仮面ライダークウガ 2078最終章
第8話 消えぬ想い
「保志さん。何見てるんだ?」
何かの書類を見ている保志に対し、片手にプレーンシュガーを手にしている晴人がそう声をかける。
「ん?ちょっと調べもの」
「おい雄介。それ翔一の診断報告書だろ?」
「翔一って・・・・2週間前の襲撃で殉職したっていう?」
「何か複雑な気分だな。同じ名前が殉職してるっていうのは・・・」
「こっちのショウイチの言ったことは置いとくとして、今更2週間前の報告書見てどうするんだ?」
複雑な表情をしながらそう言ったショウイチの後にそう言った士だったが、保志の言った言葉に顔色を変える。
「少し違和感があるんだよ」
「違和感?」
「翔一の死因は銃撃よるもの。だけど翔一の手にしていた銃に発砲した形跡はなかった・・・」
「でも、それは使う間もなく撃たれたからじゃ・・・・」
保志の後にそう言った凛子の言葉を保志自身が即座に否定する。
「それは無い。翔一の射撃の腕前は同期の中でもトップクラスだった。なのに一発も使っていないっていうのは不自然すぎる。それから・・・」
「それから?」
「持っていたペルセウスのベルトも使われた形跡はなかった。銃を使わなかった理由が怪人が相手だったのなら、なおさらそっちを使わなかったのはおかしい」
「確かに・・・・」
「それに・・・・」
「それにって・・・・まだ何かあるのか?」
そう言い淀んだ保志の脳裏には翔一の最期の言葉が思い浮かんでいた。そんな保志に晴人が疑念を抱き尋ねるが、保志自身は「何でもないよ」と否定する。
「ところで京都さんはどこ行ったんですか?」
そんな中、京都がいないことに気付いたタクミがその行方を近くにいた光彦に尋ねる。
「ああ。なんでも例のスカイライダーを探しに行ってるらしい」
「え?何で彼女が・・・・」
「東京がMIAになった時に一番責任感じてたのは彼女だったしねェー・・・・」
光彦の言った言葉に疑問を持ったタクミがそんな言葉を出すと、美穂があの日の事を思い出しながらぼんやりと呟く。
「でもさ、だからって何で必死に探すワケ?」
「・・・・誰だって、親しい人に何かあったと分かったらじっとなんてしてられないさ――――」
「何か、それを聞いていると過去にお前自身にも何かあったように聞こえるぞ?」
「んー・・・まあね・・・」
カズマがそう言った後、ポツリとそう呟いた保志に対しショウイチがそう聞いたので、少し影のある表情を浮かべながら保志は曖昧に答えていた―――。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「東京はん・・・・・!!」
息を切らしながらもやっと東京を見つけた京都はそう声をかけた。が――
「・・・・すまない―――」
「え?」
「今の俺には過去の記憶が殆どないんだ・・・。だから俺には君が誰なのか全く分からない・・・」
「東京はん・・・・」
悲しげな表情を浮かべる京都だったが、東京が「だけど」と言った後の言葉で表情を変える。
「だけど、俺は君の事を完全に忘れていない気がする。何故だかは分からないが君を見てからずっとそんな気がする」
「東京はん・・・・」
「ここにいたかホッパー4号―――」
そんな時、東京に対してそう声をかける存在がいた。見ると、ビルの外壁に蜘蛛の怪人――スパイダーが張り付いていた。
「ホッパー4号。今すぐSHOCKERに戻れ」
「・・・お前たちが俺の記憶を奪ったんじゃないのか?俺は今更SHOCKERに戻る気はない・・・!!」
後ろにいる京都を庇うようにスパイダーの前にでた東京だったが、その周りにはいつの間にかバッタを思わせる仮面を持った6人に囲まれていた。
「SHOCKERを裏切った者は死あるのみだ!やれ!裏切り者を抹殺しろ!!」
スパイダーの指示に従い仮面を装着したショッカーライダーは一斉に東京目がけて蹴りと拳を突き出す。
その攻撃を東京は京都を抱えると、ショッカーライダーの囲いからジャンプして躱す。
ショッカーライダー達から離れた場所に着地した東京は京都を降ろすと隠れているように言う。
そんな東京に再び向かってきたショッカーライダーの攻撃をジャンプしながらベルトの"トルネード"を回転させながら回避すると、着地すると同時に仮面を装着していた。
「行くぞ―――」
東京――スカイライダーはそう呟くと立ち向かっていった―――。
何かの書類を見ている保志に対し、片手にプレーンシュガーを手にしている晴人がそう声をかける。
「ん?ちょっと調べもの」
「おい雄介。それ翔一の診断報告書だろ?」
「翔一って・・・・2週間前の襲撃で殉職したっていう?」
「何か複雑な気分だな。同じ名前が殉職してるっていうのは・・・」
「こっちのショウイチの言ったことは置いとくとして、今更2週間前の報告書見てどうするんだ?」
複雑な表情をしながらそう言ったショウイチの後にそう言った士だったが、保志の言った言葉に顔色を変える。
「少し違和感があるんだよ」
「違和感?」
「翔一の死因は銃撃よるもの。だけど翔一の手にしていた銃に発砲した形跡はなかった・・・」
「でも、それは使う間もなく撃たれたからじゃ・・・・」
保志の後にそう言った凛子の言葉を保志自身が即座に否定する。
「それは無い。翔一の射撃の腕前は同期の中でもトップクラスだった。なのに一発も使っていないっていうのは不自然すぎる。それから・・・」
「それから?」
「持っていたペルセウスのベルトも使われた形跡はなかった。銃を使わなかった理由が怪人が相手だったのなら、なおさらそっちを使わなかったのはおかしい」
「確かに・・・・」
「それに・・・・」
「それにって・・・・まだ何かあるのか?」
そう言い淀んだ保志の脳裏には翔一の最期の言葉が思い浮かんでいた。そんな保志に晴人が疑念を抱き尋ねるが、保志自身は「何でもないよ」と否定する。
「ところで京都さんはどこ行ったんですか?」
そんな中、京都がいないことに気付いたタクミがその行方を近くにいた光彦に尋ねる。
「ああ。なんでも例のスカイライダーを探しに行ってるらしい」
「え?何で彼女が・・・・」
「東京がMIAになった時に一番責任感じてたのは彼女だったしねェー・・・・」
光彦の言った言葉に疑問を持ったタクミがそんな言葉を出すと、美穂があの日の事を思い出しながらぼんやりと呟く。
「でもさ、だからって何で必死に探すワケ?」
「・・・・誰だって、親しい人に何かあったと分かったらじっとなんてしてられないさ――――」
「何か、それを聞いていると過去にお前自身にも何かあったように聞こえるぞ?」
「んー・・・まあね・・・」
カズマがそう言った後、ポツリとそう呟いた保志に対しショウイチがそう聞いたので、少し影のある表情を浮かべながら保志は曖昧に答えていた―――。
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「東京はん・・・・・!!」
息を切らしながらもやっと東京を見つけた京都はそう声をかけた。が――
「・・・・すまない―――」
「え?」
「今の俺には過去の記憶が殆どないんだ・・・。だから俺には君が誰なのか全く分からない・・・」
「東京はん・・・・」
悲しげな表情を浮かべる京都だったが、東京が「だけど」と言った後の言葉で表情を変える。
「だけど、俺は君の事を完全に忘れていない気がする。何故だかは分からないが君を見てからずっとそんな気がする」
「東京はん・・・・」
「ここにいたかホッパー4号―――」
そんな時、東京に対してそう声をかける存在がいた。見ると、ビルの外壁に蜘蛛の怪人――スパイダーが張り付いていた。
「ホッパー4号。今すぐSHOCKERに戻れ」
「・・・お前たちが俺の記憶を奪ったんじゃないのか?俺は今更SHOCKERに戻る気はない・・・!!」
後ろにいる京都を庇うようにスパイダーの前にでた東京だったが、その周りにはいつの間にかバッタを思わせる仮面を持った6人に囲まれていた。
「SHOCKERを裏切った者は死あるのみだ!やれ!裏切り者を抹殺しろ!!」
スパイダーの指示に従い仮面を装着したショッカーライダーは一斉に東京目がけて蹴りと拳を突き出す。
その攻撃を東京は京都を抱えると、ショッカーライダーの囲いからジャンプして躱す。
ショッカーライダー達から離れた場所に着地した東京は京都を降ろすと隠れているように言う。
そんな東京に再び向かってきたショッカーライダーの攻撃をジャンプしながらベルトの"トルネード"を回転させながら回避すると、着地すると同時に仮面を装着していた。
「行くぞ―――」
東京――スカイライダーはそう呟くと立ち向かっていった―――。
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