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壁の先の恋


第22話

謎




「爆弾着弾により壊滅的打撃受ける」
これが当時、4年前開戦直後に届いた情報の一文。
ウォルディア山脈から程遠くはない地点で交戦したはずのエルムート連邦陸軍と、
フレスベルド帝国陸軍。しかし、彼らの戦いはほぼあっという間にケリがついたという。
その一文が、決着のつけ方を表している。
しかし、これには不可解な点がある。

まず一つ。
爆弾が着弾したところで、全ての部隊を一度に壊滅させられるはずがない、ということ。
当時の司令官が語ったというが、連邦軍の配置は左右奥行きのある陣形を整えていて、
前後に長かったとされる。しかし情報が正しいのであれば、この陣形を一度に破壊して
しまった、ということになる。
それほどまでに強力な爆弾を使用したのか。
さらに、現在山脈の麓や北部南部一帯は帝国に占領されているため、その確認を行う
ことが出来ない。補給路さえ絶たれたというのだから、無視できない脅威レベルの話と
なるであろう。

「結局謎は解明出来ていないままだ。上空へ侵入しようにも対空網が布かれているし、
逃げ切れないことも考えられる」
ハンスが渋く考え込みながらそう言った。
不可解な点を探ろうとすればまた何か新たな疑問が湧いてくる。その繰り返しに
思考が蒸発するような気さえした。

「もしも本当に帝国がそんな強力な武器を持っているのなら、なぜ本土侵攻にそれを
使わないのか。という話にも繋がってくるよね」

「確かにそうだな・・・」

もしかしたら、帝国には隠し玉と呼べるべきものがあるのかもしれない。
その本性が姿を現すのだとしたら、放っておくことも出来ない。
ますます警戒心を強める彼ら。
それは軍の上層部、そして中央政府の人たちも気にしていることであった。
4年も経って、二度目は使われていないこの現状を見て・・・。


時は経過し、二日後の夕方。
事は突然起こる。

「少佐。レーダーに反応あり。高速でこちらに向かってきます」
セシル管制官がルーカス少佐に伝えると、彼はセシルのすぐ横に立ってその
レーダーを確認した。確かにいくつもの点がある。識別データの読み込みが
いつもより遅い。回線のパンクだろうか。

「友軍か?」
「解析・・・出来ました。て、帝国空軍です!」
「何っ!?」

それは、あまりにも突然すぎる強襲だった。


・・・。

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Alliance of Valiant Arms

プロフィール

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ニックネーム
wizard<ウィザード>と言います(・∀・)
 意味:魔術師
性別
男
血液型
非公開
生年月日
西暦1994   (平成6)年
8月15日生まれ。
現住所
北海道札幌市のどこか!
職業
高校三年生。
好きな映画
トータル・フィアーズ
INDEPENDENCE DAY
逃亡者
ルパン三世カリオストロの城
DIE・HARD:2 and 4
劇場版ポケットモンスター「ミュウツーの逆襲」「ルギア爆誕」
etc...
紹介
始めまして。
このホームページの管理者のwizardです。
いつもご利用いただき誠にありがとうございます。
今度とも時間を作り、小説や日常的出来事などを更新して
いきたいと思いますので、宜しくお願いします。

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