第57回『がんばれ!ベアーズ』
子供の意地、大人の意地

『がんばれ!ベアーズ』(The Bad News Bears)
1976年:アメリカ
監督:マイケル・リッチー
弱小チームがやっと登りつめた決勝戦。チーム内最弱の少年に出番が回ってくるが、自分のプレイに自信を持てない少年は監督に向かって訴える。
「監督、この試合は勝ちたいから、僕を出さないでほしいんだ……」
すると監督は静かに答える。
「お前はベンチを温めるために生まれて来たのか?」
小さく首を横に振る少年。
「よし、さっさと行ってベストを尽くしてこい!!」
負け犬チームがひょんなことから一念発起して人生の巻き返しを図る、という星の数ほど作られてきたベタベタなスポ根コメディーだが、野球チームの監督役が飲んだくれのダメオヤジで、子供主体の映画ながら割とクセやアクのある作品だ。
かつてマイナーリーグの選手だったバターメイカー(ウォルター・マッソー)は、今や飲んだくれのダメオヤジ。常に缶ビールや小瓶のバーボンを片手に(バドワイザーとジム・ビームをチャンポンするのが好み)、プールの清掃人として口を糊する日々を送っている。
ある日、ひょんなことから彼に「野球の仕事」が舞い込んでくる。とある市議会議員の依頼で、地元の少年野球リーグの新チーム「ベアーズ」の監督をすることになったのだ。おそらくこの市議会議員が、自分の息子のために即席の野球チームを作ったのだろう。
バターメイカーは乗り気ではなかったものの、報酬も貰えるとあってさっそく練習に入る。ところが集まったのは野球の野の字も知らないボンクラ少年ばかり。試合はおろか、キャッチボールさえままならないようなありさまである。途方に暮れるバターメイカー。
そして案の定、初試合で1回の表に26失点という大惨敗を喫する。
さすがのボンクラ少年たちもこれにはひどく落ち込み、皆で決をとってやめることにしたとまで言い出す。それを聞いて静かに話し始めるバターメイカー。
「皆の気持ちは分かる。俺は役立たずだったし、何もしてやれなかった……すまん」
重たい空気がその場を包み込む。
「しかし一度あきらめたら癖になる。もっと他にいい監督がいればいいんだが……まぁ、これも何かの縁だ。さぁ、みんな練習の支度をしろ」
「なんで? おれたち皆でやめるって決めたんだぜ」
途端、持っていた野球道具を生意気なガキに投げつけるバターメイカー。
「わがままは許さん!! さっさと練習を始めるんだ!!」
元マイナーリーガーの野球魂に火がついたのだ。
「弱虫ども、さっさと位置につけ!! さもないと蹴り飛ばすぞ!!」
こうして、弱小ベアーズの猛特訓の日々が始まるのだった。ダメダメだった少年たちも、26失点の悔しさをバネにメキメキと成長してゆく。そして強力な助っ人が二人も加わり、目標はいつしか「リーグ優勝」という最大級のものに。しかし彼らの前には、リーグ内最強の敵「ヤンキース」が立ちはだかる。果たして我らがベアーズに勝利の女神は微笑むのか!?
あらすじとしては100万回は聞いたことがありそうな至極凡庸なものだが、本作はその凡庸なプロットを、ほどよく毒を利かせたシニカルな笑いと、普遍的な人間ドラマの妙で巧みに味付けし、ラストまで一切中だるみなく、ホップ、ステップ、ジャンプ、とテンポよく話を転がしてゆく。
ベアーズのメンバー各々のキャラの立て方、描き分けもよく出来ており、また、軽いだけのドタバタにも、あるいは湿っぽいお涙頂戴にも偏らない「笑い」と「ドラマ」の絶妙なバランス感覚が、作品全体の質を底上げしている。
面白いのは、「勝つ」ということに対して生まれる、大人たちと子供たちの間の溝だ。何らかの勝負をする以上、勝つことが目標なのは誰しも同じだが、しかし「勝つためには姑息な駆け引きも必要だ」という大人の打算には、どうしたって子供たちは付いて行くことが出来ない。
弱小チームであったベアーズが順調に勝ち始めると、監督のバターメイカーは「勝つ」というよりは「負けないようにする」ことを考え始め、才能ある選手ばかりを活躍させ、野球の基本であるチームプレイを無視するような指示を出したり、あるいはまた、打てないバッターには自らデッドボールに当たりに行けという指示を出すようになる。
当然、正々堂々と戦って勝った時の喜びをモチベーションにプレイしている子供たちの心は、バターメイカーから離れていってしまう。バターメイカーは勝ち負けにこだわるあまり、自分がいつの間にか正々堂々とプレイして野球を楽しむ心を忘れていたことに気付く(というよりは子供たちに気付かされる)。子供たちは良くも悪くも純粋(単純)で、大人たちはいつだって打算的なのだということを、本作は割合シビアなタッチで描いている。
ベアーズの少年たちに有色人種が多く(内二人は英語も喋れないメキシコ人)、そのベアーズの発起人らしき市議会議員のオフィスには、堂々とキング牧師やケネディ大統領の写真が飾られているところを見ると、この市議会議員がリベラルを売りにしているということが分かる。
いくつかのシーンから、この市議会議員が子供たちの意思を全く尊重していないことが分かるので、おそらくこの人種混合型のベアーズという存在も、自身のリベラルを売りにするための宣伝材料なのではないかと思えてしまう。まぁ本筋には特に関係のない話なのだが、先述した、子供たちの純粋(単純)な部分と大人たちの打算的な部分とを対比的に見る上でのポイントではある。
もちろん、本作はそのような社会批評的な要素の強い映画ではなく、あくまで純粋な娯楽作品である。ラストには心がスカッとするような晴ればれしい展開が待っている。がしかし、先述したような「大人」対「子供」のシビアな展開もしっかりと描かれているからこそ、作品全体のバランスも良くなってくる。他のチームのユニフォームに書いてあるスポンサー名が「デニーズ」や「ピザハット」なのに対して、ベアーズの背中にあるのが「保釈金融資会社」というのは最高に笑える。こういう程よいシニカルさも、本作の大きな魅力である。
(2012年11月3日)
- 第1回『バルスーズ』
- 第2回『地獄』
- 第3回『北国の帝王』
- 第4回『カンバセーション …盗聴…』
- 第5回『アギーレ 神の怒り』
- 第6回『コックファイター』
- 第7回『血を吸うカメラ』
- 第8回『ドリラー・キラー』
- 第9回『ゾンビ』(米国劇場公開版)
- 第10回『エルム街の悪夢』
- 第11回『第9地区』
- 第12回『ジャガーノート』
- 第13回『バッド・ルーテナント』(1992年)
- 第14回『股旅』
- 第15回『シティ・オブ・ゴッド』
- 第16回『イレイザーヘッド』
- 第17回『ミーン・ストリート』
- 第18回『赤い影』
- 第19回『アンドロメダ…』
- 第20回『にっぽん昆虫記』
- 第21回『ダイナマイトどんどん』
- 第22回『インセプション』
- 第23回『サンキュー・スモーキング』
- 第24回『FUCK ファック』
- 第25回『レイチェルの結婚』
- 第26回『スパイナル・タップ』
- 第27回『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』
- 第28回『その男、凶暴につき』
- 第29回『戦場でワルツを』
- 第30回『エイリアン』
- 第31回『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
- 第32回『グラン・トリノ』
- 第33回『ファイト・クラブ』
- 第34回『人斬り与太 狂犬三兄弟』
- 第35回『ハロルドとモード/少年は虹を渡る』
- 第36回『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』
- 第37回『110番街交差点』
- 第38回『ソナチネ』
- 第39回『アンストッパブル』
- 第40回『ストリートファイター』(1975年)
- 第41回『エンゼル・ハート』
- 第42回『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』
- 第43回『ブレードランナー』
- 第44回『彼とわたしの漂流日記』
- 第45回『オアシス』(2002年)
- 第46回『極道黒社会 RAINY DOG』
- 第47回『ワイルドバンチ』
- 第48回『未知への飛行 -フェイル・セイフ-』
- 第49回『要塞警察』
- 第50回『ザ・タウン』
- 第51回『ゴーン・ベイビー・ゴーン』
- 第52回『パンズ・ラビリンス』
- 第53回『ウォッチメン』
- 第54回『雨の午後の降霊祭』
- 第55回『ザ・ドライバー』
- 第56回『恐怖の岬』
- 第57回『がんばれ!ベアーズ』
- 第58回『超高層プロフェッショナル』
- 第59回『鬼哭 KIKOKU』
- 第60回『ブロンソン』
- 第61回『ブルース・ハープ』
- 第62回『大阪最強伝説 喧嘩の花道』
- 第63回『穴』(1960年)
- 第64回『フレンチ・コネクション2』
- 第65回『ミスター・ノーボディ』
- 第66回『アフリカの光』
- 第67回『ヴァンパイア/最期の聖戦』
- 第68回『ナイトライダーズ』(1981年)
- 第69回『ザ・チャイルド』(1976年)
- 第70回『ビジターQ』
- 第71回『盲獣』
- 第72回『キラー・ジョー』
- 第73回『シュガーマン 奇跡に愛された男』
- 第74回『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』
- 第75回『フロム・ダスク・ティル・ドーン』
- 第76回『競輪上人行状記』
- 第77回『ザ・レイド』
- 第78回『プッシャー』
- 第79回『プッシャー2』
- 第80回『プッシャー3』
- 第81回『ランゴリアーズ』
- 第82回『暗黒街の顔役』
- 第83回『レスラー』
- 第84回『おとなのけんか』
- 第85回『キッズ・リターン』
- 第86回『ブラック・サンデー』
- 第87回『ありふれた事件』
- 第88回『キャリー』
- 第89回『ウェストワールド』
- 第90回『さらばベルリンの灯』
- 第91回『シャブ極道』
- 第92回『出張』(1989年)
- 第93回『実録 私設銀座警察』
- 第94回『3-4x10月』
- 第95回『ドライヴ』
- 第96回『デッドゾーン』
- 第97回『ウィンターズ・ボーン』
- 第98回『グッバイ、レーニン!』
- 第99回『ゾンビ大陸 アフリカン』
- 第100回『エリート・スクワッド』
- 第101回『エリート・スクワッド2』
- 第102回『インファナル・アフェアⅡ 無間序曲』
- 第103回『新しき世界』
- 第104回『フェイズIV/戦慄!昆虫パニック』
- 第105回『危険な愛』(1973年)
- 第106回『狂った野獣』
- 第107回『少年』(1969年)
- 第108回『県警対組織暴力』
- 第109回『グッドフェローズ』
- 第110回『パワープレイ』(1978年)
- 第111回『ステロイド合衆国』
- 第112回『DEAD OR ALIVE 2 逃亡者』
- 第113回『アポカリプト』
- 第114回『クラウド アトラス』
- 第115回『牢獄処刑人』
- 第116回『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』
- 第117回『ノー・マンズ・ランド』
- 第118回『スカーフェイス』
- 第119回『トゥモロー・ワールド』
- 第120回『セコンド』(1966年)
- 第121回『エルマー・ガントリー/魅せられた男』
- 第122回『実録 阿部定』
- 第123回『カリフォルニア・ドールズ』
- 第124回『チェンジリング』(1979年)
- 第125回『丑三つの村』
- 第126回『プレデター』
- 第127回『ショーガール』
- 第128回『マジカル・ガール』
- 第129回『ちはやふる 上の句/下の句』
- 第130回『ヒメアノ~ル』
- 第131回『葛城事件』
- 第132回『日本で一番悪い奴ら』
- 第133回『シン・ゴジラ』
- 第134回『さざなみ』(2015年)
- 第135回『ディーパンの闘い』
- 第136回『孤高の遠吠』
- 第137回『アシュラ』(2016年)
- 第138回『ヒート』
- 第139回『共犯者』(1999年)
- 第140回『逆徒』
- 第141回『全員死刑』
- 第142回『ヘドローバ』
- 第143回『勝手にふるえてろ』
- 第144回『ハングマンズ・ノット』
- 第145回『オカルト』(2009年)
- 第146回『ノロイ』
- 第147回『恐怖の報酬』(1977年)
- 第148回『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』
- 第149回『ザ・フォーリナー/復讐者』
- 第150回『十階のモスキート』
- 第151回『嗚呼!おんなたち 猥歌』
- 第152回『デス・バレット』
- 第153回『ローリング・サンダー』
- 第154回『犬、走る DOG RACE』
- 第155回『キング・オブ・コメディ』
- 第156回『ジョーカー』
- 第157回『ラストマン・スタンディング』
- 第158回『ザ・レイド GOKUDO』
- 第159回『死霊のえじき』
- 第160回『虚空門 GATE』
- 第161回『博徒斬り込み隊』
- 第162回『ロケーション』
- 第163回『マラソン マン』
- 第164回『屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ』
- 第165回『セックス・チェック 第二の性』
- 第166回『サスペリア』(1977年)
- 第167回『狙撃』(1968年)
- 第168回『雷魚』(1997年)
- 第169回『ランボー/ラスト・ブラッド』
- 第170回『懲罰大陸★USA』
- 第171回『CURE』(1997年)
- 第172回『アルカトラズからの脱出』
- 第173回『透明人間』(2020年)
- 第174回『ブルータル・ジャスティス』
- 第175回『蜘蛛の瞳』
- 第176回『バクラウ/地図から消された村』
- 第177回『クラッシュ』(1996年)
- 第178回『子連れ狼/死に風に向う乳母車』
- 第179回『エグゼクティブ・デシジョン』
- 第180回『クリスティーン』
- 第181回『ブリス』(2019年)
- 第182回『トレマーズ』
- 第183回『カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-』
- 第184回『コマンドー』
- 第185回『ゴースト・ドッグ』
- 第186回『青い春』
- 第187回『スリー・フロム・ヘル』
- 第188回『狂熱の季節』
- 第189回『ワイルドカード』
- 第190回『奈落の翅』
- 第191回『キング・コング』(1933年)
- 第192回『パニック・イン・テキサスタワー』
- 第193回『CUBE』(1997年)
- 第194回『カリガリ博士』
- 第195回『ダークマン』
- 第196回『コンバット・ショック』
- 第197回『レッド・ドラゴン』(1986年)
- 第198回『さらばアフリカ』
- 第199回『全身犯罪者』
- 第200回『世界残酷物語』
- 第201回『クライ・マッチョ』
- 第202回『ヒューマン・キャッチャー』
- 第203回『ハード・ターゲット』
- 第204回『震える舌』
- 第205回『ブレスレス』(1983年)
- 第206回『ジャコ萬と鉄』(1964年)
- 第207回『トゥルー・ディテクティブ/シーズン1』
- 第208回『トゥルー・ディテクティブ/シーズン2』
- 第209回『ゾディアック』
- 第210回『ハンター』(2011年)
- 第211回『ディフェンドー/闇の仕事人』
- 第212回『戦場のピアニスト』
- 第213回『女神の継承』
- 第214回『赤い航路』
- 第215回『鮫肌男と桃尻女』
- 第216回『野獣死すべし/復讐のメカニック』
- 第217回『「みな殺しの歌」より/拳銃よさらば!』
- 第218回『白昼の襲撃』
- 第219回『マッドゴッド』
- 第220回『みな殺しの拳銃』
- 第221回『ロード・オブ・ウォー』
- 第222回『ドッペルゲンガー』(2002年)
- 第223回『ファウンダー/ハンバーガー帝国のヒミツ』
- 第224回『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』
- 第225回『高地戦』
- 第226回『巌窟の野獣』
- 第227回『ロープ』
- 第228回『裏窓』
- 第229回『オーロラの彼方へ』
- 第230回『心霊マスターテープ -EYE-』
- 第231回『間違えられた男』
- 第232回『交渉人』
- 第233回『オオカミ狩り』
- 第234回『私は殺される』
- 第235回『歩くひと』
- 第236回『ブラック・フォン』
- 第237回『コックリさん』(2004年)
- 第238回『英雄の条件』
- 第239回『花を喰う蟲』
- 第240回『境界カメラ』
- 第241回『首』(2023年)
- 第242回『東京フィスト』
- 第243回『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』
- 第244回『ほんとにあった! 呪いのビデオTHE MOVIE 2』
- 第245回『呪いの黙示録 第四章』
- 第246回『呪いの黙示録 第七章』
- 第247回『その怪物』
- 第248回『アイ, トーニャ/史上最大のスキャンダル』
- 第249回『またヴィンセントは襲われる』
- 第250回『残穢 -住んではいけない部屋-』
- 第251回『SISU/シス 不死身の男』
- 第252回『電人ザボーガー』(2011年)
- 第253回『密輸 1970』
- 第254回『Chime』(2023年)
- 第255回『悪魔と夜ふかし』
- 第256回『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
- 第257回『ザ・バイクライダーズ』
- 第258回『ビーキーパー』
- 第259回『スネーク・アイズ』(1998年)
- 第260回『疫(えやみ)~ナヒヤサマの呪い~』
- 第261回『ある殺し屋』
- 第262回『サイレントナイト』(2023年)
- 第263回『28年後…』
- 第264回『プレステージ』(2006年)
- 第265回『ウルフ・オブ・リベンジ 復讐の狼』
- 第266回『近畿地方のある場所について』
- 第267回『Cloud』(2024年)
- 第268回『勝手にしやがれ!! 成金計画』
- 第269回『推定無罪』(1990年)
- 第270回『プロフェッショナル』(2023年)
- 第271回『あのコはだぁれ?』
- 第272回『爆弾』(2025年)
- 第273回『ウェポンズ』(2025年)
- 第274回『YADANG/ヤダン』
- 第275回『アウトローズ』(2025年)
- 第276回『陪審員2番』
- 第277回『シラート』
- 第278回『オブセッション 災愛』
- 第279回『カルロス・カイザー』
- 第280回『ヒンド・ラジャブの声』
プロフィール

- ニックネーム
- わがままコブラ
- 性別
- 男
- 生年月日
- 1984年5月2日
- アクセス数

- ページビュー数

- 第1回『バルスーズ』
- 第2回『地獄』
- 第3回『北国の帝王』
- 第4回『カンバセーション …盗聴…』
- 第5回『アギーレ 神の怒り』
- 第6回『コックファイター』
- 第7回『血を吸うカメラ』
- 第8回『ドリラー・キラー』
- 第9回『ゾンビ』(米国劇場公開版)
- 第10回『エルム街の悪夢』
- 第11回『第9地区』
- 第12回『ジャガーノート』
- 第13回『バッド・ルーテナント』(1992年)
- 第14回『股旅』
- 第15回『シティ・オブ・ゴッド』
- 第16回『イレイザーヘッド』
- 第17回『ミーン・ストリート』
- 第18回『赤い影』
- 第19回『アンドロメダ…』
- 第20回『にっぽん昆虫記』
- 第21回『ダイナマイトどんどん』
- 第22回『インセプション』
- 第23回『サンキュー・スモーキング』
- 第24回『FUCK ファック』
- 第25回『レイチェルの結婚』
- 第26回『スパイナル・タップ』
- 第27回『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』
- 第28回『その男、凶暴につき』
- 第29回『戦場でワルツを』
- 第30回『エイリアン』
- 第31回『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
- 第32回『グラン・トリノ』
- 第33回『ファイト・クラブ』
- 第34回『人斬り与太 狂犬三兄弟』
- 第35回『ハロルドとモード/少年は虹を渡る』
- 第36回『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』
- 第37回『110番街交差点』
- 第38回『ソナチネ』
- 第39回『アンストッパブル』
- 第40回『ストリートファイター』(1975年)
- 第41回『エンゼル・ハート』
- 第42回『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』
- 第43回『ブレードランナー』
- 第44回『彼とわたしの漂流日記』
- 第45回『オアシス』(2002年)
- 第46回『極道黒社会 RAINY DOG』
- 第47回『ワイルドバンチ』
- 第48回『未知への飛行 -フェイル・セイフ-』
- 第49回『要塞警察』
- 第50回『ザ・タウン』
- 第51回『ゴーン・ベイビー・ゴーン』
- 第52回『パンズ・ラビリンス』
- 第53回『ウォッチメン』
- 第54回『雨の午後の降霊祭』
- 第55回『ザ・ドライバー』
- 第56回『恐怖の岬』
- 第57回『がんばれ!ベアーズ』
- 第58回『超高層プロフェッショナル』
- 第59回『鬼哭 KIKOKU』
- 第60回『ブロンソン』
- 第61回『ブルース・ハープ』
- 第62回『大阪最強伝説 喧嘩の花道』
- 第63回『穴』(1960年)
- 第64回『フレンチ・コネクション2』
- 第65回『ミスター・ノーボディ』
- 第66回『アフリカの光』
- 第67回『ヴァンパイア/最期の聖戦』
- 第68回『ナイトライダーズ』(1981年)
- 第69回『ザ・チャイルド』(1976年)
- 第70回『ビジターQ』
- 第71回『盲獣』
- 第72回『キラー・ジョー』
- 第73回『シュガーマン 奇跡に愛された男』
- 第74回『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』
- 第75回『フロム・ダスク・ティル・ドーン』
- 第76回『競輪上人行状記』
- 第77回『ザ・レイド』
- 第78回『プッシャー』
- 第79回『プッシャー2』
- 第80回『プッシャー3』
- 第81回『ランゴリアーズ』
- 第82回『暗黒街の顔役』
- 第83回『レスラー』
- 第84回『おとなのけんか』
- 第85回『キッズ・リターン』
- 第86回『ブラック・サンデー』
- 第87回『ありふれた事件』
- 第88回『キャリー』
- 第89回『ウェストワールド』
- 第90回『さらばベルリンの灯』
- 第91回『シャブ極道』
- 第92回『出張』(1989年)
- 第93回『実録 私設銀座警察』
- 第94回『3-4x10月』
- 第95回『ドライヴ』
- 第96回『デッドゾーン』
- 第97回『ウィンターズ・ボーン』
- 第98回『グッバイ、レーニン!』
- 第99回『ゾンビ大陸 アフリカン』
- 第100回『エリート・スクワッド』
- 第101回『エリート・スクワッド2』
- 第102回『インファナル・アフェアⅡ 無間序曲』
- 第103回『新しき世界』
- 第104回『フェイズIV/戦慄!昆虫パニック』
- 第105回『危険な愛』(1973年)
- 第106回『狂った野獣』
- 第107回『少年』(1969年)
- 第108回『県警対組織暴力』
- 第109回『グッドフェローズ』
- 第110回『パワープレイ』(1978年)
- 第111回『ステロイド合衆国』
- 第112回『DEAD OR ALIVE 2 逃亡者』
- 第113回『アポカリプト』
- 第114回『クラウド アトラス』
- 第115回『牢獄処刑人』
- 第116回『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』
- 第117回『ノー・マンズ・ランド』
- 第118回『スカーフェイス』
- 第119回『トゥモロー・ワールド』
- 第120回『セコンド』(1966年)
- 第121回『エルマー・ガントリー/魅せられた男』
- 第122回『実録 阿部定』
- 第123回『カリフォルニア・ドールズ』
- 第124回『チェンジリング』(1979年)
- 第125回『丑三つの村』
- 第126回『プレデター』
- 第127回『ショーガール』
- 第128回『マジカル・ガール』
- 第129回『ちはやふる 上の句/下の句』
- 第130回『ヒメアノ~ル』
- 第131回『葛城事件』
- 第132回『日本で一番悪い奴ら』
- 第133回『シン・ゴジラ』
- 第134回『さざなみ』(2015年)
- 第135回『ディーパンの闘い』
- 第136回『孤高の遠吠』
- 第137回『アシュラ』(2016年)
- 第138回『ヒート』
- 第139回『共犯者』(1999年)
- 第140回『逆徒』
- 第141回『全員死刑』
- 第142回『ヘドローバ』
- 第143回『勝手にふるえてろ』
- 第144回『ハングマンズ・ノット』
- 第145回『オカルト』(2009年)
- 第146回『ノロイ』
- 第147回『恐怖の報酬』(1977年)
- 第148回『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』
- 第149回『ザ・フォーリナー/復讐者』
- 第150回『十階のモスキート』
- 第151回『嗚呼!おんなたち 猥歌』
- 第152回『デス・バレット』
- 第153回『ローリング・サンダー』
- 第154回『犬、走る DOG RACE』
- 第155回『キング・オブ・コメディ』
- 第156回『ジョーカー』
- 第157回『ラストマン・スタンディング』
- 第158回『ザ・レイド GOKUDO』
- 第159回『死霊のえじき』
- 第160回『虚空門 GATE』
- 第161回『博徒斬り込み隊』
- 第162回『ロケーション』
- 第163回『マラソン マン』
- 第164回『屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ』
- 第165回『セックス・チェック 第二の性』
- 第166回『サスペリア』(1977年)
- 第167回『狙撃』(1968年)
- 第168回『雷魚』(1997年)
- 第169回『ランボー/ラスト・ブラッド』
- 第170回『懲罰大陸★USA』
- 第171回『CURE』(1997年)
- 第172回『アルカトラズからの脱出』
- 第173回『透明人間』(2020年)
- 第174回『ブルータル・ジャスティス』
- 第175回『蜘蛛の瞳』
- 第176回『バクラウ/地図から消された村』
- 第177回『クラッシュ』(1996年)
- 第178回『子連れ狼/死に風に向う乳母車』
- 第179回『エグゼクティブ・デシジョン』
- 第180回『クリスティーン』
- 第181回『ブリス』(2019年)
- 第182回『トレマーズ』
- 第183回『カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-』
- 第184回『コマンドー』
- 第185回『ゴースト・ドッグ』
- 第186回『青い春』
- 第187回『スリー・フロム・ヘル』
- 第188回『狂熱の季節』
- 第189回『ワイルドカード』
- 第190回『奈落の翅』
- 第191回『キング・コング』(1933年)
- 第192回『パニック・イン・テキサスタワー』
- 第193回『CUBE』(1997年)
- 第194回『カリガリ博士』
- 第195回『ダークマン』
- 第196回『コンバット・ショック』
- 第197回『レッド・ドラゴン』(1986年)
- 第198回『さらばアフリカ』
- 第199回『全身犯罪者』
- 第200回『世界残酷物語』
- 第201回『クライ・マッチョ』
- 第202回『ヒューマン・キャッチャー』
- 第203回『ハード・ターゲット』
- 第204回『震える舌』
- 第205回『ブレスレス』(1983年)
- 第206回『ジャコ萬と鉄』(1964年)
- 第207回『トゥルー・ディテクティブ/シーズン1』
- 第208回『トゥルー・ディテクティブ/シーズン2』
- 第209回『ゾディアック』
- 第210回『ハンター』(2011年)
- 第211回『ディフェンドー/闇の仕事人』
- 第212回『戦場のピアニスト』
- 第213回『女神の継承』
- 第214回『赤い航路』
- 第215回『鮫肌男と桃尻女』
- 第216回『野獣死すべし/復讐のメカニック』
- 第217回『「みな殺しの歌」より/拳銃よさらば!』
- 第218回『白昼の襲撃』
- 第219回『マッドゴッド』
- 第220回『みな殺しの拳銃』
- 第221回『ロード・オブ・ウォー』
- 第222回『ドッペルゲンガー』(2002年)
- 第223回『ファウンダー/ハンバーガー帝国のヒミツ』
- 第224回『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』
- 第225回『高地戦』
- 第226回『巌窟の野獣』
- 第227回『ロープ』
- 第228回『裏窓』
- 第229回『オーロラの彼方へ』
- 第230回『心霊マスターテープ -EYE-』
- 第231回『間違えられた男』
- 第232回『交渉人』
- 第233回『オオカミ狩り』
- 第234回『私は殺される』
- 第235回『歩くひと』
- 第236回『ブラック・フォン』
- 第237回『コックリさん』(2004年)
- 第238回『英雄の条件』
- 第239回『花を喰う蟲』
- 第240回『境界カメラ』
- 第241回『首』(2023年)
- 第242回『東京フィスト』
- 第243回『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』
- 第244回『ほんとにあった! 呪いのビデオTHE MOVIE 2』
- 第245回『呪いの黙示録 第四章』
- 第246回『呪いの黙示録 第七章』
- 第247回『その怪物』
- 第248回『アイ, トーニャ/史上最大のスキャンダル』
- 第249回『またヴィンセントは襲われる』
- 第250回『残穢 -住んではいけない部屋-』
- 第251回『SISU/シス 不死身の男』
- 第252回『電人ザボーガー』(2011年)
- 第253回『密輸 1970』
- 第254回『Chime』(2023年)
- 第255回『悪魔と夜ふかし』
- 第256回『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
- 第257回『ザ・バイクライダーズ』
- 第258回『ビーキーパー』
- 第259回『スネーク・アイズ』(1998年)
- 第260回『疫(えやみ)~ナヒヤサマの呪い~』
- 第261回『ある殺し屋』
- 第262回『サイレントナイト』(2023年)
- 第263回『28年後…』
- 第264回『プレステージ』(2006年)
- 第265回『ウルフ・オブ・リベンジ 復讐の狼』
- 第266回『近畿地方のある場所について』
- 第267回『Cloud』(2024年)
- 第268回『勝手にしやがれ!! 成金計画』
- 第269回『推定無罪』(1990年)
- 第270回『プロフェッショナル』(2023年)
- 第271回『あのコはだぁれ?』
- 第272回『爆弾』(2025年)
- 第273回『ウェポンズ』(2025年)
- 第274回『YADANG/ヤダン』
- 第275回『アウトローズ』(2025年)
- 第276回『陪審員2番』
- 第277回『シラート』
- 第278回『オブセッション 災愛』
- 第279回『カルロス・カイザー』
- 第280回『ヒンド・ラジャブの声』