昔話

2017年3月8日 8時20分27秒 (Wed)

削り粉

img_20170308-085029.jpg
一昨日は久しぶりに天気が良かったので、集塵機にたまった鉄の削り粉をきれいに取り除きました。
最後に掃除をしたのは昨年の5月です。削り粉は肥料用のビニール袋に一杯になりました。
掃除後は、集塵機の吸い込みが良くなり気持ちよく仕事ができます。

中学生の頃、同級生の一人に訊かれました。
「鍛冶屋は肺病にならないのか?」

当時、ほとんどの同業者は排風機でそのまま削り粉を屋外に排出していました。
おかげで鍛冶屋の窓ガラスは付着した鉄粉が錆びて真っ赤でした。

私の家は、従業員もいたので5馬力の集塵機を設置していました。
今使っているのは3代目で3馬力です。かなり古いので後継ぎがいれば4代目を買わなければなりません。
価格は約70万円。年収の約半分です。

    ( 三代目で終わり)



 

2016年11月29日 19時41分09秒 (Tue)

冬支度

img_20161130-154341.jpg
img_20161130-154506.jpg



冬に備えて灯油タンクを満タンにしてもらいました。
420Lです。工場で使用します。来年の5月まではあると思います。
タンクは工場の裏の坂になった小屋に設置してあります。
その小屋を石油倉庫とよんでいます。
工場にある蛇口をひねると灯油がでる仕組みになっています。
40年以上前に父が考えました。

天気の良い日は、シルクがコンクリート製の屋根で寝ています。

寒いと仕事がはかどりません。
今年は灯油価格が安いので助かっています。

従業員がいた最盛期は、ドラム缶10本購入していました。
 

2016年11月25日 19時03分00秒 (Fri)

イベント

今年の夏の同級会での事です。
宴もたけなわ 
酔いも回ってくると
本音が出ます。


「おまえがイベントに出てテントの中で、売れない品物の前で
一人でポツンとしているのを見たことがある」
「気の毒で傍に行けなかった」
と、同級生に言われました。

売れない

自分の店の前には立ち止まらない
商品を手に取る人もいない
素通りしていく
一瞥もされず

売れない
 
これほどみじめなことはありません。

もっと勉強して
いい大学に入って
いい会社に入れば
良かったと
何度思ったことか

それでも
どこへでも出店しました。

若かったからでしょう。


だんだん
売れない原因
売るコツ
経験から
学んでいきました。
いつしか黒字に変わっていきました。



イベントというのは
人が遊んでいる時に稼ぐわけですから
あまり欲を出してはいけません。

その時、売れなくてもその後来店されるお客様もいます。




 

2016年6月18日 14時05分44秒 (Sat)

イチロー

昨日の新聞記事から

「常に人に笑われてきた悔しい歴史が僕の中にある」
日米通算最多安打を記録したイチロー選手の言葉です。

笑われたというのは言い換えれば
「馬鹿にされた」ということ
人は馬鹿にされると人格を否定されたように感じます。
そして、そのことをしっかり頭に叩き込んで忘れません。
その悔しさをバネにしてとんでもない努力をします。

私もずいぶん人に笑われ悔しい思いをしてきました。

「鋸鍛冶は昔よかったが駄目になったものだなあ」
「町の商工業者の息子に嫁の来てはない」
「昔ながらの鋸なんかはいらねえや農家の方がよっぽどいいや」


私は名前の最後がイチローなので
イチローに私の人生を重ねて記事にしました。

   (聞き書き)









    

2016年2月24日 21時31分35秒 (Wed)

最後の一人

img_20160224-213412.jpg

img_20160224-213453.jpg

img_20160224-213533.jpg

仕事を始めたころ
自分を奮い立たせるために
工場に私が貼りました。

元経団連会長の土光さんの鬼の十則です。

上の画像は、
最盛期の脇野町鋸の職人名簿と系譜です。

私が最後の一人・・・になるのでしょうか・・

 


プロフィール画像
手引き鋸職人  越後の鋸鍛冶のホームページです。
新潟県長岡市吉崎在住
鋸の製造から販売まで、一人でコツコツ営んでおります。

ブログ Blog

123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930
アクセス数
ページビュー数