆発したドーパントから飛び出してきたメモリを砕き、変身を解除してから取り出した手錠で男を捕縛すると、携帯で警察に連絡する。
「・・・・この格好、どうしよう」
連絡し終えた後、絶対に見られたくない女装姿を見られることに、雄介は軽い頭痛を覚えていた。
「まだ、ここにいんの?」
すると1人の少年が歩いて来ていた。その後ろには、さらに1人の青年がいる。
「・・・・うみ」
「ん?」
「見てるの。すき・・・・だから」
その様子を見ていた1人の青年が口を開く。
「お呼びがかかったぜ、あいつらから」
「え?」
そう言われたとたん、少女はパッと笑顔になって立ち上がった。
「ってことは、また戦闘だねー。ま、俺ら、それがシゴトだしぃ?」
少年が少し嬉しそうに言っていると、少女も「うん!」と答える。
「今度は何人殺せるかなぁ?」
「うんっ!」
上機嫌で少年が言い、少女も勢い込んで頷く。そして、波の音を背後に置き去り、彼らはどこかに歩き去った。
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―何なんだ、アレは!?
下半身をバイクのような物に変化させ逃走を続けているアームズ・ドーパントは思わず毒づく。その答えはすぐに判明した。
「ハッ!!」
ストライクチェイサーに乗ったクウガが障害物を飛び越えてくる。少しでも逃走に有利にしようと下半身のバイク化を解除しながら、バイクでは通りにくそうなルートを選んだにも関わらずクウガはバイクを手足のように扱いながら難なく突破する。
「だったら・・・!!」
その様子を見たドーパントはこのままでは逃げ切れないと思い、バイクで突入できないであろう建物の中に入り込もうとする。すると―
「トオッ!!」
クウガはバイクから前方宙返りしながら飛び出す。すると、ストライクチェイサーはホイールが90度回転し、ボディもスライドして変形する。クウガがそこに着地すると、爆発的な速度でドーパントを追い抜く。そして、すぐさまUターンして戻ってくると、その速度を利用して前へ飛び出すと右手ストレートを繰り出す。
「グアァッ!?」
クウガの右ストレートをもろに食らい、吹き飛ばされると同時に下半身のバイク化が解ける。クウガは空中でエールパッカーを装着すると、スラスターを吹かしてスピードを殺して着地する。
「このぉ・・・・!!」
ドーパントが立ちあがった際に背後から銀色のオーロラが発生すると、オーロラの中から黒影トルーパーが大量になだれ込んできてクウガを周りを囲む。
「今だ、かかれ!!」
ドーパントの声と共に黒影が一斉に飛び掛かる。しかし、クウガは焦る様子も無くソードパッカーを転送し、対艦刀「グングニル」を手に取ると、一気に黒影トルーパーを切り裂く。
「な、何ィ!?」
大量にいた黒影トルーパーが一撃で全滅したことに驚くドーパントだったが、気を取り直して両腕を銃に変化させると乱射する。しかし、クウガはシールドを転送して全て防ぎきる。そればかりかスラスターを吹かしてドーパントへ向かって突っ込んで来る。それを見てドーパントは片腕を斧に変えると突き出されたシールドを真一文字に切り払う。が、そこにはクウガの姿が無かったため、唖然として周りを見渡したドーパントは不意に視線を上に向ける。そこではすでにエールパッカーを装着していた金の紫のクウガが切っ先に金の装飾の付いた大剣を振り下ろそうとしていた。
「クッ・・・!!」
すぐさまドーパントは銃にしたままだった片腕を盾に変えるとその攻撃を防ごうとするが、落下速度に金の紫の姿での腕力に剣自体の重さも加わった攻撃の防ぎきれるはずもなく、ドーパントは盾ごと切り裂かれる。
「グアァァァァァッ!!?」
爆発したドーパントから飛び出してきたメモリを砕き、変身を解除してから取り出した手錠で男を捕縛すると、携帯で警察に連絡する。
「・・・・この格好、どうしよう」
連絡し終えた後、絶対に見られたくない女装姿を見られることに、雄介は軽い頭痛を覚えていた。
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