地域密着型エリア広告配信リクルートの地域密着型広告ドコイク?アドネットワーク Ads by ドコイク?[無料でホームページを作成] [通報・削除依頼]
[無料でホームページを作成] [通報・削除依頼]

第1回:Super Ape

彼岸で鳴る音


Super Ape(1976)
The Upsetters

 60年代初頭のスカ誕生から60年代中盤のロック・ステディ期、そして60年代末期から70年代末期にかけてのルーツ・ロック・レゲェ及びダブ黄金期、、、この20年余りの期間に、ジャマイカの音楽史上に歴然と輝く名作が次々と生まれ、また同時にボブ・マーリーをはじめ多くのスターも登場した。

 この期間、常に他の誰よりも独創的かつ革新的な存在であり続け、今もなお(御歳73にして!!)多くのファンを魅了し続けるジャマイカの生ける伝説、リー・“スクラッチ”・ペリー。そんな彼の率いるアップセッターズが'76年に発表したダブ・アルバムの金字塔的作品が、この「Super Ape」だ。

 まだレゲェのレの字もしらなかった私が、とりあえずは名盤からと思い初めて買った2枚のレゲェ・アルバムのうちの1枚が、偶然にもこの「Super Ape」だった。ちなみに、もう1枚はウェイラーズの「Catch a Fire」('73)で、これはこれで素晴らしい作品に違いないのだが、もしこの時に「Super Ape」を買っていなかったとしたら、その後レゲェにどっぷりハマることもなかったろうと思う。

 もともと、サイケだとかアシッドだとか言われるような質感のサウンドが体質的にドンピシャな私にとって、この「Super Ape」との出会いはまさに至高のサウンドとの出会いであったと言える。

 どの曲も音数が極端に少なくシンプルな構成ではあるが、リヴァーブやディレイといったエフェクトの使い方が絶妙で、冷めた音と音の隙間をガンジャの煙がゆらゆらと漂っているような白昼夢的なサウンドに空間が満たされてゆき、聴いているこちらは知らず知らずのうちに夢とうつつの狭間で実に心地よいトリップに陥ることになる。

 いったいどんな感性をもってすれば、こんな彼岸で鳴り響いているような、それでいていつのまにか聴き手をつつみ込んでしまうようなサウンドが生み出せるのか。その答えは73歳にして現役バリバリなペリー御大の頭の中にのみあるのだろう。100歳、いや、御大にはどうせなら200歳くらいまで生きてほしいものである。


 


イケイケだった頃のリー・ペリー


 老いて益々イケイケに!!

 

                                       (2009年5月7日)



 追記 :
 ペリー御大、益々絶好調なインタビューめっけました!! ちょっぴり飛びつつもイイこと言ってます。
→ → → 
http://www.beatink.com/events/lee_perry09/interview.html


プロフィール画像
ニックネーム
アンジー
性別
血液型
O型
生年月日
'84年5月2日
アクセス数
ページビュー数