刃物研ぎ・目立て

2014年8月29日 19時31分04秒 (Fri)

研ぎもの終了・・・今までありがとうございました。

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20年前
いよいよ在来の鋸が売れなくなっため
父は居てもたっても居られず
近隣の農家を廻り
切れなくなった刃物を集めてくるようになりました。

父は、鋸の目立てはできましたが
刃物研ぎは素人・・・どころか手も出しません。
ただ集めてくるだけ


鍬 鎌 鉈 鋏 包丁
私が研ぎ屋をすることになりました。
自己流の研ぎ方で

鋸鍛冶が研ぎ屋になる

寿司屋がラーメン屋になる

ようなものです。

御用聞きに1軒1軒廻って
家に持ち帰り
研いで
配達する。

一生懸命やっても
まったく儲かりません。

父と二人
研ぎの仕事は
1日5~6000円の収入
それでも
鋸が売れないので必死でした。

また、研ぐばかりでなく
傷んだ柄の交換
他の農具の柄の交換
鋏のネジの交換
鍋の取っ手の交換や溶接
こやしを汲むひしゃくの柄の交換

さまざまな道具の修理が可能になりました。
そのため
各種農具の柄、ネジを揃えました。
相当な種類の在庫がないと
刃物とぎの看板は掲げられません。
たまに、お得意様から新品の刃物も購入していただけるようになりました。

いつしか
金物屋のように鋸の他の商品の在庫が増え、
イベントに積極的に出かけていきました。
鋸はあまり売れずに鋸以外の金物が売れました。

電気製品や水廻りの製品の修理は
出張代 部品代 技術料
合わせてかなり高額の代金を請求されます。

刃物とぎが
同じようなシステムにしたら
新品を購入した方が
得です。


ベルトサンダーで研ぐため鉄の粉じんが舞い上がり、
機械も壁も
長年の刃物研ぎで
かなり汚れました。
私の肺も
かなり汚れました。


和風総本家のテレビ放映のおかげで
鋸製造に専念できるようになりました。
身体への負担は軽くなりました。

でも
それまで
私を支えてくれたのは
刃物とぎです。

今まで
研ぎをご依頼くださった
皆さん
本当に有難うございました。


                   (聞き書き)


 

2014年1月26日 9時07分24秒 (Sun)

研ぎもの

一昨日

15年来の研ぎのお得意様来店。

イベント仲間 包丁を購入してくださり、毎年研ぎを頼みに来てくれます。

栃尾のジャンボあぶらげ屋さんです。
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にわかに忙しくなった私の事情をよくご存じなので悪いと思われたのでしょう、あぶらげ3枚も持参してこられました。遠方からなので、お断りするわけにもいかないので、15分お待ちいただいて研ぎました。

その後、別のお得意様が研ぎの鋏hairsalon2丁お持ちになりました。一番の上得意様です。
でも、鋏は非常に手間がかかり2丁で1時間かかります。この方も遠方からお越しなのですが
・・・これは、たいへん・・・今度こそお断りしなくては・・

「もう研ぎは辞めることにした」

すると、

「そうか・・俺は今までずっと思っていたけど」
「おめさんがイベントと研ぎだけの収入でよく生活が出来てるなあ・・・」

「年収80~90万位の収入しかなく今まで貧乏した分、俺はこれからその分稼ぎたいので、悪いろも了解してくれ」
「ああ  わかった  ほかに良いとこあったら紹介してくれ」
隣町の研ぎ屋さんを紹介しました。


                    (聞き書き)


 

2013年12月16日 19時44分54秒 (Mon)

刃物研ぎ

刃物研ぎ



始めて早17年。

鋸鍛冶の研ぐ刃物   自分でいうのも何ですが・・・切れ味抜群。

鋸製造の技を生かして

刃物の歪みを取り除いてから

研ぐからです。

 

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新潟県長岡市在住の鋸職人・東賢一郎
3代目中屋長二郎

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