れんこん
花は美と清浄のシンボル。正月料理や精進料理に。
咳どめなどの漢方薬にも。ビタミンB12も豊富
れんこんの特徴
れんこんは、多年生の水生植物である蓮(はす)の地下茎の肥大した部分を主に食用とします。呼び方もれんこん(蓮の根ということから)、蓮と両方の呼び方をするようです。実や若葉も食用とします。
れんこんを食用としているのは日本、中国など少数の国々だけです。日本では穴があいているので「見通しがきく」というところから、縁起物として、おせち料理に欠かせない野菜のひとつです。
れんこんの栽培は、蓮田といって、水田、というか泥沼のようなところで作られます。葉は水面に出て、夏に白や薄紅色の大きな花を咲かせます。冬に栽培沼の泥の中から、太った地下茎を掘り出して収穫します。

れんこんの栄養・効能
れんこんの主成分は糖質で、でんぷんやムチン質という粘り気の成分が特有の歯ざわりを持たせています。
ビタミンCが豊富で、節1本でレモン1個分の含有量に相当し、みかんの1.5倍、大根の3.7倍に相当する量が含まれています。ビタミンCは熱に弱いのですが、れんこんはでんぷん質が多い ために、加熱しても相当量のビタミンCが残ります。また野菜としては珍しくビタミンB12が豊富で、貧血を予防し、肝臓の働きを助けます。
ミネラルではカリウムや亜鉛、銅、鉄を多く含みます。
ペクチンなどの食物繊維も多く、便秘解消や高血圧予防などの効果があります。
中国では茎の部分だけでなく、葉や実や花弁などハスのすべてを薬用に用いています。
●風邪の予防や美肌に
・ れんこんのビタミンCは、100gで1日に必要なビタミンをまかなえます。
ビタミンCは疲労回復に効果があり、細胞どうしをつなげるコラーゲンを
生成して血管や粘膜を丈夫にし、肌にはりを与えたり、ウィルスの核酸
を破壊して風邪をひきにくくする作用があります。
・ 発がん物質を抑制する効果があることもわかっています。
・ タバコやお酒を飲みすぎた後は、ビタミンCが必要なのでれんこんを
食べるとよいでしょう
●貧血予防に
・ れんこんに含まれるビタミンB12は貧血を予防します。
またビタミンCや鉄も同じ効果があります。
漢方には「古血を散らし、病後の渇きを止め、産後のうっ血を治す」とあります。
●便秘解消、動脈硬化、高血圧に
・ 不溶性の食物繊維が多く、腸の働きを活発にして便秘を解消し、
大腸がんを予防します。また、コレステロールを下げて血圧を正常にし、
動脈硬化や高血圧にも効果があります。
●胃もたれ、胸焼け、滋養強壮に
・ れんこんを切ったときに糸を引くのはムチン質が含まれるためです。
ムチンはオクラやさといも、納豆などに含まれる成分ですが、胃壁を保護し、
たんぱく質の分解に作用するので、過飲過食時の胃腸の負担を軽くします。
その他滋養強壮にも効果があります。
・ また蓮の実は、「蓮肉(れんにく)」「蓮子(れんし)」と呼ばれ、強壮剤として
用いられます。肝臓、腎臓、心臓に良いそうです。
●消炎・止血効果
・ れんこんの切り口が黒くなるのはタンニンのためですが、このタンニンの
収斂(しゅうれん)作用は、疲れた胃腸に良いとされ、胃・十二指腸潰瘍の
下血や喀血に効果があります。

れんこんの民間療法
●鼻つまりに
れんこんのおろし汁をガーゼや綿に湿らせて鼻孔につめます。
これを左右交互に繰り返して行なうと鼻が通るようになります。
特に節の部分が効果的です。
●風邪に
れんこんのしぼり汁に大根のおろし汁を同量合わせて、熱湯で薄めて飲みます。
●咳止め、二日酔いに
新鮮なれんこんの、特に節の部分をすりおろしてしぼった汁を飲むと、たんを切り、咳止めや二日酔いに効果があるとされています。皮むかずにおろす方が、
薬果があるそうです。

●扁桃炎、口内炎に
葉を煎じてうがいをすると良いそうです。
●鼻血予防に
鼻血が出やすい人は、れんこんのしぼり汁を毎日盃一杯飲むと効き目があるそうです。
●むくみに
漢方ではれんこんの節に利尿作用があるとされ、干して保存しておいたものを
煎じると、むくみの解消に役立つとされています。
●止血効果
節の部分を火であぶって炭状にし、1日15gほど飲むと良いそうです。
また、葉の部分を煎じて飲むのも同様の効果があるそうです。
●胃痛の軽減
タンニンやムチンが胃の粘膜を保護。
◆ れんこんの粉末 ◆
れんこんをすり鉢ですって粉末にし、湯などにといて飲みます。
1回の量の目安は、スプーン2杯です。
作り方
①れんこんは皮ごと薄切りにし、早く乾燥させるために2~3分蒸す。
②天日で乾燥させ、すり鉢ですって粉末状にする。
◆ れんこんのおろし汁 ◆
乾燥させる手間がいらず、簡単に作れます。
1回の量の目安はスプーン1~2杯が目安です。
作り方
れんこんは皮ごとすりおろす。
飲みにくければ、繊維部分(カス)をとり除き、汁を飲む。

★ れんこんはきれいに洗い、皮をむかずにすりおろします。
皮つきの方が薬効があります。
漢方ではれんこんの節に利尿作用があるとされ、干して保存しておいたものを
煎じると、むくみの解消に役立つとされています。
●止血効果
節の部分を火であぶって炭状にし、1日15gほど飲むと良いそうです。
また、葉の部分を煎じて飲むのも同様の効果があるそうです。
●胃痛の軽減
タンニンやムチンが胃の粘膜を保護。
◆ れんこんの粉末 ◆
れんこんをすり鉢ですって粉末にし、湯などにといて飲みます。
1回の量の目安は、スプーン2杯です。
作り方
①れんこんは皮ごと薄切りにし、早く乾燥させるために2~3分蒸す。
②天日で乾燥させ、すり鉢ですって粉末状にする。
◆ れんこんのおろし汁 ◆
乾燥させる手間がいらず、簡単に作れます。
1回の量の目安はスプーン1~2杯が目安です。
作り方
れんこんは皮ごとすりおろす。
飲みにくければ、繊維部分(カス)をとり除き、汁を飲む。

★ れんこんはきれいに洗い、皮をむかずにすりおろします。
皮つきの方が薬効があります。

薬効の広い根菜・・・れんこん
NHK『あさいち』でも紹介されました。

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