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2017年2月10日 22時11分21秒 (Fri)

他言語について知りたい方へ

他言語について知りたい方へ画像

あけましておめでとうございます(旧正月)
久しぶりの更新になりました、ゆーです。
実は私、去年の5月ぐらいからある病気に罹ってしまいました。
 
それは・・・
 
「他言語病」です。
 
 
■他言語病とは
日本語(母国語)や英語のカードには一切興味を示さず、ひたすらに他言語のカードを集めてデッキを組み、手札が読めない言語まみれになって気持ちよくなることを目指す病気です。その他にも黒枠病、Foil病などがあります。
 
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■MtGには何語があるの? 
今回は他言語にハマりはじめたという方や他言語には興味はないが知識として知っておきたい(未来の他言語厨)方へちょっとした情報提供の場といった形で他言語を紹介したいと思います。

・英語(EN)
最もポピュラー、世界共通言語なだけはありますね。
・日本語(JP)
母国語であるが故に英語よりも集めやすいです。漢字とひらがなの組み合わせが海外でも好まれ人気があります。
・中国語(簡体字CS)
良くも悪くも安いです。他言語界ではSimple Chineseを略してCSと呼んでいます。
・中国語(繁体字CT)
発行枚数は日本語より少ない。簡体字と混同されやすいですが、字体がやや異なっています。一応見るからに画数が多いという点で簡体字と見分けれるかと思います。他言語界ではTraditional Chineseを略してCTと呼ばれています。なおダークスティールからエルドラージ覚醒までのパックはありません。
・韓国語(KR)
あまり知られていませんが韓国語は世界一発行枚数が少なく、希少価値が高いです。日本国内でもコアなファンが多いですね。
・ロシア語(RU)
日本の他言語病患者の多くが愛してやまないのがこの言語です。流通量の少なさから値段が高かったのですが「タルキール覇王譚」辺りからは流通量が増え、目にすることも多くなりました。
・イタリア語(IT)
中国語に次いで安いイメージがある言語です。理由はイタリア以外ではイタリア語はあまり人気がないからなんです…。
・フランス語(FR)
イタリア語とほぼ同じ理由。欧州系はアルファベットを用いて英語っぽい単語も多いので他言語感を感じないのかあまり人気が出ません。後述のドイツ語を除いては。
・ドイツ語(DE)
日本の他言語病患者の中でもけっこう人気があるのがこの言語です。ロシア語の流入量が増えたため相対的に最近ではこちらの方がお高くなっているカードもあります。
・スペイン語(SP)
南米圏でも使用されるためある方ではあります。ただ欧州言語はアルファベットを用い、これも例外ではないためやはり人気という訳でもないです。
・ポルトガル語(PT)
アルファベット故同じです。

基本的にはこれらが挙げられますが、エキスパンションによっては特定の言語において存在しないものがあります(韓国語やロシア語、中国語CTは一時期印刷されていませんでした)。
アルファベット圏では漢字系が、漢字圏はアルファベット系他言語が人気かなと思います。(ロシア語とドイツ語は例外)
また唯一その1枚しかない他言語もあります。

・アラビア語
オデッセイのプレリリースで配布された「石舌のバジリスク」は唯一アラビア語版です。
・サンスクリット語
アポカリプスのプレリリースで配布された「菌類のシャンブラー」は唯一サンスクリット語版です。
・ファイレクシア語
ジャッジ褒賞として1度だけ配布された「大修道士、エリシュ・ノーン」は唯一ファイレクシア語版です。
 
言語の後ろの括弧はM15以降の新新枠の左下に書かれている言語略称。

これらの例外も含めてMtGには14言語が存在します。
では、次に他言語カードをどうやって集めていくかを紹介しましょう。
 

■他言語カードを見つけるには?

・お店で探し回る
お店に買取として入ってくる他言語カードが出ていることがあります。ロシア語とドイツ語以外は大体特価の値段が付けられているので、比較的買いやすいことが多いです。継続的に多言語を置いてくれる店は極めて稀なのでひいきにしたほうがいいかもしれませんね。
・GP会場で探す
GPに出店するお店は他言語ファイルを持って来ていたり、他言語カードをかなり安い値段をつけて売っています。思考停止で買うには絶好のタイミングです。
・GP会場で海外バイヤーとトレードを行う
国内GPには海外からも個人バイヤーがやって来て、ファイルを突き合わせてトレードすれば自分の不用カードが思わぬ掘り出し物に変わることもあります。自分から海外GPに出向くのも手です。
・ネットのカードショップを探す
今のところ国内で他言語を専門に扱っているインターネットショップはないですが、いくつかのサイトは他言語を扱っているので定期的に見て回ることをオススメします。また日本国内からの輸入を受け付けているネットショップもあるのでそこを利用するのも手です(チームMさんなど)。
・インターネットオークションを使う
個人のコネを用いて海外から輸入してオークションサイトに出品している方がいます。そういった方々の出品物をチェックして購入する手があります。問題としてはどの言語も若干割高感があるので、見極めて買う必要があるかもしれません。
・個人的にコネを持つ
これさえできればだいぶ楽に集めることができますが、一番難しいのはコネ作りです。インターネットが発展した現代ではメールなどを用いて作ることができますが、一番手っ取り早いのはGP会場のバイヤーとコネを作るのが双方ともに信頼しやすいです。どのようにしてコネを作るかはあなたのコミュニケーション次第です。またコネを持つ日本人とコネを作るのも次善の方法です。
 
 
■このカードは何語?
タルキール覇王譚以降はカードに何の言語かが書いてありますが、それ以前のカードは何語か書かれていないため分からないという方も多いかと思います。特に欧州言語は日本人の目で見分けるのはなかなか難しいので見分け表を作ってみました。

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※画像サイズの都合2つに分けてあります。


■さいごに
MtGの楽しみ方は色々あります。勝つことも楽しみの1つですが、こういったコレクション方面での楽しみ方もあります。私自身、他言語病以外にも基本土地病とエラーカード病を発症しているので中々末期症状です。世の中には凄まじい人もいてフルFoil他言語エラーカードという条件でデッキを組んだ方もいるようです。そこにあるのは「このデッキを世界で唯一のものにしたい!」という願いです。「勝つ以外でNo.1になりたい!」という望みを叶えるにはこういった道を極めてみるのも1つの手かもしれませんよ。
 

Ku’z 3回生 ゆー


2016年2月24日 9時17分11秒 (Wed)

可能性の獣「ゴブリンの闇住まい」

ご無沙汰しております、スタンダード環境をカジュアルにたのしんでいるまっちゃんです。世間はGPTシーズンですが、今回は好評発売中のOGW収録「ゴブリンの闇住まい」について私見をツラツラと述べさせて頂きたいと思います。時間の許す限りお付き合い頂ければ幸いです。


構成
1,どんなカードなの?
2.cip能力
3.現環境内での立ち位置
4.今後の予想


1,どんなカードなの?

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(3)(赤)(赤)
威迫
ゴブリンの闇住まいが戦場に出たとき、あなたの墓地から点数で見たマナ・コストが3以下のインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。このターンにそのカードがあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
4 / 4

抑えるべきポイントは3つ
@5マナかつ赤ダブルシンボル
A4/4かつ威迫
B墓地の呪文を唱える※cip能力

※cip能力:「戦場に出たとき誘発する誘発型能力」

中でもBのcip能力はこのカードの価値を決める強力なものとなっています。またこのcip能力を正確に理解するためには環境に存在するコスト3以下のインスタント・ソーサリーを把握しておくことが必要になります。これについては次項でより詳しく触れていきます。


2.cip能力

cip能力の対象
cip能力の対象として適正なものは※現スタンダードの6セットでは227種もの呪文が存在します。しかし、この227種の中には※収斂やマナコストにXを含むもの、カウンター系等の「対象として適正」であるが手札からゴブリンの闇住まいを唱えたときに実用的でないものも含まれています。このcip能力でどんなことが出来るのかを理解し易くするために227種の呪文の中から実用的でないものを取り除いたうえでカテゴリー化していきます。
※現スタンダードの6セット:タルキールブロック+ゼンディカーブロック+マジックオリジン
※収斂:唱えるために支払ったマナの色の数によって効果が変わるキーワード能力


●コスト3以下のインスタント・ソーサリーをカテゴリー化
実際に分けてみると5つに分けられると思うのですが、
その内容は

@除去
(単体除去,布告系除去,火力,バウンス,格闘, コントロール奪取,全体除去,置物除去)
Aリソースの確保
(トークン生成,墓地回収,ドロー,ルーター,土地サーチ)
Bハンデス
(ピーピングハンデス,ライブラリー破壊)
Cライフゲイン
D強化系
(能力付与,能力強化,+1/+1カウンター)

としておきます。

実際には「コラガンの命令」や「アブザンの魔除け」のように複数の効果をもつ例外も存在します。この作業はあくまでcip能力の性能を把握するための分類だと理解していただきたいと思います。各部門ごとに少しずつ触れてcip能力については終了です。

@除去
代表例(はじける破滅,焙り焼き)
色を広げることで追放除去からPW除去まで何でもこなせるでしょう。火力によりライフを詰めることも可能です。また除去されない限り、ゴブリンの闇住まいが戦場に存在することから格闘による除去も実用圏内と考えられます。全体除去はタフネス2以下のみに有効であり、現環境ではタフネス3が多いため状況を選びます。

Aリソースの確保
代表例(コラガンの命令,骨読み)
赤色のみでは厳しいが他の色を用いることで相手への干渉以外もこなせます。中でも墓地の生物回収系は相性が良く追放されなければゴブリンの闇住まいを使いまわすことが可能になります。

Bハンデス
代表例(強迫,無限の抹消)
4cラリーやランプ系デッキ等の除去が有効に機能しない相手への苦肉の策となります。無いよりはマシです。

Cライフゲイン
代表例(ムラーサの胎動,忌呪の発動)
この能力単独を目的として利用するのは赤単相手のみになるでしょう 。「※ムラーサの胎動」がライフと同時にリソースを確保できる呪文として用いられているようです。
※ムラーサの胎動:墓地からクリーチャー・カード1枚か土地カード1枚を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。あなたは6点のライフを得る。(インスタント)

D強化系
代表例(無し、強いてあげるならばアブザンの魔除け)
ミッドレンジ系のデッキではあまり使用されていません。+1/ +1カウンター系の効果ならば格闘同様に戦場にゴブリンの闇住まいが存在することから救われる場面もあるかもしれません。

ソーサリータイミングでならば器用に何でもこなせるが、上の@〜Dに含まれていないようにインスタントタイミングで唱える必要があるカウンター等を有効に使うことが出来ないというのが特徴です。


3.現環境内での立ち位置
マルドゥグリーンの5マナ生物として採用されています。戦場に4/4という脅威を追加すると同時に除去を墓地から唱えることで「1枚で盤面に大きな影響を与えるカード」として5マナのカードとしては合格点です。

長所
@テンポ面
ミッドレンジ同士の呪文の打ち合いにおいて1枚で2アクション相当の働きをすることで盤面の主導権を取り返すことが出来ます。
Aリソース面
1枚で2枚分の仕事を行うことで手札の消耗を抑えます。またデッキに入っているドロー系カードの嵩増しもこなします。

短所
@マナコスト
現スタンダード環境においては※反射魔道士の存在によりマナコストが4以上ということはそれだけで十分な欠点となります。ゴブリンの闇住まいのマナコストは5ですから、強力なcip能力が付いていても厳しいことには変わりないのではないでしょうか。
Aカウンターは専門外
4cラリーデッキやバントカンパニーの中核を担うカードの「集合した中隊」等のインスタントタイミングでの対応が必要な呪文に対しては無力です。ゴブリンは※ポルトガル人ほど万能ではありません。カウンターや※神聖なる月光のようなカードは有効活用できません
Bデッキ相性
ゴブリンの闇住まいが採用されているマルドゥ系デッキには苦手な相手が存在します
4cラリーには除去が有効に機能しません。また持久戦においても「先祖の結集」を有する相手に分があります。除去とリソース確保という持ち味が十分に発揮されない苦手な相手といえます。
ランプ系デッキのファッティ達と対峙するにはゴブリンの闇住まいのサイズは不足しています。相手のペースで勝負をしない対策が必要です。具体的にはハンデスが有効でしょう。
※反射魔道士:「相手の生物1体をバウンス、同名の生物は次の自分のターンまで唱えられない」というcip能力をもつ3マナの生物
※ポルトガル人:瞬唱の魔道士の俗称、墓地のインスタント・ソーサリー1枚を対象にフラッシュバックを付与する2マナの生物、瞬速もち
※神聖なる月光:4cラリー用のサイドカードで1ターンの間、唱えることなく出てくる生物を代わりに追放するインスタント



4.今後の予想
GP東京時(2016年5月)の次期スタンダード環境は5セット(覇王譚運命再編、龍紀伝、マジックオリジン、戦乱のゼンディカー、ゲートウォッチの誓い、イニストラードを覆う影)となります。ローテーションにより4cラリーは先祖の結集を失うことが確定しているのです。つまり、ゴブリンの闇住まいが苦手とするデッキが1つ環境を去ることになるのです。十分なパワーがあるのに環境が逆風というのはよくあることですが、幸運にもそれが止むのです。これは「次期スタンはゴブリンの闇住まいが来る!!」と予想するには十分な要素であると自分は考えています。


最後に
能力がカードプールと直結していることから今後のセットでの強化が期待される1枚です。また同セット内の反射魔道士との関係にも注目していきたいですね。そのカードパワーは間違いないですからスタン落ちまで目が離せない1枚です。最後までお付き合い頂き感謝致します、有難うございました。


文責 Ku'z1回生 まっちゃん

2016年2月21日 0時29分28秒 (Sun)

2016年春合宿

2/17~2/19の3日間、京都へ合宿をしに行ってきました。
メンバーは、4回生1人・3回生5人・1回生3人の9人の参加です。

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1日目は宿に着き次第各々でスタン・レガシー・EDHで遊んだ後、BFZ1OGW2でドラフトを行いました。パックから「踏み鳴らされる地」のExpeditionや「大いなる歪み、コジレック」が出たりして大盛り上がりでした。その後、ドラフトで使ったカードを寄せ集めてデッキを幾つか作って遊びました。

2日目は朝に少しカードをプレイした後、宿から少し離れた公園へ運動をしに出掛けました。持ってきた奇妙なボールを投げあって遊んでからイエローサブマリン京都店へとドラフト用のパックを買いに行き、昼飯を食べて宿へ帰還。
宿につき次第すぐにドラフトを開始、今度は「難題の予見者」や「保護者、リンヴァーラ」などが出て盛り上がりました。


夕食の後、風呂に入って4回生のじゅんちゃんがコンビニへ買い物に行ったのを見計らい、残されたメンバーは””ある計画””のために準備を行います。
帰ってきたじゅんちゃんが戸を開けた瞬間、

「「「じゅんちゃん、卒業おめでとう!」」」

””ある計画””とはサークル唯一の4回生であるじゅんちゃんの送別会のことです。
この時のために、4ヶ月前から計画を練り、合宿当日はじゅんちゃんを上手く誘導して送別会の準備を進めていました。

在学生から感謝の気持ちを込めて、
・1人ずつのサインカード
・メンバーの集合写真をイラストにしたオリジナルカード
・祝・卒業イラスト色紙
そして、その場にいるメンバーのお祝いのメッセージに囲まれている「神無き祭殿」のExpeditionが入れられた色紙の4点を送りました。
その後、祝杯を上げ楽しい時間を過ごしました。

img_20160222-000621.jpg

3日目、宿を離れて伏見稲荷へと行ってきました。最初は人が多かったのですが、上を目指すに連れ段々と人が減っていきます。
途中で集合写真を撮り、頂上へ到達。40分弱くらいで着いたので案外短い道のりだと感じられました。下りる途中で都市と山が一望出来る場所があったので、そこを背景に「ゲートウォッチ招致」風の写真を撮りました。
下山後、稲荷から嵐山へと向かい嵐山温泉で疲れを癒やして各自解散。

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3日目は全くと言っていいほどMtGをしませんでしたね^^;
ですが、1,2日目にガッツリMtGを楽しんで、じゅんちゃんを無事送り出せて、非常に楽しい時間を過ごせました。
じゅんちゃんにとってはKu'z最後の合宿、いい思い出になってくれたら幸いです。
各自勉強やら就活やらでこれから忙しくなると思うけど、この合宿で英気を養うことができ、励みになると思います。

本当に最高の合宿でした!

担当:Ku’z3回生、D

2016年1月18日 0時56分48秒 (Mon)

基本地形のすゝめ 三編

基本地形のすゝめ 三編画像 Magic:The Gathering…
プレインズウォーカー(以下PW)であるプレイヤーがその世界からマナを引き出し、戦うゲームである。
つまり、「世界からマナを引き出す」ことは非常に重要な行動なのである。
そんな土地についついこだわってしまうのは、至極当然のことである。

今回紹介するのは、フルアート土地である。早速紹介していこう。

@新GURUランド
AUNGLUDEランド(アングルード)
BUNHINGEDランド(アンヒンジド)
CZENランド
D新ZENランド

@新GURUランド

前回紹介したので今回は詳しい内容は控えておく。
Terese Nielsen氏が手がけたジャッジ報酬として配られた土地である。
おそらくフルアート土地で最も高価な土地であろう。

AUNGLUDE Land/アングルードランド

これはジョークパックである『アングルード』に収録されたものである。
ジョークパックとは、公式戦では使えないパックであり、その効果は思わずクスリときてしまうものも存在する。(ジュース買って来いなどの指令や、カードを破いて効果を発揮するなど)
そのパックに収録されているカードはほぼ全て銀枠からなっているのだが、基本土地(とトークン)のみは公式戦でも使える。すばらしい。
とてもオールド・スタイルなフルアート土地である。一風変わったデザインでもあり、個性はグンバツである。
一味違った基本土地、値段もそこそこリーズナブルなので使ってみてはいかがだろうか?

BUNHINGED Land/アンヒンジドランド

これも前々回に紹介しているので詳しい内容はそちらをご覧頂きたい。(視聴数を稼ごうとしているわけではない)
ジョークパック第二弾『アンヒンジド』にて収録されたものである。
マジックで数々の土地を手がける彼、John Avon氏のフルアートランドである。旧ラヴニカのバウンスランドなんかも彼が全部手がけている。
フルアートランドの中でも非常に人気のあるシリーズである。基本的にランドは広大な世界の一部描かれているが、このランドはフルアートであることを存分に活用し、
非常に大きく、広く描かれている。また、第1弾のアングルードと打って変わって、まるで実在するかのようなランドである。
癖がなく、美しい、モダンなイラストである。お洒落であることは言うまでもないだろう。

CZENランド

ゼンディカーより登場したフルアートランド。フルアートランドといえばこれ!というPWも多いのではないだろうか?
宙に浮く岩石やお椀(島)、まるで強大なボスでもいるかのようなインパクトのある世界、そんな冒険心をくすぐるフルアートランドである。
荒々しい土地を描くゼンディカーの世界観を余すことなく表現しており、Magic:The Gatheringというマナを駆使するゲームの迫力をものの見事に顕している。

そんな冒険したくなるような土地を襲う、不穏な影が・・・

D新ZENランド

戦乱のゼンディカーより登場したフルアートランド。災禍の怪物『エルドラージ』とゼンディカーに住まう住人たちの戦いを描いたエキスパンションに収録されている。
旧ZENランドとの違いはやはりそのタッチの強さであろう。旧ZENと比べ、より迫力のある土地が描かれており、基本土地そのものがパワー、タフネスを持って襲い掛かってくるような
棘のあるイラストが多い。荒々しく迫力のあるフルアートランドを望むなら、まずはこの新ZENを一通り見る事をお勧めしよう。
また、ゲートウォッチの誓いでは事実上6種類目の色として扱われる 荒地/Wastes もフルアートランドとして封入されている。
またまた余談だが、こちらにはZendikar Expeditionと呼ばれるフルアートの特殊土地も微粒子レベルで封入されている。かっこいい。



いかがだっただろうか?
フルアートランドはマジックでもよく使われている、基本土地のサーチのときでも見やすいというメリットもある。
中には安易に手に入らないものもあるだろう。だがその美しさも折り紙つきである。
諸君PW達が「これだ!」と思えるような基本土地が見つかる事を、私は心から願っている。

筆者 ku'z所属 担当:らすかる

2016年1月9日 2時14分56秒 (Sat)

ゲートウォッチリミテッド環境考察  プレリリースに向けて 

先日、ゲートウォッチの誓いの全カードが発表されましたね。次環境のスタンダードのデッキを考える人、下環境で新カードを試す人、プレリリースに思いを馳せる人、ドラフトを心待ちにする人、それぞれ多くのMtgプレイヤーがカードリストを見ながら胸を高鳴らせたと思います。
さて、来週に控えるゲートウォッチの誓いプレリリース。プレリリースシールドはゲートウォッチ4パック、戦乱のゼンディカー2パックで行われます。
ではプレリリースを構成するカードたち、その中でも戦局を大きく左右し、見かける頻度の高いアンコモン以下の除去カードとコンバットトリックをリストアップしてみました。

除去はこのようになっています。
img_20160109-183125.png
白3枚(レンジストライク2枚) 青3枚(バウンス2枚) 黒4枚(-修正3枚) 赤4枚 緑2枚 無色2枚
 
目立つのは黒の4マナ確定追放除去《忘却の一撃》がコモンにあるという点と、戦乱のゼンディカーの時点で《ギデオンの叱責》という優良コモン除去を所持していた白への更なるレンジストライクの追加。《鑚火の輝き》は近年のパックの中でも有数の強さを誇る除去です。
 
また、黒は戦乱のゼンディカーのアンコモンにも《湧き上がる瘴気》という4マナで全体に-2/-2修正を与えるソーサリーがあり、《鞭打つ触手》と合わせて2種類の全体-2修正を持つようになったので、黒いデッキを相手にするときはタフネス2以下を展開しすぎないように意識したり、タフネス2のクリーチャーから優先的に支援で強化するなどすると良いかもしれません。

一方、緑はアンコモンで、5マナと重めの《ニッサの裁き》と、実質3マナで相手のアタックしてきた3/4以下を返り討ちにするか、強制ブロックで立っているブロッカーを除去する《大自然の一撃》と、生物の色だけに除去の数に恵まれません。
赤は《食い荒らす炎》という優良アンコモン除去を得ましたが、《火花魔道師の計略》は末裔トークンを除去するか、最後の押し込みに使うのが主な使い道で余り除去としてはカウントできないので、赤のコモン除去は《現実の流出》と《巨岩投下》が中心になりそうです。2点しか飛ばさない《現実の流出》で除去できる範囲は狭いので《巨岩投下》を怒涛で打てる構成にしたいですね。また、火力呪文は戦乱のゼンディカーに存在する《エルドラージの壊滅させるもの》《破滅の昇華者》などのコモンの巨大なエルドラージを除去することは困難なので除去としての信用度は余り高くありません。相手の巨大エルドラージが登場するまでに押し切る構成にするか、黒や白の除去を借りるかしたいところ。
新システムである◇マナの《次元の歪曲》は軽く使い勝手の良いインスタント除去ですが、◇マナを無理なく生産できる、青黒欠色や末裔トークンを産む緑系エルドラージを多く含むデッキなどで採用したいところです。

戦闘時やエンド時に飛んできて計算を崩されるインスタント除去は
白 2マナ 鑚火の輝き 攻撃時破壊   
  1マナ焼尽の光 攻撃orブロッククリーチャー1体に2点
青 3マナ 掃き飛ばし バウンス 攻撃してたらデッキトップバウンス
黒 2マナ(ダブシン) 闇の掌握 -4/-4修正   
  3マナ タールの罠 -3/-2
赤 2マナ 現実の流出 2点火力

緑 実質3マナ 大自然の反撃 土地が4/4になる
ですね。

ではコンバットトリックはどうでしょうか
img_20160109-191235.png
白3枚 青1枚 黒1枚 赤1枚 緑2枚
これらのコンバットトリックを覚え、意識しながら戦闘時のアタック・ブロック・除去を打つタイミングを判断することはプレリリースの勝敗に大きく結びつきます。
積極的に採用したくなるスペックのコンバットトリックは、サイズ修正に加えて除去耐性を付与し一方的に戦闘に打ち勝てる《抗戦》《異常な忍耐》、+カウンターによる修正でそれ以降も影響があり、かつ軽い《模範提示》辺りでしょうか。
特に《抗戦》は全体に効果が及び簡単に1:多交換を生み出すことができるカードなので白くて横に並びやすい、白絡みの同盟者系デッキを相手にしている時は頭の隅に置いて意識した方が良さそうです。
《異常な忍耐》はコモンであり1マナのコンバットトリックとしては破格の性能を持っているので、黒いデッキを相手にした場合は高い確率で入っているでしょう。ブロック成立後に相手が《異常な忍耐》を唱えてきたところにインスタント除去をぶつけたいですね。逆に、相手が黒1マナ立てているだけて除去を再生で回避される可能性は考慮しなければなりません。




パック内の除去とコンバットトリックを確認し終えたところで、次は、各色のアーキタイプの話に移りたいと思います。戦乱のゼンディカーのリミテッドは色の組み合わせ毎のアーキタイプがはっきりしている環境でした。シールドではカード間のシナジーを意識してカードを集める、といったことはできないので、プレリリースには余り関係ありませんが、ドラフトではとても重要なので、ゲートウォッチの誓いが発売したらドラフトをする!という方は一つの参考にしていただければ幸いです。

戦乱のゼンディカーでは、青黒嚥下・青赤欠色・赤黒欠色・赤白同盟者・白黒ライフゲイン・赤緑上陸・緑黒ハスク・緑青+a収斂などが大きなアーキタイプとして存在しました。
しかし、ゲートウォッチの誓いでは「嚥下」「昇華者」「収斂」などの能力が消えた為、一部の色の組み合わせはまた違うシナジーを要求されるようになっています。

青黒では
img_20160109-204426.png
「嚥下」のような能力を持ったクリーチャーや追放除去もあり、戦乱のゼンディカーの昇華者が機能するようにもなっていますが、数は多くありません。何よりも追放したカードを活用する昇華者は存在しません。その代わりに入ったギミックが◇。
img_20160109-210430.png
青黒2色にはコモンに◇マナを産むクリーチャーが2種、そして◇マナを起動型能力として必要とする欠色クリーチャーが多く存在します。◇マナを使うことができれば《コジレックの叫び手》は打点4点の威迫と高い攻撃性能になり、《目潰しドローン》は2マナ1/3タッパーと攻防に活躍するシステムクリーチャーになります。これらの能力を持つクリーチャーを場に出すのに◇マナは必要ないので、◇マナを生めるクリーチャーを中心に、少量の荒地やマナアーティファクトをタッチ程度に加えるのが良さそうですね。このアーキタイプならば《次元の歪曲》などや《終末を招くもの》などの強力な無色◇呪文も使い易いでしょう。

無色であることを参照していた青赤欠色は新能力「怒涛」の色になりました。
img_20160109-205211.png

《ゴブリンの自在駆け》は怒涛を達成するととても高いコストパフォーマンスになるので積極的に怒涛を狙える構成にしたいですね。怒涛カードばかりを入れると手札でダブつくので《空間の擦り抜け》のような軽量カードと合わせて狙っていきたいところ。

エルドラージ系アーキタイプの中では最も前のめりで攻撃的だった赤黒欠色はそのコンセプトのまま、新たなパーツを手に入れました。
img_20160109-221532.png
この色の組み合わせの土地が伸びる前に攻めきるというコンセプト上、マナファクトや《形状の管理人》などの◇マナ生産カードは採用し難いので、◇マナを要求するクリーチャー群は使い辛いかもしれません。

白黒・赤白の同盟者は大きな変化はありません。
img_20160109-211018.png
img_20160109-211147.png
が、同盟者の能力が「結集」から「盟友」へと変化したことで、威迫や速攻や先制攻撃を得てガンガン殴っていく同盟者が減り、盤面を整えブロッカーとして立たせ、相手のエンド時にジワジワ有利を得て行くような防御的な同盟者が増えました。
白黒同盟者では、戦乱のゼンディカーにいたライフを回復する度に何らかのボーナスを得る吸血鬼は居なくなりましたが、《オンドゥの戦僧侶》《吸血鬼の特使》はどちらもコモンで出やすく、かつ十分な戦闘能力とライフゲイン能力を持っています。
また、赤白にはサブテーマとして装備品を参照するアンコモン群が加わりました。

緑黒ハスクは
img_20160109-212213.png
《吸血の儀式》や《大食の虚身》のような「生贄」の仕事をするカードが大きく減り、また末裔トークンを展開するカードも減りましたが、代わりに墓地をリソースとして参照するカード群を手に入れました。戦乱のゼンディカーの生贄系カードで墓地を肥やした後に、生贄に捧げたクリーチャーを回収したり、トークンに変換したりといった動きができるようになりました。


以前は色の組み合わせとして特にシナジーがなかった緑白は、新たにシナジーを得て支援の色になりました。
img_20160109-211925.png
どちらの色にもコモン・アンコモンに支援カードは複数枚あり、+1/+1カウンターがあることを参照するカードがあります。《草原の滑空獣》で強化されたクリーチャーを飛ばす動きは強力でしょう。

また、5マナ5/4警戒トランプルの《タジュールの道守》は5マナとして十分なP/Tに、末裔トークンのチャンプブロックを許さないトランプル、警戒で攻守に活躍とコモン生物にしては破格のスペックをしており、緑絡みならシナジーが薄くとも強いデッキが作れる可能性がグッと上がりました。

赤緑上陸は、上陸カードが赤に1枚、緑に1枚ずつしかなく、どちらもアンコモンなので戦乱のゼンディカーのパックから多数上陸カードが手に入らない限り、シナジーを考慮する必要は薄そうです。
収斂はアンコモン2色ランドサイクルや《未知の岸》などを得たものの、収斂自体が能力として消えているので余りアーキタイプとして考慮しなくて良さそうです。



以上でゲートウォッチの誓いリミテッド考察を終了します。閲覧ありがとうございました。
筆者 ku'z3回生 どくいろ


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