仮面ライダークウガ 2078最終章
第47話 輝ける未来へ
七色の光がダークノヴァを飲み込むと、その肉体を粉砕させて完全に消滅させる。
地上からその爆発を見届けた銀色の戦士だったが、やがてその肉体は光の粒子となって消滅していった―――。
~~~
駆けだした真魚は、保志を見つけると駆け寄って抱き着く。
「真魚の声、聞こえたよ」
保志はそう言いながら、真魚を抱きしめる。
その後、保志はずっと片手に握っていた石のようなものを真魚に握らせる。
それは保志の腹部から離れ、完全に石化しているアークルであった。
真魚の手に渡されたアークルは、やがて金色の粉となって消えていった・・・。
「もう・・・クウガにはなれないね・・・」
「たとえクウガになれなくても、自分自身で未来(みち)を切り開いていけるさ・・・」
保志と真魚のやり取りの後に続々と全員が集まってくる中で、突如銀色のオーロラが発生する。
その奥にはどこかの高校が映し出されている。
「あれって天高じゃないっすか!?」
「てことはここでお別れってことか・・・」
JKと隼がそうやり取りしていると、弦太朗が大声で待ったをかける。
「ちょっと待った!まだ誰ともダチになってねぇんだ!!というわけで今すぐ俺とダチにn」
「「いいからとっと帰れ」」
「「「あーっ!?」」」
誰ともダチになってないとして、友達作りをしようとしている弦太朗を東京と晴人がオーロラ目がけて同時に蹴り込む。弦太朗は仮面ライダー部全員を巻き込んでオーロラの中に吹っ飛ばされると、そのままオーロラは閉じてしまったことで元の世界に強制送還されてしまった。
それから数日にかけて、全員が元の世界へと戻っていく。
最後に晴人と凛子が戻るとき、見送りに来た保志が晴人に告げる。
「晴人、凛子を幸せにしてあげなよ?」
「―――うるせぇ・・・!!」
顔を赤めながらそう返した晴人と同じく顔を赤くしている凛子がオーロラに入っていくのを、保志はオーロラが消えるまで見送っていた―――。
~~~
「相変わらずピンボケしてますね・・・」
写真館に戻ってきた3人のうち、夏海はこの世界で士が撮った写真を見ながらそう呟く。
そんな中、ユウスケが心配そうに呟く。
「けど、この世界の仮面ライダーが消えちゃったけど大丈夫なのかな・・・」
「大丈夫ですよ。きっとこの世界が危機に陥ったときは再び力を貸してくれますよ!」
夏海がそう言うが、それに対し士は「どうかな」と言う。
「たぶん、もう二度と現れることは無いだろうな・・・」
「どうしてですか・・・!?仮面ライダーがいなくなったら、この世界はどうやって危機に立ち向かえば・・・」
「少なくとも、そうやってあてにする奴がいる限りは現れることは無いはずだ。あえて突き放すために人間の前から姿を消す・・・そうとうなスパルタ精神の持ち主だな」
士はそう言いながら写真を1枚手に取る。ぼやけながらも保志に真魚が抱き着いていたが、その背後にはその2人を見守るように見慣れない女性らしき姿が映っている。
―――破壊による創造ではなく、姿を消すことで更なる道を示したか・・・。
士は写真を置くとそう心の中でそう呟く。
そのとき、背景スクロールが音を立てて別の背景絵に変わる。
それと同時に窓の外の景色も変化したことで、また別の世界へと移動したことを察知する。
「俺たちの旅もまだまだ続く・・・・ってことか・・・」
背景スクロールを見ながら、士はそう呟いたのだった―――。
~~~
「霧子には何て・・・?」
霧子の墓前に真魚と共に花を添えた帰りに保志はそう尋ねる。
「ん?んー、ありがとう・・・かな?私が闇に捕らわれたときも、ダークノヴァと雄介が戦った時も霧子さんが守ってくれていたような気がしていたから・・・。だから、ありがとうかなって」
「そうか・・・」
「ねぇ雄介」
「ん?」
「雄介は霧子さんに何を―――」
「・・・真魚と同じかな。ありがとう―――」
「それから、済まないと・・・さようなら・・・」
保志の言葉に「そう・・・」とうなずきかけた真魚は、続けて語られた言葉に思わず足を止める。
保志は振り向くと真魚に片手を差し出す。
「行こうか・・・・」
「うん・・・」
真魚は保志の言葉に返事を返すと、その手を取っていた―――。
地上からその爆発を見届けた銀色の戦士だったが、やがてその肉体は光の粒子となって消滅していった―――。
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駆けだした真魚は、保志を見つけると駆け寄って抱き着く。
「真魚の声、聞こえたよ」
保志はそう言いながら、真魚を抱きしめる。
その後、保志はずっと片手に握っていた石のようなものを真魚に握らせる。
それは保志の腹部から離れ、完全に石化しているアークルであった。
真魚の手に渡されたアークルは、やがて金色の粉となって消えていった・・・。
「もう・・・クウガにはなれないね・・・」
「たとえクウガになれなくても、自分自身で未来(みち)を切り開いていけるさ・・・」
保志と真魚のやり取りの後に続々と全員が集まってくる中で、突如銀色のオーロラが発生する。
その奥にはどこかの高校が映し出されている。
「あれって天高じゃないっすか!?」
「てことはここでお別れってことか・・・」
JKと隼がそうやり取りしていると、弦太朗が大声で待ったをかける。
「ちょっと待った!まだ誰ともダチになってねぇんだ!!というわけで今すぐ俺とダチにn」
「「いいからとっと帰れ」」
「「「あーっ!?」」」
誰ともダチになってないとして、友達作りをしようとしている弦太朗を東京と晴人がオーロラ目がけて同時に蹴り込む。弦太朗は仮面ライダー部全員を巻き込んでオーロラの中に吹っ飛ばされると、そのままオーロラは閉じてしまったことで元の世界に強制送還されてしまった。
それから数日にかけて、全員が元の世界へと戻っていく。
最後に晴人と凛子が戻るとき、見送りに来た保志が晴人に告げる。
「晴人、凛子を幸せにしてあげなよ?」
「―――うるせぇ・・・!!」
顔を赤めながらそう返した晴人と同じく顔を赤くしている凛子がオーロラに入っていくのを、保志はオーロラが消えるまで見送っていた―――。
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「相変わらずピンボケしてますね・・・」
写真館に戻ってきた3人のうち、夏海はこの世界で士が撮った写真を見ながらそう呟く。
そんな中、ユウスケが心配そうに呟く。
「けど、この世界の仮面ライダーが消えちゃったけど大丈夫なのかな・・・」
「大丈夫ですよ。きっとこの世界が危機に陥ったときは再び力を貸してくれますよ!」
夏海がそう言うが、それに対し士は「どうかな」と言う。
「たぶん、もう二度と現れることは無いだろうな・・・」
「どうしてですか・・・!?仮面ライダーがいなくなったら、この世界はどうやって危機に立ち向かえば・・・」
「少なくとも、そうやってあてにする奴がいる限りは現れることは無いはずだ。あえて突き放すために人間の前から姿を消す・・・そうとうなスパルタ精神の持ち主だな」
士はそう言いながら写真を1枚手に取る。ぼやけながらも保志に真魚が抱き着いていたが、その背後にはその2人を見守るように見慣れない女性らしき姿が映っている。
―――破壊による創造ではなく、姿を消すことで更なる道を示したか・・・。
士は写真を置くとそう心の中でそう呟く。
そのとき、背景スクロールが音を立てて別の背景絵に変わる。
それと同時に窓の外の景色も変化したことで、また別の世界へと移動したことを察知する。
「俺たちの旅もまだまだ続く・・・・ってことか・・・」
背景スクロールを見ながら、士はそう呟いたのだった―――。
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「霧子には何て・・・?」
霧子の墓前に真魚と共に花を添えた帰りに保志はそう尋ねる。
「ん?んー、ありがとう・・・かな?私が闇に捕らわれたときも、ダークノヴァと雄介が戦った時も霧子さんが守ってくれていたような気がしていたから・・・。だから、ありがとうかなって」
「そうか・・・」
「ねぇ雄介」
「ん?」
「雄介は霧子さんに何を―――」
「・・・真魚と同じかな。ありがとう―――」
「それから、済まないと・・・さようなら・・・」
保志の言葉に「そう・・・」とうなずきかけた真魚は、続けて語られた言葉に思わず足を止める。
保志は振り向くと真魚に片手を差し出す。
「行こうか・・・・」
「うん・・・」
真魚は保志の言葉に返事を返すと、その手を取っていた―――。
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