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活動報告(отчет о деятельности)

・「大地」上映会  〜ロシア革命100年A
  6月18日(日)14時半から国際センター研修室で、エイゼンシュテイン、プドフキンと並ぶソ連映画界の巨匠であり、ウクライナ映画の始祖でもあるドヴジェンコの代表作「大地」を上映しました。ロシア革命100年記念の第2弾、ウクライナ月間第2弾でもあり、87年も前の、しかも無声映画(今回は71年に音楽を入れたもの)でしたが、その詩的、哲学的とも言える瑞々しい映像と「生物学的」展開に感動し、今更ながらに心洗われる思いでした。物語は、革命後の、集団農業化が進められつつあったウクライナの農村を舞台に、富農と貧農達との葛藤を、トラクターの到来を軸に描くのですが、生と死、再生が、まるで「輪廻」の様に描かれ、理想の勝利等の暗示と共に、私達に生命の不滅性をも語り掛けている様でした。鑑賞後、時代背景や作品、監督について等の簡単な解説をさせて頂き、門下のパラジャーノフや、影響を強く受けたタルコフスキー、ノルシュテイン等との共通性も考えました。参加者には詳しい方もいて、様々な質問がありましたが、総じて、感想はとても好意的なものでした。革命を生き生きと伝える語部としても、営々と流れるウクライナの民族的映像としても、そして、芸術性の極めて高い詩的映画としても、次代に伝えるべき作品だと思いました。こんな作品を、引き続き紹介して行きたいものです…
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<ウクライナへようこそ> ウクライナ料理を作って、ウクライナワインと共に楽しむ夕べ
 6/11(日)115〜仙台国際センター研修室で、「ウクライナ料理を作って、ウクライナワインと共に楽しむ夕べ」を開催しました。料理講師はウクライナ出身のアンナ・コンドラチェワさん。簡単な挨拶の後、配布レシピやパワーポイントを見つつ、アンナ先生の指導の下、早速調理に入ります。参加者はロシア語講座受講者を中心に調理初心者もいて、中々使わない材料に期待と不安を混ぜながら作業は進み、特にグレチャニキのこね方、叩きつけ方にはコツが要り、皆で大笑いしながら、わいわい楽しく作り上げました。部屋中に美味しい香りが充満する頃、愈々「ウクライナの夕べ」が始まりました。アンナさんと共に麗しい民族衣装ヴィシヴァンカを身に着けた、ウクライナワインの店「マサンドラ」店長のオクサーナさんの挨拶と乾杯の後、ウクライナ紹介の映像を眺めつつの晩餐です。初めて食べる筈なのに何故か懐かしいグレチャニキ(ソバの実ハンバーグのキノコソース添え)も、ビーツや赤豆の色も美しい、彼の市場の香りそのもののアニュータサラダも、ディル等の風味豊かなウクライナ風おつまみクラッカー3種も、実に美味しく、しかも総てがワインに合っていて、不思議な思いでした。ウクライナワインでは、ソーヴィニヨンブランもサペラヴィも良かったけれど、今回は案外甘めのイザベラが優れているとも思いました。食卓では、アンナさんやオクサーナさんのお話に、参加者夫々の、料理やウクライナに寄せる思いが重なり、平和や友情の願いもこもって、ウクライナの魅力が更に深まった(また行きたい!)、素敵な「夕べ」となりました。皆さんからの希望もありましたが、機会があれば、近いうちに又企画できたらと思います。皆さん、オクサーナさん、そしてアンナ先生、楽しい「会」をありがとうございました。Смачно!(美味しい!) Дякую!(ありがとう!) 
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国際ハ—フマラソン姉妹都市交流会
 5月14日(日)第27回仙台国際ハーフマラソン大会が開催され、姉妹都市ミンスクからも2名が参加し、雨の過酷な条件の中、2009年以来2度目の参加の男子ディミトリィさんは姉妹都市招待選手中1位、マラソン歴なんと2度目の女子ユリア(タラセヴィチ)さんも、自己最高記録の4位と大健闘しました。17時半からは、ホテルで各姉妹都市選手団の合同歓迎交流会が開催され、ミンスクからは、引率団長のアンドレイさんを含む3名の他、ベラルーシ出身仙台在住のユリアさん他、多くの関係者が参加し、二つの「ミンスク」テーブルを囲みながら様々な会話を楽しみました。壇上では各姉妹都市と代表団員の紹介や表彰式がありましたが、アンドレイさんは、手違いで全ての荷物が日本に届かなかったエピソードから、仙台市や市民の対応や心遣いの素晴らしさに「一度に恋に落ちた」と語り、「今度は選手に選ばれて再訪したい」と会場を和ませました。交流の場でもお3人とも、日本や仙台の魅力を語り、両市民の友情が益々深まることを期待しておられました。閉会後には二次会、前日他には市長表敬訪問、観光地や学校訪問、施設見学等もありました。(通訳はラーダ先生とアリーセさん、アンナさんでした)
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東北大学国際まつり
 5/14(日)10時〜 、萩ホール周辺で「東北大学国際まつり」がありました生憎の雨空の下でしたが、今年は、ロシアと旧ソ連・ユーラシアの2店をロシア語圏の皆さん(と私達県連も)が協力して出店する事となり、ダニーラさん、セルゲイさんを中心に、ロシアや旧ソ連風衣装に、ロシアやサハ、ソ連国旗も飾り付けて、例年になく熱気ある開店となりました。ロシアの店のボルシチ、ワレニキは、本場の味と共に雨天の肌寒さが幸いして2時頃には売り切れてしまい、旧ソ連の店のハチャプリ(グルジア(ジョージア)風ピッツァ)、プロフ(中央アジア風ピラフ)は、その珍しさとボリュウムもあって人気でしたが、完売には至りませんでした。来店者からは、料理やロシアを始め、旧ソ連の店への質問が数多くあり、その応対にも努めました。お手伝いは、ロシアやウクライナ等様々な国のロ語話者や志願者が集い、賑やかに販売できましたし、ラトビア、アルメニア、キルギス、ウズベキスタン等多くのユーラシア諸国他の方々とも交流できました。ロ語講座受講者も多数来店、遠来の青森支部からの来訪、支援!もありました。悪天候で風邪をひかれたり、皆さんとてもお疲れではありましたが、それを遥かに超える楽しく有意義な一時になりました。
Товарищи, огромное
Спасибо ^^)!

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日本ユーラシア協会宮城県連合会総会講演会世界を一周した日本人」〜石巻若宮丸漂流民の足跡を辿って〜   
 
4月30日(日)、仙台国際センターで日本ユーラシア協会宮城県連合会総会と講演会「世界を一周した日本人」を開催しました。13時からの総会では、16年度活動・決算報告、会員状況、 役員改選等討議し承認、次いで17年度活動方針・予算案等が提案され、夫々審議され承認されました。ロシア語講座を核として、ロシア革命100年や協会創立60年企画、日ロ史跡訪問企画、ロシアの子供の絵画展等の実施、ネルセシアン福島公演(ピアノ)への協力等が提案され、全て前向きに取り組むこととなりました。世界情勢が一層厳しい中、ユーラシア諸国民との交流が益々求められ、協会や県連の価値も高まっているとの感を強める会となりました。
 14時半からは講演会。 講師は木村成忠氏(「石巻若宮丸漂流民の会」会長)で、ご自身が旅した「漂流民の足跡」、創作された講談「若宮丸漂流物語」、「漂流民の故郷里」等のビデオ、制作されたラジオ番組を拝見・拝聴しながら、日本人として初の世界一周を果たした若宮丸漂流民達の足跡を辿ります。イルクーツク〜ペテルブルグの昼夜問わぬ馬車行等の壮大な旅の過酷さ、ロシアに帰化した者達の複雑な心境、ご自身の名前の由来となった千島開拓者・郡司成忠とクリル・カムチャッカ船旅等々、全て興味深いお話ばかりでした。4人の帰国者以外に、通訳として同行して共に世界一周を果たした、善六がレザーノフと共同編纂した露日辞典の話は、時間が足りずに残念でしたが、善六味噌(夢にまで見ただろう古里の味、仙台味噌にその名を捧げて作成)の紹介や販売もあり、即完売しました。参加者も45名と、研修室を満杯にしての会となり、若宮丸漂流民や木村講師の人気の程が分りました。是非又、「露日辞典」や「環海異聞」等のお話の機会を設けたいものですし、年内に予定している「日ロ交流奥松島(漂流民の古里)遠足」の実現も期したいものです。皆様、そして木村先生、
有難うございました。

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・ユーラシアお花見会
4月16日(日)13時〜東北大学萩ホール前で「ユーラシアお花見会」を開催しました。目当てのヤエベニシダレ(仙台紅枝垂れ)は5分咲き程でしたが、周囲の江戸彼岸等まさに満開の桜を愛でながら、暑い位の天候の下、時折の春の嵐もありながらも、ロシア語圏の方も東北大学の留学生を中心に11名も参加しての、とても楽しい交流会となりました。差し入れの本場のブリンチキ、ズブロッカ、スタールイ・トビリシ等味わいつつ、歌の時間では、プロとも紛うレナータさんのカチューシャ・声量ある美声に喝采し、続いて仙台ロシア合唱団団長でもある三橋理事による「桜」「荒城の月」の歌唱指導と合唱に沸きました。中には日本の古典や近代文学、「ロシアに渡った漂流民」の研究をしているロシアの方もいて、その造詣の深さに驚嘆すると共に、若宮丸漂流民等の日ロ交流史跡訪問(奥松島)等のイベント企画の実現に向け努めることとなりました。束の間の春の宴ではありましたが、今後の交流を約し、別れを惜しみつつ散会しました。皆さん、Большое спасибо! これからもよろしくお願いいたします!^^✾
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・「火を噴く惑星(ПЛАНЕТА БУРЬ)上映会 
3月26日(日) 14時〜仙台国際センター研修室で、「火を噴く惑星」を上映しました。ガガーリンによる人類初の宇宙飛行の年、1961年に製作された古いソ連製SF映画でしたが、巨大怪獣やアイデアに富んだ機器・生物等、面白いキャラが次々に登場して息つく間もなく、今見てもとても新鮮で魅力溢れる作品でした。金星に恐竜等がいないことは、流石に公開の翌年には判ってしまった様ですが、それでも、CGでは絶対に作れない特撮の素晴らしさを堪能できましたし、筋立ても、人が危機に瀕した際に如何切り抜けるかを、取分け宇宙船に待機する女性飛行士の視点で表していて興味深く、とてもソ連的だと感じました。鑑賞後は、時代背景や、作品のその後の影響、ソ連・ロシアのSF映画等について簡単に解説しましたが、参加者にはロシアの方もいて、「自分の国の映画なのに全く知らずに見たが、大変面白かった」との感想を頂きました。今後も、こんな楽しいSFものを定期的に上映して行きたいものです。
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・東北ブロック会議

 3月7日(火)、冷たい雪の舞う盛岡(上田公民館)で東北ブロック会議がありました。堀江理事長による国際情勢分析、平和条約交渉展望、協会周辺の状況変化、続けて、60周年記念行事等の解説があった後、討議となりました。状況に吉兆があるとの解説に、各支部の現実が提示され、活動報告や経験の交流に、今後の活動、未来を展望しました。不参加支部・県の状況、東北ブロック交流イベント、「読者だより」の作成法、子供絵画のネットワーク展覧、映画上映会、ロシア語講座、ネルセシアン福島公演への協力…等々、具体的課題の討議にも熱が入りました。協会創立60年記念イベントでは、3/26のユーラシアフェスタ、7/8の記念祝賀会等への参加が呼びかけられました。閉会後は、ロシアレストラン「北斗」に場を移し懇親会となり、ボルシチ等の料理、差入れのアララット等堪能しながら、互いの親交を深めました。世界情勢が益々厳しい折、改めて、互いの交流の大切さを痛感する場ともなりました。皆さん、特に岩手県連のみなさん、ご苦労様でした。そして、ありがとうございました。
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戦艦ポチョムキン上映会 ロシア革命100@

218() 17時〜国際センターで「戦艦ポチョムキン」上映会を開催しました。エイゼンシュテインの名を不滅にした、世界映画史上の傑作でしたが、久し振りに改めてスクリーンで鑑賞し、1925年作とは思えぬ新鮮さと迫力、その凄さに圧倒されました。又今回は、完全復刻盤(1976)を使いましたが、ショスタコーヴィチの音楽、取分け交響曲111905年」が正に映像と合致していて、これにも驚嘆しました。上映後は、簡単な解説となりましたが、余りにも有名な作品・監督でしたので、「モンタージュ」等の説明はそこそこに、歴史的、地理的背景や日本との関係、後日談等に絞ってお話させて頂きました。会場には、非会員の方が大勢参加され、初めて観られた方も多く、難しい質問や熱い感想、批判的な意見も飛んで、充実した会になりました。「革命の映画」によって「映画の革命」をも成した、エイゼンシュテイン監督と「戦艦ポチョムキン」ですが、時代は大きく変わっても、世界の基本的な社会構造も状況も然程変わっていないとも言え、この様な作品は今尚、今こそ求められているのでは?!と感じました。今回は、ロシア革命100年記念の第一弾上映会としましたが、今後も年末まで第二・三弾と記念イベントを開催する予定ですので、どうぞお愉しみに・・・
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「チェルノブィリから見た福島(チェルノブイリ訪問報告会)    
  1月29日(日)17時〜国際センター研修室Bで、「チェルノブイリ訪問報告会」がありました。講師は当県連会員でもある小林立雄氏(物理学者/広島原爆被爆二世)。早速、映像や画像と共に生々しい報告が進み、廃墟と化した街、世界から消えた市町村の碑(墓)列、お化けナマズ、間近に見る巨大石棺(4号炉)、眩しいばかりの新金属シェルター、被災者の新しい街、サナトリウム、各研究所の実態等を見、文献等から事故による子供達の健康状態の変化を考察しました。そして、ウクライナ、ベラルーシ、ロシアに今も息衝く、所謂「チェルノブィリ法」の「事故による責任は全国にあり、被災者・市民にはない」との視点からの、被災者への様々な生活保障(土地、家屋、職業、医療、年金、公共料金免除、子供達のサナトリウム等での国費保養等/財政難から補償が滞っている部分もあるが)や、放射能基準値の低さ等、日本の現状(放射能が今尚だだ漏れの現実に蓋をし、チェルノブィリの立入禁止ゾーンと同線量の地区への帰還を促し「復興」を喧伝する等々)との余りもの違いに唸るばかりでした物理学の専門知識に基いた解説には難しい部分もありましたが、日本が原発を何故止められないか?(トリウム型ではなく全てがウラン型原発のプルトニウムは、何時でも核兵器に転用できる)等、多くのお話は明快で分かり易いものでした。又、ビデオ「チェルノブイリ 28年目の子供達」も鑑賞し、低線量被ばくの怖さを再確認しました。参加者には福島やチェルノブィリ汚染地区(南独)の方もいて皆で思いを共有できた様にも思います。子供達の未来は、原発や核に頼る社会にはありません。小林さん、皆さん、ありがとうございました。今後も引き続き、こうした「会」を企画して行きたいものです。 
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ヨールカまつり(≪望≫年会2016)
1217()16:00〜国際センターで、今年も「ヨールカまつり」を開催しました。会員の他、ロシア語学習者、在仙ロシア語圏の方達が集う恒例の会ですが、今回も大勢の参加者が集って、とても賑やかな会になりました。簡単なプログラム説明の後、早速、ロシア語劇「2017年は何の年?」が始まりました。在住ロシア語圏の方達が、本場のヨールカを再現しようと作成し、練習を重ねてきたもので、樅の木(ヨールカ)の周りで繰り広げられる、ババ・ヤガー(クバイ・ナタリア)、キツネのアリサ(松下マリナ)、ネコのバジリオ(ゼンタリ・マリナ)、来年の干支のトリ(ジジナ ヴィクトリア)、そしてスニェグーロチカ(ピチュギナ・アンナ)、デッド・マロース (コマロフ・セルゲイ)の物語に子供は勿論大人達も惹き込まれました。踊りあり歌あり、「子供ロシア語(+英語)」教室受講者達も歌や踊りの日頃の成果を披露、最後は勿論プレゼントもあって、会場は「ヨールカ」そのものになりました。今回も、脚本・演出は菅原アンナさん、ご苦労様でした。写真撮影後は、黒滝理事のロシア語による挨拶と乾杯があり、引き続き、満を持しての「仙台ロシア合唱団」の登場です。当県連理事でもある三橋団長の楽しいお話の後、「我らの仲間」に始まり、ロシア民謡メドレー(「カチューシャ」「モスクワ郊外の夕べ」「灯)」や「ロシアの曠野」に会場は大いに沸き立ちました。卓上には、特性ボルシチ(ハラルのものも)、ピロシキやサンドイツチ等の他、ユーラシアの方達からの差し入れ(ロシアサラダ、セリョートカ風ゼリーケーキ、ゼブラケーキ等、飲物では、「マサンドラ」さんのウクライナワインの他、グルジアワイン、プーチン大統領が大好きだと有名になったシャンパン「アブラウ・デュルソ」、会員特製カクテル「バラライカ」等々…が並び、舌鼓を打ちながら至福の時を過ごしました。出し物では、会員小林さんによる恒例のフルート演奏、バヤン伴奏による三橋理事の「ステンカラージン」や「トロイカ」独唱に喝采しました。ラーダ先生やバキトさん(カザフ出身)、ニジェゴロド州訪問の方等のお話もあり、日ロ首脳サミットがあったばかりと言う事もあって、話題は大いに盛り上がり、時はあっという間に過ぎ行きました。参加者には、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、ラトビア、カザフスタン、バシコルスタン(ロシア)、サハ(ロシア)等々…多くの出身者が集い、あちこちで会話や交流が広がっていました。今回は、ユーラシア諸国民との、又諸国民同士の交流がどれ程大切かとの感を、より一層深めた一時でもありました。皆さん、集まってくれて、演技をしたり料理を作ったり、後片付け等様々な作業をしたり、互いを心から思いやったり…本当に本当にспасибо!!!

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・「四海横断25ケ国170日 現代シルクロード、黒海一周、トルコ、イラン、アラビア半島、オセアニアの旅」報告会」(旧ソ連15か国、周辺旧社会主義国+α 訪問記)
11月20日(日)14時〜17時、国際センター研修室にて、「高砂現代世界総合研究所」理事長・鈴木雪山英實氏の講演会を開催しました。先ずは自己紹介、旅の目的、「報告会」に至った経緯(氏が東北大学で、当県連の服部文男前会長門下生であった事、今回旧ソ連15か国を踏破できた事等)の後、地図や興味深い画像を見ながらの報告です。中国からカザスタンに入りキルギス、タジキスタン、ウズクベスタン、トルクメニスタン、カスピ海を渡りアゼルバイジャン、グルジア(ジョージア)、黒海縦断後ウクライナ、モルドバ、再度ウクライナからベラルーシ、東欧諸国やトルコを遍歴し、アルメニアから中東、豪州等経由して帰国の今回の半年旅と、以前に旅したロシア、エストニア、ラトビア、リトアニアでの様々な体験や考察を、放浪時の姿そのままに、各民族の帽子を被り替えたりしながら、解り易く精力的にお話されました。中でも、カザフとキューバの関係、小資料館で出会ったイスクラ1903年7月号、フェルガナ盆地、サーマルカンド、ゴリやバトゥーミでのスターリン話、黒海とクリミア、ドナウデルタで撮られた写真(ニコライ2世、ルーマニア国王他)の謎、チトーは生きている!、社会主義崩壊後の傷跡…等々とても興味深く、中身の濃い講演となりました。質疑応答では、内容そのものの他、国境越えの仕方、飲食、宿泊、金銭の持ち方等具体的な質問が飛び、財布等現物を示しながらの説明に、皆驚きつつも納得していました。又会場には、書籍や写真、地図、記念品等多くの資料が並び、参加者には、A3版30枚60頁の「報告記」が配られ、これにも圧倒されました。最後にヘーゲルやブレハーノフからの引用等と共に、「この旅により、ロシアでの社会主義革命が«民族独立の闘い»だった事が良く分かった」と締められましたが、氏の旅が、深い知識と経験の下での放浪である事が良く分かり、機会があれば他地域の旅についてもお聞きしたいと思いました。有難うございました。
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・〈日本ユーラシア協会宮城県連合会〉理事会
11月20日(日)12時半〜国際センターワークショップで、〈日本ユーラシア協会宮城県連合会〉理事会を開催しました。先ずは、会長、会長代理、理事、会員他の近況報告の後、活動報告、金野理事からは10月に金沢で開催された「日ロフォーラム」の参加報告がありました。今後の予定(ヨールカまつり、チェルノブイリ訪問報告会、県連総会等)や予定企画(ハリストス正教会訪問(東北ブロック懇親会)、「領土問題と平和条約」勉強会、ロシア革命100年記念企画(映画会「十月のレーニン」他)、交流史跡を訪ねる会(宮戸島他)、ユーラシア料理を作って食べる会、コンサート、講演会等について提案され、企画の分担、検定協力費、事務費等についても提案・討議され、来る県連総会で再度討議、結論を出す事となりました。閉会後は、14時から隣室に場所を変えて、鈴木雪山英實氏の「旧ソ連15か国、周辺旧社会主義国+α 訪問記」を開催しました。
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・サハ(ヤクーチア)を知る会
 11月3(木・祝)14時〜国際センター研修室で「サハ(ヤクーチア)を知る会」を開催しました。講師は当県連の「ヨールカ祭」、「ユーラシアお花見会」等でもお馴染みの、ロシア連邦サハ共和国ヤクーツク出身で東北大学在学中のキーヤ・オフロプコワさん。参加者の前に颯爽と、純白の民族衣装で登場すると、会場にはどよめきが。簡単な紹介や挨拶の後、早速、画像や映像等見ながらのお話です。歴史や民話、地理、自然、祭りや料理、宗教、言語、現代…等々、興味深いものばかりで、待ち切れぬ参加者の質問も飛びます。あっという間の一時間後、ホムス(口琴)の演奏の披露となり、静寂の中に響く、得も言われぬ調べに、会場がサハの大地に変わったかの様な感動を覚えました。余韻冷めやらぬ中テーブルを変え、講師持参のロシアのお菓子やお茶を楽しみながらの懇親(質疑応答)です。揃って坐した途端の、引きも切らさぬ質問の波に、講師はニコニコしながら流暢な日本語で返答し、皆も納得しながら微笑みます。文化や言語、習慣、宗教感等の日本やアイヌ等との類似性や交流の歴史、金、銀、ダイヤや馬の話でも盛り上がりました。キーヤさんの、独自の憲法を持つ、連邦内の自立した祖国に対する、愛情溢れるお話に感銘し、日本の沖縄やアイヌ(東北も!)が置かれている立場との差についても考えさせられました。上手く乗り継げば6時間程で行けるという、この極東の魅力溢れる「大国」との交流が、もっともっと発展して行って欲しいものと思いました。「親善大使」キーヤさん、Улахан махтал(どうもありがとう) !  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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〜チェルノブイリ事故から30年〜「ナージャの村」「アレクセイと泉」上映会と撮影カメラマン一之瀬正史氏のお話会
10月23日(日)10時〜国際センターで、『ナージャの村』『アレクセイと泉」上映会とそのカメラマン、一之瀬正之氏のお話会を開催しました。『ナージャの村』は、チェルノブイリ原発事故で立入禁止となった村に暮らす人々を、美しい自然と共に淡々と描き、『アレクセイと泉』は、同じく放射能汚染され避難勧告されている村に住み続ける、老人達とそれを支える障碍ある青年アレクセイを何故か放射能が検出されない泉を中心に描きます。どちらの作品も、美しく鮮明な映像と共に時が流れるのですが、それが美しければ美しい程、又日々の生活が明るく笑みに満ちたものである程、「放射能汚染」の恐ろしさや人々の悲しみが募るのでした。限りなく素晴らしい情景の中に、究極の自給自足生活が過ぎ行き…最後に現実が突きつけられて…福島原発事故の現況下にある私達に、「真の豊かさとは何なのか?!」を静かに訴えかけていま。両作品の撮影を担当された一之瀬正史氏の講演では、ご自身の数奇なカメラマン人生のお話に始まり、2作品の舞台、そして撮影時の様々な秘話(「オーリャの村」だった?! あの村は?! 彼らは、ナージャは、アレクセイは今?! …には幾度も会場が沸きました。「映像の力」も、再認識させて頂きました。後の質問や感想は生き生きとしたものばかりで、新鮮なチェルノブィリ報告もあり、とても充実していました。「チェルノブイリ」も「福島」も根本的な解決が何もできていない現実の中、次の世代(未来)に「真に豊かな世界を繋いで行くこと、苦しみや課題を共にする、ベラルーシやウクライナ、ロシアの人々との繋がりを大切にすることを、改めて思いました。会を通して、ロシアの方も参加されましたが、作品を夫々の国々に広めることも大切なのでは、とも感じました。皆さん、そして一之瀬さん、ありがとうございました!
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「せんだい地球フェスタ2016 出店(展)・交流! 

10月10日(月・祝)、仙台国際センターでせんだい地球フェスタ2016が開催されました。当県連は今年も、「ロシア語検定」が前々日、前日と続くなど、主催催事が連続する中での開催でしたが、ウクライナワインの店〈マサンドラ〉のオクサーナさんを始め、多くの皆さんのご協力で、楽しく有意義な一日になりました。昨年に引き続き今回も、巨大倉庫の様な展示棟での開催でしたが、(コンサート音が常に響いた)前回の様な煩さはなく、しかも地下鉄駅ができたこともあるのか?大勢の来場者がひっきりなしに続き、多くの方々との様々な交流ができました。ユーラシアの方々とも、ロシアやウクライナ、キルギス、アルメニア等多くの方々との交流を深め、会員や他の多くの訪問者との触れ合いを楽しみました。マトリョーシカやチェブラーシュカ人気は依然として高くて売行きも良く、子供達も沢山遊んでくれましたし、何故か絵葉書やバッジが瞬く間に売れてしまいました。ロシアやロシア語、他のユーラシア諸国への関心も高く、様々な質問に四苦八苦しました。パネルでは、写真等で活動報告や告知を行い、諸国の地図も大活躍でした。会場では、11/3の「サハを知る会」講師予定のキーヤさんの「ロシアの話」の発表があったり、十数種のスラブ料理に舌鼓を打ったり、暖かな交流の輪もあちこちで広がって、草の根の交流や理解の大切さが益々心に響いた一日でした。参加された皆さん、お疲れ様でした!そして、ありがとう‼

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「ロシア語能力検定試験」(≪ロシア語能力検定委員会≫主催)

 10/8(土)、9(日)の二日間、「ロシア語能力検定試験(1・2・3・4級)」を実施しました。県連としては4回目の試みでしたが、今回は監督官の他、試験官3名等皆様のご協力で、無事に終了することができました。試験終了後、各試験官や受験生の感想や諸意見もありましたが、それを次回以降に生かせればと思いますし、「検定」を続けることが、各人の能力向上と共に、ロシア語の大きな普及に繋がってほしいものです。
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・第35回呑牛忌
 911日(日)、第35回呑牛忌が()()登米(とよま)町の記念碑前で行われました。案内役は、故人について長年研究している当協会理事の金野文彦氏。ご遺族をはじめ関係者20人が参加しました。三千夫はシベリア出兵に反対しロシア革命を擁護、活躍しましたが、道半ばにして急死。後に徳永(すなお)氏の生涯と闘いを描いた「日本人サトウ」を発表、当地では1950年から呑牛忌が行われるようになりました。現在「佐藤三千夫記念会」は、戦争法体制に抗して、反戦平和の先覚者である氏の顕彰運動を続けています。

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「妖婆 死棺の呪い(ВИЙ)上映会(第15回キノエクラン-ロシア映画を研究する会)
 87() 真夏の七夕の昼下がり、国際センター研修室で納涼?「妖婆 死棺の呪い」上映会を開催しました。原作は文豪ゴーゴリの『ヴィー』。中世ロシア、古都キエフの修道院の神学生が、魔女に出会った為に辿らねばならなかった3日3晩の出来事を、恐怖や戦慄の中にも諧謔や哀愁を漂わせつつ、小気味よく簡潔に描きます。 舞台は19世紀初頭のウクライナの田舎と言う事で、民族色たっぷりの、と言っても何処か東北の田舎にも似た藁葺き民家の田園風景の中、物語は昔語り風に進みます。後に国民的喜劇役者となるレオニード・クラブリョフはその才能の片鱗を見せ、「カフカスの女虜」で一大人気女優となっていたナターリャ・ヴァルレイは、その透明感ある美貌に怪しい色気を加え、得意のスタントも見事にこなして、実に魅力溢れる演技を見せていました。又、総監督であるプトゥシコの指導の下、高度且素朴な特撮やファンタスティッ
クな表現は、どんなCGにも勝る素晴らしいものでした。今回も鑑賞後は稚拙な解説をさせて貰いましたが、ロシアからの参加者も「話には聞いていたが、思っていた以上にとっても面白かった!」と言われた通り、ロシアやウクライナ、旧ソ連で10回以上も映画化された中でも本作は最高傑作ではなかったでしょうか。きょうは、取分けゴーゴリやプトゥシコの素晴らしさを知って貰いたく、又、ソ連やロシアにまだまだ沢山あるこんな素敵な映画を、これからも多くの方々に紹介して行きたいものです。

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〜日ロ交流史跡を訪ねる会〜島 遠足》
 7/31(日)、〜日ロ交流史跡を訪ねる会〜と題して《網地島遠足》を実施しました。午前9時に仙台駅に集合して出発です。電車は混んでいましたがあっと言う間に石巻着、発船までの時間を使って禅昌寺を訪ねます。ここには、ロシアに漂流した後世界一周をする等、数奇の運命を辿った若宮丸乗組員の慰霊碑があり、ロシアで亡くなったり、残って日本語教師になったり、日本帰国後も「招かれざる客」として幽閉された彼等の身上に皆で心を寄せました。船に乗り、ウミネコや田代島のネコ等見ながら1時間程で網地島に到着です。焼け付く真夏の太陽の下、白浜には海水浴客が賑わい、正にソチかクリミアの様な?リゾートエリアが広がっています。その手前、スカシユリやハマナデシコの咲く岩陰にベーリングの記念像はありました。1739年、このベーリングの指示の元、シュパンベルグのロシア第2次北太平洋探検隊の艦隊がこの島に投錨し、日本初の日ロ交流が行なわれたのです。皆で記念撮影し、当時の様子に思いを馳せましたが、震災後に防潮堤ができて、以前は海原を見つめる様にあったものが、土手に遮られ困惑している様にも見えました。盛土するとか場所を移すとかして欲しいものです。又、碑文に是非ロシア語も加えて貰いたいとも思いました。その後、海の見えるペンションで会食し、夫々のロシアとの、日本との関わり合い等話しながら、当地での277年を超えた日ロ交流に沸きました。懇親後は海水浴や散策を楽しみましたが、浜には何と、ロシアからのお客様が二組もいて、ロシア語や日本語の会話があちこちに響きました。今回は残念ながら、「ロシア艦隊投錨の地」記念碑のある根組浜ツアーは実行できませんでしたが、その分少しゆっくりと様々な交流が出来たのではないでしょうか?帰りの船や電車でも、トゥヴァ(ロシア)からの留学生他と交流しながらの一時となり、正に、日ロ交流の歴史を振り返り明日へと繋げるに相応しい、楽しいく有意義な一日になりました。皆さん、ありがとう! Спасибо!

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・「狩場の悲劇」上映会(第14回キノエクラン-ロシア映画を研究する会)
 6月26日(日)14時〜仙台国際センター研修室で、「狩場の悲劇」の上映会がありました。チェーホフ唯一の長編小説の映画化で、世紀末の荒廃漂う貴族の領地を舞台に、若く美しい娘を巡り愛と犯罪が交錯するサスペンス・ロマンです。小気味よい展開、美しい映像と悩ましいジプシーの歌声、森や廣野、ライラックの香りまで漂い来るようで、役者達の卓越した演技力と、それを凌駕しひれ伏せさせる程の、ベリャーエワ(オーレニカ)の瑞々しく輝く魅力。私も(何度見たことか!)、出逢う度に悩殺させられてしまうのです。鑑賞後は、作品や原作のできた背景、監督やスタッフ、役者達について、映像・画像・3D等も見ながら少し解説させて頂きましたが、取分け主題曲である「ワルツ」(エゲゲニー・ドガ作曲)については、ソチやモスクワのオリンピック開幕式映像を流したりして、その影響力の大きさについてもお話しました。ご要望通り、今後は、映画化された文学作品の紹介もして行きたいものですし、ロチャヌー監督の「アンナ・パブロワ」等の作品も上映できればと思います。尚次回は、8/7(日)、真夏にうってつけの「妖婆死棺の呪い(Вий)」です。文豪ゴーゴリの原作で、ウクライナのど田舎を舞台にダメな神学生の実体験を描き、目も眩む超美女に、妖怪ゾロゾロ…どうぞ、お楽しみに!
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・「ロシア語能力検定試験」を実施

 5/29(日)、「ロシア語能力検定試験(3・4級)」を実施しました。県連としては3回目の試みでしたが、皆様のご協力で大きな問題もなく、無事に終了できました。4月の総会では、「県連として仙台での検定試験をできる限り永続的に行う事」が決定されました。この「検定」が、国際交流に欠かせないロシア語の普及と夫々の能力向上にとって、大きく役立つものになってほしいものです。
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「 ジプシーは空にきえる 」上映会(第13回キノエクラン-ロシア映画を研究する会)
  5月22日(日)14時〜仙台国際センター研修室で「 ジプシーは空にきえる 」の上映会がありました。文豪マクシム・ゴーリキーの「マカール・チュードラー」が原作、モルダビア(現モルドヴァ)の詩人でもあるエミーリ・ロチャヌー監督の渾身の傑作で、全編を民族色濃く美しい映像と調べが溢れ、「これぞロマ(ジプシーの自称/人間の意)映画!」と感じ入りました。愛と誇り、歌と旅と自由に生きるロマ、様々なしがらみの中で生きる私達には、忘れかけている「命がけで愛する事の凄さ・素晴らしさ」の蘇る一時ともなったのではないでしょうか? 鑑賞後は、作品や監督、ジプシー音楽、モルドヴァ等について少しお話させて頂きましたが、"ジプシー"の真の起源や実態等の質問は浅学の身には難題で、今後の課題とさせて頂きました。感想では、「ブレジネフ時代のソ連映画とはとても思えない自由讃歌の映画に感銘」等があり、今後も旧ソ連の素晴らしい作品の発掘、紹介をして行こうと思います。次回は、6/26(日)14時〜同所で、ロチャヌー監督の「狩場の悲劇」の上映を予定しています。尚、奇しくも同日開催の「国際まつり↓」でモルドヴァ出身の方と出会い、当作品談議に沸きました。
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東北大学国際まつり
 5/22(日)11.00〜 、東北大学萩ホール周辺で「東北大学国際まつり」がありました晴れ上がり暑い位の空の下、ロシアのお店ではレナータさんを中心に、一週間かけて準備したと言う特性のヴァレーニキとボルシチを、何とセットで提供するという豪華さで、皆驚きながらも美味しそうに食べていました。お手伝いも、ロシアやモルドヴァ、トルクメニスタン等様々な国のロ語話者が集い、楽しく賑やかに販売できました。別ブースではロシア語講座、ステージではサハ(ロシア)や中央アジア等のファッションショーがあったり、あちこちで様々な国の方々との交流が繰り広げられていました。と言っても、私達は主催の映画会(キノエクラン↑)が同日に被ってしまった為、一旦一時過ぎに退散、又4時過ぎに戻った頃には、用意した全て200食近い(実質400食?)売り上げを達成して後片付けになっていました。レナータさん始め皆さんお疲れではありましたが、それを遥かに超える楽しい一時になりました。Спасибо!!
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・国際ハ—フマラソン姉妹都市交流会
 5月8日(日)第26回仙台国際ハーフマラソン大会が開催され、姉妹都市ミンスクからも2名が参加し、男子のサーシャさんは姉妹都市招待選手中1位、女子のオリガさんは体調が芳しくない中も、3位と健闘しました。17時からは、ホテルで各姉妹都市選手団の合同歓迎交流会が開催され、ミンスクからは、引率団長のセルゲイさんを含む3名の他、多くの関係者が参加し、「ミンスク」テーブルを囲みながら様々な会話を楽しみました。壇上では各姉妹都市と代表団員の紹介や表彰式がありましたが、セルゲイさんは、両都市間の交流の積み重ねの大切さ、仙台や市民の素晴らしさを語り、両市民の友情が益々深まることを訴えておられました。仙台側から提案された"自転車の普及"についても、実現の可能性を探りたいと話されていました。閉会後には二次会、前日他には市長表敬訪問、松島等の観光地や学校、民家訪問、見学等もありました。(通訳はラーダ先生とアリーセさんでした)
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「宮城県連合会総会」と「持参金のない娘」上映会
 4月29日(金・祝)13時〜国際センターで、県連総会と上映会がありました。総会では2015年度の活動(ロシア語講座、ロシア語能力検定試験、映画上映会(「小さい逃亡者」「アララトの聖母」「ピロスマニ」「コーカサスの虜」「自由はパラダイス」「モスクワ天使のいない夜」「ベアーズ・キス」他)、アルメニアを知る会、ベラルーシ料理を作って食べる会、全国女性集会、佐藤三千夫「呑牛忌」、ヴェルトグラード・トリオコンサート、せんだい地球フェスタ、ヨールカまつり、県連総会と理事会、東北ブロック会議、定例会全国総会、ユーラシアお花見会、県連紙発行、DVD等の貸出し、HPの作成・更新その他)、会員状況、 役員改選、2015年度収支決算を報告・討議し承認、次に2015年度活動方針( ロシア語講座、ロシア語能力検定試験、映画上映会、ユーラシア事情講座、月例会、在仙ユーラシア諸国民との交流会他)が提案され、夫々審議され承認されました。ロシア語講座を核として、昨年成果を上げたロシア語検定にできる限り永続的に実施、ユーラシア諸国民との交流を一層深めること、県連創立60年史の編纂やニコライ・カサトキンの東北巡行関連調査、ロシア革命百周年イベント等に取り組み、日ロ関連史跡等の訪問を企画すること等が提議され話し合われ、全て前向きに取り組むこととなりました。2017年のネルセシアン公演(ピアノ)の取り組みについても審議されましたが、こちらは保留となりました。
  14時半からは引き続き、「持参金のない娘」の上映会がありました。19世紀のロシア・ボルガ河畔の町を舞台に、没落した貴族の娘の悲劇的な愛を描いた、正に"残酷なロマンス(原題)"でしたが、美しい映像と共にジプシー音楽を基調とした調べが常に心地良く流れ、そここに監督ならではの諧謔もあって、息つく間もなく観ることができました。ほんの少し解説もさせて頂きましたが、この「愛とシニシズム」のテーマは、金銭至上の現代日本にこそ突きつけられていると痛感しつつ、最後の「Благодарю(ありがとう)」の言葉をかみしめながら閉会しました。人気の高いリャザーノフ監督の作品を、今後また上映できたらと思います。リクエスト等ありましたらお寄せ下さい。尚、5/22の映画会(キノエクラン)はジプシー映画の神髄「ジプシーは空に消える」です、お楽しみに・・・
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・ユーラシアお花見会

4月17日(日)13時〜東北大学萩ホール前で「ユーラシアお花見会」を開催しました。図らずもロシア語講座と日時が重なってしまった上、生憎の雨で、早朝から不参加の連絡が相次ぎましたが、飲食物もキャンセルできず、少しだけでも見頃の花を見て、会場を移すなり、夫々持ち帰って貰うこととなりました。時間となっても雨は降ったり止んだり、時折突風も吹く中、桜からは少し離れるものの、庇の下に敷物を広げて宴を始めました。すると、楽しく懇談する中に雨は上がって晴間も見え虹も出て、参加者もロシアやキルギス、トルクメニスタン、サハ(ロシア)、バシコルスタン(ロシア)、等の方達が加わって、ユーラシアの名に相応しい会となりました。晴れ上がった後は待望のヤエベニシダレ(仙台紅枝垂れ)等の花見と小観察会もして、束の間の春を謳歌、交流を深めました。その中で、石巻〜網地島等のロシア史跡旅訪問、ユーラシアハイキング等のイベント企画も話題に上り、今後検討することとなりました。皆さん、これからもよろしくお願いいたします!
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・日本ユーラシア協会全国総会
3月26日(土)、27日(日) 、名古屋で日本ユーラシア協会の全国総会がありました。様々な分科会のうち文化芸術分科会ではテルミン、マトリョミンについてのお話や合奏、各地の取り組み、問題点等を討議、当県連も資料を配布し発表しました。亀山郁夫氏の記念講演会では、ドストエフスキーの未完「続・カラマーゾフの兄弟」を元にした自著「新カラマーゾフの兄弟」について詳細にお話しして頂き、亀山"ミール"に浸りました。祝賀会では、ロシア民謡合唱団や子供バレエ団の演技、田中正也氏のピアノ演奏(プロコフィエフのトッカータ他)等の後、本部や県連会長、ロシア総領事の挨拶があり、乾杯、懇親となりました。全国で奮闘している方達との交流に様々な刺激を受け、今後の力としなければと思いつつ帰仙しました・・・ 
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「ベアーズ・キス(Медвежий поцелуй)」上映会第12回キノエクラン-ロシア映画を研究する会)
 
3月21日(月・祝) 国際センター研修室で、セルゲイ・ボドロフ監督作品第4弾として「ベアーズ・キス」の上映会を開催しました。監督の故郷シベリアや沿海州の少数民族に古くから伝わる民話を元に描いた作品で、孤独なサーカスの少女と人間に姿を変えられる熊の、とても切なく幻想的な物語でした。「ボリショイサーカス」等とは大違いの、時代がかったサーカス団がロシア-スウェーデン−ドイツ‐スペインとジプシーの様に旅するのですが、役者も言語も多国籍で、国際的と言うより無国籍感漂う、とても不思議な映画でした。只、主題が「熊」と言うこともあり、シャーマンの降霊場面、カンチェリの音楽やホーミーの調べも心地良く、流れる雰囲気にはロシアのタイガの色合いがありました。孤独で夢見がちな少女役にぴったりのレベッカ・リリエベリも素敵でしたが、モスクワサーカスの熊そのものの演技、そして、監督の子息セルゲイ・ボドロフJrも熊と見紛う素晴らしい演技で、将来を嘱望されながら、公開直後に不慮の事故で他界した事は、返す返すも惜しまれました。鑑賞後は、監督作品や子息の作品を振り返りつつ、簡単な解説をさせて頂きました。ボドロフ監督作品は今回で一旦お休みしますが、子息出演作品や未公開作品を含め、機会を見つけて又上映して行きたいものです。尚、次回の「キノエクラン」は、 5月22日(日)14時〜国際センター研修室で「ジプシーは空にきえる」の上映となりました…
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・ロシア観光案内(DVD鑑賞)−2月例会
2/27(土)16時〜 国際センターで、2月例会がありました。東北ブロック会議等の報告や全国総会、県連総会の打合せ等した後、今回は、モスクワやサンクトペテルブルグ等のロシア観光案内DVDを鑑賞しました。今夏に訪ロ予定の参加者を中心に、画像を見、地図を広げながら、ここはどうだの、あそこはそうだのと、楽しく懇談しましたが、クレムリン等の、歴史や魅力の奥深さを改めて感じさせられました。予定の全く無かった私も、今すぐにも彼の地へ旅行したくなりました。旅行パンフ等も用意しましたが、仙台発着の直行便が殆どないことから、チャーター便か、ソウル経由等の利便性の高いツアーを企画してほしいとの意見が強くありました。何とかならないものか、今後の課題となりました・・・
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・ 東北ブロック会議 
 2月21日(日)14時〜18時、市民活動サポートセンターで日本ユーラシア協会の「東北ブロック会議」がありました。青森・岩手・宮城他の役員による、全国総会を前にした会議と懇親で、本部からは木佐森理事長が参加し、3/17、18の第55回全国総会の議案素案について報告を受け、議論・検討しました。細かい諸点の修正・追加はありましたが、大筋は了承、戦争やテロ、貧困と格差、差別や迫害の脅威が国内外で強まる中、当協会が掲げる「平和と草の根の友好、人権と民主主義、共生」が益々求められている、との認識でほぼ一致しました。各県連・支部の活動経験交流では、不参加県を含めての会員状況、ユーラシア交流会や映画上映会、絵画展、ロシア語講座等の報告があり、正教会訪問・交流等の共同行事について検討しました。全国行事としては、日ソ共同宣言60年(2016)、協会創立60年、ロシア革命100年(2017)等の記念イベントも話題の上りました。世界情勢が益々厳しい折、国際交流は勿論、互いの交流が大切と痛感する場となり、3/17の名古屋での再会を約しつつ散会しました。
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「モスクワ・天使のいない夜(Я хотела увидеть ангелов)」上映会(第11回キノエクラン) 
 1月24日(日)国際センター研修室で、「モスクワ・天使のいない夜」の上映会がありました。「自由はパラダイス」に次ぐボドロフ監督作品第3弾で、今回は、ソ連崩壊後、希望を失い蠢くモスクワの若者像を鋭利に描き、心を抉られる問題作でした。前作で必死に求めた「自由」が、子供達や普通の市民にとっては結局「混沌」でしかなく、その代償の大きさに人々が翻弄され、悲劇が次々と起きるのでした。街頭で"拾われた"と言う若者達と老練俳優陣の諧調、「ストーカー」を彷彿させる隠れ処、時代を映し切り取った様な音楽、回帰する夢としての冬景色・・・そして、主人公達の切なくやるせない有様が、鑑賞後も脳裏から離れる事はありませんでした。簡単な解説後の感想では「理解し難い」等の意見もありましたが、「もっと監督の作品が見たい」との要望が強く、次回は、3月21日(月・祝)14時〜国際センターで同監督作品(現在検討中)となりました。ご期待ください・・・
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宮城県連理事会と「ヴェルトグラート・トリオ名取公演」DVD鑑賞
1/17(日)13:30〜17:00、サポートセンターで「宮城県連理事会」がありました。ヴェルトグラート・トリオ公演やロシア語検定等についての活動報告を行い、その問題点を討議、様々な課題が明らかになったことから、それを今後の活動に生かすこととしました。その他、今後の取り組みについても報告、討議し、「会」を元気にする術を探りました。会議後(15:00〜)は、「ヴェルトグラート・トリオ名取公演」のDVDを鑑賞し懇親しましたが、名曲・名演奏の「サクラ」に感銘する等、公演時には分らなかった豊かな表現、技術、表情に、感動を新たにすることができました。次回県連総会は4月17日(日)とする事も決まり、それに向けても前向きに取り組むこととなりました。皆さん、又宜しくお願い致します!
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ヨールカまつり(≪望≫年会) 
12月19日(土)16:00〜仙台国際センターで、「ヨールカまつり(《望》年会)」を開催しました。毎年、会員の他、ロシア語学習者、在仙ロシア語圏の方達が集い一年を振り返り来る年の夢を語り合う、恒例となった「ヨールカ」ですが、今年もくの参加者が集い、とても華やかな会となりましたまずは、「平和と友好」を求める松野会長の開会挨拶があり、早速、在住ロシア語圏の方達が「本場のヨールカを再現」しようと作り上げたロシア語劇「ブラチーノとカラバス・バラバス」が始まりました。ヨールカ(樅の木)の周りで繰り広げられる、ブラチーノ(ビーカさん)、カラバス・バラバス(ターニャさん)、リサ・アリサ(オクサーナさん)、バジリオ(マリーナ・ゼンタルさん)にスニェグーロチカ(メリネさん/スヴェルチョークの声も)、マロース爺さん(ナターシャさん)の物語に一喜一憂、踊りあり歌あり、「子供からのロシア語」受講の子供達も日頃の練習の成果を披露し、最後は勿論プレゼントもあって、会場がどっぷり「ヨールカ」に浸かりました。音楽はマリーナ松下さん、脚本・演出は、アンナさんでした。写真撮影後、黒滝理事による乾杯の挨拶と共に飲食に入りましたが、特性ボルシチにハラルのボルシチ、ピロシキ等の他、ユーラシアの方達からの多くの差し入れ(オリビエ、ビノグレット、フンチョーザ、シェルペク、ゼブラケーキ、詰物卵、鰊やイクラの前菜、様々な果物、お菓子等、飲物では、「マサンドラ」さんのウクライナやグルジアワイン(貴重なクリミアワインも)、アララット、ウォッカ、スタルカ、ウィスキー等々… 至福の時が過ぎました。出し物の披露では、サハ出身、キーヤさんのホムス(口琴)演奏、馬(トナカイ?)の蹄の音等の技巧と懐かしい響きに感銘し、モスクワ出身、ダーリャさんのギター演奏と歌(ロシア語と英語)にも酔いました。日本側では、小林さんによるロシアや日本の歌曲のフルート演奏、三浦さんの苦楽の籠った歌等に沸きました。時はあっという間に過ぎゆきましたが、参加者には、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、ラトビア、カザフスタン、キルギス、トルクメニスタン、ウズベキスタン、アルメニア、サハ(ロシア)、等の出身者が集い、あちこちで多くの交流が見られました。ユーラシア諸国民との、又諸国民同士の交流の「場」が如何に大切か、国際情勢がどうあろうとも、互いの絆をを絶やさぬことが大事だとの感を益々深めた一時でした。皆さん、本当にスパシーボ!!!
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「自由はパラダイス(СЭР)」上映会(第10回キノエクラン) 
 11月1日(日)国際センター研修室で、「自由はパラダイス」上映会がありました。「コーカサスの虜」に次ぐボドロフ監督作品第二弾でしたが、今作も、深く心に染みる素晴らしい作品でした。全体としては、少年院や刑務所の場面が多く暗い色調でしたが、一歩外に出るとソ連時代のえもいわれぬ雰囲気が漂い、少年の行く先々、その場面場面、一言一言に惹き込まれまてしまいます。寡黙で表情も殆どないまま、許されぬ脱走を繰り返す少年に、血族よりも行きずりの、みんな何かしら傷を抱えている者達が心を寄せてくれたり… そして遂に父と出会えて、最後は、初めて感情を露わにして泣き叫ぶのでした。それは監督が、現在は勿論、過去の社会矛盾にまで遡って、父子の犯罪の根源まで探りながら、少年の心に宿る何ものかに、未来を托そうとしている様に思えました。鑑賞後、簡単な解説もさせて頂きましたが、監督の別作品も見たいとの感想が多く、次回は、「モスクワ天使のいない夜」(1月24(日)14時〜国際センター)となりました。ご期待ください…
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「地球フェスタ」出店・交流! 

10月25日(日)、仙台国際センターで”せんだい地球フェスタ2015”が開催されました。今年は、当県連主催の「ヴェルトグラード・トリオコンサート」が前々日にあるなど、主催催物が連続し参加を躊躇しましたが、ウクライナワインの店〈マサンドラ〉のオクサーナさんを始め、多くの皆さんのご協力で、楽しく有意義な一日にすることができました。只、今回は初めて、巨大倉庫の様な無味乾燥な新設展示棟(私達のブースは中々辿り着けない端っこ)での開催となり、しかも駅伝と重なり交通規制が行われる等して来客はとても少ない上、同棟内でのコンサート等の音が常に響き渡り、話し声も中々聴き取れぬ中での交流はとても困難なものでした。それでも、ロシアやウクライナ等多くの方々との交流を深め、会員や他の訪問者、フェスタ参加者とも多くの触れ合いを楽しみました。トリオコンサート来場者がその感動を伝えに来られたり、久し振りの再会があったり、会の活動やロシア語講座への関心や質問も数多くありました。パネルでは、写真等で活動報告や告知を行い、販売物品では、ウクライナ等のワインの他、マトリョーシカやチェブラーシュカ、ヴィンニー・プーフ、ソチオリンピック等のグツズ、ホフロマやパレフ、ジョストボ等漆器、ショール、衣類、コニャック、缶詰、絵葉書、バッヂ、書籍、CD、DVDに銀狐の帽子まで、多くの品々が並ぶものの、結局余り売れませんでした。しかし今年も、暖かな交流の輪があちこちで広がり、国際・国内情勢が厳しければ厳しい程、国民同士の交流や理解が益々大切になって行くのだと思いました。参加された皆さん、本当にお疲れ様でした!そして、ありがとう!!! 

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ヴェルトグラード・トリオコンサート(Концерт«трио Вертоград≫)成功裏に開催!
10月23日(金)18:30から名取市文化会館で、ヴェルトグラード・トリオのコンサートが開催されました。《ヴェルトグラード》は、1998年、ロシアの器楽アンサンブルの伝統を維持・発展させるべく、ユーリー・ストゥパク(バラライカ)、アレクセイ・ステパーノフ(ギター)によって結成され、今回はオペラ歌手でもあるバリトンのアレクセイ・パルフョーノフが加わった<トリオ>としての来援です。会場は、開場前から人が溢れ、その開演を期待させました。ベルが鳴り、先ずは我らが「仙台ロシア合唱団」の友情出演、「船乗り」等ロシア民謡メドレーや団長の「ステンカラージン」独唱に会場は大いに沸きました。そして愈々トリオの登場です。胸にしみじみと響くストゥパクさんのバラライカ、アンドレーエフ作曲の「月は輝く」に始まり、パルフョーノフさんが歌いだすと、その声量と、ロシアの大地から湧き上がる様な調べに、会場は一気に熱気を帯びました。休憩時には、急遽準備したサイン入りCDもほぼ完売し、2部に入ると、日本ゆかりの曲も登場、バラライカと共にステパノフさんのロシア特有の七弦ギターの魅力にも感銘しました。後半は良く知られ親しみ深いロシア民謡の数々に酔い痴れると、「カチューシャ」で終演の筈も、大歓声に応え、「カリンカ」の熱唱と大合唱は、会場を完全に一体にしました。トリオの皆さんは、日程の関係でそのまま大急ぎで、最終の新幹線に飛び乗り次の公演地へと向かいましたが、残された私達には、体の、心の奥底まで震える様な感覚が、いつまでも続きました。会場にはロシアやウクライナ等在仙ロシア語圏の方達も大勢来られ、慌しくも熱い交流を繰り広げていました。「感想」を見ても、来場の皆さんも、とても感動しておられたようです。滞在は僅かでしたが、小観光をしたり、前日には「歓迎懇親会」を開催し互いの親交を深め、「合唱団」や東北、仙台の地を気に入られ、被災地訪問でも、この地や人々に深く心を寄せて頂きました。いつか又、ぜひこちらに来て頂いて再演し、日ロの文化や友情の交流を深められたら、と思います。何方かが、「会場が正に《ヴェルトグラード》(魂の庭)に成った!」と言われましたが、各地の公演が大成功し、トリオの皆さんの「思い」が叶いますよう、心からお祈りしました。

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ロシア語能力検定試験(全級)の実施
10月10日(土)、11日(日)と二日間に亘って「ロシア語能力検定試験」(1、2、3、4級)が実施されました(打合せを含めると三日間)。当県連としては五月に引き続いての二度目の試みでしたが、他の重要行事と被る等の大変な困難な中(しかも丸二日間、全級)、仕事を休む等無理を押して参加した会員講師他多大な協力により、大きな問題もなく、無事に終了することができました。今回も、会場設定等今後の課題は残しましたが、ロシア語圏との交流や理解の大きな柱となるロシア語の普及にとっても、「ロシア語能力検定試験」の永続的な実施の必要性、その基盤を固める重要性を痛感しました。それにしても今回は皆様、多大なるご協力を、深く感謝申し上げます。

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・「ベラルーシ料理を作って食べる会」
9月27日(日)10:00〜仙台国際センターで「ベラルーシ料理を作って食べる会」を開催しました。講師は、ベラルーシ出身で仙台在住の、料理研究家、民族舞踊講師の菅原アンナさん。姉妹都市ミンスクとの交流は勿論、当県連の活動にも積極的に参加・協力して頂いています。参加者は、ベラルーシやロシアの方々を含めて老若男女様々でした。簡単な挨拶の後、映像によるベラルーシ料理、特に今日の食材のジャガイモや豆、キュベツ、漿果類の紹介があり、早速料理に取りかかります。調理初心者も多くおりましたが、アンナ先生の元気で楽しく分り易い指導で、ゆっくりだった作業も徐々に進みます。特に、ドラニキの焼き方にはコツがいり、皆苦労し大笑いながらも慣れて行きました。お昼も過ぎる頃には部屋中に美味しそうな香りが満ちて、つい笑顔が綻んで、愈々食卓を囲んでの午餐会です。黄豆等の具材が程よく溶け合った絶妙のスープ、ウクロープの香高いサラダ、酸味あるマリーナ・キセーリの何か懐かしい味、そして外はカリカリ中はもっちりの香ばしくて、サワークリーム添えがぴったりの肉入りドラニキ・・・どれも皆、とっても美味しく頂けました。少し落ち着いたところで、ベラルーシの観光ビデオ等を見て基本情報を知り、面白「クイズ」では中々当たらずにとても盛り上がりました。一旦皿等を片付けた後、改めてアンナ先生を囲んで質問や感想を述べあいましたが、知っていたつもりでも分らないことだらけで、こんな「不思議の国」にぜひまた行きたいものと思いました。皆さん、そしてアンナ先生、楽しい「会」をありがとうございました。Дзякуй!!!
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・「コーカサスの虜(КАВКАЗСКИЙ ПЛЕННИК ) 」上映会(第9回キノエクラン) 
 8月23日(日)14:00〜国際センター研修室で、ビデオ「コーカサスの虜」の上映会がありました。以前にも小会で上映し好評で、要望に応えての再上映です。映画は、トルストイの児童向け短編小説「コーカサスの捕虜」を原作に、舞台を現代のチェチェンに置き換えて描く、セルゲイ・ボドロフ監督による入魂の感動作です。徴兵検査が終ったばかりの新米兵士が、突然送り込まれたチェチェンの戦場で捕虜となり、村人達との交流の中で淡い友情や恋が芽生えるものの、戦争の下では余りにも儚く、夫々の優しさが逆に新たな悲劇を生んで行きます・・・。鑑賞後は、作品とその舞台、監督、俳優、原作や同名諸作品、コーカサスやチェチェンの歴史や現状、ロシアの徴兵制について等を、大まかにお話させて頂きましたが、夫々に根の奥深いものばかりで、解説の難しさを感じました。感想や質問等にも多くありましたが、国際情勢や日本の政治動静に照らし合わせても、何時か身近にもこんな状況が現れかねないとの思いが募り、作品を他山の石とし、どんな戦争も、絶対に許してはならない!とつくづく思いつつ散会しました。次回は、ポドロフ監督の他作品も見たいとの熱望があり、「自由はパラダイス(Сэр)」を鑑賞することとなりました。少し間が空きますが、11/1(日)14時〜国際センター研修室ですので、どうぞご参加ください・・・
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アルメニアを知る会  講師:メリネ・メスロピャンさん

7/19(日)14時〜16時半、国際センター研修室Aで「アルメニアを知る会」を開催しました。講師は東北大学研究員のメリネ・メスロピャンさん。流暢すぎる日本語で、この「会」の為に、直前までかかって作り直された"解説(パワーポイント)"を使い、映像・画像を見ながら分かりやすくお話しされました。お国の概要や歴史に始まり、宗教や民族、政治・経済等多岐に亘りましたが、取分け、大学でも研究されている「アルメニア人大虐殺(ジェノサイド)」についての話は、日本では殆ど知られていないだけに、とても感慨深く有意義なものでした。参加者には、この「虐殺」について描かれた劇(東京公演)に出演予定の少年もいて、しっかりした感想も述べられ、講師も私達もとても感銘しました。お話の後は、コニャック「アララット」の試飲をしながらの質疑応答や懇談となりましたが、アルメニアを3度も旅されている方等、多くの方から様々な質問や感想が寄せられ、話の尽きることはありませんでした。会場の一角には、当県連とアルメニアの交流の資料等の展示コーナーも設けましたが、30年前に来日し石巻や仙台で公演した「アヤスタン」の名が、アルメニアの自称だということを今回初めて知ることができました。講師が会の終わりに話されましたが、「大虐殺」の様な歴史を忘れることなく、今の一段ときな臭い情勢の中、強く強く平和を求めたいものですし、アルメニアと私達の交流が益々広く深く進んでいくよう、心より願いました。メリネさんには、先月の「アララトの聖母」上映会に引き続きのお話会となりましたが、機会があれば、是非又沢山お話しして頂きたいと思いました。

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・ビデオ「ピロスマニ(ПИРОСМАНИ)」上映会(第8回キノエクラン) 
 7月12日(日)15:00〜、国際センター 研修室で、ビデオ「ピロスマニ」の上映会がありました。日本でも大ヒットした「百万本のバラ」のモデルとも言われる、グルジア(サカルトヴェロ/ジョージアの孤高の画家ピロスマニ(18621918)。その数奇な生涯を描く伝記映画で、画家の絵そのものの様な映像と民族的調べを背景に、奢りを拒み、誇り高く生きる人間の魅力を謳う、抒情溢れる映画でした。鑑賞後は、作品や監督、画家やグルジアについてお話させて頂きましたが、間もなく彼の地に旅行されるという方もいて、細かい質問が飛び交い、返答に四苦八苦しました。会場には、画集やパンフ、ワイン等を展示して、一部販売もしましたが、作品を眺めれば、描かれた人々も動物達も全て、凛とした眼差しでこちらを見つめていて、そこには生きとし生ける者達全てに寄せる愛情と、ふつふつと湧き上がる尊厳の力強さが感じられ、改めて絵や画家、そして映画の魅力に惹き込まれた一時となりました。参加者からは、引き続きカフカス諸国の作品が見たいとの意見があり、検討することとなりました。決まり次第お知らせいたします…
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・ビデオ「アララトの聖母」上映会(6月例会)

6/28(日)13時〜市民活動サポートセンターで、「アルメニアを知る会」(7/19)開催と「アルメニア人虐殺」100年を祈念して、「アララトの聖母」の上映会を開催しました。アトム・エゴヤン監督が、アシール・ゴーキーの絵画「芸術家と母親」をモチーフに、過去と現在を交錯させて描き、歴史に埋もれた大虐殺の存在を訴えた作品ですが、「人間ドラマ」の意味合いが強く、取分け現在も尚苦悩し続ける人々の描写に感銘を受けました。今回は告知・宣伝が行き届かず、少人数の内輪の会でしたが、来る「アルメニアを知る会」に講師をお願いしている、メリネさんに参加して頂き、鑑賞後は、作品やアルメニア、研究されているという「大虐殺」について、歴史を辿り、その原因等を様々な角度から解説して頂きました。現在のアルメニア人社会の状況や、虐殺が三段階にわたる計画的なものだったことも初めて知りました。又、この虐殺についての作品は他にも数多くあり、中でも「ひばり農園」が見たいとの声があり、検討する事となりました。参加者の感想は様々でしたが、どの様な訳があろうと、二度と過ちを繰り返さないための、現代社会の教訓ともなる作品であり、これを未来に繋げて行かなければ、思いました。そして、メリネさんのお蔭で、7/19の会が益々楽しみになりました。Շնորհակալ եմ(シノルハカルテム) !

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東北大学国際祭り
5月24日(日)萩ホール周辺で、東北大学国際祭りが開催されました。今年は急な5月開催、会場も変更ということで、半年前の前回参加の多くが不参加となりましたが、今回私達は、トルクメニスタン他数か国の方達が出店の「東北大学イスラム文化協会」に協力しました。アシガバードでも有名な、シャウルマ(ドネル・ケバブ)はとても人気で、準備・調理・販売と全てに賑やかに、あっという間に売り切れてしまいました。ステージでは、トルクメニスタンの他、ロシアやサハ等多くの国々の煌びやかな民族衣装ファッションショーや様々な演舞があり、大いに盛り上がりました。グルジア(ジョージア)のブースでは、ヒンカリやドルマ、ロビオに舌鼓を打ち、ロシア語での会話も楽しむことができました。少々暑かったものの好天に恵まれ、様々な国々の多くの方達と交流できた、素晴らしい一時でした。みなさん、ありがとうございました!
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・DVD「ロシア人形アニメーション集」鑑賞会(5月例会)
5月23日(土)国際センターで、DVD「ロシア人形アニメーション集」の鑑賞会がありました。10本の作品は、夫々に質の高い独特なスタイルのものばかりで、流石発祥の地、スタレーヴィチやプトゥシコ、カチャーノフ等に続く、人形アニメ大国の作品群でした。参加者の好みは別れましたが、中でも「オオカミと子牛」「鶴の羽根」等のより分りやすい作品が高い人気でした。次回は、世界初の人形アニメや、長編作<新ガリバー>等の上映が要望され、検討することとしました。鑑賞後は、近況報告や一週間後の「ロシア語検定」などについて話し合われました・・・
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ハ—フマラソン姉妹都市交流会
5月10日(日)第25回仙台国際ハーフマラソン大会が開催され、姉妹都市ミンスクからも、2名が参加し、男子で昨年も参加のサーシャさんは姉妹都市招待選手中1位、女子のワレンチーナさんは3位と健闘しました。17時からは、ホテルで各姉妹都市選手団の合同歓迎交流会が開催され、ミンスクからは、引率団長のイーゴリさんを含む3名の他、多くの関係者が参加し、「ミンスク」テーブルを囲みながら様々な会話を楽しみました。壇上では各姉妹都市と代表団員の紹介や表彰式がありましたが、イーゴリさんは、両都市間の交流の大切さや、仙台の街並み、自然、施設、そして市民の素晴らしさを語り、友情が益々深まることを訴えておられました。市内の公園で見たツツジに魅せられ、ミンスクの中央公園にも植栽したいと話されていました。閉会後には(私は参加できませんでしたが)二次会、前日他には市長表敬訪問、松島や学校、民家訪問、リサイクル工場見学等もありました。(通訳はラーダ先生とベラルーシ出身のアンナさんでした)
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「宮城県連合会総会」と「小さい逃亡者」 上映会
 4月19日(日)13時〜国際センターで、「県連総会」がありました。総会では2014年度活動(ロシア語講座、「アンゼラスの鐘」や「不毛の地」上映会、「ラトビアを知る会」、ロシア・ソ連映画上映会、<ベラルーシとチェルノブィリの実情>講演会、地球フェスタ、東北大学国際祭り(ベラルーシの店)、カザフスタン料理を作って食べる会、ヨールカまつり他)を報告、2015年度活動方針(「ヴェルトグラードトリオ」公演、ロシア語講座、ロシア語検定新作ロシア映画上映会、ユーラシア事情講座、在仙ユーラシア諸国民との交流会他)が提案され、夫々審議されました。金野氏による東北ブロック会議報告では、東北ユーラシアネット創設やDVD等の相互貸出等の提案があり、早速実現化することとなりました。又、会員・理事の現況が報告され、役員改選では若く頼もしい鈴木氏が推薦されました。最後に2014年度収支決算報告、2015年度予算案が示され、討議の後、全てが満場一致で承認されました。
  14時半からは引き続き、初の日ソ合作映画「小さい逃亡者」の上映会がありました。この作品は仙台、しかもこの上映会場にあった旧宮城県スポーツセンターでロケが行われ、ボリショイサーカス公演シーンでは千人のエキストラが参加し、主役の少年とピエロ・ニクーリンとの、大切な出会いの場面が撮影されました。と言うことで、会場には当時の資料(立て看板、ポスター、パンフレット、ボリショイサーカス資料、大量の新聞・雑誌掲載記事、日ソ合作映画資料等)が展示され、大いに関心を呼びました。鑑賞前には、貴重極まる新聞・雑誌記事を提供して頂いた小野寺氏による、当時の日本側から見た諸事情についての興味深い解説があり、鑑賞後には私が、ロシア側の事情・スタッフ等についてお話しさせて頂きました。参加者には、公開時に見られた方は殆ど無く、「合作映画と聞いて余り期待していなかったが、風景が新鮮な上に内容も役者も素晴らしく、涙が溢れてとても感動した!」との声に代表される高評価の感想が殆どでした。「合作」と言う「友好」の意味合い以上に、両国関係者の力の入れようが良く分かる素晴らしい作品でした。最後に、仙台や東北を舞台・題材にした日ロ(日ユ)合作映画の夢を語り合いましたが、危うい平和や友好の為にも、新たな「逃亡者」が望まれる時代だと思いつつ散会しました。
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「アシク・ケリブ」上映会(第7回キノエクラン)
3月8日(日)14:30〜国際センターで、パラジャーノフ監督作品第4弾、遺作ともなった「アシク・ケリブ」の上映会がありました。レールモントフの原作を基に、吟遊詩人と富豪の娘の恋物語を耽美的に描いた映像絵巻で前作にも増した様式美の中に、民族音楽の調べが心地良く響き渡り、監督の独特過ぎる"世界"に魅了されました。鑑賞後作品や監督、カフカス周辺の言語、宗教等について簡単にお話しさせて頂きましたが、監督にとって漸く作りたいものが作れたという喜びが溢れる作品だと感じ、返す返すも長い"空白"の年月が怨めしく、もしもっと活躍できていたなら、と思うのでした。又、参加者の発言にもありましたが、戦争が絶え間ない今こそ、民族融合・友好の監督と言われたパラジャーノフの哲学に学ぶべき時とも思いました。今回も多くの参加者があり、監督の人気の高さを再確認し、要望も高く、今後の再映や監督の他作品上映も検討する事となりました。どうぞ、ご期待ください…
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・DVD「石巻若宮丸漂流民の足跡を訪ねて」鑑賞会(2月例会)
2月28日(土)県連事務所で、DVD「石巻若宮丸漂流民の足跡を訪ねて」の鑑賞会がありました。この日は日中に「石巻若宮丸漂流民の会」総会&佐藤英明さんの講演会「南海の卑怯マルケサスを訪れて」があり、県連会員も数名参加したこともあり、その流れではありませんが、関連のDVDを鑑賞し、漂流民達の苦しみや悲しみ、喜びに想いを馳せました。南海の「鬼」の棲む「極楽」は勿論、カムチャッカ等、訪ねてみたい所ばかりで、話の尽きる事はありませんでした・・・
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『コクテベリへの道』(Коктебель)第7回新作ロシア映画上映会〜
1月25日(日)13時〜国際センターで、「コクテベリへの道」の上映会を開催しました。少年が父親とモスクワを離れ、南の海の街を目指すという、所謂ロードムービーですが、深い事情があるらしく、お金はなくリュック一つで、様々な人々、事件に遭遇しながら、クリミアのコクテベリに辿り着きます。映像は叙情詩的で、タルコフスキーやノルシュテインを彷彿させ、前半の暗い雰囲気とクリミアの眩しい画面が対照的でした。この道は、少年の成長を辿る道でもあり、少年役グレープ・プスケパリスの自然な演技がとても輝いていました。鑑賞後は、この作品のキーワードとしてのクリミアやコクテベリが、旧ソ連やロシアの人達にとっての憧れの象徴でもあり、旧名ブラニェルスカヤ(グライダーの)の名通りの、上昇気流が沸き立ち、人生をやり直し踏み出すことのできそうな場所である設定等についてお話しさせて頂きましたが、様々な感想、意見が続出し、改めて夫々の受け止め方の違いに驚かされました。流石に、モスクワ映画祭審査員特別賞受賞の秀作との意見も多くありました。今回も、当会が独自に日本語字幕を作成した未公開作品の上映でしたが、今後とも、知られていない、こんな素晴らしい作品を紹介していきたいと思いました。
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ヨールカまつり(≪望≫年会 
12月20日(日)16:30〜仙台国際センター研修室で、「ヨールカまつり(《望》年会)」を開催しました。毎年、会員の他、ロシア語学習者、在仙ロシア語圏の方達が集い、一年を振り返り来る年の夢を語り合う、恒例となった「ヨールカ」ですが、今年は在住ロシア語圏の方達が「本場のヨールカを再現」することとなり、例年の倍の広さの会場に、ロシア語圏出身家族45名を含めて100名近い方達が入場し(記名参加者は85名)、とても華やかで盛大な会となりました。まずは、松野会長の開会挨拶があり、オクサーナさんのヨールカの由来話の後、早速ロシア語劇が始まりました。ヨールカ(樅の木)の周りで繰り広げられる、雪娘(アンナさん)、バーバ・ヤガー(クセーニャさん)、雪の女王(ターニャさん)、赤頭巾(ヴィーカさん)、ジャスミン(マリーナさん)にマロース爺さん(オレグさん)の物語に一喜一憂。取分けかぶりつきの子供達は、活き活きした眼で成り行きを見守ります。踊りあり歌あり、子供たちの謎解きに、最後は勿論プレゼントもあって、会場がどっぷり「ヨールカ」に浸かりました。写真撮影後、森田理事による乾杯の掛け声と共に飲食に入りましたが、特性ボルシチにハラルのボルシチ、ピロシキ等の他、差し入れのビーツサラダやゼブラケーキ、ハルヴァやパスチラ等様々なお菓子、飲み物では、宮城ベラルーシ協会からの差し入れのリキュール「ベロヴェジ」に、アララット、ウォッカに「マサンドラ」さんの貴重なクリミアワインの数々… 至福の時が過ぎました。脚本・演出・主演の劇は勿論、後半の輪舞指導等、ベラルーシ出身のアンナさんの働きが光っていましたが(Дзякуй!)、参加者には、ベラルーシの他、ラトビア、ウクライナ、ロシア、カザフスタン、キルギス、トルクメニスタン、アルメニア等の出身者が集い、恰もソ連時代の集いが復活したかの様でした。黒滝理事の閉会の挨拶にもありましたが、国際情勢がどんなに厳しくとも、諸国民間の交流や、互いの絆をを絶やさぬことが大切だとの感が益々強まった一時となりました…
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「スラム砦の伝説」上映会(第6回《キノエクラン》〜ロシア映画を研究する会〜)
12月7日(日)1700〜仙台国際センター研修室で、「スラム砦の伝説」の上映会を開催しました。セルゲイ・パラジャーノフ監督作品の第3弾で、中世グルジアを舞台に、一組の恋人同士の数奇な運命を、絢爛たる民族絵巻で綴り、土俗的ながら、逆に民俗の香り高きが故の、洗練された美しい映像・音楽が錦織の様に織り成されます。他作品と比較すると、物語性が強く素朴で分り易い内容でしたが、それが却って色使いの奔放さや象徴性を際立たせている様でした。鑑賞後説では、作品やグルジア周辺の風土、スタッフや俳優のこと、グルジア映画等について簡単にお話しさせて頂きましたが、個々のカットの意味等の質問には流石に答えられず、取敢えずは夫々の理解に任せる事としました。謎解きの楽しみも又、見るものを惹き込む要素と感じました。前回「ざくろの色」の盛況に驚いて、今回は広い部屋を借りた割には参加者は少なく(20余名)、当てが外れた所もありましたが、そんな事とは関わりなく、パラジャーノフワールドに酔い痴れた一時でした。と言うことで、次回は同監督の遺作ともなった「アシク・ケリブ」(3/8(日)14:30〜国際センター研修室の予定)です。皆様、是非ご来場ください
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県連理事会と映画「アレクサンドル・ネフスキー」上映会
11月30日(日)市民活動サポートセンターで、県連理事会と映画「アレクサンドル・ネフスキー」の上映会がありました。まず1時からの理事会では、活動報告と予定、会員や会費納入状況、ロシア語講座等、当面の諸課題について報告、提案、討議の後了承されました。一部未決着の懸案については、後日改めで理事会を開催、検討する事としました。2時からは映画会となり、大戦直前の1938年、ファシズムの脅威が高まる中で作られた、エイゼンシュテイン初のトーキー長編作を鑑賞しました。幾度も見ている作品ですが、監督の代表作の一つでもあり、ティッセの映像にしろ、プロコフィエフの音楽にしろこの上なく素晴らしく、史話としても愛国・英雄譚としても、友情や愛の物語としても解り易い上に面白く、110分があっという間に感じました。スターリン体制下のプロパガンダ映画との評もありますが、それを遥かに上回る、高度な芸術性を感じますし、今回は新たに、監督の「民族解放」や「反戦」の意志が見て取れて、きな臭い現代社会への警鐘とも感じました。参加者からの希望もあり、今後も映画の始祖とも言える監督の、他作品を順次観て行きたいと思いました。
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・カザフスタン料理を作って食べる会
10/26(日)10時〜仙台国際センターで、カザフスタン料理の会がありました。講師は、以前「講演会」をして頂いた、カザフスタン出身で仙台在住のバキト・ジャンペイソワさんです。先ずはご挨拶。並の日本人ではとても敵わない流調過ぎる日本語で、用意された大きな写真を見、冗談を交えながらのカザフスタン紹介の後、早速調理に取り掛かります。きょうの献立は、マントィ(肉まん)、シェルペク(ヨーグルト入りパン)、ナスとトマトのサラダにんにくソース・ディル添え、カザフ風ミルク紅茶の4品です。バキトさんの神業の様な生地作りに唸りながら、夫々が分担しながら、賑やかに作業を進めます。今日の参加者は、4人の男性を含めて皆さん慣れた手つきで、瞬く中に、涎の落ちそうな料理が並びます。席を移して食事の会となると、カザフスタンの音楽、特に往年の歌姫ビビグリさんの美声等聞きながら、作り立てホカホカの料理を食べ、楽しく談笑しました。スケさん(当会理事・仙台ロシア合唱団団長)のステンカ・ラージンの披露に湧いた後、話題は、料理・音楽・異性から宗教・世界情勢等にも及びましたが、料理を作り食卓を囲む者達には、国境も政治もない事を実感しました。参加の何方にも、美味しく、楽しく、興味深い、有意義なひと時なった事と思います。会後の感想では、「お話も料理も素晴らしく感動した」「バキトさんに再度教わりたい!」「他の料理の会も開いて欲しい」との意見が多く、時期を見て又「料理講座」の計画を練る事となりましたので、その際は是非又宜しくお願い致します…
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・「ベラルーシの店」出店(東北大学国際祭り)
 10月19日(日)、三条中学校で「東北大学国際祭り」が開催され、当県連も参加、全面協力して「ベラルーシの店」を出店しました。店長は、ベラルーシ出身の菅原アンナさん。快晴の空の下、早朝から荷物運びを始めると、当日現場で調理する予定の私達の他は、会場にはまだ誰も来ていません。まずは、ベラルーシ国旗や地図、民芸品や手作り看板等で飾り付け、当県連紹介の写真等も展示しました。漸く調理に取りかかるも、今回は和牛を使ったボルシチとハラル肉のボルシチを2種類作ることになった為、調理用のものと合わせて4つもコンロを使いながらの、てんやわんやの作業です。なんとか間にあって開店、と共に次々にお客様が来店し行列もできました。ただそれは和牛ボルシチの方で、ハラルの方は中々捌けません。そこで、ボランテアの方に素敵な宣伝看板を作って会場を回ってもらうと、徐々に来店者も増えて、最終的に全て完売できました。その合間にもステージでは、店長アンナさん(民族舞踊家・振付師としても活躍中)のベラルーシダンスや、舞踊家マリーナさんとのジプシーダンスが、クセーニャさんのバヤン演奏と共に、又エレオノーラさんのバフォーマンス「雪の女王」も披露され、大変盛り上がりました。それにしても、アンナさんご夫妻の尽力で、美味しいボルシチが完売できた上に、沢山の方達ともお会いでき、取分けロシア語圏・ユーラシア諸国の方々の交流の場にすることができて、本当に嬉しく楽しい一時でした。 皆さん、本当にありがとう!Большое спасибо!!!
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持ち寄り「ロシア訪問報告会」(9月例会) 
 9月27日(土)17時から仙台国際センターワークショップで、県連の9月例会がありました。今回は、持ち寄り「ロシア訪問報告会」として、主に拙生がウラジオストクの過去と近況について報告しました。一週間前に垣間見た、新鮮な極東ロシアの今と、ソ連邦崩壊時に暮らしていた当地を比較しながら、その変貌ぶりや変わらぬままの姿を、新旧の画像と体験談を交えながらお話しました。勿論、今回は極めて短期の訪問でしたし、余り深みのある解説にはなりませんでしたが、数日歩き回り撮影しまくった画像や友人・知人から聞いた話等は、当地を嘗て訪問したという参加者にも、それなりに好評でした。特に、旧市街とモダンで巨大な建築物が融和する街並みや、新旧の大学のコントラスト、変わらぬ学生達の様子等に質問が集まりました。最後は、昔の話にばかりなって恐縮しましたが、今回再訪して、その驚く程の近さとそれに反しての交流の少なさを実感し、絆をもっともっと深めなくては、との思いを新たにしました。
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・「ざくろの色」上映会(第5回《キノエクラン》〜ロシア映画を研究する会〜)
 
8月31日(日)13時半〜仙台国際センター 研修室Aで、『ざくろの色』の上映会を開催しました。前回の『火の馬』に続く、セルゲイ・パラジャーノフ監督作品第2弾です。18世紀アルメニア詩人サヤト・ノヴァの生涯を、台詞の殆どない映像言語で描いた傑作で、(ユトケーヴィチ監督による短縮版でしたが)絵画的で神秘的な夢幻的映像詩を堪能しました。会場は、微かに予想はしていましたが、一時間前から参加者が現れ、直前には雪崩れ込む様に大勢の方が来場しました。始まるなり、柘榴や血の赤、零れる白、若々しい青、豪華な金・銀に惹き込まれる黒、麗しいチアウレリの七変化と、華やかで官能的な映像に流れる苦悩や恐怖…胸に響くカフカスの調べに身を委ながら、それは、エレバンやトビリシの美術館を巡る様な心地良さでした。鑑賞後は今回も、「ファンの多い監督や作品についての解説等僭越」と思いつつ、時代や地域・民族的背景等について、私なりのお話をさせて頂きました。又、日々罪のない人々が犠牲となる現在の国際情勢の中、「民族友好の詩人」と呼ばれたサヤト・ノヴァや、「民族友好の監督」とされるパラジャーノフに倣い、各民族間の一日も早い平和が訪れるよう、心より祈りました。散会後も、アルメニアやパラジャーノフ博物館も訪問し感激したという方等多くの方々と、監督や映画、カフカス談義に暫し花が咲きました。と言うことで、次回の上映作品は同監督「スラム砦の伝説」となりました。詳しくは後日お知らせ致しますので、ご期待ください…
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・交流の輪が一層広がりました!(地球フェスタ2014)
 8月3日(日)、仙台国際センターで”せんだい地球フェスタ2014”が開催されました。今年は緊迫するウクライナ情勢等もあり、昨年の様な楽しい「会」になるだろうかと不安でしたが、そんな懸念も何のその、ウクライナワインの店〈マサンドラ〉のオクサーナさんを始め、ベラルーシのアンナさんやロシアのジェーニャさん等多くの方々のご協力の下、昨年にも増して仲良く賑やかに、充実した一日にすることができました。と言っても、私達のブースは、昨年より奥まった人通りの全くない場所になり、市内で同時進行のお祭り(昨年までは7月末だった「雀踊り」)や、猛暑のせいも重なって、わざわざ来てくれる方以外の訪問者は余りありませんでした。机の左には、あのクリミア産を含むウクライナワイン、右側にはマトリョーシカやチェブラーシュカ、ソチオリンピックグツズ、書籍、DVD…ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、ラトビア、キルギス、グルジア、アルメニア、モルドバ、ウズベキスタン等多くの品々が並ぶものの、目立つ看板や、1・2階で配った宣伝チラシの効果も然程なく、最終的な売り上げは芳しいものではなく、辛うじて、アンナさん手作りのベラルーシ・ピロシキは、その美味しさと少なめだったお蔭?もあり、ほぼ完売でした。しかし、そんな−面を完璧に払拭する、暖かな交流の輪があちこちで広がったことは特筆でした。複雑な国際情勢もあり、様々な質問に四苦八苦もしましたが、国と国がどんな状態であろうと、国民同士の交流や理解を阻むことは決してできず、私達には、どんな事態にも負けぬ固い絆が必要なのだと痛感しました。他にも、出会いは数え切れぬ程あって、本当に楽しい一時でした。参加された皆さん、本当にお疲れ様でした! そして、ありがとう! Дякую! Дякуй! Спасибо !
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・<ベラルーシとチェルノブィリの実情>講演会  
7/27(日)13:30〜仙台国際センタ 研修室Aにて、講演会<ベラルーシとチェルノブィリの実情>がありました。講師は、ミンスク在住14年の古澤晃さん。ベラルーシ国立大学日本語科講師として活躍のかたわら、福島原発事故後は、視察団の通訳兼コーディネーターを務め、チェルノブィリの経験を日本の未来に活かす活動を続けています。会場には、予想よりは少なめだったものの、 東京等遠方から数多くの参加者がありました。お話は、パワーポイントを使いながら、在住者ならではの、内側から見たベラルーシの紹介に始まり、頻繁に通われているチェルノブイリや周辺「汚染地」での体験と、それに基づいた分りやすい解説と見解を、ベラルーシ市民の立場からお話しされました。それは、福島や東北に住む私達とも共通する思いであり、『被災市民の立場に立ち、「反原発」を基本としながら、事故の影響については「まだまだ分らない」を原則としつつ、冷静に「確かな数値」を頼りに判断することが大切』、とのお話が強く心に残りました。専門家ではないとは言え、ベラルーシ内での調査は詳しく、日本にいては中々分らないことばかりで、原発に苦しむ私達の未来の為にも、今後とも情報を発信し続けて頂きたいと思いました。質疑応答では、専門的な話やベラルーシの国情、日本語語教師としての話題など多岐に及び、中々話は尽きませんでしたが、閉会後は、これからも交流を深め、来年にも再会することを約束しつつお別れしました。
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ドキュメンタりー不毛の地(Территория не пригодная для жизни)上映会(6月例会)
 6月28日(土)18時〜国際センター研修室Bで、ロシアのドキュメント映画「不毛の地」の上映会がありました。”Зеленый мир(緑の世界)”と言う環境保護団体が2009年作成の反核映画で、原発の使用済み核燃料を再処理する核コンビナートの、59年の核事故やその後も続く杜撰な核廃棄物管理の為汚染された川や湖、蝕まれる人々の実態を、原発の恩恵に与る人々との対比として映じ、それに立ち向かい戦い続ける方達の姿を追います。表向きは禁じられている筈の「たれ流し」がいつまでも続き、中央や多数者?の為に、地方や少数者が見捨てられ、常に苦しめられる・・・今の「福島」との共通性を、強く感じました。又、「核」とは、軍事目的も平和目的もなく、回りまわって世界中を汚染し続けるものであり、許されるものではない、との認識を再確認できました。アジア系少数民族の風俗や美しい風景も胸に染みました。「例会」と言うこともあり参加者は少なく、残念でしたが、短編で見やすい作品なので、又何かと合わせる形ででも、上映できればと思います。鑑賞後、意見を交換し合い、今後の打ち合わせの後散会しました・・・・
img_20140629-144449.jpg 涙ながらに語るミーチャさん

火の馬上映会(第4回《キノエクラン〜ロシア映画を研究する会〜)
 
6月22日(日)13時半〜シネマカフェ「右岸の羊座」で、『火の馬』の上映会がありました。鬼才セルゲイ・パラジャーノフ監督の長編第一作とも言える作品で、ウクライナのカルパチアを舞台に、犬猿の仲である氏族出身男女の祝福されない恋の行方を、土俗的メロディーと鮮烈且耽美な映像で綴ります。私にとっては幾度も見た作品でしたが、その美しい風景や、琴線に触れるグーツールの調べに身を委ね、改めて至上の一時を味わいました。今回も鑑賞後、「熱狂的ファンの多い監督や作品についての解説等烏滸がましい」と思いつつも、作られた時代や地域・民族的背景、監督やスタッフの生涯や作品について等、持参した地図や民族楽器、資料を参考にしながら、私なりのお話をさせて頂きました。又、今回ウクライナ映画を取り上げた経緯や、現在のウクライナの状況を踏まえつつ、作品にあった様な民族間の争いが単に悲劇に終わらず、少数者の権利が守られ、あらゆる武力行使が停止され、一日も早く平和が構築されることを心より祈りつつ、散会しました。会場は小さいながら満杯で、中には、数十年前からの監督のファンだと言う、遠方より訪ねられた方もいて、パラジャーノフの人気の高さを再確認できました。と言うことで、次回の上映作品は同監督の「ざくろの色」(8/31(日)13:30〜国際センター研修室Aの予定)になりました。皆様、是非ご来場ください…
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ラトビアを知る会
5月25日(日)13時〜15時、仙台国際センター研修室Aで「ラトビアを知る会」がありました。講師は、ラトビアから東北大学大学院に留学中のアリーセ・ドンネレさんです。日本の宗教学を研究されているだけに、流暢な日本語で、しかも、この「会」の為の作成された"パワーポイント"等を使い、とても分かりやすくお話しされました。お国の概要や歴史に始まり、宗教や民族、経済状況等多岐に亘りましたが、中でも、文化遺産やグリーンツーリズム、「民族の祭典」の話や映像はとても魅力的なものでした。良く「バルト三国」とされる、他の二国との大きな違いも分かり、また、ロシア系住民などの非国籍者問題の解決の難しさも良く理解できました。全て、自身の体験等を含めて、ご自分の言葉で話され、私にとっては知識でしかなかったラトビアが、非常に身近で親しいものになりました。講師のお人柄にも関係するのかもしれませんが、「ラトビアは、古来多くの人々・文化を快く受け入れ、その寛容性と多様性が最大の特徴」、とされる理由が納得できました。会場には、ラトビアに一年間留学されていたばかりの方や、旅行された方、間もなく旅行される方など、これ以上ないという方々が集まり、お話の後には、具体的で濃密な質問や意見が交わされました。皆さん、そして、アリーセさんとご協力頂いたご家族に、深く感謝申し上げます。尚、アンケートにもありましたが、こうしたユーラシア諸国の貴重な「知る会を、引き続き企画して行きますので、ご協力をよろしくお願いいたします・・・
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ハ—フマラソン姉妹都市交流会
5月11日(日)第24回仙台国際ハーフマラソン大会が開催され、姉妹都市ミンスクからも、2名が参加し、男子のサーシャさんは姉妹都市招待選手中1位、女子のカーチャさんは、怪我を負い足を引きずりながらも、最後まで走り通しました。17時からは、ホテルで各姉妹都市選手団の合同歓迎交流会が開催され、ミンスクからは、引率団長のターニャさんを含む3名の他、多くの関係者が参加し、「ミンスク」テーブルを囲みながら様々な会話を楽しみました。壇上では各姉妹都市と代表団員の紹介や表彰式がありましたが、ターニャさんは、40年以上も続く両都市間の交流の重みや大切さを語り、カーチャさんは、レースでは悔しい思いをしたが、沿道からの声援のお陰でゴールを切ることができた、と上気しながらお話しされました。ベラルーシ出身のアンナさんが参加する[朱雀]による雀踊りも、観衆を巻き込んで大変盛り上がりました。私は参加できませんでしたが、閉会後には二次会、前日にはミンスク訪問の子供達との交流会も開催されました。(通訳はラーダ先生でした)
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・「子供からのロシア語教室体験会
  4月20日(日)11:00〜国際センターワークショップで、一回目の「子供からのロシア語」教室がありました。今回は初回と言う事もあり「体験教室」としましたところ、大勢の子供たちが参加し、賑やかな会になりました。講師は、児童向けロシア語・英語教育の専門家マリーナ松下先生で、私は勿論、見学していた親御さんも皆感心する見事な進め方で、子供たちの興味を一身に惹きつけていました。今日は特別に、ロシア語一時間、英語30分の少し長めの授業になりましたが、次回からは参加者の要望を取り入れつつ、参加しやすく、長続きする進め方や日程等にすることとなりました。きょうはパスハとも重なり(すみません)、ロシア等の子供は2人だけでしたが、今後は日本とロシア語圏の子供たちの交流の場にもなって行ってほしいものとも思いました。
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・≪日本ユーラシア協会≫第54回全国総会
 4月12日(土)〜13(日)、横浜市健康福祉センター他で全国総会がありました。当県連からは代議員1名、評議員1名が参加し、私も12日の分科会に出席しました。ロシア語分科会では、各地の実情や成果、課題が報告され、教授や講座運営方法、検定試験の改善や実施方法、今後の可能性等について話し合われました。中でも、神奈川、北海道、京都等の取り組みが詳しく発表され、とても参考になりました。「きっかけに過ぎない教材に頼りすぎず、夫々に幾らでもある学習のチャンスを生かせるよう努めてほしい」とのピスクノワ先生の言葉が心に残りました。組織・次世代分科会でも、各地の実情等が報告されましたが、活発な北海道、石川、神奈川、埼玉、大阪、愛知等の活動が興味深く、取分け、夫々の青年達の動向が参考になりました。他の分科会やレセプション、13日の本会議等については、後日参加者より報告して頂きます。
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・「宮城県連合会総会」と反戦・反核アニメ映画試写会
  4月6日(日)13時〜サポートセンターで、「県連総会」がありました。総会では2013年度活動・決算報告2014年度活動予定・予算案等について報告され、討議し、承認されました。参加者からは、会員それぞれの要望が多様化していることから、小組の作成や、楽しい催し、時宜に適った事情講座等の企画、ロシア語講座を含めた全ての主催事業の料金設定の変更=会員・非会員の完全差別化(会員の割引や無料化を徹底する)、会員と理事の現況、理事会の再構築と臨時総会の開催、在郷ユーラシア諸国民との交流会の開催・・・等が報告・提案され、今後前向きに取り組む事となりました。14時からは引き続き、反戦・反核アニメ映画「アンゼラスの鐘」の試写会が開催されました。画像は美しく、内容も分かりやすく、説得力があり、ロシア語の字幕も明瞭で、核や放射能の問題を共有する、ユーラシア諸国の方達にも、ぜひ見て頂きたい作品と感じました。参加者からは、「制作に取り組んだ方々の意気込みは貴重」「戦争の悲惨さ、無意味さ、放射能の怖さが良くわかる内容」「福島問題、憲法9条をなくす動き、戦争へのきな臭さが強くなっている現在、沢山の方に見て頂きたいアニメ」 等の感想がありました。心打たれる、素晴らしい映画で、又その内、正式に上映の機会をつくりたいものです。  
 
「人間の運命」上映会第3回キノエクランロシア映画を研究する会
 3/21(金・祝)13時半〜シネマカフェ「右岸の羊座で、3回目のキノエクランがありました。今回は「人間の運命」、文豪ショーロホフの短篇小説を「戦争と平和」で有名なセルゲイ・ボンダルチュクが主演・監督した処女作です。映画は、通りすがりの男の身の上話という形で、戦争に翻弄された悲惨な運命が、自身の口から淡々と語られて行きます。慎ましくも幸せな「普通」の生活、突然の戦争、捕虜としての辛苦や屈辱に意地、息も吐かせぬ逃走劇、帰郷後の悲劇と自失… ここには、正に人間の運命を真摯に見つめたヒューマニズムが溢れていました。又、悲しみのどん底にあっても、次に目標を据えて生き抜こうとする主人公の生き様は、大震災後煩悶する私達にも、希望のメッセージを与えていました。又、エピローグから推測される、更なる苦難にも、主人公はきっと打克って行くのだと確信できました。今回も、増々美味しくなったピロシキやボルシチ、ロシア紅茶を味わいつつ、鑑賞後は又少し拙い解説をさせて頂きました。時ならぬ雪降る中の会でしたが、「カフェ」の皆さん、素敵な一時をありがとうございました。 
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・≪日本ユーラシア協会≫東北ブロック会議
:3月2日(日)10時〜市民活動サポートセンターで、東北ブロック会議がありました。遠くは青森や東京の役員を始め、東北各県支部・県連の代表者9名により、全国総会を前にしての会議です。午前中は、本部の木佐森理事長より「第54回全国総会議案素案(2012・13年度活動総括及び2014・15年度活動方針(案))」についての報告があり、それを叩き台にして各自意見を交わしました。昼食休憩後の午後は、各県連・支部の活動状況や予定・問題点・希望等を披露しあい、懇親の後散会しましたが、各地のロシア語教育やユーラシア諸国民との交流の実情等、興味深い話は尽きませんでした。各支部同士の交流や連携の可能性も話し合われ、当面カサートキン(ニコライ)やゴシケヴィチについての共同研究やイベントを開催することで合意しました。また、「ユーラシア協会」内部に、旧ソ連15か国それぞれ担当の「センター」を設置すること等が提案され、岩手県連で毎年開催のロシア語検定試験の仙台での実施の可能性も議論されました。各支部共に課題は山積しているものの、これを機に、お互い交流を強めていくことを約束し合いました。
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・<グリゴリー・チュフライ監督特集>『女狙撃兵マリュートカ』+『誓いの休暇』
                   第2回〜ロシア映画を研究する会(キノエクラン)〜
 2/11(火)13:30〜シネマカフェ「右岸の羊座」で、2回目のキノエクランがありました。今回はチュフライ監督特集ということで、前回同様"雪解け"期の代表作の2本立て上映です。大雪の影響で辿り着くのも大変な状況の中、狭いながらも満杯!の会場に、ピロシキやボルシチの美味しい香りが漂います。先ずは、「"雪解け"の先駆け」とも言われる『マリュートカ(原題:41番目)』。敵同士の男女の愛という戦争の不条理を訴えた秀作で、カザフスタンの砂漠や海の風景、風俗等の瑞々しい映像が眼に沁みました。鑑賞後次の上映の合間に、2作品の出来た背景や監督、俳優達の裏話等を又お話させて頂きましたが、却って作品の印象を歪めたのではとの思いも少し湧きました(如何でしょう?)。続いて「"雪解け"の象徴」とも呼ばれる『誓いの休暇(原題:兵士のバラード)』。カンヌグランプリの余りに有名な作品ですが、改めてその筋立て、映像、俳優陣の素晴らしさに胸打たれました。又、様々な愛が描かれる中今回は、男女の友情の在り方を考えさせられ、幼馴染の存在の大きさにも気付かされました。何れにせよ両作品とも、とても切なく痛ましい反戦の傑作で、色々考えさせられました。この会が引き続き、ソ連・ロシアの素晴らしい作品を多くの方に知って貰う「場」になって行ってほしいものです…
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・「一年の九日」(Девять дней одного года)上映会
 1月26日(日)15:00〜国際センター研修室Aで「一年の九日」の上映会がありました。シベリアの原子力研究所で実験を続け被曝するグーセフを中心に、愛と友情と仕事で結ばれた男女三人の物語を、一年の九日に絞って綴った巨匠ロンムの傑作です。1961年の映画ではありますが、そんな古さは微塵もなく、映像も俳優陣の演技も実に瑞々しく素晴らしく、展開は小気味良く且簡明で、そして何より作品を、原子力(や科学)を人間が如何捉えたら良いのかと言う主題が貫き、それに対する批判鋭い科白も数多く、原発事故渦中にある現在の私達へのメッセージを沢山受け取る事ができました。3.11以降は、福島等全国各地で再上映・再評価され、私達も今こそ見直す作品と意気込みましたが、参加者は少なく、実に口惜しい限りでした。その内是非又機会を作って、再上映したいものです。
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  ヨールカまつり("望"年会)
12月21日(土)16:30〜
仙台国際センターの研修室で、今年も「ヨールカまつり」がありました。会員の他、ロシア語学習者、在仙ロシア語圏の方達が集い、一年を振り返り来る年の夢を語り合う行事ですが、 今年はロシアやウクライナ、ベラルーシ、トルクメニスタン他の方達と共に、楽しい一時を過ごしました。恒例の「運命の皮肉」の画面を眺めつつ、ロシアンポップスのメロディーの流れる中、森田さんの、新年や降誕祭のお祝いの仕方等のお話と共に開会、乾杯です。私達の宝・ラーダ先生のお話や参加者の紹介が続く中、机には、アンナさん特製のサラダ"シューバ"、お菓子"カルトーシュカ"、仙台風ボルシチ、ピロシキ、サンドイッチ等オードブル、差し入れのハルヴァや糖蜜菓子、アリョンカに"仙台銘菓等のお菓子の数々が並びます。マサンドラのウクライナワイン・メルローは、オクサーナさんのお話で一層美味しく頂けましたし、宮城ベラルーシ協会から差し入れの大瓶のスタンダルドウォッカは、驚くことにあっという間に空となりました。 和やかな懇談の間に、ロシア民謡や歌謡、フルートの披露等が続き、少し静かになった頃、デッド・マロースの登場です。と言っても、某大統領の面を被ってのバズーカ連発には、会場騒然でした。子供たちはプレゼントを貰い、歌や絵、手品を披露する等大はしゃぎ。そして、アンナさん指導のダンスの数々で一気に弾け、大変な盛り上がりとなりました。黒滝さんによる、一旦の閉会の辞の後も楽しい懇談は続き、後片付けも皆でワイワイと一気に済ませ、新しき年に夫々の参加者に幸いあれ、と祈りつつ散会しました。
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シューバの盛り付け            せんだい風ボルシチ         かんぱーい、パンパンパン・・・     お絵かきコーナー
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サンタ? 登場                                      演奏に聞き入ります          ダンス・ダンス・ダンス!                           楽しい会でした
 
・「鶴は翔んで行く」上映会 〜ロシア映画を研究する会(キノエクラン)
1126()18:0〜シネマカフェ「右岸の羊座」で、〜ロシア映画を研究する会(キノエクラン)「鶴は翔んで行く」(監督:カラトーゾフ)の上映会がありました。若林区役所からうす暗い横道を行くと、そこだけ仄かに灯台の星を点す「右岸の羊座」の看板…扉を開けると、懐かしい調べと共に美味しそうな香りが漂います。こじんまりした会場(カフェの机を取り払い、居心地の良い椅子を並べた)には、一杯の人が集い、こんがり焼けたピロシキと真赤なボルシチが運ばれ、舌鼓を打つ中の開会です。今回の作品は、当会としては二度目の上映になりますが、戦争が齎す様々な悲劇を真向から描いた名作中の名作で、ウルセフスキーによる瑞々しい映像が美しく、夜明けの河岸通り、ヴェロニカが戦車の列を突切る場面、空襲の我家に駆け上るヒロイン、ボリスが撃たれた瞬間に廻る澄み切った空と想い、群衆場面、最初と最後に現れる鶴の群れ等々…胸を打たれる場面が幾つもあって、その度に涙が溢れました。今回も、ヒロインの追体験をしている様な感覚に包まれ、ボリスの父の存在の大きさやメルクリエフの演技にも胸打たれました。上映後は、この作品が出来た時代背景等について少しお話させて頂きましたが、昔こんな「会」があったような無かったような、とても暖かく心地よく、素敵な会にして頂いたと「右岸の羊座」さんには感謝すると共に、このカフェの存在はとても貴重だと感じ、今後も「会」が続けられることを願いました。                           img_20131127-134451.jpg                                                                                                                                   
・「佐藤三千夫の足跡を辿るロシア行」報告会
11月3日(日)13時〜16時、仙台国際センター研修室Bで、「佐藤三千夫の足跡を辿るロシア行」報告会がありました。ロシア革命に身を捧げ、客死した佐藤三千夫(登米出身)の足跡を辿り、この8月に初めてウラジオストク、ハバロフスク他を訪問された佐藤三千夫の甥、佐藤泰次氏と、資料収集の為同行された金野文彦氏に、現地の映像等を観ながらお話して頂きました。 まず、佐藤氏が三千夫にそっくりなのに驚きつつ、ご家系のお話や、三千夫への思い、訪ロの印象等お聞きしました。ハバロフスク駅傍にあったとされる墓地は今は跡形もなく、茫然と佇む一行の前に突如現れた老人が、「昔ここに墓地があって、良く遊んでいたもの…」との言葉に、何か運命的なものを感じたと話され、墓参は叶わなかったものの、近くに遺影を立て、慰霊をされたとのことでした。長年三千夫の研究を続けられている金野氏には、ソ連時代からの変貌ぶりについてや、各地の日本関係史跡等についても解説して頂きましたが、収集された資料の、古文書館収蔵の当時の三千夫の種々の死亡広告の大きさや葬儀の盛大さを見るにつけても、彼の活動の重要性や存在の大きさが理解できました。未翻訳の資料等も見つかり、その解明等も今後の課題となりました。奇しくもこの11/7で96年を迎える革命記念日を前に、革命と国際連帯に命を捧げた、三千夫の活動の意味を改めて見直す良い機会となりました・・・
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  お話する佐藤泰次氏         金野文彦氏の解説         佐藤三千夫の死亡広告-『プーチ』

・「モルドヴァ・ウクライナ・ベラルーシ旅話」(10月例会)
10月19日(土)17時〜国際センターワークショップで、「モルドヴァ・ウクライナ・ベラルーシ旅話」がありました。この9月に三ヶ国を旅された田中鳩子さんに、画像や資料等を拝見しながら、お話しして頂きました。旧ソ連諸国を20数回旅されながら、初訪問の地ばかりだったとのことで、ミンスクの「涙の天使」や「長崎の鐘」、ブレスト、キシナウの「プーシキンの家」、「戦災慰霊碑」、オルヘイ、オデッサの「階段」や「カタコンベ」等…お話は活き活きとして、聞いているこちらまで一緒に旅している気になりました。旧ソ連諸国民の宗教観の変遷、流刑されていたプーシキンの話等興味深く、中でも、夫々の国に数多くの戦災遺構が大切に保存され、戦争の記憶が未来へとずっと引き継がれている様子が良く解り、日本の現状(戦災どころか震災遺構まで次々に捨て去る)にいらだちを感じました。「国には勝ち負けがあっても、国民はどっちにしろ悲惨な思いをするだけ」との言葉が胸に沁みました。お話の後は、今後の予定等打ち合わせながら散会しました。
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涙の守護天使 (ミンスク)      プーシキンの家(キシナウ)      戦災慰霊碑(キシナウ)      ポチョムキンの階段(オデッサ)

「地球フェスタ」 に出展、交流の輪広がる!   
9月15日(日)、仙台国際センターで”せんだい地球フェスタ2013”が開催され、当県連も参加しました。今年は、ウクライナワインの店〈マサンドラ〉さんとの共同出展ということもあり意気込みましたが、抽選で決まったブースが3階の、人気のない?所となった上に、当日は朝から強い雨になってしまい、不安な開始となりました。それでも、2階からも見える大きな看板を作ったり、写真や地図、ソチ五輪のポスター、民族衣装、風船や蛍光グッズ等で展示を工夫したり、宣伝チラシを1・2階で配ったりしていると、徐々に来客も増えてきました。勿論、〈マサンドラ〉のオクサーナ店長の魅力とワインの試飲に魅かれた方が一番多かったようですが、他の販売品…マトリョーシカ等の民芸品、チェプラーシュカグッズ、ウズベキスタン帽子、ベラルーシ亜麻人形、書籍、バッヂ、CD、缶詰、グルジアワイン、ミネラルウォーター等ユーラシア諸国の物品も次第に売れ出し、活動紹介やロシア語講座についての質問や解説にも忙しく追われました。販売員にはウクライナ、日本の他ロシアの留学生も加わり、キルギスやカザフスタン、ウズベキスタン、エストニア等沢山のユーラシア諸国の方々、世界中の皆さんに来訪して頂きました。又、仙台ロシア合唱団の皆さんにも、コンサートの前後に様々にご協力頂きました。売り上げは”それなり”でしたが、出会いは数え切れぬ程あって、交流の輪が広がって、本当に楽しい一日となりました。参加された皆さん、大変お疲れ様でした。そして、ありがとう Большое спасибо !
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・「カザフスタンを知る会
 8月25日(日)13時〜15時半、
仙台国際センター研修室Bで「カザフスタンを知る会」がありました。お話は、カザフスタンの東部出身で、仙台在住9年の女性バキト・ジャンペイソワさんですが、一見日本人と変わらぬご容貌で、アジアの奥深さを感じます。会場には、バキトさんがお持ちのカザフスタンの民芸品等の品々が深緑のショールの上に置かれ、男女の豪華な民族衣装も飾られています。壁の中央には、目にも鮮やかな青地に黄色の太陽や鷲、民族模様の国旗が掲げられました。民族音楽の調べと共に開会となり、先ずは当県連の森田稔理事が、カザフスタンの思い出と共に挨拶し、愈々バキトさんのお話です。美しい映像を見ながら、澱みなく流調過ぎる日本語で、歴史・政治・民族・文化・産業・料理・音楽・・・と、ご自分の体験等を要所に織り交ぜながらお話して行きます。テーブルには、一番良く飲まれているというミルク紅茶と、バキトさん手作りのお菓子”チャクチャク”と”ゼブラ”が並び、その独特の美味しさは癖になりそうでした。お話の後は、様々な質問が飛び交い、お札について等の景品付クイズもありましたが、中々難しいものでした。アンケートでは「素晴らしかった、お国が身近になった、またお願いしたい」等ばかりで、参加者全員に美文様の特性栞のプレゼントまであり、皆さん「未知の大国」を沢山知ることができて、大いに満足された様でした。取分け、バキトさんはお料理がお得意なので、できれば、いつか又「カザフスタン料理教室」等お願いできないかと、皆で話しながら散会しました・・・
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「雪の女王」上映会
 
「雪の女王」上映会画像7月27日(土)16時半〜国際センター研修室Aで、「雪の女王」の上映会 (7月例会)がありました。レフ・アタマーノフ監督1957年作のソ連アニメ(原作アンデルセン)で、その映像センスや技術、運命に流されず一途に行動するヒロインや山賊の娘の性格演技の素晴らしさ等、世界アニメ史にその名を刻んだ傑作に、改めて魅了されました。上映後は、この作品がアニメーターとしての転機となった宮崎駿の言葉を解説の代わりとし、字幕版・吹替版等を比較したりして、次回上映アニメの検討もしました。参加者には、日ソ初合作映画で、仙台が舞台ともなった≪小さな逃亡者≫の膨大な資料をお持ちの方がおられて、内容に感激すると共に、その上映の可能性も探りたいと思いました・・・
 
「ウクライナとウクライナワインの夕べ」
7月6日(土)18〜20時、仙台国際センター研修室Bで「ウクライナとウクライナワインの夕べ」がありました。松野会長のウクライナに因んだ挨拶の後、注がれたウクライナワインを片手に乾杯! ウクライナ紹介の画像を眺めつつ、民族衣装も麗しい、「マサンドラ」店長・桜井オクサーナさんのお話に耳を傾けます。話がワイナリーに及ぶと、ピロシキ等をつまみながらの、飲み比べワインの進み具合も早まって、「美味しい!」の声が弾みます。日本側からは、仙台ロシア合唱団有志によるウクライナ民謡の数々、ウクライナ側からは、何と!超日本古典通のスラーヴァさんの胡弓演奏と解説、そして、エレオノーラさんのダンス教室が異常な盛り上がりを見せました。参加者にはウクライナは勿論、ベラルーシやロシアの方々も加わって、資料の展示やウクライナ在住女学生からのメッセージもあり、ワインの美味しさは勿論のこと、ウクライナに想いを寄せ、折しも「七夕」や「クパーラ(夏至祭)」に平安や友愛の願いを込めた、忘れられない『夕べ』になりました・・・
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・第6回新作ロシア映画上映会『第九中隊』
5/25(土)17時30分〜国際センターで、『第九中隊』の上映会がありました。ソ連が介入した(1979−1989)、長い間タブー視されていた、アフガニスタン戦争末期の1988年1月7〜8日に行われた戦闘(実話)を基にして、徴兵されて戦場に送り込まれた若者達の群像劇を描いた戦争ドラマで、ロシア軍が全面協力して作られた作品です。勿論、特に後半は、大画面で見る大迫力の「戦争映画」ではありましたが、それ以上に、そこで苦悶する人間ドラマがあって、鑑賞後は、どんな訳があろうと、あってはならないのが戦争なのだと、改めて痛感できました。取分け、ボンダルチュクの血脈が見え隠れする、美しく絵画的な映像が、戦争の過酷さ醜くさを際立たせていました。新生ロシアが創る、初の超大作映画(2005年金鷲賞受賞の最大ヒット作)でもあり、日本未公開は本当に勿体なく、今回ももっと数多くの参加者があったならと思いました。機会があれば、又上映の場を設けたいものです…
img_20130526-230327.jpg 大画面での迫力ある「観賞会」でした

・「第23回仙台国際ハーフマラソン大会歓迎交流会」
 5月13日(日)仙台国際ハーフマラソン大会が開催され、姉妹都市ミンスクからも男女2名(アンドレイ・カルチェフスキとダリア・ヴァルセヴィチ)が参加して好成績を収め、特に、昨年も姉妹都市勢で一位だったダリアさんが、何と今年も第一位を占めました。夕方からは、各姉妹都市選手団の合同歓迎交流会があり、ミンスクからは、引率のアレク・ジョルガ氏を含む3名とその他大勢の関係者が参集し、ミンスクテーブルを囲みながらの談笑となりました。私は参加できませんでしたが、閉会後の二次会や、昨日のミンスク訪問の子供達との交流会も大いに盛り上がったとの事です。今年は、6月にはミンスクの高校生達の訪仙、8月には仙台の子供達の訪ミン、秋にはミンスク市代表団訪仙と仙台市代表団訪ミンが続きます・・・(写真は中央政宗の両隣がミンスク選手。尚、通訳は今年もラーダ先生でした)
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・「東日本ブロック会議報告」他(4月例会)
 4月27日(土)16時半〜国際センターワークショップで、4月例会がありました。今回は、3月30日(土)に水戸市で開催された「東日本ブロック会議」について、県連理事の金野文彦さんが報告しました。堀江則雄氏による講演「ロシア極東のダイナミズムと日ロ領土問題については、エネルギーを軸とした領土問題の新しい視点が展開され、和田春樹氏の「領土問題をどう解決するか?」を引き合いに出しながら、歴史解釈を曲げることなく、住民や先住民が主役の、敵視ではない平和的で現実的な解決が急務であることが話され、ロシアの重心は東へと向いていて、ウラジオストクは第三の首都である事等、交通網や流通の改善による、極東地域の未来も展望されました。その後、東北における日ロ史跡の研究について話が及び、県連としても、積極的にゆかりの地の訪問等を企画する事が発議され、参加者からも様々な具体的提案がされました。 会に先立って、ロシア映画の試写も行われ(成功です!)、楽しい会でした。
 
・「宮城県連合会総会」とDVD「石の花」上映会
  3月17日(日)13時〜サポートセンターで、「県連総会」がありました。総会では2012年度活動・決算報告2013年度 活動予定・予算案等について報告され、話し合われ、決議されました。参加者からは、全国規模の集会・催物への参加の必要性、ロシア語講座の現状と中・上級講座受講料値上げ、在郷ユーラシア諸国民との交流、会員の現況、ハリストス正教会との交流・・・等が報告・提案され、今後前向きに取り組む事となりました。
  14時からは引き続き、DVD「石の花」上映会が開催されました。70年近く前の1946年の古い作品でしたが、瑞々しく色彩豊かな映像や音楽に感動しました。殊に、女王の洞窟や"石の花"そのものの輝きに、"映像の魔術師"の名に相応しいプトゥシコの技を感じ、随所に挿入されたロシアの歌や結婚式の雰囲気にも心躍りました。話は、「雪の女王」等にも通じる「愛の力」の素晴らしさを民話の素朴さの中に際立たせ、「数人の(金持ちの)目にしか止まらぬものも、必ず多くの人の目に触れる日が来る!」等の科白と共に、「労働の大切さ」や「来たるべき未来」についても静かに語っていました。戦後間もなくの日本公開時の衝撃が良く分るようでしたが、会場には、子供の頃に体育館で見たと言う方(お2人)や、名前だけ聞いていてどうしても見たかった方等15名程が集い、監督の"魔術"に酔い、鑑賞後も映画談義に花を咲かせました・・・
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≪ロシアの春の迎え方≫画像2月23日(土)国際センター研修室で、ボルシチ食べながらのお話会≪ロシアの春の迎え方≫がありました。まずは、みんなで調理準備。煮上がりを待ちながら、パソコン画面を見つつ、冬送りのお祭り・マースレニッツァや復活祭のお話です。特に、賽の神行事や虫送りにも似た火祭りはとても興味深く、日本や東北とのつながりも感じられました。そろそろお腹が空いた頃、特性ボルシチに、差し入れの飲み物やお菓子での小宴会となりました。外は雪の降る中、又諸事情で参加とりやめが相次いだ中、嬉しくも大学進学が決まったばかりのお二人を含めて、ロシアやロシア語の話で、とっても楽しい会になりました・・・
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1月26日(土)16:30より国際センターで、ロシア映画「つばさ」の鑑賞会がありました。今回も、当協会独自作成の日本語字幕付きの上映会です。話は、戦争の英雄でありながら、今は校長として平凡な生活を送る中年女性が、理想と現実の狭間で葛藤する様を、繊細且つ丁寧に描き出しています。1966年の古いモノクロ作品ではありましたが、思想も文化も時代の壁もなく、誰もが共感できそうな作品になっていて、主役ブルガコワの存在感と喜怒哀楽の演技に唸り、シェピチコの演出や映像の瑞々しさに、心を奪われました。皆で迫力の大画面を見ながら、私的にも憧れだったシェピチコ監督に再会できた、心ときめく一時でした。国際センターでは初の映画会となり、降り続く大雪の影響もあって、参加者は多くありませんでしたが、鑑賞後の解説の後も、映画談議等に大いに盛り上がりました。現代ロシア(や旧ソ連)を知る為にも、今後も、この「上映会」を続けて行きたいものです・・
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≪望≫年会(<Елка>в Сендае)
12月22日(土)12時〜仙台国際センター研修室Aで≪望≫年会(ヨールカ祭り)が開催されました。≪ヨールカ≫に相応しく雪の降る中、会員の他、ラーダ先生を中心に、ロシア語学習者(「ルースカヤ・シュコラ」さんと合同です)、在仙ロシア語圏の方達(ロシア、ウクライナ、キルギス、カザフスタン、サハ・・・)他50人以上が集い、日ロ等各種言語が飛び交いました。差し入れが中心の食べ物は、ロシアやウクライナのお菓子、ピロシキ、黒パン、酢漬け、おはぎにお煎餅…、飲み物は、ウクライナワインを主役に、グルジアワイン、ロシアウォトカ、アルメニアコニャク…と様々で、出し物も又、サハ(ヤクーチア)の童歌、キルギスのテミル・コムズ、ロシア民謡や歌謡、アコーディオン演奏等多彩多才で、夫々に圧倒されました。マロース爺と雪娘?!の登場で会場は一気に弾け、プレゼント抽選や合唱で盛り上がりました。中々予定?通りには進行できませんでしたが、一年を振り返り、来る年の夢を語り合いながら、ロシア語やロシア語圏(ユーラシア)の交流が一段と深まった一時となったのではないでしょうか?
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       様々な言語が飛び交いました           二人のサンタではありません             50人以上が集いました
 
・「ベラルーシのお話会」  (11月例会)
11月24日(土)16時半〜18時、国際センターワークショップで月例会がありました。今回は先月できなかった、酒井英明さんのベラルーシについてのお話です。酒井さんはバルト三国等を旅行中にベラルーシと出会い、その国民性等に惹かれて頻繁に往復されるようになったとの事で、今ではアパートを借りる等して、半分ベラルーシ人(住民)?の状態です。パソコン画像で見るミンスクやヴィテフスク等の風景はとても美しく、観光地としても優れた土地ではありますが、私も経験した、住民の「寛容で曖昧」とも言われ気質が、肌にしっくり合うのかもしれません。チェルノブィリ汚染地区や鉱業地区の話、「住民」にしか分らない様々な裏話等も興味深く、是非又訪問したい(住みたい?)と思いました。酒井さんは、ベラルーシを始め、ソーシャル・ネットワーク等を通して知り合った、世界中のロシア語圏の方達から記事や写真、情報を集めて、ロシア語雑誌「НИЧИРО」を編集されたり、分散するロシア語グループをまとめて、ロシア語を広め楽しもうともされています。そのエネルギーに感服すると共に、これからも情報等を共有しながら、交流の輪を広げられたら、と思いました。
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img_20121105-120637.jpg img_20121105-111428.jpg お話する庄子英吾さん
11月4日(日)14:00〜16:30、サポートセンター研修室で、「シベリア抑留のお話を聞く会」がありました。会場は抑留者とそのご家族を含め、老若男女色とりどりの参加者で溢れ、「抑留問題」への関心の高さを感じます。講師の庄子英吾さんは、満州(中国東北地方)で終戦を迎え、その後3年間シベリア抑留の体験をされました、お話はとても分り易く具体的で、収容所での生活が手に取るように分るようでしたし、只悲惨なばかりでなく、穏やかにユーモアも交えて澱みなく話されるので、その内容にどんどん惹きこまれていきました。又、質疑応答も澱みなく的確で、そんなお姿そのものにも感動させられました。遺骨収集が中心の、ご自分で編集されたビデオも素晴らしく、亡くなられ帰郷できなかった方々の無念の叫びが、虚空に響き渡るようでした。参加者は夫々に、抑留されたご家族のこと、戦争や「抑留」の悲惨さ、理不尽さ、平和の大切さを語り、訴えていました。この会にあたって、二年前の「シベリア抑留体験を語る会」の主要メンバーや参加者の方々に連絡を取りましたが、亡くなられたり体調を壊されている方達ばかりでした。二十歳前後の若い方達も発言されていましたが、庄司さんには益々お元気に、これからも末永く活躍して頂きたいものです。私達も、戦争の恐ろしさや国際交流・平和の大切さを次代に引き継ぐためにも、こうした活動を継続していかねばならないと、感じました。
 
ロシアの旅ばなし(10月例会)画像10月27日(土)16時〜国際センターで、ロシアから帰られたばかりの田中鳩子さんの、美しいパソコン画像やグラビア書籍、絵葉書等を見ながらの、新鮮で楽しいお話の会がありました。田中さんはソ連時代にもロシアを20回余も旅されていて、その頃との対比や日本との違いを話され、特に「三位一体」等、正教会やロシアの人々の生活に根付く信仰の話には「なるほど」と頷くことも多く、興味は尽きませんでした。世界遺産キジー島の建築群等、日本とも通じながらも独特な、木造建築を主とした「木の文化」の素晴らしさにも、深く感銘しました。田中さんはこの冬にも「芸術祭」鑑賞の旅に参加予定とのことで、ご報告や旅行記等、ぜひ又お願いしたいと思いました。
 
・「キルギスを知るお話会」
 9/30(日)、13〜15時頃、仙台国際センター研修室Bで、「キルギスを知るお話会」がありました。講師は、中央アジアキルギスから東北大学に院生として留学中のグリザル・アサノワさん。キルギスの音楽が流れる中、先ずは「質問コーナー」。「キルギスはどこにありますか?」等の質問に、ちんぷんかんぷん?の答えと共に、ズバリ的中のびっくりお子様の答もあり、回答者にはCD、絵葉書等のプレゼントがありました。次に、キルギス紹介の瑞々しい映像が流され、見ているだけでワクワクと、短い旅をした気分になります。アサノワさんのお話は、それに輪をかけて興味深い内容ばかりで、取り分け、何とご本人も体験された「誘拐婚」のお話は、良きにつけ?悪しきにつけ、大いに盛り上がりました。「日本人とキルギス人は兄弟だった〜」の伝説も、「騎馬民族」「弓月国」「DNA」…等のキーワードに釘付けられ、興味は尽きませんでしたし、キルギス時間は、仙台時間にも通じる様でした。それにしてもアサノワさん、日本語は勿論のこと、テミル・コムズ演奏のお上手な事と言ったら、流石、子供の頃から学んでいる訳で、感動ものでした。キルギス関係の書籍等の展示品を見ながらの解散となりましたが、その後もお茶飲み会となり、キルギスやロシアの方達と共にやユーラシア談議に弾みました。それにしても、こんな一時がどれ程貴重なものかと思われましたが、アサノワさんには、お話も演奏も、又是非お願いしたいものです・・・
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・ビデオ上映会「復活 」(ВОСКРЕСЕНИЕ )8月25日(土)18:15〜、市民活動サポートセンターでビデオ「復活」の上映会がありました。文豪トルストイの不朽の名作を、「クロイツェル・ソナタ」でも知られるシュヴェイツェルが1961年に完全映画化したものです。原作は作家の思想の集大成とも言えるもので、「カチューシャ、かわいや〜」で知られるあのヒロインと公爵ネフリュードフの悲恋物語を軸に、全編が国家権力批判や私有財産制への疑問、そして「人は人を決して裁くことはできない」と言うテーマに貫かれていました。私にとっても、子供の頃に原作との衝撃の出会いがあり、その後ソ連やロシアと関わる切掛ともなった作品だけに、二度目となるこの映画鑑賞も感慨深いものがあり、トルストイの思想が現代社会にこそ求められているのだと、改めて感じました。有名な文芸ものとあって大盛会を期待しましたが、裏方を含めて漸く二桁に止まり、この感動をもっと多くの方達と共有できたらと思いつつ、散会しました・・・
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・『地球フェスタ』賑やかに開催!
7月29日(日)10〜17時、仙台国際センターで「地球フェスタ」が開催され、県連も参加しました。今年の出展場所は正面玄関の真前になり、一日中てんやわんやの大忙しになりました。販売品は、マトリョーシカ等の民芸品、書籍、バッヂ、切手、CD、チェプラーシュカグッズ、ウズベキスタン帽子、ベラルーシ亜麻人形、グルジアワイン・ミネラルウォーター、アルメニアコニャック、ロシアウォッカ、白樺ジュース、蜂蜜等、ユーラシア諸国(旧ソ連)の物品を数多く取り揃えた他、活動紹介のパネル展示もしました。前日には5人で、運搬や打ち合わせ、レイアウト等をしましたが、レイアウト等をしましたが、その時出会ったキルギスの方には、キルギス産のコニャックやフェルト帽、革や布製品等を提供して貰い、当日にはロシアアバンギャルド時代の大ポスターやマトリョーシカ図鑑、ロシアやタジキスタンの衣装等も陳列されました。当日の解説・販売員は、ロシア人を含めて延べ10人ほどになり、買う方も売る方も大賑わいでした。沢山のユーラシア諸国の方々、世界中の皆さんに協力頂いて、売り上げも上昇。又、仙台ロシア合唱団の皆さんには、コンサートの打ち上げ?を私達ブースでの”カチューシャ”大合唱で締めくくって貰ったりもして、大変盛り上がりました。出会いも数え切れぬ程あって、本当に楽しい一日でした。参加された皆さん、大変お疲れ様でした。そして、ありがとう Большое спасибо !!!
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 ・第5回新作ロシア映画上映会「中継基地−“米ソ連合”時代のサンクチュアリ」
6月30日(土)18:00〜サポートセンターで「中継基地」の上映会がありました。第二次大戦中の極北チュコトの、米軍からの支援物資を受け取り、前線へ送り出すための「中継基地」が舞台です。ある時、輸送してきた米軍パイロットが皆女性だったので、若者たちは気もそぞろで・・・と、始めは喜劇のようでしたが、次第に40人もの主役たちの複雑な人間ドラマが繰り広げられ、後半は殺人事件?に発するミステリーとなりました。基地は、政治犯あがりや英雄くずれ等、古傷やいわくが数知れずありそうな者達の吹き溜まりにもなっていて、一人一人夫々の物語を全て知りたくなってしまいます。そして、基地のの周囲に坦々と暮らす極北先住民(チュクチやイヌイット)達を描き、対比させることで、画面には直接現れない戦争の愚かさを静かに訴えていました。「ククーシュカ」でもそうでしたが、ロゴーシキン監督は、多民族の物語を描くことで、人間そのものの本質を探ろうとしている様に思えます。題材となった「武器貸与法」やアラスカ−シベリア輸送ルート≪Алсиб≫についての興味深い話を沢山知ることができたのも、とても有意義でした。鑑賞後は場所を変えて、会の在り方や今後の予定等について打ち合わせた後解散しました。
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・「ロシア兵士の墓を参詣・慰霊する会」
6月3日(日)13時〜常盤台霊園で、「ロシア兵士の墓を参詣・慰霊する会」がありました。直前に病気等による参加キャンセルが相次ぎ、如何なることかと思いましたが、露語講座のラーダ先生を中心に気のおけない人達ばかりの「会」になりました。曇天ではありましたが雨もなく、過ごしやすい天候の下、東照宮駅から10分程の距離を漫ろ歩きます。折しも小学校では運動会が賑やかに行われていました。霊園は、きょうは私達の為に特別に開門され、皐月の参道を抜けると、気持ち良く整備された旧陸軍墓地が広がります。県の管理職員の方の案内で、一番高みにあるロシア兵の墓に向かうと、そこはとても良い眺めの所でした。早速墓前に献花しウォッカを供え、各自、遠い異国の地に眠るロシア兵に思いを馳せながら、日ロの平和と友好を心より祈念し黙祷します。墓碑には、「露國陸軍列兵ショーマリプキン之墓」と刻まれてはいますが、墓石はあちこちが崩れ、名前も危うく消えてしまいそうです。その時、左面の判読不明の字列を見ていたラーダ先生が、「これはヘブライ語に違いない!」と言われました。そう言われればその通りで、もしかすると、ユダヤ教信者と思われる兵士の為に、(泉大津・浜寺の墓碑と同様)ヘブライ語で「魂よ 安らかなれ」等と書かれているのかもしれません。この字列や、仙台で亡くなった他の正教徒兵士お二人の消息の解明、当時の文献や写真等資料の入手等、今後の課題は山程ありそうです。気が付けば、この墓は、眺望が良いだけではなく霊園の北西端に位置し、如何にも母国ロシアを望めそうな場所にあり、当時の仙台の人々の暖かな思いも感じられました。又、この「会」に際して、当時のロシアでは二千余名の日本兵捕虜も厚遇されたという事実も分り、大きな収穫となりました。休日にも関わらず開門し、お世話して頂いた、県社会福祉課の方々には、心より御礼申し上げます。
img_20120604-155422.jpg img_20120604-155854.jpg 碑文を読む
 
・ビデオ上映会「アジアの嵐」(5月例会)
5月26日(土)17:00〜県連事務所201号室で、ビデオ「アジアの嵐」(原題:ПОТОМОК ЧИНГИС-ХАНА(ジンギス汗の末喬))の上映会がありました。モンゴル系民族地域(モンゴル、ブリヤート他)を占領したイギリス軍とソビエト・パルチザンとの闘いを通して民族解放闘争の黎明を描いた、名匠プドフキン監督の「母」と並ぶ代表作です。実話を基に作られた小説の映画化で、余りにも有名な「象徴的モンタージュ」を駆使した心理描写の数々に感服しつつ、何故欧米や日本が干渉(侵略)したのかの経緯(第一次大戦→ロシア革命→露独単独講和→対独対策+革命阻止→東方アジアからの侵攻)を考えながら、先日開催された呑牛忌の佐藤三千夫もほぼ同時期、同地域を舞台に活動していたことも思い起こしながらの鑑賞になりました。当時のプロパガンダ性の強い作品でもありましたが、民族解放や国際的な平和や友好の大切さが前面に描かれ、それが今こそ必要なのではとも感じました。それにしても、作品中のラマ仏教の「ツァム踊り」はとても土俗的で、私達の「鹿踊り」等にも通ずるものがあると感じ、心を揺さぶられました。又、モンゴル系民族が、今尚、主として3地域(ブリヤート、外モンゴル、内モンゴル)に分断されていることも考えさせられました。
 

・「第22回仙台国際ハーフマラソン大会歓迎交流会」
 5月13日(日)仙台国際ハーフマラソン大会が開催され、姉妹都市ミンスクからも、女子はダリア・ヴォリセビチ、男子はドミトリー・ダブラヴォルスキーの2名が参加し、両者とも好成績(姉妹都市招待選手中2位と3位)でした。17:00からは、ホテルで各姉妹都市選手団の合同歓迎交流会が開催され、ミンスクからは、引率団長シャルヘイ・パプコウ氏を含む3名の他、昨年ミンスクに招待された仙台の高校生達他も参加し、「ミンスク」テーブルを囲みながら多くの参加者と様々な会話を楽しみました。壇上では、各姉妹都市と代表団員の紹介の他、民舞等様々な出し物があり、あちこちで乾杯と談笑の声が上がっていました。閉会後はミンスクの方達を囲み、宮城ベラルーシ協会主催の、嘗てミンスクを訪問された方達が中心の二次会となり、酒杯を交わしながら、お互いに仙台とミンスクへの思いが語り合われ、その繋がりが長年の両者の努力と交流の積み重ねで、堅固ものになっているのだと言う事が良く解りました。ミンスクの方達は、被災地を訪れた際の衝撃を語り、帰国後皆に伝えるのだとも話していました。楽しく有意義な宴の後、参加者達は再会を誓い、名残りを惜しみながら散会しました・・・
img_20120514-231042.jpg (通訳はラーダ先生でした)

・「呑牛忌」(佐藤三千夫慰霊祭) 
5月4日(金・休日)10時30分〜15時、登米市登米町で第31回呑牛忌がありました。これは、ロシア革命に参加し、シベリアで反戦活動中に客死した佐藤三千夫を顕彰・記念する毎年恒例の会で、会場(登米町老人福祉センター)は、60人もの参加者で溢れました。まず主催、来賓各氏の挨拶の後、庄司捷彦氏(弁護士)の講演「日露戦争、シベリア出兵」と「日本の近現代史」があり、シベリア出兵の理不尽さや佐藤三千夫の活動の世界的意義が良く理解できました。その後、当県連が主体となって1981年に建立した佐藤三千夫記念碑の見学、本覚寺での墓参、「日本人サトー」作者徳永直所縁の高倉勝子美術館見学等の後解散しましたが、天候にも恵まれ、当会理事でもある金野氏の詳しくも解り易い解説もあって、郷土の偉人の活動の意味を改めて見直す良い機会となりました。       
 
                佐藤三千夫記念碑                                                    解説する金野氏

・ビデオ上映会(4月例会) 『ロシア・アニメ集』その
4月28日(土)17時〜県連事務所で、ビデオ『ロシア・アニメ集』(フョードル・ヒートルーク特集)の上映会がありました。ヒートルークの作品は、私自身幾つかは見ていましたが、改めて、「ある犯罪の物語」から始まるどの作品も全て、その内容と共に、洗練さ、諧謔、そして芸術性の高さに感動を覚えました。特に「島」は、文明批判等様々なメッセージや寓意が籠っていて、とても考えさせられました。ヴィンニ・プフ(ロシア版クマのプーさん)等の子供向けの作品群も、大人が見ても十二分に楽しめる質の高さで、流石「ロシア・アニメの父」とされる作家だと思いました。今回見られなかった他の作品も、機会があれば是非上映したいものです。鑑賞後は又食事会になり、アニメやロシア談義に話が弾み、今後も折を見ながら、こうした「アニメ上映会」を続けることになりました・・・   
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 ・ビデオ上映会(3月例会) 『ロシア・アニメ集』その
3月24日(土)17時〜県連事務所で、ビデオ『ロシア・アニメ集』の上映会があり、「犬が住んでいました」のナザーロフと「一部屋半〜」のフルジャノフスキーの世界を堪能しました。まずナザーロフは、ユーモラスで暖かみのある作風はとても共感できるもので、特に「犬〜」や「アリの冒険」は、プリミティブ画を思わせる風景の中に、情感溢れるドラマが繰り広げられていて、心に沁みました。一方のフルジャノフスキーは、反体制色の強い作品が多く、取分け「不思議の国のコルジャビン」や「魔法のグラスハーモニカ」は、実験性・芸術性も高く、内容は現代世界・日本にも完全に当てはまるもので、衝撃を受けました。監督の、貫かれる反権力の作風は今もなお健在の様で、他の作品、殊に新作品が知りたくなりました。参加は少なかったものの、其々が感想や「月例会」の進め方等を語り合い、次回も「ロシアアニメ集」第2弾(ヒートルーク他)を上映することに決定しました。皆さん、是非ご参加ください。お楽しみに・・・  (写真は「不思議の国のコルジャビン」)


日本ユーラシア協会第53回全国総会
 3月17〜18日金沢(音楽堂(本会議)、国際交流センター(分科会)、ホテル金沢(祝賀会))で、日本ユーラシア協会第53回全国総会が開催されました。全国から160人以上の人々が集い、ロシア等ユーラシア諸国との交流発展について、夫々の地域の経験を披露しあいつつ、様々な角度から討議しました。特に石川県は、ロシアとの交流の歴史も古く、今も非常に活発なことから、私達にとっても、良いお手本になる、と思いました。又、活動が盛んな北海道、新潟、神奈川、愛知、大阪、京都、広島等の他にも、青森や群馬、調布・狛江、世田谷、松本等のDVD上映や各種コンサート、ロシア語等の進め方が、非常に参考になりました。交流会では、各地の会員の他、金沢在住のロシアの方達とも親交を深め、今後も連携・協力し合いたいと思いました。侃々諤々の場面もありましたが、今年は、7月に京都で全国青年集会、9月には札幌で日ロフォーラムも開催される予定ですし、益々国際交流の輪が広がることを祈りたいものです・・・                    
 

・「宮城県連合会総会」と講演会「ソ連崩壊20年〜ロシアの政治・経済〜」
  2月19日(日)13時〜サポートセンターで、「県連総会」がありました。総会では2011年度活動・決算報告2012年度 活動予定・予算案等について報告され、話し合われ、決議されました。2012年度活動としては、機関紙発行、ロシア語講座、新作ロシア映画〈中継基地〉・〈第九中隊〉等上映会、「せんだい地球フェスタ2012」出展、ロシア料理講習会、ユーラシア事情講座、定例会(ビデオ上映や打合せ等)等が提案・了承されました。参加者からは、佐藤三千夫顕彰会や来日ロシア人会、ハリストス正教会との交流・協力、ロシア料理の会等の充実化、国際交流費の予算化・・・等多数の意見が出され、今後の課題とする事となりました。
  14時からは引き続き、黒滝正昭氏(経済学博士、宮城学院女子大学名誉教授、県連理事)による講演会「ソ連崩壊20年〜ロシアの政治・経済〜」が開催されました。先ずは、配られた膨大な資料(A3版27頁)に驚きつつ、レジュメに沿って概説して頂いた後、DVD「プーチンはこうして権力の座に就いた」(仏2005)を鑑賞しました。これは、エリツィン→プーチンの権力移譲の裏事情を描いたもので、ロシアの国家権力の有り様が良く解り、大統領選直前の現況にも通じるものがあると思いました。その後、崩壊前後の事情がソ連邦成立時に遡って解説され、崩壊〜現在の経済の推移や現在〜未来への展望までお話しして頂きました。質疑応答では、憲法の変遷、国家と党の関わり、マスコミの役割、大統領選予想・・・等の意見が交わされましたが、「専門家」とは言え、黒滝氏の解り易くも博識過ぎる解説・応答には、感動さえ覚えました。又是非、お話の機会を作って欲しいものです・・・


・ビデオ「人間の運命」上映会
  1/28(土)17:00〜県連事務所2階で、ビデオ「人間の運命」の上映会がありました。 文豪ショーロホフの短篇小説を、「戦争と平和」のセルゲイ・ボンダルチュクが主演・監督した処女作です。 「人間の運命」上映会映画は、通りすがりの男の身の上話というプロローグから、戦争に翻弄された一人の男の悲惨な運命が、自身の口から淡々と語られて行きます。 慎ましくも幸せな「普通」の生活、突然の戦争、捕虜としての辛苦や屈辱に意地、息も吐かせぬ逃走劇、帰郷後の悲劇と自失・・・ここには、正に人間の運命を真摯に見つめたヒューマニズムが溢れていました。映像表現も瑞々しく、エピローグの演出にも説得力がありました。また、悲しみのどん底にあっても、次に目標を据えて生き抜こうとする主人公の生き様は、3.11の震災後煩悶する私達にも、希望の灯を点してくれるのではないか、と思いました。参加は少人数ではありましたが、ロシアの方もいらしてくれて、鑑賞後は1階に場所を移し飲み会となり、夫々の「運命」を思いながら、夫々の「夢」の実現にエールを送りあいつつ散会しました。とても有意義な一時でした。 

 ・県連理事会と 《望》年茶話会
 12月18日(日)国際センターで、県連理事会と《望》年茶話会がありました。
 まず1時からの理事会では、ユーラシアフォーラム参加等の活動報告、義捐金・カンパ、県連総会の日程、内容等、全国総会・ブロック会議、ロシア語講座、今後の予定等について報告、提案され、討議の後了承されました。
 2時からは、ラーダ先生を囲んで、主にロシア語を学ぶ方達による《望》年茶話会となりました。初めてお会いする方もありましたので、一通り軽く挨拶の後、グルジアとアルメニアを一人旅された方の、画像を見ながらのお話があり、その後ミンスク話や夫々のロシア見聞記…などが続きました。机には、持ち込まれたお菓子や紅茶、ボルジョーミやグルジアワイン等が並び、ロシア語やユーラシア談議で盛り上がりました。皆さんお互いに刺激を受けて、ロシア語学習熱もより高まったことと?思います。 ラーダ先生、ありがとうございました。
 img_20111219-204201.jpg 最後まで残られた皆さん
 
・新作ロシア映画『一部屋半、あるいは祖国を巡る感傷旅行』上映会
11月26日(土)18時半〜サポートセンターで、第4回新作ロシア映画上映会がありました。今回は「一部屋半〜」、実写とアニメで綴る亡命詩人ブロツキーの魂の遍歴です(2008年/ロシア/125分/ビデオプロジェクターによる上映、当協会井上徹氏による日本語字幕付き)。話は、ノーベル賞詩人となった主人公が亡命先から故郷に帰ろうとしている所から始まります。船上で、彼の脳裏には様々な記憶が、走馬灯のように駆け巡ります。親子三人と愛猫が暮らした「一部屋半」・・・。あちこちに不意に現れる(フルジャノフスキーの)アニメ描写が、ドラマ部分、過去・現在の都市風景、ブロツキー詩の朗読、絶妙に挿入される様々な音楽等々と絶妙に絡み合いながら、深い味わいを醸していました。特に、売り払われたピアノが空中に浮きあがって、他の楽器と共に空を彷徨う様にゆっくり飛び去る場面は、秀逸でした。又、ブロツキーの両親を演じているアリサ・フレイドリッヒ、セルゲイ・ユルスキーの演技も見事でした。この映画のテーマは、誰にも(取り分け3.11後は)当てはまるかもしれない、決して取り戻せない、過ぎ去りし過去や故郷への「郷愁」なのでしょうが、私も、己の体験・記憶とも相俟って、胸が締め付けられるようでした。「世界で一番美しい街」レニングラード(ペテルブルグ)そのものも、実に魅力的に描かれていましたし、本当に良い映画でした。参加者一同、もっと多くの人に大画面で見て貰うべき作品だ、と話し合いました。是非又上映の機会を作りたいものです・・・
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・「ロシア料理を作って食べる会」
 11月20日(日)10:00〜14:00、仙台国際センターで「ロシア料理を作って食べる会」が開催されました。盛岡や陸前高田からの遠来の参加者を始め、可愛いお子様を含めて、総勢17名での講習会になりました。料理専門家でもあるエレーナ・シドレンコ先生の指導とオリガさんの補助の下、終始ワイワイと談笑しながら、ボルシチとブリヌィ(ロシアクレープ)を作りました。協同作業の末、ボルシチが赤く煮上がり、甘い香りを漂わせた頃、先生に続いて見よう見まねでブリヌィ作りに取り掛ります。何と誰一人「最初のブリン」も丸まらず、夫々が上手に焼き上げる度に、拍手が湧き上がりました。その後は、調理室が3星レストランに変身して、味は勿論、ボルシチもブリヌィも最高で、美味しく食べながら、楽しくロシア等の話をし合いました。あっという間に時間は過ぎて、皆で跡片付けしながら、「今度はピロシキを!」との声もあり、機会があれば、又「ロシア料理講座」を開催したいもの、と思いつつ解散しました。
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・「ミンスクとんぼ返り報告会」
10月22日(土)17:00〜県連事務所で、「ミンスクとんぼ返り報告会」(月例会)がありました。9/19−21にベラルーシのミンスクで開催された「ユーラシアフォーラム」等について、ベラルーシやロシアのお菓子を摘み、お茶を飲み、パソコン画面や写真、絵葉書でミンスクやモスクワの街の様子を見ながら歓談しました。参加者は、フォーラムの内容は勿論、仙台と縁の深いミンスクについて関心が高く、仙台公園や仙台市民寄贈の大時計、45年前の姉妹都市締結時の写真等に多くの質問があり、特に昔の写真には分らないことが多く、説明に苦労しました。又、原発事故関係の情報は切実で、ベルラド放射線防護研究所や体内被曝について、侃々諤々の意見交換になりました。研究所で計った、私の体内放射線量は少量でしたが、微量であれば0ベクレルになる筈で、被曝していること自体怖いことだと感じました。最後に、ミンスクは仙台より余程緑が多い魅力的な街で、各地で大歓迎を受け、当県連の会員を初め仙台市民や、取分け多くの被災者に、励ましの言葉を沢山頂いたことを、報告しました。
 ベルラド研究所

・ 「ユーラシアフォーラム」
9/19〜21に、ベラルーシ共和国の首都ミンスクで開催された「ユーラシアフォーラム」に参加しました。18日の早朝仙台を出発し、モスクワ経由ミンスクへ。19日のフォーラム初日は、文化友好会館で10時より開会式と全体会議が始まり、ベラルーシの他、ロシア、ウクライナ、キルギス、アルメニア、タジキスタン等各国代表の挨拶がありました。11時からは3分科会に分かれての発表と討議です。私は第1分科会の3番目に、「被災仙台と姉妹都市ミンスク」と題し、45年前の姉妹都市締結時や大震災被災状況等の画像を交えて発表しました。発表後、仙台や被災地の現況に関する質問や熱烈な激励の言葉を数多く受けました。午後は茶道、書道等の日本文化交流が行われた後、ミンスク市役所を表敬訪問しました。大歓待を受け歓談しましたが、その中で、市としての放射能やチェルノブィリ被災者対策が説明され、私達が学ぶべき点が多いと感じました。宮城県連としても、姉妹都市締結時の写真や震災の写真集等をお渡しし、再会を約束しました。20日も、3分科会に分かれチエルノブィリ関連等の報告・討論が行われましたが、当協会事務局長浅野氏の涙ながらの報告は、原発事故被災の子供達を助けようと、長年続けてこられた活動の生々しい体験でもあり、胸を打つものでした。その浅野氏の助力もあり、18年前チェルノブィリの子供達と共に宮城にいらしたノンナ氏と涙の再会を果たすこともできました。各分科会の26の報告は多岐にわたり、興味深いものでしたが、殆ど聞くことが出来なかったことは残念でなりません。午後は尺八や和太鼓の披露やブラインドテニスの試技、ピアノ演奏会の他、アニメ「アンゼラスの鐘」(ロシア語字幕版)の上映会があり、大変な感動を呼んでいました。私は市郊外のベルラド放射線防護研究所を訪問し、その活動について説明を受け、自身の体内放射線量も計測しました。他に、仙台公園や仙台通り、日本庭園、長崎の鐘等仙台や日本縁の場所も訪れ、仙台より余程緑が多く、清潔で、魅力的な公園や街を歩き、多くの人とも交流しました。21日朝出発し、22日、モスクワ経由で仙台に戻りましたが、ミンスク滞在中は、各地で大歓迎を受け、励ましの言葉も沢山頂いて、大感激と涙ばかりの旅でした。皆さん、本当にありがとう!
ユーラシアフォーラム

・ 県連理事会と「チェルノブィリの子供達」お話し会
8月28日(日)市民活動サポートセンターで、県連理事会と「チェルノブィリの子供達」についてのお話し会がありました。まず1時からの理事会では、活動報告と予定、義援金、 ユーラシアフォーラム(ミンスク)への参加、ロシア語講座 会費納入状況と新入会員、事務費等について報告、提案され、討議の後了承されました。次いで2時からは、DVD「チェルノブィリの子供達」上映会が行われる予定でしたが、機器類のトラブルがあって上映できず、急遽画質の悪い「チェルノブィリ原発事故」のドキュメントビデオを流しながらの、「チェルノブィリの子供達」についてのお話し会になりました。18年前、チェルノブィリで被曝したベラルーシの子供達を宮城に招待し、夏休みを共に過ごした経緯が話され、その後やり取りされた手紙の一部が披露されました。子供達の「今」については、甲状腺ガンが今尚多発し、特に25〜31才の世代の発病が危惧される事、保養里親運動については、問題点を含めたその概況が解説され、今日本の子供達が置かれている状況が、ウクライナやベラルーシと比較して話されました。参加者はそれぞれの立場から、止む気配のない原発事故への思いを語り合いましたが、皆政府の対応の酷さに苛立ちを隠せませんでした。これからも、「チェルノブィリの子供達」との連絡を取りつつ、私達の今後の展望を図りたいものです。

・ビデオ「被爆の森は今」「石棺と再生」 上映会
7月30日(土)県連事務所で、 ビデオ「被爆の森は今」と「石棺と再生(チェルノブイリ - プリビャチ)」 の上映会がありました。まず「被爆の森は今」では、チェルノブィリ周辺の「赤い森」とも言われた、高濃度に放射能汚染された森に生きる動物達の事故後〜現在について、興味深い研究が報告されていました。一見元気そうな動物達の中には、ツバメの様に、今尚来訪しては死滅を繰り返し、奇形等の異常個体の多い種もあれば、ネズミの様に、放射能に対する抗体を作り、ほぼ平常な生態を取り戻している種もあります。「抗体」と言う点に僅かな希望はありましたが、判明している事は未だ数%も無く、人間への影響については不安が募ります。又、表面上にしろ、人間が住み自然を荒らしていた事故前より、遙かに豊かな生態系が形成されている皮肉な現状には、とても複雑な気持ちになりました。次の「石棺と再生」は、廃墟となった原発やプリピャチの街の、今にも子供や若者達の歓声が聞えて来そうな遊園地やスポーツ施設、レストラン等が次々に現れては消え、それが全て森に飲み込まれて行く様が映し出されていました。余りにも美し過ぎる映像故に、原発事故の罪深さが痛感できました。参加者は6名でしたが、それぞれが持ち寄った資料等を眺めながら、原発や震災への思いを語り、次回(8/28(日)13時サポートセンター)予定等確認しつつ散開しました。
 

・原発を考える講演会  
7月17日(日) 13時〜仙台国際センター研修室で、 『チェルノブィリ-女川-福島』 と題して、日下郁郎氏(原子力発電を考える石巻市民の会)の講演会がありました。女川原発が立地する石巻で、永年にわたり原発問題に取り組んでこられた日下氏に、5回訪問されたチェルノブィリでの体験や、被爆したベラルーシの子供達を宮城に招待した際の話、被災した女川原発の現況、収束の気配さえない福島第2原発事故の行末等について、映像を交えながらお話して頂きました。休憩の間を置かずに続けられた質疑応答では、「遠地保養」の現状や意義、チェルノブィリと福島の汚染度比較、内部被曝について、仙台や宮城の放射線量等々・・様々な質問、意見が交わされました。氏の応答やお話は、反原発運動・30数年の経験と知識に培われた、説得力あるものばかりで、圧倒されました。中でも、津波でご母堂を初めご親族を尽く亡くされながら、「私達は捜し回れるだけまし。遺体が放置され探すことさえできない福島の方々の事を思うと、原発事故の罪深さが分る」とのお話に、心打たれました。こちらの力不足で、勿体なくも十分な参加者にはなりませんでしたが(25名)、「反原発」の意志を強められた方も多かった様で、今後も、原点であるチェルノブィリを知る活動や被爆した子供達の追跡調査等を通じて、新たな日ユ交流に努めたいと思いました。


・ビデオ「コーカサスの虜(КАВКАЗСКИЙ ПЛЕННИК ) 」上映会 
6月25日(土)16:00〜県連事務所で、ビデオ「コーカサスの虜」の上映会がありました。元々3月26日に予定されていましたが、大震災のため延期されていたものです。映画は、トルストイの「コーカサスの捕虜」を原作に、舞台を現代のチェチェン紛争に置き換えて描く、「モンゴル」(2008)でも有名なセルゲイ・ボドロフ監督による感動作でした。徴兵検査が終ったばかりの新米兵士ワーニャは、突然送り込まれたチェチェンの戦場で虜となり、村人達との交流の中で淡い友情や恋が芽生えて行きます。しかし、そんな友情や恋は、「戦争」の下では余りにも儚く、それぞれの「優しさ」が逆に新たな「悲劇」を生んで行きます。そして、最後のヘリ群のシーンは衝撃でした。はっきり示してはいませんが、あのヘリは、報復の為に村を襲撃しようと急いでいたのでしょう。あの村は、多分破壊し尽くされて・・・。ワーニャは回想します、「好きだった人達にせめて夢で会いたいのだが彼らは訪れない・・・」と。鑑賞後は、コーカサスの歴史や現状をお浚いし、特に宗教的見地から考察しました。話は尽きませんでしたが、「こんな戦争、絶対許してはならない」とつくづく思いながら終会しました。


・ビデオ「アレクセイと泉」上映会
5月28日(土)16時〜県連事務所で、『原発を考える』と銘打ち、ビデオ「アレクセイと泉」の上映会がありました。サマショール(самоселы)とも呼ばれる、チェルノブイリ原発事故の放射能汚染で強制移住地域に指定された村に住み続ける人々を綴ったドキュメントです。舞台は、チェルノブイリ原発から北東に180キロの小村ブジシチェにある泉。かつて6000人いた住民のうち、留まった55人の老人と一人の若者(アレクセイ)の命を支えているのが、不思議なことに全く放射能が検出されないこの泉でした。画面には坦々と、農村の当たり前の暮らしが移し出されますが、一見天国にも思える村の風景や村人達の生活が、美しく、又楽しそうであればある程、見えない、恐ろしい放射能を感じてしまいます。見終わって、今私達が置かれている状況とさほど変わらないのでは?!という戦慄が走りました。福島第二原発周辺は勿論、この宮城、仙台だって他人事ではありません。この日の会場の放射線量は0.12μS/h 、屋外では0.20μS/hでしたが(東北電力発表の数値は0.11)、この半月の平均も0.20μS/hで(平常値の5倍)、これを一年分にすると1.75mS/hとなり、国の安全基準1mS/hの倍近くになります。国や県、電力は、「安全だ」「直ちに影響ない」等とばかり言っていますが、正しく詳細な数値と情報を速やかに発表して欲しいものですし、それがないことには何も始まりません。又、原発周辺地域の様に、当地にも万が一退去令が出たとしても、私達は居残ることができるでしょうか? もしそうしたいと思っても、この国には、そんなことを大目に見る余裕もないように思えます。アレクセイ達の今を思いつつ、少しでも早い放射能放出の停止と原発事故の収束を心から祈りながら、終会しました。


・「日本ユーラシア協会宮城県連合会総会」と「ロシア音楽の魅力」講演会
2月27日(日)13時〜サポートセンターで、「県連総会」がありました。
総会では2010年度 活動・決算報告2011年度 活動予定・予算案県連の今後の在り方等について報告され、話し合われ、決議されました。2011年度活動としては、機関紙(月刊)発行、ロシア語講座、新作ロシア映画〈一部屋半、あるいは祖国を巡る感傷旅行〉・〈第九中隊〉上映会、「せんだい地球フェスタ2011」出展、ロシア料理講習会、ユーラシア事情講座、ロシア民謡を歌う会、定例会(ビデオ上映と打合せ)、理事会、望年会等が提案・了承されました。参加者からは、「講座や催物の告知をもっと広く行うべき」「トルストイやチェーホフ等の記念祭に合わせた催しをすべき」「一般会計と事業会計を分けた方が良いのでは」「事務局が活動しやすい予算を組むべき」・・・等多数の意見が出され、今後の課題とする事となりました。
引き続き14時過ぎから、森田稔氏(日ロ音楽家協会会長、宮城教育大学名誉教授)による、「ロシア音楽の魅力」講演会がありました。時間の関係等で急遽「エヴゲーニイ・オネーギン」(2007・メトロポリタン歌劇場)のみの上映となりましたが、ロシア音楽、取分けチャイコフスキー研究の世界的権威である森田氏の、直々の解説を聞きながらの贅沢なオペラ鑑賞となりました。音楽の素晴らしさはもちろん、プーシキンの原作を辿る楽しさ、ホロストフスキーやフレミング他の歌唱力とロシア語の心地良さ、力強いゲルギエフの指揮、大胆且繊細で説得力ある演出等に、3時間があっという間に過ぎました。森田氏への質問や感想等述べあった後閉会しましたが、チャイコフスキー音楽の魅力・凄さを再確認できた、至福の一時でした。
 

・ 「妖婆死棺の呪い(Вий) 」上映会
1月29日(土) 16:00〜県連事務所で、ビデオ「妖婆死棺の呪い」の上映会がありました。原作はゴーゴリの『ヴィー』で、ウクライナの自然を舞台に、神学生が魔女に出会ったために辿る数奇な運命を描いた作品です。森の都キエフのブラツキ―寺院周辺の美しい風景から始まり、東北の片田舎にも似た、ウクライナ農村の牧歌的情景が郷愁をそそります。神学生や農民たちの昼間の生活が、楽しく生き生きと描かれる程、夜の魔女の家や、魔物たちが跳梁する教会の恐ろしさが際立ちます。主人公(野卑ではあっても好青年)の孤独さや非業の結末?には心が痛みますが、見方を変えれば、魔女が主人公を見染めた後のメロドラマ〜悲喜劇とも思え、美し過ぎる令嬢の(心中の)道連れにされたのかと思えば、少しは気も晴れます。元々、ロシアやウクライナにあった「魔女復讐譚」をゴーゴリが書き直したもので、このような題材はまだまだ数多くあるようで、他の作品も探って見たくなりました。それにしても、民話や妖怪好きの私には、堪えられない映画でした。鑑賞後は、感想等を喋り合ったり、今後の企画等について検討し、雪の中散開しました・・・


・「続・運命の皮肉」上映会+「望」年会
12月23日(木・祝)14時〜、サポートセンターで、DVD「続・運命の皮肉」(2007年)の上映会がありました(今回も当会本部が独自に日本語字幕を付けてDVD化したものの、プロジェクターによる上映)。大晦日恒例の映画『運命の皮肉』(1975年)の続編で、30年後、ジェーニャとナージャの息子、娘たちが親たちを巻き込んで、ドタバタ劇を繰り広げます。 ジェーニャは相変わらず毎年大晦日を友人達とサウナで過ごしていましたが、今年は息子のコースチャを代理でよこし、悪友達はコースチャに父の話をし、酔い潰してサンクトペテルブルグへ送り出します。コースチャが目を覚ました所は、婚約者と大晦日の夜を過ごそうとしている若い女性ナージャの家でした・・・。監督(「ナイトウォッチ」等のベクマンベトフ)の所為か、前作に比べて時間も短く、歌も少なく、その分展開も目まぐるしくて、如何にも現代的な作りになっていましたが、人間の心は変わることなく、愛に溢れた作品でした。コースチャとナージャ(娘)、ジェーニャとナージャ(母)の心情は勿論、現代ロシアのビジネスの下僕となった、イラクリーのそれも良く描かれていました。又改めて、旧作の面白さや、それが如何にロシアの人々に愛されているかが分る気がしました。
鑑賞後引き続き、それぞれが少しずつ飲食物を持ち寄っての、「望」年会になりました。映画の話から始まって、ロシア人気質、ロシア民謡、其々のロシア語歴、ロシアやソ連、「会」との関わり、今後のこと等々・・・もう、話は尽きません。17時過ぎ、来る年はユーラシア諸国の方達との交流が益々深まり、諸国関係も一層発展することを願いながら、散開しました。


・第2回新作ロシア映画上映会「ピーテルFM」
11月25日(木)、サポートセンターで、「ピーテルFM」の上映会がありました。2006年の作品で、当会本部が独自に日本語字幕を付けてDVD化したものを、プロジェクターで上映しました。内容は、携帯電話を通して偶然知り合った男女が、互いの顔も知らぬままに、人生と恋愛の転機に大きく揺れ動きつつ、出会いと別れを繰り広げるラブコメディで、とても楽しく観る事ができました。誠実且つ不器用な二人の、心の葛藤が生き生きと描かれていましたし、挿入歌などの音楽も素晴らしく、なんと言っても、舞台となったサンクトペテルブルクの、憂いに満ちた風景が映画全体の情感を高めていました。来場者が少なめだったのは残念でしたが、ロシアの方もお二人いらして、懐かしがったり、楽しんで行かれました。映画公開後、その人気を受けて、本物ののラジオ放送局・「ピーテルFM」が開局され、今も放送が続けられているのだとか。こちらの方も聴いてみたいものです。


・「いも煮会 + シャシリク」
10月17(日)14時〜、広瀬川の牛越橋上流河原で、在仙ユーラシア諸国民と交流する芋煮会がありました。諸々の事情で準備は不十分でしたが、前夜〜当日に日ユ手分けして買出し、場所取り、下拵え、物運び、連絡等を行い、何とか14人(ロシア、ウクライナから7名、会員7名)での会にこぎつけました。焼き器の設置、火起こし、調理等も日ユ協力して行く中に、離れていた心も次第に打ち解けて行きます。乾杯して宴に入ると、日本語の上手いロシア人、ロシア語の解る日本人が中に入りながら、話が弾みます。片言のロシア語・日本語・ウクライナ語も盛んに飛び交いました。会場は、自然一杯の川の畔、ほんのり色付き始めた山の緑やせせらぎの音も爽やかで、чайкаやцапряも飛び交っています。芋煮もシャクリクも出来あがり、宴が最高潮に達しようとした時、ロシア人の女の子が芋煮汁を零して火傷してしまい、大騒ぎになりました。隣のグループの看護師等、日ユ協力して処置にあたり、何とか大事に至らずにすみましたが、こちらの手不足、準備不足での開催が齎した事故とも言え、責任を痛感しました。今後の活動の戒めにしたいものです。騒ぎが収まり、周囲グループからの様々な差し入れ(さんまやカレー、薪等)に感謝しながら、又様々な話題に盛り上がりつつ、日暮れと共に散開しました。尚、仙台ロシア合唱団の団長さん(当会会員)の強い勧誘もあり、4名のロシア人ウクライナ人が来週23(土)の「ロシア民謡を楽しむ夕べ」にも参加する事になりました。事故はありましたが、災い転じて、一層交流の輪が広がる事を祈りたいものです。


・ビデオ「ピロスマニ(ПИРОСМАНИ)」上映会 
9月25(土) 16:00〜、県連事務所で〈グルジアこども絵画展開催記念〉と銘打って、ビデオ「ピロスマニ」の上映会がありました。グルジヤの独学の天才画家ニコ・ピロスマニの数奇な生涯を描く伝記映画で、画家の絵そのものの様な映像と民族的調べを背景に、奢りを拒み、誇り高く生きる人間の魅力を謳う、抒情溢れる映画でした。アンリ・ルソー等と共に「プリミティズム(原始主義)」に分類された彼の作品は、一時脚光を浴びるものの、その素朴さ故に批評家から「幼稚で稚拙」等と批判され、失意と貧困の中、階段下の小室で衰弱死してしまいます。しかし改めて、手元にある画集を眺めてみると、描かれた人々も動物達も全て、凛とした眼差しでこちらを見つめていて、そこには生きとし生ける者達全てに寄せる愛情と、ふつふつと湧き上がる尊厳の力強さが感じられる、素晴らしい作品の数々でした。余談として、仏人女優マルガリータに一目惚れして、町中の花屋から買い集めたバラで、彼女の宿泊先の広場を埋め尽くしたと言う、あの「百万本のバラ」の「貧しい絵描き」は彼がモデルだと言われます。今や本国では、「貧しくとも誇りを持って生きたグルジアの英雄」として紙幣にまでされている様ですが、彼は今も何処かで、藁を寝床に「闇のない谷間」の夢でも見ているのではないでしょうか・・・
  「橋の上のロバ」

・「グルジアこども絵画展」
 8月16日(月)〜31日(火)、仙台市市民活動サポートセンターで「グルジアこども絵画展」が開催されました。大阪府連の協力を得て、青森、岩手に続いての巡回展です。展示スペースには、グルジアの子供達が自由に描いた様々な絵、如何にも民族的な絵、ピロスマニそっくりの絵や、日本を意識した絵等が多数飾られた他、グルジアを紹介する写真や書籍、チェカンカ(彫金)、ワイン等の資料も展示され、グルジア大使館から提供された各種パンフレットも配布されました。毎日、会場には来場者が絶えず、感想帳には「素敵な絵ばかりで、子供達に会ってみたくなった」「魅力的な国だと初めて知った」「良い企画だ」等多くの意見が寄せられ、「ワインの入手方法は?」「会員になりたいのだが」等の問い合わせもありました。最終日には、グルジア音楽を聴いたり、「ピロスマニ」の映像を流したりする一時もあり、盛り上がりつつ無事終了しました。展示会が、グルジアや当協会、県連を知る切掛けとなり、国際平和や友好に少しでも役立ってほしいと、心から思った2週間でした。


・「シベリア抑留体験を語る会」
 8月29日(日)12:40〜17:00、戦災復興記念館4階第1会議室にて、「シベリア抑留体験を語る会」が開催されました。丁度10年前、当県連は当館展示ホールで「シベリア抑留展」を大々的に催しましたが、今回は、シベリア抑留を体験された生存者の方々が極めて高齢化している現状の中、未来に引き継ぐべき「戦争の悲惨さと平和の尊さ」、そして「日ロ友好」への思いを多くの市民に伝え、又それを語り継いで行って欲しいとの願いから、体験者の講演、座談会と小資料展示の会となりました。10年前に参加された抑留者の方々にお知らせを出したり、あちこちで宣伝・告知してきましたが殆ど反応が無く、少人数の会になるのでは、と心配していましたが、猛暑の中、年配の方々を中心に続々と来場され、「抑留」への思いの深さに驚かされました。60名収容の会場は参加者で溢れ返り、逆に設定の悪さに申し訳なく思いました。抑留関係のビデオを見て頂きつつ、皆さん、周囲の絵画等の資料を熱心に眺めたり、体験者同志、又知り合いを見つけては談笑されています。13時の開会となり、県連会長の挨拶の後、加賀谷氏、八巻氏、宮内氏による講演会となりました。其々、この猛暑の影響等で体調を壊されていましたが(お一人は御病気の為欠席されました)、65年前の記憶を鮮やかに蘇らせ、極限状態で難儀されたお話や、お考え、平和への思いを切々と語られました。生の証言を聞く機会の殆ど無い私には、衝撃であり、こんなことを二度と繰り返してはならない、と言う戒めの言葉の数々でした。時間の都合やこちらの指示の間違い等で、其々講話が途切れる形になってしまい、お話しされたかった中の何百分の一も出来なかったのでは、と申し訳なく思いました。休憩を挟んで、講師の方々への質疑応答や懇談の会になりました。参加者である抑留体験者の何人かは、話したいことが止め処なく湧き出て来るようで、その思いが胸に迫りました。「日本が我々を棄民したのだと言う事実を忘れるな」との意見も多く出されました。若い参加者達は、「貴重な話が聞ける大切な会なのだから、皆さん長生きして、会を毎年続けて欲しい」とか、「当時兵隊は『九牛の一毛』と言われたそうだが、今の時代だって…」等、様々な発言がありました。勿論、「ソ連憎し、ロシア憎し」の意見や沈黙されたままの抑留者の方々もおられ、益々私達の活動の重要さを感じる一日でした。17時、閉会となり散会しましたが、抑留者から遺骨収集に関するビデオ、遺族の方からは数多くの著書の寄贈があったり、お菓子の差し入れやカンパ等嬉しい励まし、「又やってほしい」との声も数多く続きました。私達も、できるだけその思いに応え、真の「平和・友好」を目指さねば、と感じました。
 

・「サハリン事情講座」
8月1日(日)14:00〜県連事務所で、「ロシア・サハリンの今!」と題して、サハリンから来仙し、東北大学に留学しているスタスさんの、「サハリン事情講座」がありました。サハリンやロシアについての、流暢な日本語でのお話の後、パソコンで私製アルバムを沢山見せて頂きました。スタスさんは、「サハリンは、ロシアは勿論、ニブヒ等の少数民族や朝鮮、中国、日本等様々な文化が交流し合う、ロシアで一番面白い場所」と話され、貧富の差は広がっているものの、石油や天然ガスの開発等で発展が目覚ましいと、胸を張られました。日本との様々な交流も年々深まっている様で、将来はロ日交流に係わる仕事に就きたいと、夢を語られていました。参加者には、サハリンからこちらに移住されているロシアの方も居られて、実は「実家が近所だった!」とか・・・サハリン談義に暫し盛り上がりました。スタスさん、そして暑い中遠くからいらして頂いた皆さん、ありがとうございました・・・ 


・「モノローグ(монолог)」上映会
7月24日(土)16:00〜、県連事務所でビデオ「モノローグ(монолог)」の上映会がありました。ソ連時代に、詩人、俳優、シンガーソングライターとして大活躍したВ.С.ヴィソツキー(В.С.Высоцкий)についてのテレビ番組で、彼の突然の死の半年前に撮影されました。番組の中で、彼は饒舌ともいえる程雄弁に、しかも真摯に語り、歌い、人生において歌がどんな意味を持っているかについて語り、愛について語り、又激しく歌っっています。彼は国民的人気者で、舞台やテレビ、映画に十分出まくっていたにも拘らず、余りにも激しい体制批判故に、生前には殆ど詩集もレコードも出版できず、歌や詩のカセットテープはコピーが繰り返され、手から手へと渡され、ソ連中に広まりました。42歳で夭折した際の葬儀には、何処からともなく20万人もの人々が集まったのだとか。彼の歌を聞けば聞く程、ソ連時代の国民の心情の一端が解る気がしましたし、現在にも又十二分に通ずる歌だとも感じました。鑑賞後、「いまだ日は落ちず」「狼狩り」「奴らは戦場から戻らなかった」の歌を訳詞と対照しながら聴きました。彼のファンなら勿論、そうでなくとも、その歌、詩、声、魅力にどんどん引き込まれてしまいます。魂から絞り出すような声が、何時までも胸に残りました・・・


・「地球フェスタ」、交流の輪広がる!
7月19日(月・祝)、仙台国際センターで「せんだい地球フェスタ2010」が開かれました。今回の出展場所は、「ミンスク」ブース等「世界のうまいもん」が集まっている桜ホールで、しかも、今回はロシアの方(若き美女)も看板娘になってくれたりして、開場前から期待が募りました。開始の合図も分からないままに、来場者が次々に訪れ、向かいの「ミンスク(こちらにもロシアの応援団が)」との相乗効果もあって、旧ソ連の方達も代わる代わる立ち寄って行きます。電子工作キット「ズナトーク」で作ったベズジェホートには、子供達が群がり、マトリョーシカも興味深そうに、ばらしたり組み立てたりして行きます。勿論、ロシアを始め、旧ソ連各地の品々は次々に売れて行きましたよ。パネルでの「会」について活動紹介や国々の紹介にも関心が集まり、スタンプラリーのクイズにも、皆さん楽しそうに答えて貰えました。そして今回も、多くの方々との出会いは、とても嬉しく貴重なものになり、交流の輪が一気に広がったような気がしました。収益もまずまずでしたが、何よりも、多くの方々との出会いが一番の大収穫の一日でした。皆さん、本当にありがとう!!


「ルサルカ-水の妖精の恋(РУСАЛКА)」上映会
 6月26日(土)18:00〜、サポートセンターで第一回目の新作ロシア映画上映会がありました。「ルサルカ(副題は「緑の髪の少女」)」は、2007年の作品で、日本未公開。当協会(本部)が独自に日本語字幕を付けたDVDを、ビデオプロジェクターで上映しました。前もって新聞や情報誌にも広告を掲載し、チラシもあちこちに置かせてもらったせいか、直前まで問合せの電話やメールが続いて・・・、「これは大変なことになるぞ」と、嬉しい心配で身構えていましたが、結局は、そこそこの集客・参加者となりました。只、殆どが会員以外の方達ばかりで、ロシアの方も3名いらっしゃったこともあり、とても新鮮に感じました。 
 映画の内容は、ロシア民話の水の妖精(亡霊)「ルサルカ」の現代版で、話は美しい南の海辺や、目まぐるしい発展と崩壊を続けるモスクワを舞台に、悲喜劇を繰り返しながら進みます。最後は・・・。衝撃的な結末に、参加者には戸惑いを感ずる方も多いようでしたが、現代ロシアや世界のあり方まで、色々深く考えさせられる作品でした。様々な国際映画賞の受賞作品でありながら、ロシア国内でも公開期間が短くて、ロシアの方も「見たかった映画が見られた。感動した!」と仰っていました。尚、(未公開作品で)勿論解説も何もなかったので、慌ててロシア語サイトから荒訳したものを資料としましたが、少しは役に立てて頂けたでしょうか?。又、ご覧になれなかった会員からの要望もあり、機会があれば、別の形ででも、再上映したいものです。


・ビデオ「こねこ(Котёнок)」上映会。
 6月24日(土) 18:00〜、ビデオ「こねこ」の上映会がありました。1997年作のロシア映画で、ある日、子供達がペット市場からただで?貰って来た「こねこ」と家族達の悲喜こもごもの物語を爽やかに描いています。ポポフ監督一家など「家族」ぐるみで制作した、殆どお金をかけない小品ですが、ソ連崩壊後の混乱した社会にほのぼのとした温かみをもたらし、国内はもとより日本でも多くの観客を動員しました。特に、ネコ達は人間の俳優も顔負けの名演技でしたが、わざとらしさが全くない自然さで、全編にわたって圧倒されました。それと言うのも、フェージン役のアンドレイ・クズネツォフは、猫調教の第一人者で、猫達の信頼しきった眼差しが印象的でした。児童映画の部類に入るのでしょうが、こうした作品には、大人も定期的に触れる必要があるのでは、と感じました。
なお、上映後の話の中で、参加者から改めて、「月例会を、もっと参加しやすい日時にすべき」との提案があり、来月からは第4土曜の16:00〜(18:00頃まで)、と言う事になりました。とりあえずは、来月、7月24日(土) 16:00〜は、ビデオ「モノローグ(монолог)」上映会です。В.С.ヴィソツキー(В.С.Высоцкий,)についての60分番組(1980年)です。お楽しみに…


・県連理事会と「ロシア飛び歩き報告会」

6月6日(日)13:00〜市民活動サポートセンターで、県連理事会と「ロシア飛び歩き報告会」がありました。理事会では、役員の改選と当面の活動予定について審議しました。今回理事に選出されたT氏は、「県連の活動にできる限り力を尽くしたい」と力強く述べられました。他の役員はほぼ再任とし、承認されました。地球フェスタ出展についてや、月例会の内容・日時の設定について等の様々な提案もありました。引き続き、金野文彦氏による「ロシア飛び歩き報告会」が開催されました。これは4/29の県連総会で行われた報告の第2弾で、前回同様にDVD映像を見ながらのロシア極東地方訪問報告となり、今回は、チタやハバロフスクの郷土博物館や軍事博物館の展示内容に焦点を当て、特にシベリア出兵や極東共和国関係の資料は非常に興味深いものでした。以前にはあったと言う、佐藤三千夫に関する資料が見られなかったのは残念でしたが、その足跡を映像と解説でほんの少し追体験できた気がした一時でした。膨大な映像資料は、後日又ゆっくりと見せて頂きたいものです。


・「小犬を連れた貴婦人」上映会

5月27日(木)18:00〜県連仮事務所で、ビデオ「小犬を連れた貴婦人」の上映会がありました。チェーホフの短篇小説を映画化したもので、作家の生誕100年記念の作品でもあります。世紀末、避暑地ヤルタでの憂愁に閉ざされた日々、中年の妻子ある男グーロフと人妻アンナとの恋の行方を辿ります。原作そのものも良く完成された傑作ですが、映画もチェーホフの文章さながらに、簡潔単純な映像で二人の想いを切々と謳いあげています。湿気のあるヤルタの雰囲気、朝靄に包まれた山々、雪解けのモスクワ、大きな雪片の舞う中庭・・・等々、印象的な場面も数多くありました。グーロフ役のアレクセイ・バターロフも抑制ある素晴らしい演技でしたが、取分けアンナ役のイヤ・サーヴィナは美しく、知性と繊細さを兼ね備えたヒロインの心の綾を、実に見事に表現していました。難を言えば、モスクワでのグーロフの煩悶が冗長気味かな、とは思いましたが、原作者の文体同様の、読者に想像の全てを委ねる、ラストシーンが胸に染みました。


・「第20回仙台国際ハーフマラソン大会歓迎交流会」
 5月9日(日)10:00〜仙台国際ハーフマラソン大会が開催され、仙台の姉妹都市、ベラルーシのミンスクからも、女子はスヴェトラーナ・クドゥゼリチ、男子はアレクサンドル・サンコの2名が参加し、17位(210人中)と39位(862人中)と、両者とも姉妹都市招待選手中最高位の好成績を上げました。
その日の18:00〜は、江陽グランドホテルで各姉妹都市選手団の合同歓迎交流会が開催されました。ミンスクからは、引率団長ボリス・ヴァシーリエフ氏を含む3名の他、ミンスクから招聘され現在仙台大学で新体操を指導されているマリヤ・マカロワ氏も参加し、同じ「ミンスク」テーブルを囲みながら、宮城ベラルーシ協会の会員を主体とした多くの参加者と様々な会話を楽しみました。壇上では、各姉妹都市と代表団員の紹介や、仙台市側の民族芸能などが披露され、「みちのくよさこい」等には選手たちも飛び入り参加するなど、大いに盛り上がりました。スヴェトラーナさんは3回目の来日、アレクサンドルさんと団長のボリスさんは初来日でしたが、団長さんは何とクナシリ島の生まれで、日本には郷愁さえ感じると仰っていたのが印象的でした。ミンスク代表団からは「бульбаш(ベラルーシ人の俗称/命名には異論もあったのだとか)」と言う名のお酒もふるまわれ、あちこちで乾杯と談笑の声が上がり、写真を撮り合い、お土産や住所などが交換されていました。楽しい宴はは瞬くうちに終わり、参加者たちは名残りを惜しみながら、再会を誓い合っていました。
  (通訳はラーダ先生でした)

・「日本ユーラシア協会宮城県連合会総会」
4月29(木・祝) 14:00〜17:00、市民活動サポートセンターで「日本ユーラシア協会宮城県連合会総会」が開催されました。開会直前の風雨にかかわらず、多くの方々が参会しました。
2009年度 活動・決算報告
2010年度 活動・予算案
「全国総会」報告 
「日本とユーラシア」県連版、「県連ホームページ」について
「ロシア語講座」について
会費納入状況と新入会員について
等が報告され、話し合われ、決議されました。
2010年度活動としては、機関紙(月刊)発行、新作ロシア映画「ルサルカ」上映会、「せんだい地球フェスタ2010」出展、グルジアこども絵画展、シベリア抑留体験を語る会、ロシア民謡を歌う会、 降誕祭体験会、「〈望〉年会と「運命の皮肉」上映会、ロシア料理講習会 定例会等が提案され了承されました。参会者からは、「現代ロシア事情講座等を企画してほしい」、「未来を見据えた、よりしっかりした予算を立てて欲しい」・・・等多数の意見が出され、今後の課題とする事になりました。
その後、 金野文彦氏による「ロシア飛び歩き報告会〜佐藤三千夫を訪ねて」が開催され、DVD映像による興味深いロシア極東地方訪問報告がありました。中々訪れる機会のないチタ周辺の様子やシベリア鉄道の車窓風景など、関心をそそられる映像ばかりで、配布された資料の数々も、佐藤三千夫研究の貴重なものばかりでした。しかし、当方の進行の不手際で時間が足りず、報告も不十分なものになってしまい(本当にすみません)、改めて、金野氏に追加報告して頂く事になりました。(日時などは決定次第報告します)。
尚、今後の活動については、月例会等様々な場で、少しでも多くの会員の意見を合わせながら企画・修正・実行して行きたいと思いますので、今後とも、どうかよろしくお願いいたします。


・「春のめざめ」他上映会
4月22日(木)18:00〜県連仮事務所で、ビデオ「春のめざめ」の上映会がありました。物語は、19世紀のロシアのとある町を舞台に、16歳の少年の愛の葛藤を描き、素朴な使用人の少女と上流階級の隣家の令嬢に対する、純粋な想いと悩ましい感情が幻想的に交錯して行きます。画面は、ルノワールやモネを思わせる動く絵の連続で、後半は特に目が眩むような映像が続いて、登場人物の激しい息遣いまで伝わってくるようでした。この表現手法は、ガラス板に指で油絵を描き、動かす部分(或いは全体)を拭い取っては、再び描くと言う手間のかかる作業を何万回も繰り返すもので、27分の作品を3年半もかけて制作したのだそうです。セルアニメとも大きく異なり、今や主流を占めるCGアニメとは正反対の手法です。監督は、「老人と海」(99)でアカデミー賞短編アニメーション部門賞を獲得したアレクサンドル・ペトロフで、巨匠ユーリー・ノルシュテインの門下生でもあり、通じるところが多々ありました。鑑賞後、監督初期の作品、「雌牛」や「おかしな男の夢」も見ましたが、色彩を抑えた表現方法は、より師匠の作風に近く、こちらの雰囲気の方が好きだと言う方もおられました。どちらにせよ、人間の血がたっぷり通った、温かみ溢れる素晴しい作品でした。


・「復活祭」体験会
 4月3日(土) 23:30より、仙台ハリストス正教会で復活祭が催されました。復活祭は正教ではパスハとよばれる最大の宗教行事で(キリスト教他宗派でも同様)、13日の金曜日に磔刑にされたキリスト(正教ではハリストス)が翌々日に復活したことを記憶し祝う祭で、ユリウス暦(カトリック等ではグレゴリウス暦)で春分の日の後、満月直後の日曜日に行われるので、毎年日程が異なり、今年は少し早いようです。又、ロシア等では、長い冬が終わり、再び春を迎えられる喜びを感じる祭ともなっています。
さて今回は、正教会のお計らいで、日ユ協会の行事としても企画され、参加しました。勿論、翌朝までの夜を徹しての祭事とあって、参加者は数名でしたが、仙台の超都心で厳かに繰り広げられる伝統の宗教行事を、しっかり体験させて頂く事ができました。
ネオンの灯も消えた暗闇のビル街に、そこだけ輝きを放つ聖堂から、聖なる調べが漂ってきます。吸い込まれる様に足を進めると、堂内にはえも言われぬ乳香の香りが漂い、無数のイコンや十字架、燭の灯りの下に、大勢の信徒が参集していました。降誕祭とは違って、ロシア等在住スラブ圏の方々も多数居られます。厳粛な祈祷が始まり、その詞の数々を引き立てるように、聖歌が止まることなく響き渡ります。すると突然、軽やかとも思える鐘の音が響き、十字架を掲げた司祭達の後に続いて、手に手に蝋燭を持った人々が堂外へと列を作ります。外に出ると、鐘楼では、ロシア人の親子が楽しそうに鐘を鳴らしていて、何か思わず感動してしまいました。列はゆっくりと進みますが、風があって蝋燭の灯はすぐに消えてしまいます。その度に、近くの方から灯を借りるのですが、どの顔も皆笑顔で、私も心から嬉しくなってしまいました。掌で風を防ぎながら聖堂入口に集まると、司祭が何やら唱え、皆も答えます。後で聞けば、「ハリストス死より復活を以て死を滅ぼし、墓にある者に生命を賜えり」との意だとか。堂内に戻ると、再び祈祷が始まり、聖歌も曲や歌詞を変えながら続きます。「ハリストス復活」との司祭の詞に、人々は「実に復活」と答え、それが何度も繰り返されます。人々の表情に喜びが満ちた頃、徹夜祷は終わりを告げました。
私は、皆が持ち寄った色とりどりの卵をお土産に、未明の街を家路に着きましたが、実は、その後のパーティーにもお誘い頂いたのですが、日頃の不摂生もあって体調悪しく諦めました。後の事は、最後まで参加されて、クリーチ(復活祭ケーキ)等もしっかり味わわれた筈の、マトリョーシカさんに後日報告して貰いましょう。
この度は、正教会の皆さまの、広いお心とお計らいに、改めて深く感謝申し上げるものです。


・ビデオ「人生案内(ПУТЁВКА В ЖИЗНЬ)」上映会
3月25日(木) 18:00〜、「黎明のソ連映画第2段!」と銘打って、県連事務所でソ連初のトーキー映画「人生案内」(1931年)の上映会がありました。参加者は少なかったものの、80年前の名作(第一回ベネチア映画祭監督賞他)に、改めて感動させられました。「ソ連邦に浮浪青少年がいてはならない。彼等を溌刺として幸福な市民にしなければならない」(レーニン)との主題を基にして、帝政や第一次大戦の遺産であった浮浪児を、労働の中で再教育しようという啓蒙主義的作品ではありますが、革命政権誕生間もなくの、「理想」にメラメラと燃えるような素晴らしい内容です。その上、イワン・クイルラ(ムスタファ)やニコライ・バターロフ(セルゲエフ)、ミハイル・ジャーロフ(フォムカ)他の名演技に、瑞々しい映像や音楽が相俟い、無声映画とトーキーを兼ね備えたような構成の良さも光っていました。浮浪児達の合唱、様々な境遇の子供達、ムスタファとセルげエフのやりとり、コリカの悲しげな表情、哀愁あるフォムカの歌、蛙の鳴く湿地の風景、歌いながらトロッコで行くムスタファ・・等印象深い場面も沢山ありました。
上映終了後、今の日本やロシア、世界の子供達に思いを馳せなつつ、状況は形を変えながらも相似しており、この映画が、80年経った今も尚、古びる事無く輝き続けている作品なのだと感じました。改めて、世界中の子供達、若者達にも見て欲しい、とも思いましたよ・・・
   次回は、4月22日(木)18:00〜、ビデオ「アレクサンドル・ペトロフのアニメ集(「春のめざめ」他)」の上映です。お楽しみに・・・


・ビデオ「運命の皮肉(後編)」の上映会
2月25日(日)18時〜、県連事務所でビデオ「運命の皮肉を(後編)」の上映会がありました。昨年末の「望」年会で上映されながら時間が足りず、再上映となったものです。今回は少人数ではありましたが、「望」年会参加者の他に、初めて鑑賞される方もいらして、映像を流しつつ解説を加えながら前篇を速見した後(お風呂と歌の部分はしっかり見ました)、後編に入りました。悲喜劇を繰り返しながら次第に心を深く通わせるジェーニャとナージャ。麗しいレニングラード(サンクトペテルブルグ)の風景と、味わい深い歌の数々。批判の対象ともなった、郊外の画一的近代建築群も、何故かとても美しく見えました。最後は、白樺の葉っぱのはみ出たカバンが取り持って?、めでたしめでたし。鑑賞後皆が気になったのは、イポリットとガーリャのことでしたが、とても楽しく深みもある娯楽映画で、半世紀近く人々に愛されている訳が少し分かった気がしました。お茶やお菓子を食べながら、「私のお気に入り(ツヴェターエワの詩をプガチョワが歌う)」や、「家には誰もいなくなる(パステルナークの詩をニキーチンが歌う)」等の歌を、原詩や訳詩を見ながら、又、ネットの映像やカラオケで少し歌ってみましたけれど、ちょっと難しかったですね。
次回は、3月25日(木) 18:00〜、ビデオ「人生案内」(監督:ニコライ・エック主演:ニコライ・バターロフ)の上映です。お楽しみに・・・
「運命の皮肉、もしくはいいお湯を」から

・ビデオ「母」上映会
1月28日(木) 18時〜、県連事務所でビデオ「母」(МАТЬ/1926年)の上映会がありました。文豪ゴーリキーが、1902年実際にニジニー・ノブゴロドで起きた事件(闘争)を基に創り上げたとも言われる同名小説を、巨匠プドフキンが見事に映像化した作品です。原作では、社会の片隅に生きる文盲の母が、次第に一人の自立した人間、革命家として成長して行く姿を描いていますが、映画では、それをより単純、簡潔化し、革命の悲惨、困難の向こうに耀く光を、ある意味楽天的に描いていました。バラノフスカヤ(母)やバターロフ(息子)の演技は言うに及ばず、構成、構図も、最近の映像では中々見かけない斬新なもので、改めて、実に素晴らしい名作だと感じました。鑑賞後、初めて見たという参加者達は「84年前とは思えない、新鮮な素晴らしい映画」「描かれている状況は今も同じ」「却って複雑、したたかな社会構造になっている」「私はあんな母にはなれそうもない」等と様々な感想が飛び交いました。「草創期のソ連映画をもっと知りたい」との意見もあり、又何か企画しようということにもなりました。ご期待ください。
 (当時のポスター)

・「望」年会(ビデオ「運命の皮肉」を観ながら)
12月27日(日)13時半〜17時、サポートセンターで、ビデオ「運命の皮肉」を観ながらの「望」年会が開かれました。会場には、ロシアの方お二人を初め大勢の方が集い、それぞれが少しずつ飲食物を持ち寄っての楽しい「会」になりました。「運命の皮肉」は、ロシアの人(旧ソ連人)なら誰でも知っている、大晦日に必ず放送されるドラマですが、きょうは初めての方が多く、皆さん画面に引き込まれるように見られていました。内容はハチャメチャ?の娯楽喜劇ですが、挿入歌の数々は、ツヴェターエワやアフマドゥーリナ、パステルナークやエフトシェンコといった詩人の詩に、タリヴェルディエフが曲を付け、プガチョワやニキーチンが歌い、軽い内容に深みや味わいを鏤めていました。長いので、今回は残念ながら前半しか見られませんでしたが(すみません。後半は二月例会(2/25(木)18:00〜県連事務所で再上映します。貸し出しもOK)、ロシアの人々の心の琴線にほんの少しは触れられたのではないかと思います? 皆さんが作られた本格中華やケーキやパン、漬物や、持ち寄られたお菓子の数々は皆美味しく、上映後は、映画の裏話も聞けましたし、これからの県連の企画についても色々な提案がありましたし、とても有意義な一時になりました。取り分け、集まられた皆さんのロシアや旧ソ連への思いが様々で、県連への思いも多種多様なのだと言うことを改めて感じました。今回提案された「ロシア語講座」については、2010年4月10日(土)開講、毎月第2第3土曜日開催、2〜3時半、場所はサポートセンター、と言うことで話が進みました。何とか軌道に乗せて長続きさせられたら、と思います。来る年は、ユーラシア諸国の方達との交流が益々深まり、諸国関係も一層発展することを願いながら、散開しました。
「運命の皮肉、もしくはいいお湯を」から

・ビデオ「鶴は翔んで行く」上映会
 11月26日(木)の18:00〜県連事務所にて、ビデオ「鶴は翔んで行く(ЛЕТЯТ ЖУРАВЛИ/1時間36分/1957年」の上映会がありました。戦争が齎す様々な悲劇を真向から描いた名作で(第11回カンヌ映画祭のグランプリ受賞作)、私は二度目の鑑賞でしたが、恋人を想うヒロイン・ヴェロニカの一途な恋心と苦しみ、悲しみが胸に迫り、自分も彼女の追体験をしている様な不思議な気持ちになりました。ヴェロニカが戦車の列を突切る場面、ボリスが撃たれた瞬間に見上げる空の美しさ、映画の最初と最後に現れる鶴の群れ等々・・・胸を打たれる場面も幾つもあって、素晴らしい作品だと改めて感じました。初めて見られた参加者が、「『シェルブールの雨傘(第17回カンヌ映画祭パルム・ドール受賞作)』に似ている、と言われていましたが、7年後の1964年の作品ですし、きっとこの映画の影響があったのではないか、とも思いました。
鑑賞後、関連の「鶴(ЖУРАВЛИ/Р.ガムザートフ作詞 Я.フレンケリ作曲)」を、「鶴は翔んで行く」の画面を観ながら、又、Я.フレンケリ自身やД.フヴォロストフスキー、セレブロ(女性3人グループ)等の歌を聴きながら、ロシア語で歌ってみました。訳詞とは違うロシア語の原詞を訳しながらの歌でしたので(いつも通りカタカナ表記付きで)、内容をより理解できたのではないでしょうか。
尚、嬉しいことに、この場で20代の参加者に即決入会して頂きましたよ。


『「来日ロシア人研究会」研究報告会』
10月31日(土) 〜11月2日(月)、「来日ロシア人研究会・東北大学東北アジア研究センター・石巻若宮丸漂流民の会合同研究会プログラム」が開催されました。日ユ協会宮城県連の会員の多くが(私も)「漂流民の会」の会員でもあり、3日間全ての行事に参加したかったのですが、折悪しく当県連主催の『映画「シベリア物語」を観て、ロシア語で「バイカル湖のほとり」を歌う会』、「ロシア民謡を楽しむ夕べ」等と勝ちあい、私は2日目午後の『「来日ロシア人研究会」研究報告会』のみの参加になりました。ポダルコ・ピョートル氏の「映画に見る亡命ロシア人」では、主として満洲国における亡命ロシア人達の活躍にスポットが当てられ、中でも映画「私の鶯(Мой соловей)」(1943年)についての話題で盛り上がりました。その一部をビデオとして見せて頂きましたが、その殆どでロシア語が使用され(日本語は1分も続かない)、主人公の一人とも言えるリューバ役の李香蘭(山口淑子)の流暢なロシア語は、東シベリアの訛りが見られ、その歌い方と共にマリーナ・ラドィニナ(「シベリア物語」の主役ナターシャ役)にそっくりなのだとか。興味深い作品ですし、日本?初のミュージカル映画とも言われ、何とかして全編を見てみたいものだと思いました。檜山真一氏の「仙台俘虜収容所の水兵モケエンコが語るサハリンでの冒険談と日本兵の残虐行為」では、日露戦争時に捕虜とされたロシア人兵士130人余の虐殺事件を、仙台に半年余収容されていたモケエンコの手記と陳述から追ったもので、こうした事実が知られていない日本での研究の大切さを感じました。 倉田有佳氏の「日本の学校で学んだ元流刑囚ビリチの子供達」は、急遽中止となった「シュレイデルのみた東北」(宮崎千穂氏)の代講でしたが、それぞれの運命と共に、流刑地であったサハリンの歴史を改めて考えさせられました。最も期待していた長縄光男氏の「宣教師ニコライの東北巡回」では、興味深い巡回日記について訳者から直接お話を聞くことができ、詳しい巡回路も知ることができて、当県連で進めようとしている「正教と東北との関わり」の研究に大いに役立ち、力付けられました。2日間の講義や懇親会に全て出席した県連のK氏の指摘にもありましたが、「正教布教と自由民権運動との関連性」や「隠れキリシタンとの関係」等についての研究を(私達も)地道に進めていく必要性を痛感しました。今後とも、「来日ロシア人研究会」の方々には、ご指導や情報の交換等をさせて頂ければ、と思います。 


『映画「シベリア物語」を観て、ロシア語で「バイカル湖のほとり」を歌う会』(アンコールイベント)+「ロシア民謡を楽しむ夕べ」
 10月31日(土)17:00〜、うたごえの店「バラライカ」にて『映画「シベリア物語」を観て、ロシア語で「バイカル湖のほとり」を歌う会』(アンコールイベント)と「ロシア民謡を楽しむ夕べ」が開催されました。1、2部合わせて5時間強の、少々きつめ科と思われる大イベントでしたが、本当に楽しい、あっという間のひと時になりました。
第1部の『「シベリア物語」を観てロシア語で「バイカル湖のほとり」を歌う会』は、県連の5月例会のアンコール開催でしたが、立錐の余地もないほどの盛況で、何度も見ているはずの私もとても興奮してしまいました。映画は、戦後まもなくの暗かった日本を明るくしてくれた名画で、歌声運動の中で広まり歌い継がれてきた沢山の名曲が鏤められて、私の様につい口ずさむ方も多くおられました。今となれば、プロパガンダ臭が少し鼻についたり、少数民族軽視の「大ロシア主義」が垣間見えたり等の問題はありますが、人民と共にあるべき芸術の姿を明るく楽しく描いた超一級のミュージカル娯楽映画である事に変わりはありません。参加者に伺っても、とても満足していただけたようでした。又、鑑賞後の「歌」でのロシア語講座は、時間の関係であまり出来ませんでしたが、第2部を含めて、何と3回も皆で、しかもロ語で歌うことができて幸せでした。
第2部の「ロシア民謡を楽しむ夕べ」は、当会の会員でもあるスケさんの名司会で、ロシア民謡・歌曲の数々を堪能させていただきました。中でも私には、秋田からわざわざ来ていただいたヴィクトル先生の「祈り(ブラート・オクジャワ)」や「青いブラトーク」がとても心に染みました。ロシア語と日本語で歌った「鶴」も良かったですね(この曲は来月11/26の例会でも少し勉強します)。ボルシチやピロシキ等もいつになく美味しく、名残惜しみながら最後にも又「バイカル湖のほとり」をロシア語で大合唱して散会しました。
それにしても、様々な人たちが、ロシアの大地や文化、人々を思いながら声や心を合わせることの素晴らしさを実感することができた、素晴らしい「夕べ」でした。
参加された皆さん、バラライカのスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。


<地球フェスタ>大いに盛り上がる!』
9月19日(土)、仙台国際センターで「せんだい地球フェスタ09」が開催されました。
当県連の出展場所は昨年と全く異なり、袋小路の様な所で通行人は皆無に近く、初めは不安に駆られましたが、玄関付近でチラシを配ったり、呼び込みを繰り返したりして、多くの人に訪ねて貰えました。ロシアを始め、旧ソ連各地の品々は次々に売れて行きました。特に、マトリョーシカは今回も大人気でした。「会」についても、写真での活動紹介や国々の紹介に関心が集まっていました。そして何よりも、多くの方々との出会いは、とても嬉しく貴重なものでした。ロシアやベラルーシ、トルクメニスタン他の皆さんにも出会えて、来月の『「シベリア物語」を観て主題歌を歌う会』への参加や来年四月からの「ロシア語講座」への協力も約束して頂けました。お隣の「トルコ」の皆さん等、他の国々の方々とも沢山交流できましたし、とても有意義な一日になりました。 


「ロシアの声ハバロフスク支局の岡田アナウンサーを囲む会」
9/5(土)、仙台駅前の「寿司勝」で、「ロシアの声ハバロフスク支局の岡田アナウンサーを囲む会」が開かれました。会場には、私達ユーラシア協会からも、幹事のマトリョーシカさんを始め3人が参加した他、秋田・露日親善交流推進深沢委員会の方々、遠くは東京、埼玉等からいらした多くのリスナーの皆さん等、様々な方々20名が集いました。「会」は終始、岡田さんの暖かくて楽しいお話を中心に笑い声が絶えることなく、昼食(新仙台名物「漬け丼」でした)や合唱(「ともしび」や「バイカル湖のほとり」を歌いました)を挟んで3時間があっと言う間に過ぎて行きました。私にとっては初対面の岡田さんではありましたが、お会いするなり、長年の友人に再開したような親しみが湧き上がってきました。それもその筈、跳び跳びではありますけれど、もう20年もそのお声を聴き続けているのですから。会場には、うん十年ぶりの親子旅だという、岡田さんのお母様もいらしていて、子供の頃の岡田さんの様子なども伺うことができましたし、美味しい梨やロシアのお菓子までいただいて、日々日ロ交流の架橋として活躍されている岡田さんのお人柄が感じられる、とても有意義な会になりました。


「仙台ハリストス正教会訪問」
7月25日(土)、仙台ハリストス正教会の訪問・見学会がありました。
まず、聖堂に隣接する信徒会館に集合し、その4階ホール中央に展示されている、ワルワーラ・ブブノワのイコン「すべて悲しめる者の喜び」を鑑賞しました。このイコンは、関東大震災で倒壊したニコライ堂の仮設「小聖堂」に飾られていましたが、1962年の解体後行方が分からなくなっていたものでした。昨夏、仙台正教会のセラフィム辻永主教がニコライ堂倉庫で偶然に発見され、この度当正教会に漸く修復展示されたのです。社会主義革命後に描かれた、著名なソ連人画家のイコンとしても貴重なものですが、何よりも、その大きく暗い色調の画面に浮かぶ聖母の顔や眼差しに、悲しみや憂いの中に深い慈しみが溢れる、素晴らしい作品でした。
続いて、聖堂内に案内され、正面のイコノスタスや周囲の壁面に飾られた多くのイコンを鑑賞しました。山下りん作と言われるハリストス像は、色彩や表情共に優しさに満ち、その中にも深い慈愛を感じました。ヨアン広田作のイコノスタスも、荘厳さの中にも日本的な優しさ、親しみ深さが溢れるものだと感じました。
仙台の正教会は、降誕祭(クリスマス)では市民に広く開放していて、我が家でもその厳かな雰囲気に身を浸すのが恒例行事になってはいましたが、内部のイコン等をじっくり鑑賞することは勿論できませんでしたし、個人的にも今回はとても貴重な訪問見学会になりました。それにしても、解説や案内の全ては、クリメント児玉司祭にお願い致しましたが、正教会の歴史や現状、イコン画の見かた等々・・気さくに且詳しく、沢山のお話をして頂き、写真撮影も自由にさせて頂いて、当正教会が市民に開かれた教会なのだと実感できました。今回は、本当にありがとうございました。今後も、当県連と様々な形で交流を続けて行ければ幸いだと思います。また、会の企画としては、こんな形で県内外の他の正教会を訪ねたり、イコン画を鑑賞したり、復活祭等にも参加したりして、正教そのものや当地域との関係等について、もっと知識、研究が深められれば、と思いました。
 (ブブノワのイコンについての解説を聞く参加者たち)

「イコンの世界を知ろう(ビデオ上映会)」
7月18日(土)県連仮事務所で、「イコンの世界を知ろう」と題して、ビデオ「イコン伝説~追憶のエルミタージュ~」の上映会がありました。日本人初のイコン画家・女性洋画家・山下りんを描いた映画(1992年)で、公開当時は、ソ連崩壊後初の日ロ合作映画として話題になった映画でした。私も初上映以来、見たい見たいと願いつつ、叶わなかったものでしたし、様々な意味で、とても感動しました。内容は、想像していた通りの「りん」の一途な性格が良く出ていたと思いますし、来日中のロシア皇太子に贈ったイコンが、数奇な運命の後に、今は、彼女が夢にまで見たエルミタージュに飾られているとの挿話には、胸が熱くなりました。今回の上映会は、ビデオを東京本部から借りようと軽く考えていましたところ、あったはずの在庫ビデオが無くなったとのことで、慌ててあちこち探し回った末に、岩手県連の事務局長 釜澤氏より、「山下りん‐明治を生きたイコン画家」のご本と共に急遽送って頂いたものでした。ここに、改めて感謝申し上げます。
尚、会場の「事務所」は、狭い上に引っ越しも不完全ですが、今後出来るだけ有効に使って行こうと思いますので、皆さん、今後とも宜しくお願いいたします・・・

  (ハリストス復活/エルミタージュ蔵)

『「シベリア物語」(ビデオ)上映会と、
挿入歌「バイカル湖のほとり」をロシア語で歌う会』

 5月23日(土)、「シベリア物語」(ビデオ)の上映会がありました。映画は、戦後まもなくの1947年作とあって、古めかしいものを期待?された方もいましたが、映像も音楽も内容も色褪せることなく、現代にも活き活きと通じる素晴らしいものでした。挿入歌の多くも、「うたごえ運動」の最中に流行ったものばかりで、皆が思わず口ずさみ、映像の内外で日ロ(ソ)の歌の輪が広がっていました。
鑑賞後、感動の余韻が冷めやらぬうちに、挿入歌「バイカル湖のほとり」をロシア語で歌う会になりました。一語一語ロシア語の原詞を訳しながら、日本で広く歌われている訳詞との大きな違いを理解しました。ロシア語など全く知らない方もおられましたが、ふり仮名を辿りつつ、全員一番だけは歌いきることができましたね。
尚、次回からも、ミニ「ロシア語講座」を続ける事になりました。皆さん、お気軽にご参加ください・・・
   

「2009年度県連総会開催!」
 2009年4月25日(土)、日本ユーラシア協会宮城県連合会の2009年度県連総会が開催されました。
07年度活動・決算報告
08年度活動・予算案 
「東北・関東・信越ブロック会議」
「日本とユーラシア」県連版、「県連ホームページ」
等が報告され、話し合われ、決議されました。
出席者は、厳しい社会状況を踏まえながらも、「今年度も新たな気持ちで活動を活発化させると共に、出来る事を地道に続けて行くこと」で一致しました。
2008年度活動としては、機関紙(月刊)発行、月例会の実施、「地球フェスタ09」への参加、、ロシア正教会の訪問・交流・研究、ロシア語でロシア民謡・歌曲を歌う会とロシア語講座、ロシア訪問報告会、ピアノコンサート(ロシア歌曲)、「アンゼラスの鐘(ロシア語字幕)」上映会や在仙ユーラシア諸国民との交流会、等が提案されました。 この中で、「月例会」は5月23日(土)より再開し、毎月第4土曜日に行い(仙台市民活動サポートセンター他)、手始めは県連保有のビデオ鑑賞会(+α)とし、参加者等の希望により内容を変えて行くつもりです。
その後、お茶やお菓子を食べながらのビデオ鑑賞会となり、アレクサンドル・ペトロフのアニメ(「雌牛」「おかしな男の夢」「水の精-マーメイド-」)の、類稀な映像美を堪能しました。
  大雨の中を参会して頂いた皆さん、ありがとうございました。

「ロシア民謡を楽しむ夕べ」
4月18日(土)、うたごえの店バラライカで「ロシア民謡を楽しむ夕べ」が開催されました。全国と地元仙台のロシア民謡ファンが70名程集まり、立錐の余地ない程の盛況で大変に盛り上がり、本当に楽しい「夕べ」になりました。当県連からも、6名の参加があり、ロシア民謡は勿論、美味しいボルシチやピロシ
キ、ウォッカ等に酔い痴れました。こんな素敵な会を企画し、取り仕切られた「仙台ロシア合唱団」団長さん(スケさん)を始め、バラライカのスタッフ、秋田を始め、全国各地から来場された皆々様には、感謝感謝の一時でした。こんな会が、定期的にあったならどんなに素敵なことかと思いました。             
 

理事会、「〈望〉年会」と「ビデオ上映会」について
 十二月二七日(土)十四時より、市民活動サポートセンターで宮城県連の理事会と「チェブラーシカ」(ビデオ)を見ながらの〈望〉年会がありました。理事会では、08年後半の活動が報告され、今後の活動について話し合われました。「チェブラーシカ」の上映は、理事会が長引き十五分遅れで始まりましたが、上手い具合?に遅れて来られた方もいましたし、殆ど初めて見られる方ばかりで、いつも見慣れた館内に「ゲーナの歌」や「空色の列車」の歌が響き、楽しい一時になりました。ロシア等の民芸品も少し販売しましたが、遠方からマトリョーシカやチェブラーシカの人形を求めて来られた方もいて、嬉しくなりました。〈望〉年会では再度、これから希望する催し物等の企画について話題になりましたが、取敢えずは09年初頭から、ビデオ上映会を定期的に行う事になりました。と言う事で・・一月十五日(木)十八時からは同所にて、「ノルシュテイン作品集」を見る会がありました。内輪の会の上、当紙上での予告もなかったので参加者は少数でしたが、初見の方も多く、改めてその豊かな叙情性と映像美に酔い痴れる事ができました。尚、ビデオ上映会は毎月同日時、同所で行う予定でしたが、平日の夜間の参加は皆さん困難な様で、今後は土日の適当な日時に、十分予告の上に催す事になりました。  

【ミンスクから訪問団来仙】「姉妹都市提携35周年記念」        
11月12日〜18日、仙台とミンスクの姉妹都市提携35周年を記念する写真展や紹介イベントが開催され、73年当時、提携の橋渡し役を果した当県連も参加しました(主催は仙台市、宮城ベラルーシ協会他)。ミンスクから副市長等3名の訪問団を迎え、11月15日、駅前のアエルで、ベラルーシ共和国とミンスク市を紹介する催物がありました。副市長の挨拶の後、ベラルーシの歌や踊りが披露され、会場は大変盛り上がりました。会場では、ベラルーシの様々な飴やバッチ、麻藁でできた小物や、パンフ等が配られ、道行く人々も、興味深そうに足を止め、歌に聞き入り、ミンスク紹介のビデオや写真に見入っていました。翌16日には国際センターで、「市民歓迎交流会」があり、ミンスクからの訪問団の他、在仙のベラルーシ、ロシア、カザフスタン等の方々等60名を超える参加者がありました。副市長の挨拶の後、精巧な麻藁人形一対(芸術家による特製)が市に寄贈されました。ベラルーシ製コニャックで乾杯の後、歌や踊りが披露され、特に踊りには、在仙ロシア人や多くの日本人も加わり、前日にも増して大変な盛り上がりになりました。料理は、仙台のベラルーシ料理店「キッチン・ミンスク」の、ボルシチなど様々な料理が並び、本場の方々にも大好評でした。会場には茶席が設けられ、抹茶や和菓子も提供されました。会話は各所で止まる事がなく、交流の輪が幾重にも広がっていました。当県連の参加者も多くの人々と交流する機会に恵まれ、大きな刺激を受けました。又、ミンスクの副市長(35年前の姉妹都市提携時の写真をお渡ししました)や文化部長(歌手兼ダンサーでもある)とは、文化交流等今後の関係強化についても話し合うことができました。その具体化がこれからの課題になりそうですが、ミンスクやベラルーシとの関係が益々深まり、発展することを心から願う、有意義な「夕べ」でした。    

「ニジェゴロド州伝統工芸品展示会」
10/17(金)〜18(土)、夢メッセ仙台で行われた「ビジネス&テクノ東北」において「ニジェゴロド州伝統工芸品展示会」が開催されました。ニジェゴロド州(州都二ジニー・ノブゴロド市=旧ゴーリキー)は、現在、宮城県が交流を進めている州で、州内のセミョーノフ村は、古式マトリョーシカ発祥地の一つであり、村内には、ホフロマ塗りで有名な旧ホフロマ村があります。展示会では、来仙中の工人や工房長が説明に当たり、木工品の他、銀細工、刺繍等が展示、販売されました。マトリョーシカ工房の工人達とは、当県連との今後の交流についても話し合われました。マトリョーシカの起源は東北のこけしであり、其々の中心地でもあるニジェゴロド州と宮城県が交流するのは至極自然です。今後の交流が、市民間でも益々深まる事を期待したいものです。

「地球フェスタ」出展!(交流の輪、広がる!)            
9月21日(日)、仙台国際センターで72団体が参加して、「せんだい地球
フェスタ2008」が開催されました。当県連も初出展、6月に新体制になってから初の、大きな催物にもなりました。 当日は不安一杯の始まりでしたが、その心配も大勢の来場者で一瞬に消え失せ、賑わいは、その後閉会まで続きました。ロシアやグルジア、ウズベキスタン等の物産品は売り切れ続出!で、「どこで買えるの」「いつも売っていて欲しい」との声も数多く聞かれました。協会や県連の活動を、写真(仙台‐ミンスク姉妹都市交流や佐藤三千夫顕彰碑建立、アルメニアやキルギス、ロシアの民族アンサンブル公演等、これまでの各行事)、ポスター、地図等を使って紹介したパネルにも、多くの関心が集まり、質問の数々にも、汗をかきながら対応する一日でした。そして何より、会員を始め、多くの方々との出会いが、一番の収穫でした。中でも在仙ユーラシア諸国民(ロシアやトルクメニスタン、ラトビア、ベラルーシ、ウズベキスタン・・等)の方々との出会いや交流は、殊の外有意義なものになりました。閉会の間際には、当会を初めて知ったと言うロシアの方が、今後の協力を申し出てもくれました。初めて会った会員の方々にも、売子や説明員になって頂いたり、今後の活動についても話し合うことができました。取り敢えずは、会の再出発として、大成功の、とても貴重な一日でした。尚、物産の購入についての要望が強かった事もあり、その後ホームページからのネット販売も始めています。

「県連l理事会(「地球フェスタ」の打ち合わせ他)」
 2008-08/28、日本ユーラシア協会宮城県連合会の(臨時)理事会が開かれました。
主として、9/21(日)に迫った「せんだい地球フェスタ2008」の打ち合わせになりました。当日は、10:00〜16:00(国際センター)の予定で、写真などによる当県連の紹介、展示や物産品の販売を行います。販売商品は、マトリョーシカやチェブラーシュカなどの関係商品、ジャム、酒類(主に会員向けのワインやブランデー)などになる予定です。大勢の方の参加と、その場が多くの方々の交流の場になってくれれば、と思います。
(販売予定ののマトリョーシカマグネット・400円)
他に、新聞やホームページ作成の問題点や、今後の催物の企画・内容についても話し合われ、毎月の定例会開催も提案されました(開催日時や内容は後日お知らせします)。

「2008年度県連総会開催」
2008年5月17日(土)と5月31日(土)の二日間にわたって、日本ユーラシア協会宮城県連合会の2008年度県連総会と理事会が開催されました。
07年度活動・決算報告
08年度活動・予算報告
規約改正・会費改正
役員選出     
等が報告され、話し合われ、決議されました。
出席者は、2007年末、長い闘病生活の末に吉田健事務局長、服部文男会長が、相次いで逝去されたことに改めて哀悼の意を表し、それに伴い止むを得ず停滞していた活動を、新年度は新体制で心機一転、活発化させることで一致しました。
2008年度活動としては、機関紙(月刊)発行、国際友好諸団体との交流、在仙ユーラシア諸国民との交流などが予定され、活動案として、「ロシア料理を作る会」「ロシア民謡を歌う会」「シベリア抑留展」「各種学習会」「映画(ビデオ)鑑賞会」「物産販売」等が提案されました。

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